トリュフの「味」
2006年2月25日(土) 22:09:02
昨晩、生まれてはじめてトリュフを囓った。
もちろん香りをかいだことはいっぱいあるし、スライスを食べたこともたくさんある。でも、舌がちゃんと味として認識するには極薄スライスではやはり足りない。ある程度のカタマリをもしゃもしゃ食べないとわからない。※トリュフのパイ包み焼は食べたことがあるが、あれはソースの味が強くトリュフそのものの味はわかりにくい。
シェフがこぶし大ぐらいの黒トリュフを出してきて、生のままトンットンットンッと三等分し「ハイ」とお皿で出してくれる。岩塩も横に出してくれるがそんなものいらない。あぁ切り口から立ち上るこの香り…。おもむろにガリリと囓る。うおお。こういう「味」だったのか。このくらいの分量を食べるとなんとか味がわかる。まぁ無味に近いのだけどちょっとナッツぽいエッチな味が濃厚な香りの向こうにある。へぇ〜。
その店では肉のいろんなパターンを次々出してもらった。生レバー、生姜焼き、ステーキ、ハンバーグ、牛丼、カレー。その上、あわびも牡蛎フライも食べた。食べ過ぎ。でもきわめてキレイで雑味のない肉なので、胃にまったくもたれない。すごい肉だった。ハンバーグは石垣島の「パポイヤ」のA-5石垣牛100%ハンバーグと同等かそれ以上。牛丼は牛丼観がかわる味。牛の生姜焼きも目鱗だった。うー、まいった。
残りでステーキサンドとハンバーグサンドを作ってもらって、今朝家族で食べたが、優子も響子も「こ、これなに?」と驚いていた。一晩たっても柔らかすぎて口の先で溶ける。柔らかいのがいいとは思わないが、ここまでキレイだと驚かざるを得ない。香りも高い。
合わせたデュニ・モルテのジュブレ・シャンベルタン2003もこれまたキレイで雑味のないワインで「キレイだなぁ」と嘆息しながら食べ、飲んだ。そういえば造り手デュニ・モルテは去年12月に自殺してしまったとか。この死に関してはいろんな噂もあるようだけど、どちらにせよすごい造り手を失ったのだなぁ。
