植草甚一は48歳からジャズを聴き始めた

2006年1月13日(金) 8:18:21

一般に街歩きとジャズで知られている植草甚一だが、ジャズは48歳から聴き始めたそうだ。
まぁ彼の場合、やり始めたらとことん、という部分はあるけど、それにしても48歳からあそこまでとは。それを考えたらいつ始めても遅いということはないなぁ。

というか、始めるに適した時期というのはある気がする。早ければいいというものでもない。
例えばボクには京都の割烹とか料亭とかフランスの三つ星とか、もっと歳をとって自分の格と経験が追いついてから回り始めたいと思っている食分野がある。若い間に経験する良さもあるとは思うが、ボクにはまだそこが居心地よくなっていないし、まだまだそういう場を自然に楽しめるようになるための人生経験が足りないと思っている。

他にもオペラや歌舞伎、お能、それに一部の本とかも、ある程度の年齢になるまでお取り置きしてある。まぁ少しずつ見始めたりはしているが、本当に楽しめるようになるのはあと10〜15年くらい経験積んでからなのだろうなぁとか思いながら見ていたりする(それだけ長生きすると仮定しての話になるけれど)。

植草甚一はたまたま48歳からジャズを聴き始めたのだろうが、きっとその数年前でも数年後でもダメだったのだと思う。街歩きや読書の経験量とジャズとの出会いがぴったり重なったのではないか。

ま、結局、それを始めた時期がその人にとってそれに一番適した時期、ということなのかもしれないけど。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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