靖国参拝

2005年10月18日(火) 7:26:36

仕事に見切りをつけ予定通りニューヨークに行ってきます。見切り離陸。間に合わない企画書は飛行機内でやって向こうからメールしようっと。

ところで小泉首相が靖国に参拝しましたね。
参拝の是非についてボクの私見は書かない。首相が参拝することについては各自いろんな意見をお持ちだろう。自民党が圧倒的多数で大勝したあとだけに、なんとなく拒否感を持つ人もいるかもしれない。

ただ、基本的に「靖国参拝を他国にとやかく言われる筋合いはない」とは思う。その是非はあくまで自国民が判断すべき問題だ。

まず「他国からの宗教干渉は全世界的に超非常識」である。あのブッシュですら絶対やらない。靖国神社への参拝は日本の神道に則ったもので、死んだら誰でも神になるという日本固有の宗教である。
次に「A級戦犯の罪は国際法上償われている」。A級戦犯も合祀されているから問題だと言う人が多いが、日本はサンフランシスコ講和条約第11条の決定に従い、昭和28年に「戦争犯罪による受刑者の赦免に関する決議」を与野党全会一致で可決している。中国を含む関係11ヶ国の了解も取り付けている。すでに戦犯はいないのだ(まぁそれ以前に事後に戦犯を規定した東京裁判は「違法」であると当事者のウエッブ裁判長もマッカーサー元帥も明言しているが)。元戦犯は国内外から免責され、結果として靖国神社に合祀された。中国も韓国もこの事実を知った上で日本と国交を回復した。これは歴史的事実である。

日本の戦後は平和を願った60年である。平和憲法を持ち明確に戦争を否定している。心配してくださるのは有り難いが、表立った「強い反発」や「非難」はやりすぎではないか。少なくともわが国の代表は、平和を願い、二度と戦争をしない誓いの元に、国の宗教の伝統に則って行動している。その是非はあくまでも自国民が判断すべき問題だとボクは思う。

では。行ってきます。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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