地震、そして「義経千本桜」

2005年7月24日(日) 13:50:47

震度5弱の地震。揺れた瞬間、まず娘の部屋に突っ走った。一番優先順位を高く置いているものはなにか、が、こういう瞬間に顕在化する。なるほどボクにとってはソレらしい。

話は変わるが、先週、超久しぶりに歌舞伎を観た。
「親子で楽しむ歌舞伎教室」というのが国立劇場であり、家族3人で行ってきたのだ。演目は「義経千本桜 河連法眼館の場」。主演の忠信役は市川右近。NHK大河ドラマ「義経」を欠かさず見ている娘にもわかりやすいし、歌舞伎の前に丁寧で面白い解説を役者さんがしてくれるし、演目自体もカラクリが多い楽しいもの(忠信は空飛ぶし)。娘の初体験には最適であろう。と思ったらなんと妻も初体験。ふたりとも相当楽しんでいた模様。

このところバレエとか観る機会が多いので同じ舞台芸術としてどうしても比べてしまうが、歌舞伎はバレエに比べて空間の使い方と諧謔に優れていると思った。もちろん表現方法が違うので比較はナンセンスなのだけど、横の広がりや奥行き、花道の使い方、ユーモアの散りばめ方、緩急のつけ方など、バレエとはまた違う心地よさ。超絶技巧もいろいろあって見せ場は多い。あ、それと、客席との一体化な感じもバレエとひと味違うかな。

思わず帰り際に次回の公演や文楽などのポスターをチェック。少し囓ってみようかしら…。と、いいつつ、今晩は岩田さんのバレエ。白鳥の道化を踊る。楽しみ。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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