シアワセの真ん中

2005年6月27日(月) 7:39:37

娘のピアノ発表会。今年はバッハ。サッと聴いてサッと帰る。演奏自体はきちんと表現できていたと思うが、照れたようで最初と最後の挨拶が出来ていない。舞台で弾くピアノというものは「お客さんのために弾く」のだぞ。挨拶がきちんと出来ないのはそれがわかっていないということだ。と、小五に無理な注文をつけてみる。うはは。そりゃ無理だ。つか、照れるお年頃でもあるし。

このタイミングに合わせて関西から優子の両親が上京。夜は我が家に両家の両親が揃い、孫(響子)も含めて賑やかな宴に。大病した義父も元気にお酒を飲んでいた。両親4人が健康だったりとても仲が良かったりするのって、得難いシアワセなのだろうな。と、酔ってボンヤリした頭で考える。シアワセの真ん中にいるときはシアワセとは気づかないもの。

寝る前、響子が寄ってきて将来のことをいろいろ聞いてくる。
「大人になったら絶対に何か仕事を持たないといけない」ということが実感としてわからないらしい。そりゃそうだろうね。でも、何かのプロになってお金を稼がないと、生きていけないんだよ。だってホラ、パンだってアイスだってお金かかるじゃん。うん、アルバイトだってお金は稼げる。でも一生それをやるとなると……と、シミュレーションしてやる。
学校や受験が大切なのは、仕事の選択肢を大きく広げられるから。逆に将来やりたい仕事が決まったのならすぐ準備にかかった方がいい。学校に行く必要すらない(本当に決まったのならな)。一番もったいないのは鍛えるべき時間をボンヤリ過ごしてしまうこと。など。
最後の方は半分うつらうつらしてたな。ま、今度もっとわかりやすく話してやるよ。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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