ナポリ サン・カルロ歌劇場オペラ「ルイーザ・ミラー」
2005年6月22日(水) 10:52:31
昨晩はナポリ「サン・カルロ歌劇場」の初来日公演を観劇。演目はヴェルディの「ルイーザ・ミラー」。
オペラってとにかくお金かかるし、いまは他にも沢山やりたいことあるし、老人になってからの楽しみにとっておこうと考えていたのだが、このところなぜか縁があるのと、「果たして老人になってオペラに行くお金の余裕なんかあるのか」という素朴な疑問もあり、少しずつ「自分内解禁」をしている。昨晩はうまい店対談を一緒にしている伊藤さんと。むさい大男ふたり並んで観劇。
いやー。ちょっとビックリしました。世界のトップレベルとはこういうことかと打ちのめされた気分。ここまですごいなら高いお金払ってでも見続ける価値がある。圧倒的な表現と声量をこの身全身で浴びる喜び。ホントにそんなにすごい歌い手なの?となぜか疑ってかかっていたソプラノのフリットリも第二幕あたりから本領発揮でべらぼうブラボー。最初は線が細くて大丈夫かと思われたテノールのサッバティーニも終わりに行くに従ってとんでもない。伯爵役もミラー役もヴルム役も実に良かった……あ、キャストを書いておこう。
ルイーザ:バルバラ・フリットリ
ロドルフォ:ジュゼッペ・サッバティーニ
ヴァルテル伯爵:ジョルジョ・スリアン
ミラー:ステファノ・アントヌッチ
ヴルム:ナターレ・デ・カローリス
フェデリーカ:アンナマリア・キウーリ
管弦楽・合唱:サン・カルロ歌劇場
指揮:マウリツィオ・ベニーニ
演出:カブリエーレ・ラヴィーア
美術:カルメロ・ジャンメッロ
とてもいい席が手に入り、それも感動の一条件であることを知った。二階奥とかだと全身で浴びれない。
さすがに人気の公演だったらしく、顔だけ知っている文化人とかも多数来場していた。近くに林真理子、壇ふみ、渡辺貞夫とかがいたり。あ、オペラ評論家(ボクにとってはオーディオ評論家)の黒田恭一もすぐ前にいた。
終演後、深夜に六本木の「鮨なかむら」にふたりで流れる。オッサンふたり、ちょっと夢心地。きもい。
