願わくば 桜の下にて春死なん
2005年4月21日(木) 7:22:11
高田渡、丹羽文雄、岡本敏子と相次いで訃報。と思っていたら奥山貴宏も。あぁ桂文朝やブレイザーも亡くなったんだ。季節の変わり目ということか。でも、不謹慎かもしれないが、春に死ぬのはいいな。願わくば 桜の下にて春死なん。今年って寒かったせいか一気に春が来て花が一斉に萌え立ったよね。こんな春の一日、昼メシでうまい鮨を腹一杯食べ、あぁ満腹だと腹さすりながらの帰り道。イヤホン埋め込み式常時接続の最新型iPodからはキース・ジャレットの「ケルン・コンサート」1曲目。ふと見知らぬ小道で手入れの行き届いた庭を見つけ、花々を愛でる。花ってこんなにきれいだったっけ。見上げると散り始めの桜。「あぁ人生ってやっぱり美しいなぁ」と腰をトントンしながら背中を伸ばし桜越しの青空に目を移す。その瞬間「ウッ」と。心臓発作。立ちくらみのように頭からすぅと血が抜け「あ、死ぬのか?…でもわりと気持ちいい」とか思っている。目に映った最後の映像はひらひらと大きく迫ってくる数片の花びら。暗転。無……うはは。こんなんがいいな。
きれいにしているばっかりに庭先で大男に倒れられる家主よ、スマン。
