「ヤスケンの海」

2003年06月05日(木) 6:35:02

毎日涼しく、しあわせを噛みしめている。暑いのが嫌いなのだ。例年、失ってはじめて涼しさのありがたみがわかるので、いまのうちに思いっ切りしあわせを感じておく。うひょひょ〜、朝晩気持ちいいぞ。

「ヤスケンの海」読了。奥さんであるまゆみさんの魅力についての言及をはじめ、安原顕の体臭に近い部分の記述が少なく、著者(村松友視)との仕事関係を中心とした内容になっているので、ヤスケンの表面的な部分しか浮かび上がってこない評伝になってしまっている。しかも死後評伝一番ノリを目指した出来の荒さがある(幻冬舎っぽ)。ただ、著者はヤスケンが中央公論にいた頃のエピソードを誰よりも知っているので、その辺の話は実におもしろい。ヤスケンの人生を追った評伝にしないで、ヤスケン-ムラマツの編集魂血風録みたいな感じにテーマを絞って書いていたら傑作になったかも。
しかし…。ヤスケンを失ったのは大きい。個人的にも出版界的にも。

ページの先頭に戻る過去ログ一覧

メニュー

satonao◆satonao.com
メールをくださる方は上記の◆の部分を@に換えてお送りください(スパムメール対策)。

メールをくださる方へlinkyuko昼メシ連載

明日の広告
「明日の広告」
(アスキー新書)5刷発売中!
くわしい内容などはこちら

沖縄上手な旅ごはん
「沖縄上手な旅ごはん」文庫版 (文春文庫)発売中!

人生ピロピロ
エッセイ集「人生ピロピロ」(角川文庫)発売中!

沖縄やぎ地獄
「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)発売中!

うまひゃひゃさぬきうどん
「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本)発売中!

 →著書一覧はこちらへ

Google Sitemaps用XML自動生成ツール

Special thanks to Minoru Yoshida, Yusuke Kitani.