ポルトガルからのケータイ・メール中継

2007年10月24日(水) 7:28:46

会社の後輩がポルトガルに行っている。
行く前に旅程について相談に乗ったので、「何か疑問や困ったことがあったらメールでもしてね」と、ケータイ・メールを教えておいたのだが、海外とのリアルタイムでのケータイ・メールのやりとりって、なんだか楽しいね。あっちは海外でも使えるケータイで、ケータイからメールをくれるのだが、「いま、オビドスのポサーダに着きましたー」とか、仕事中にリアルタイムでメールが入るこのシズル感。日本のオフィスでポルトガルの空気をリアルに想像する楽しさ。あぁあのポサーダのあの部屋に「今」いるのかぁ、とか具体的に想像できるし。

昨日はその後輩にトラブルがあって、夕方からずっとトラブル中継を楽しんだ。
「リスボン空港に帰って来ましたが、パイロットのストで飛行機が飛びません。マラガへ飛んでグラナダへバスで行く予定が…。いま今日中にリスボン→グラナダに行ける別の方法を探している最中です。参りました…」
大丈夫かなぁ、と心配するメールを送ったら「ありがとうございます。まぁなんとかなるでしょう。陸路を考え中です」とわりと楽天的な彼女。

心配しても仕方ないので、陸路でポルトガルからスペインを越える楽しさを書いて送ったら、「なんだかんだありまして、結局空港からタクシーでグラナダに向かっています。これはビックリですよねぇ〜。飛行機と変わらない金額なので。。。いまちょうどアレンテージョ地方を走っています。天気もいいし超快適。運ちゃん=フェルナンドさんもとても親切。SAに寄ってエンジンオイルを交換したり茶菓子を買ったりして楽しいです。道もすいていて安全運転。うーん……プライスレス」と、楽しいメール。ケータイならではの中継だぁ。

アレンテージョは超大好きな場所なので、うらやましい、と返事を送ったら「スバラシイですね〜。牛や羊が気持ちよさそうに寝そべってます。いまは南端を東に曲がり、ファロに近づいています!」と。
本当はアレンテージョに行く予定がなかった彼女たち。良かったね。トラブルって旅を数倍思い出深くするから、きっと長く記憶に残る旅行になることでしょう。いまヨーロッパは深夜か。グラナダには無事に着いただろうか。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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