写真部

2007年6月29日(金) 5:58:54

娘は「写真部」に決めたようだ。
通っている中学高校は部活が必修。体験入部とかの段取りを経て、結局初志貫徹したようである。

インターネットの出現で、これまで受け身な受信者だった普通の生活者が能動的な発信者になれるようになった。しかも国境を越えて瞬時に発信できる。まぁいまのところまだブログやサイト、YouTube程度の発信ではあるが、今後の可能性も含めて、これは人類にとって根本的&恒久的な変化だと思う。

そんな時代、写真をはじめ、映像やイラストなど、世界にそのまま通用する(つまり言葉の壁がない)コミュニケーション手段を持っているのはとても強い。
例えばボクの文章は世界には通用しない。どんなに想いを込めて書いても、アメリカ人にもポルトガル人にも伝わらない。日本語だからだ。でも写真は見せれば通じる。想いもメッセージも共有できる。実際、ポルトガルで知り合ったイタリア人は、ボク達がポルトガルで撮った様々な写真をまるごと欲しがった。CD-ROMに焼いて送ったが、そういうことが写真の場合は起きる。言葉の壁を越えて何かが伝わるのだ。

ま、そんな理屈は置いといても、写真は単にアート分野として楽しい。
部活といえば体育会系、というイメージしかないボクではあるが、写真部というのはちょっとうらやましい。ちゃんと活動して、人に想いを伝えられる写真が撮れるようになるといいな。

ちなみに佐藤家でもこれを機会に「写真部」が結成される(父と娘のふたり部員)。きもいか。きもいな。まぁいいや。でも撮影旅行とか、娘に迷惑がられない程度に行うつもり。だってボクもこの機会にちゃんと勉強してみたいんだもの。暗室もやってみたいな。物置を改造するか。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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