奇跡のイベント
2004年12月 6日(月) 10:05:58
スラムダンク・ファイナルの最終日についていろいろ書こうとは思うのだが、言葉が出てこない。
あんなにいいオーラにあふれたイベントは経験がない。
お客さんが帰った後、井上雄彦さんがひとつひとつ教室の黒板を消していく。それを3日間がんばったスタッフたちが万感の思いを胸に見守る。儚く消えることこそ企画の本質ではあったのだが、それはまるで人生の時間のようだった。描いて消す。濃厚に描いてサッと消す。そして二度と戻らない。そういう営み。
感想ノートに書かれたお客さんの言葉にこういうのがあった。
「いまこの時代、この場所(日本)に生まれてきて本当によかったと心から思いました」
ガツン。頭を殴られた。ボクは少し勘違いをしていたようだ。もやもやとしていた目標がいきなり明確になった気がする。ありがとう。ボクに出来ることを、最大限、やる。
家を出る前に、東京地方過去最高の強風のためか停電があり、メイン・マックがブチッと切れたまま出かけざるをえなかったのだが、深夜に帰ってきたらヤツは死んでいた。昨日〆切の原稿、すっ飛び。書きかけのもろもろ原稿、すっ飛び。善後策たたず。腰もたたず。ベッドで人生を想うのみ。
