自分が蒔いた小さな種

2004年9月 9日(木) 9:59:54


22年前、大学2年の時。大学のあるクラブから独立し、数人で新しいクラブ(スポーツ系)を設立した。初代幹事長になった。わりと理想に燃えて運営し、いま思うといろんな失敗や後悔や赤恥もあるが、それなりに楽しいこともあった。いわゆる青春の1ページ。というか、もうクラブを作ったことすら忘れていたよ。卒業後ボツ交渉になっているので、いまどうなっているかも知らなかった。当然もうないと思っていた。
そしたら昨晩、偶然いっしょに飲んでいた人がそのクラブに入っていたことが判明。12歳違う人なので、ボクが卒業したずいぶん後にそのクラブに入ったことになる。なんと100人くらい部員がいたらしい。いまでも年数回集まるらしい。とてもいいクラブだったらしい……。自分が蒔いた小さな種が図らずも花開いてることを知った瞬間。いまでも大学で誰かがボクのクラブで活動している不思議。この気持ちをなんと表現すればいいだろう。いろんなことが思い出されてちょっと泣きそうになった。みっともないから我慢したけど。
大学の時のクラブって大事だ。ボクたちが作ったクラブで一回きりの貴重な青春を過ごした人が存在することを必要以上に重くうれしく受け止め、すっかり泥酔してしまったボク。後輩よ、また飲もう。それと、クラブに入ってくれて、どうもありがとう。しくしく。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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