「大書店に行ったのに見つかりません」 「町中の書店を見回ったけど置いてなかったよ」 「一体どこにあるのでしょう」・・・ 探していただいているみなさん、すいません! 配本はとっくに済んでいるはずなんだけど、まだ書店の倉庫に入ったままのものとかあるのかもしれません。 それと、やっぱり大書店以外は置いてないようです。 そのうえ「旅行のコーナー」「グルメのコーナー」「新刊のコーナー」「エッセイのコーナー」など、書店によって置いてあるところがバラバラなんですよね。 ボクも、大書店で探し歩くこと20分。やっとエッセイのコーナーに見つけたりしました。 ![]() 大阪三省堂ディアモール店ではエッセイコーナーに。 ちょっと上には光栄にも須賀敦子がずらずらと。 ![]() 大阪ドウチカ旭屋書店では旅行コーナーに。 ボクの会社に近いせいか知り合いが買ってくれたらしく今は売り切れ状態。 ![]() 東京八重洲ブックセンターではグルメコーナー。 「恐るべきさぬきうどん」などと一緒に、さぬきうどんコーナー状態。 (『恐るべき』は全国発売したんだねぇ。ちなみに第4巻に当たる地図本「全店制覇」も出てました) ![]() 東京日本橋の丸善ではグルメコーナーに。 平積みではなく1冊だけこそっと。 小さい書店では僕の知る限りまだ見てません。 でもねぇ、普通の本なら本屋で見あたらなかったらカウンターのところで注文すればいいんですがねぇ・・・ なにしろ > 顔見知りのお姉さんが沢山いる本屋さんで > 「さとなおさんの”うまひゃひゃさぬきうどん”」はありますか? > と聞く事は、、うーっ。。。私どうしても出来ません。。。。(ごめんなさい) > これを尋ねるのは○○○や○○○○(任意のの単語をご想像下さい) > という言葉をいうのと同じくらい勇気が要るような気がします。。。。 とか > それにしても「うまひゃひゃ」を本屋で購入する時は恥ずかしかったです。 > 「あのー、この本を探してるんですけど」と店員の若い女性にメモを渡したとたん、 > クスっ笑われてしまいました。 > お願いですから次の本はもう少しまともな、 > どこへ出しても恥ずかしくない題名をつけてください。 > エロ本買うより恥ずかしいです。 こんなメールが来てしまう題名なだけにねぇ・・・しくしく。 でも! 対人恐怖症の人や赤面症の人の克服訓練には最適かも。 そこでこれを読んでいるちょっと気が弱いアナタ! そんなことではこれからの人生、ヨワヨワよ。 ぜひ、書店のカウンターで大声で「うまひゃひゃさぬきうどん下さい!」と叫んでみよう! しかも、「著者は?」と尋ね返されるので「さとなお!」ともう一度大きな声で叫び返そう!! これでアナタも赤面克服! ・・・ちなみに「それだけインパクトがある題名なのだ」ということで作者は無理やり納得することにしました。あしからず。 ほら、椎名誠のデビュー作「さらば国分寺書店のオババ」だって恥ずかしいじゃん。こんなもんなのよ。(・・・つうか、もう取り返しがつかん) ついでにメールなどで多かった質問・感想などをご紹介しましょう。 ■表紙の絵は似顔絵ですか? 違います。似ても似つきません。 なぜああいう絵になったかは、こんど黒田さんにお会いしたときに質問してみますね。あまり深く考えて描いてはいないと思うけど。 ■カバー折り返しのカラー写真は誰が? ボクが撮りました。うどん屋めぐりの時にコツコツと。きれいでしょ? デジカメで撮ったとは思えないよね。自分でもびっくり。フラッシュ無しの接写であそこまできれいに出るとは思いませんでした。やるねぇ、デジカメ。フラッシュ無しだから隠し撮りできるし。 ちなみにソニーの「Cyber-shot DSC-F2」です。 でも書店でカバーをつけられてしまってその写真には気がつかなかったという人もいるみたいだけど。 ■本当に1日11軒も食べたのですか? 相変わらずこの質問は多いな。ちょっと前の日記をご覧下さいね。 あ、そういえばこんなメールが来たんだった。まだお返事書いてないけど、記録を抜かれてなんかホッとしましたよ。「化け物」疑惑が薄れるし。 > 私の一日最高記録は12店でした。 > しかし、廻ってまわろうと思えば20店近く回れると思うので、 > この記録は「さとなおさんの本が出る前の記録」として申請したいと思います。 ていとくさん、今のところあなたが日本一よ。 ■寄稿陣がみんなおもろいねぇ。 そうそう。これは自慢。 安師範も香子さんも美耶子さんもみんな異様に達者なうえに文体もそれぞれ違うから面白いでしょ? この3人を選んだ自分の選択眼にまず惚れますね。いや、マジで。 ねぇねぇお三人方ぁ〜。そのうちみんなでオフミしましょうね(黒木さんも呼んで)。 ■縦書きにすると本当に印象が違いますね。 うんちがう。いや、「うんちが、う!」ではない。うん違う。 ありがたいところでは > 一気に読みました。 > ホームページのものとダブる内容がたくさんあったにも拘らず、 > 何だかそれはまた違う読み物を読んでいるような気がしました。 > さとなおさんが言うように、それが縦書きのせいなのか、 > それともお休みを費やして書き下ろしに工夫をされたせいなのか、 > よくわからないのですが、ホームページとはまた違ってとてもよかったです。 > 会社のデスクの引き出しに入っている、口寂しいときに食べる梅こんぶを、 > あるときお湯のみに入れて、お茶を注いで飲んだときのような、 > 知っているには知っているけど、でもまた違った味とでもいいましょうか、 > とにかく、「おいしい」読み物でした。 > だから、ホームページの読者の皆さんも、「もう知ってる」なんて言わないで > 是非手にとって、そのお味を楽しんで頂ければなぁと思っています。 きびしいところでは > いやー、たしかにさとなおさんの > おっしゃった通りです。 > > 横書きと縦書きでは雰囲気が全然ちがいますね。 > > モニターの中で読んでるときは大笑いしたのに、 > 本の形で読むと、こっちが変にクールになっちゃって、 > 心なしかギャグが寒かったのは困りものでした。…… というご感想。 まぁいまのところ8割方は「縦書きで違和感はあったが面白かった」っておっしゃってくれてますが・・・。ウェブを全く読んでいない方からの感想は「改行や大文字を使ってあるのが新鮮」というのが多いです。確かにああいう書き方は既存の本には少ないかもしれません。 スクロールするパソコン画面に比べて、目に一度に入る量が多い本の活字は、やはり文章自体の印象がガラリと変わります。 実は「256ページ内に収めてくれ」という出版社側からの要望があり(紙の都合で16の倍数が印刷に効率的)、改行や大文字を当初思っていたよりは使えていないんです。 当初はもっと改行スペースをぐわーっと使って、ページの半分くらいは空白であるとか、そんなレイアウトに無謀にトライすることも少しは考えていたんですが・・・まぁ前回の日記でも書いたように間抜けになる、ということもあったけど、ページ制限が理由としては大きかったですね。 いわゆる「ウェブ文体をそのまま出版してみる」という実験・・・。 もしそれが出来ていたらもっともっと印象が変わってたでしょう。 一応すべてのページ・レイアウトはボクが自分でしました。 改行の位置、行数の指定、大文字の指定など、ほとんど。 縦書きワープロ(ORGAI)でページ構成を1からしていったんです。一行何文字か一頁何行か聞いて、きっちりレイアウトして送稿しました。目次も自分で作ったりして・・・。 そりゃ、時間、かかるわなぁ(コスモの本の石田社長は「楽だぁ」と喜んでくれましたけど)。 ついでにイラストや表紙などもほとんどボクが指定して作ったので、わりとイメージが近い本に仕上がりました。 また、「…」のかわりに「・・・」とか、カギカッコの中の改行を頭一文字分下げるとか、わりと出版に際してタブーとされていることもいろいろ実験してみたりして。 しかし、元原稿をウェブで読まれている、というのは予想以上に恥ずかしいですねぇ。 > 特に僕はHPを読んでいるので、 > 「あ!ここ、さとなおさん、直してるな。 > 確かに僕も引っ掛かってた・・・うんうん良くなってる!」 > とか、 > 「ウエブ文体ではスクロールを上手く使ってあったけど、 > 今度はページめくりを上手く使ってあるな!」 > とか、 > 普通の本にない楽しみ方ができました。 うーん・・・ヒトの推敲を分析しないように。 ■あっという間に読めますね。 まったくねぇ。 ボクの知っている限り「1時間半で読了」という人がいたからねぇ。 半日かけて一所懸命作った料理を5分でパクパク食べられちゃったような気分。 でも、もともとウェブに発表していた文章ですから「読みやすさ」を主眼において書いてはいます。 PC上の文章って行間が詰まっていて読みにくいでしょ? だから漢字もなるべく少なくして、改行も多くして、強調体も多く使って・・・モニターで長時間読むのってすごく疲れるから「読みやすさ」ばかり考えてもともと書いてました。 それをそのままなるべく活かして本にしたせいもあって、まぁ読みやすいことは読みやすいと思います。スピードが出るとは思う。 ウェブ用に書いた文章ってこうなるのかもね。 逆に本に書いた文章をウェブで読むとまったく読みにくいよね。 ■とにかくハラが減りました。 一番多かった感想がこれ。 とりあえず「食べたくなる」効果だけはあるようです、あの本。 あ、「お腹が一杯になりました」という感想も2.3来ていたなぁ・・・ いったい腹が減るのか一杯になるのか、どっちなのだろう? まぁそんなこんなで、いろいろメールありがとうございます。 なんだか余裕がないくらい仕事が忙しい上に、11月後半に発売される次の本の最終作業がいろいろあって、なかなか更新やお返事が書けませんが、お許しください。 あ、そうそう、さっそく書評が出ましたよん。 ●10月20日の日本経済新聞の夕刊(全国版)● そばっ食いだった著者はある時、香川県某所で本物のさぬきうどんと出合い、さぬきうどんの世界に突入する。そのうどん希求の旅をインターネットのホームページに連載、それがこの本になった。妻子の表情も生き生きと、軽快、爆笑の文章でズルズルつづられる。高松市内や県内のうどん地帯の地図もあり便利。(コスモの本・1500円) でもこういう書評って著者にも出版社にも連絡なく載るんですね。 たまたま出版社の石田社長の友達が気付いて知らせてくれなければ、ボクも石田さんも知らずじまいでした。 そしてそして、 11月19日売りの「週刊文春」の書評欄の最後の方、「著者と60分」という1ページコーナーに載る予定です。 (11/12売りの予定でしたが1週間延びました) おとつい、取材申込が来ました。 週刊文春かぁ・・・ わりとコンスタントに読んでいる雑誌だから、なんだか感慨深いものがありますね。 よかったら、見てみてください。 顔写真? そう、あのコーナーは写真付きですよね・・・それは見てのお楽しみ。ていうか、ジバランやってるからなぁ・・・。 |
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