なんか実感もわかないままに始まってしまった長野冬季オリンピック。 なんか実感もわかないままに開会式を見た。 題材はいいのだが、 なんだか間延びしたダサイ演出。 もう少し何とかならないかなぁ、浅利慶太。 アメリカの放送時間の関係か、昼間にやったのも失敗の元。 照明をきれいにほどこしてやれば御柱立ても土俵入りも数百倍は見栄えがしたと思われるのであるのになぁ。 そのなかでひとり気を吐いていた、というか、個人的にボクに受けたのが「小沢征爾のベートーベン第九第四楽章世界同時合唱」だ。次回開催地のシドニーをはじめ、ペキン、ニューヨーク、ベルリン、それと南アフリカ(都市は忘れた。たしかケープタウン)。 長野を含めて6個所同時中継。 小澤のタクトに合わせて世界各地の男女が第四楽章を合唱しているのである。 こういうのに弱い僕は、なんだかやみくもに感動してしまった。 うう。涙が……。 久しぶりにテレビで感動した。 なぜベートーベンの第九なんだ? という思いはあるにせよ、 なぜ小澤は開会式会場で指揮しなかったんだ? という疑問がフツフツと湧いてくるにせよ、(小澤とオーケストラは長野市内のコンサートホールで演奏していた) とにかく、いろんな大陸でさまざまな民族が世界平和の祈りをこめて世界同時に歌っている、というのが、いいではないか! 甘っちょろい感想と言われてもいい。こういうことはちゃんと評価すべきである。 なにしろ全く同じ時間に世界中の人々が小澤の指揮に合わせて…… ん? 全く同じ時間に……? 世界同時に、指揮に合わせる……? ニューヨークも南アフリカも、小澤の指揮に合わせて同時に歌う? せかい、どう、じ? ……あれ? テレビ画面をよーく見る。 分割画面になっている各地のコーラス隊の口を見る。 見事に6個所ともコーラス隊の口が合っているではないか。 一秒のズレも感じられない。 あれ? タイムラグはどうなっているの? まったく世界同時に口が合うことなんかありえないんではないか? 衛星中継だって、少しはタイムラグがあるよね。 ニューヨークと長野なんて衛星を効率的に利用しているとしても1秒くらいの時差が出るはずなのだ。 指揮者の映像がアチラに届くのにたとえば0.5秒として、それがコチラに帰ってくるのに0.5秒。 だからアチラで小澤の指揮に合わせて歌っている口は、1秒くらいはズレているはずなのだ。 おかしいではないか……! もしかしたらものすごく画期的なデジタル回線(もしくは衛星)が開発されているかもしれないと思って、月曜日出社してすぐデジタル関係にくわしい先輩に電話を入れた。 「かくかくしかじかなんですけど、時差なしで中継する方法なんてあるんでしょうか」 「いやぁ〜、ニューヨークとかに小澤の映像が行って、それに合わせて歌った映像がまた帰って来て、長野で流れるんだよねぇ。そうするとどうやっても1秒を越える時差ができると思うけど……」 「やっぱり……」 「うん。技術革新って言っても光の速度は越えられないからねぇ」 そりゃそうだ。 やっぱり時差はできるのである。 ってことは口はズレルはずなのである。 疑問は疑問のまま。 おかしいなぁ……。 先に小澤&オケの演奏をビデオ録画しておいてそれを見ながら世界が歌っているのだろうか。 それとも口パクか? いや、でもいくらなんでもオリンピックでそんな詐欺みたいなことしないだろう。 で、仕事場の丸テーブルでコーヒーのみながら同僚とその不思議について話し合っていたんだけど(仕事しろっての)、2人である結論に達した。 そう、単純な結論である。 でもこれしかないよな、きっと。 賢明なる読者の方々はもうすでに答えを出されているかもしれませんね。 ご自分がすぐわかったからといってボクをバカにしないように。 で、答えを知りたい人は、こちら。 って別ページにリンクするほどの答えでもないのだけれど、まぁ、ね。 あ、ほら、わからない人はすぐ見ない! コーヒーでも飲みながらゆっくり考えてみてください。 |
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