BMグラサン・ダイエット 〜こんなに食べても痩せられる〜 (5) --04.10.24

 

ええとですね、いいすか?

「グラフをちゃんとつけてるしBM運動もしてるけど、減っても1日たった100グラムとかです。 それどころか特にいっぱい食べてないのに体重増えてる日すらあります!」とか、「2週間続けてますが、なかなか目に見えて減らないんですよ。やっぱり摂取カロリーも減らさないといけないんじゃないでしょうか?」とかですね、短気になってはいけませぬ。

前も書いたように、ボクは2ヶ月(60日)で6キロ痩せたよね?
これってリバウンドしにくいダイエットとしてはわりとハイペースだと思うんだけど、平均すると「1日100グラムしか減量してない」わけですよ奥さん。

そう、1日100グラム平均を「超順調!」と呼ぶの!


そして、グラフがきれいに右下がりになるってことはない、ってことも前に書いた。
グラフはジグザグに下がっていくのである。食べてもいないのに何故か体重が上がる日もある。わりと食べたのに下がる日もある。いっぱい歩いたのに下がらない日もある。まぁ数百グラム程度は誤差範囲なので、計る時間や状況で変わってくるですね。つか、運動したら筋肉つくので体重が増える場合もあるし。

でもって、その後に「停滞期」も来る。
ボクの場合、6キロ減量後、あと3キロ落とすのに3ヶ月半(約100日)かかった。

でも、とにかくBM値が上がって「エネルギー消費効率のよいカラダ」にさえなっていれば、確実に少しずつ痩せていく。それは間違いないからご安心を。
そして、目指す体重になったら、あとは「右下がり」ではなく「グラフの水平キープ」が目標になるわけ。ボクはいまソレ。2キロ程度の増減を繰り返しつつ、大雑把に水平キープが目標。そうなるとグラフは「健康管理指標」にすらなってくる。

その辺についてはゆりぽむさんからメールをもらったので、引用しよう。

 

(前略)

さとなお様のダイエット日記、グラフの部分あたしもすごく共感しております。

グラフ付けですが、16〜7の頃から今に至るまで「習慣」としてつけております。もう20年になるでしょうか。当時、ステーキハウスなんぞでアルバイトをしていたため、晩御飯が夜11時頃となってしまい、1日4食状態が続き、気づいたら制服が入らない姿に。それでも無理やり着ていたら授業中にスカートのホックがブチっと壊れて、とても恥ずかしい思いをしたのがきっかけで、ダイエット実行。

(中略)

20年も前には表計算ソフトもパソコンもなかったので、グラフは手書きで。しかも、右肩下がりを大実感するために、縦軸の体重の目盛り感覚は広く取って。
ほんの200gでも、がくんと下がった気分満載でとってもいい感じ(当然上がれば、これはこれでびっくりする)。ついでに、女性の場合は月経期間中は体重が増えたり、減らなかったりってのはあるので、体温やら生活行動もメモするようにして。

3ヶ月で13キロ落ちましたぜ。
(元が増えすぎだったため、55kgまでの7kgは、1日4食を3食に減らしたのと、間食一切しなくなったのと、上記の食生活で普通に落ちた)

その後は2ヶ月かけて1ヶ月3kgずつ。水泳を毎日やっていたりもしたので落しやすかった。
とりあえずあたしの場合は変な時間に食べすぎだったのが大きかったようです。

でもその時点で、ダイエットって言うよりはむしろ自分の健康管理と考えていたため、こりゃ〜一生仲良くしていく生活なんだねぇ、なんてしみじみ思っちゃいまして。今に至るまで地味こくグラフをつけております。
結婚後、パソコンという文明の利器を手に入れ、表計算ソフトも使うようになり、表には色んな記録が書き込みされていっております。血圧なんかも入ってたり。

10代という事もあり3ヶ月で13キロという落し方も出来たのだと思いますが、何もどこにも無理もなくこれはこれですんなりと落ちてくれました。要は意識して生活するって事なんでしょうねぇ。この時、自分がダイエットできた経験が「いつでも痩せられる」という安心感を生んでしまう事になり少々生活が乱れても「いつでも痩せられるしねっ」と思い込んでしまうのですが。

10代の時にやれた事は20代では無理。やり方も変わってきます。
20代の時にやれた事は30台ではもっと無理。やり方変わる以前に、痩せた分「しわ」が増えます。

ダイエットで「しわ」が増えた人ってのを周囲で見てしまったせいもあり(急激に痩せるとなるみたいですね)、私の場合はこの体重を維持し続ける事がポイントだと思いました。

そりゃ〜、2〜3kgの増減はこの20年であるにはあったけれど、かつてのダイエット以降、目指すものは
右肩下がりでもなく右肩上がりでもなく、「常に水平のまま」。これなんです(2〜3kgは誤差のうちさ)。いったんやる事をやってしまえば、残ったものは「それの維持」ですから。

(後略)

 

そうだねぇ。急激にダイエットした場合、リバウンドも心配だけど、「しわ」という怖い要素もあるんだよね・・・。
他の方からも「家人が最高110kgだったのを1年くらいで62kgまで落とした。でも、残念だったのは、ふくらんでいたおなかの皮がそのままたるんでしまったのと、あばら骨の下の方が前に出っ張ってしまったこと」というメールをいただいている。
しかも、リバウンドしたら一度痩せたあとに太るせいか、お肉のつく場所が違うらしい。お腹や首がしわでたるんだまま、不格好に肉がつくらしい。うぅ。皮がたるんでしわしわになる上に、変なところに肉が付く・・・。

つまり、急激なダイエットはいまより醜くなるわけ。
だから、決して短気になってはいけないのだ!
そこのアナタ! 成果をすぐに求めるな!

 

 

・・・とはいえ、あまりに「じわじわ」して、1ヶ月やったのに成果が少ししか見えない、とかいうのもつまらないよねぇ(どっちやねん)。

わかる。わかるぞ。

しかも、そこでつまらなくなっちゃって、BMやグラまで止めちゃう人だって出かねない。

それはいかん。いかんぞぉ。

 

そこで!

今日の本題、BMグラサン・ダイエットの「サン」、が出てくるわけ!

 

もう、文脈でおわかりの通り、サン、つまり「散歩」は、短期間でわかりやすく成果を出すためのダイエット方法なのだ。

わりと即効性があるわけ。
ええ、3ヶ月くらいちゃんと続けると、みるみる痩せる。
だから手っ取り早く成果がほしいヒトはぜひ「サン」を取り入れよう!

つまり、

 

BMで消費効率のいいカラダを作り、
毎朝のグラでダイエットを一生続く習慣としつつ、
サンでわかりやすく結果を出す。

 

 

というのが、BMグラサン・ダイエットの本質なのだ。

どう? いろいろ考えてあるっしょ(笑)。

 

ただ、わかりやすく結果が出るだけあって、散歩はBMグラサン・ダイエットの中で一番続きにくい項目だ。

春や秋の好日はいいよ。
でも酷暑や寒波の中を毎日てくてく散歩するのは実はとってもしんどい。二日酔いの朝や激務の翌朝も実にしんどい。最初はダイエットのためにがんばっても、だんだん「まぁ今日はいっか」みたいにサボリ心が出てくる。続かない。だから体重も減らない。つまらない。飽きる。酒飲んだり過食・間食したりする。デブる。焦ってまた始める。続かない。だから体重も減らない。つまらない。飽きる。酒飲んだり過食・間食したりする。デブる。デブる。デブれ。・・・と、デブレ・スパイラルに入っていく。

 

 

そこで、犬の登場だ。

 

ダイエットのためでも、自分のためでもなく、「犬のために」散歩をするのである。

この「目的のすり替え」は実に大事。
人間、自分のためだと続かないことが、他人(犬)のためなら意外と続くのだ。
子供を育てたことある方なら実感あるでしょう。意志が弱いヒトでも、赤ちゃんのためならいろんなことを毎日継続できた。決まった時間にミルクあげるのも、夜中に起きてオムツ換えるのも、赤ちゃんの為だったから出来た。あんなきついこと、自分のために出来る?(いや、できまい! つか、まっぴらゴメン)

それといっしょ。
犬を赤ちゃん役にして、継続装置にするわけだ。
「あぁ今日はしんどいな。散歩に行くのはやめようかな」と思うときでも、犬は「ねぇ散歩は散歩は!」という顔でアナタの顔をじっと見続ける。 犬は食事と散歩だけが楽しみで生きていると言っても過言ではない生き物なので、とにかく散歩に行きたがる。散歩に連れて行ってあげないと可哀想な気分になってくる。
そして 「う〜む、仕方ないな、行くか」という気分に自分がなることを期待するわけ。

そう、ダイエットという切り口から見ると、「犬を飼う」ということは「その犬が死ぬまで一緒に散歩をし続けるという『習慣』を飼う」と言うことなのである(もちろん犬を飼う喜びはもっといっぱいあるけどね)。

 

さて。
犬を飼えない人はどうするか。

その場合、犬の変わりに「意志」を飼わないといけない。
だって代替物がなかなか見つからないんだもの。ネコでもダメだしハムスターでもダメだし。あえて言えば自転車通勤。でも真冬と真夏はこれもつらいんだよね。

そう、「意志」を飼ったとしてもなかなか続かない。デブレ・スパイラルにどうしても入りがちだ。

だから、まずここで自分を許そう。

散歩はさぼってもいい。
BMグラだけでも痩せられる。
ただ、散歩は即効性があるので、手っ取り早く痩せたい場合のみヤル

散歩が続かなくても、BMグラだけは続けるぞ!

と。
とにかく、散歩が続かないことを気に病んではいけない。
気合いと気分が乗ったときだけヤル。もしくは手っ取り早く成果を見たい最初の2ヶ月だけでも続ける。

そんな感じで、お気楽に。

 

 

さて。

サン(散歩)がなぜ即効性があるか、を簡単に説明しておこう。


散歩はBM(基礎代謝)はあげてくれないが、体脂肪を燃焼してくれるのだ。

たとえば40分速歩散歩すると体脂肪を200kcalくらい燃焼できる(そのうえ健康にもいいし、ウェストや太ももが見事に締まるのだが、それはまた別のお話)。

ただそれだけなら「なんだよ200kcalくらいかよ。そんなの即効性と言わん」と文句が出るだろう。

もちろん、それだけではない。

散歩をすると「グラフ」に好影響を及ぼすのである。

「今日はちゃんと歩いたんだから、右下がりにならないともったいない!」みたいな意識が無意識下で浮上するのだ。つまり、無意識に摂取カロリーとかをセーブしだす。飲みや間食を無意識に我慢しだす。んでもってダメ押しのようにエクササイズもさぼらずやったりする。右下がり意識が強くなり、摂取カロリーは減るし、消費カロリーも増えていく。

この「グラフに好影響を及ぼす」という二次的要素が実に効くのである!

これらがいい回転し出すと、わりと「あっという間に数キロ減量」である。いやマジで。

感覚として、BMで350kcal、グラへの好影響で250kcal、サンで200calを消費するので、1日で800kcal。
1キロダイエットするのに7700kcal消費しないといけないらしいから、このペースなら10日で1キロ減量成功だ。30日で3キロ。60日で6キロ。そう、2ヶ月で6キロは、散歩さえすれば達成できるのである。


では具体的にどうするかというと、それはもう「朝メシ前に20分以上速歩すること」に尽きる。

20分以下だとあまり意味がないのだ。
脂肪は歩き始めて20分を過ぎてやっと燃え始めるらしい。20分継続すると心拍数が上がって脂肪が燃え始めるので、最低でも20分速歩しないと意味がないわけ。そう、歩いた距離や歩数より、20分以上、という時間が大事なわけ。万歩計は(ダイエットには)あんまり意味がないわけね。

あと、ダラダラ歩くのもあまり意味がない。だって心拍数上がらないでしょ? そうなると脂肪が燃えない。燃えるとしても20分程度の継続では燃えない。もっと長く歩かないと燃え始めない。

だから、20分以上速歩。
そして、もっと効果を上げようと思ったら、朝メシ前だ。
朝メシの前は血液中の糖分や、筋肉中の糖分の量がすくなくなっているから、脂肪がわりと早くから燃え始めてくれるということらしい。ま、お腹が空っぽだから、カラダに蓄えられた糖分を消費してくれるわけですね。だから、朝がつらいヒトは、お腹が空っぽな時間を狙えば同じように効果的だろう。夜メシ直前とか。


ボクは毎朝起きたてに、だいたい30分〜40分歩いている。
それも超速歩。
最初、うちの犬はこのハイペースについてこれず、オタオタしておった。
おしっこしようと足上げてもボクが足を止めないし、それどころかどんどん先に歩いていって結果的にグッと綱を引っ張るので、おしっこしつつ、ケンケンしながらついてくる感じ。おしっこ跡は点々と数メートル残る。つか、ほとんどおしっこしながら歩いている感じだったのだ。

傍目にはわりと動物虐待(笑)。

でもこのごろは彼も慣れたらしく、サァーーッとボクを追い越して早めに電柱とかに行き、ボクが追い越す前にチョッとおしっこして、綱を引っ張られないうちにまたサァーーッとボクを追い越していく。

だからボクも思う存分速歩散歩ができる(さすがにウンチの時は止まります)。
犬は犬で毎日毎日40分近くハイペースで散歩しているので、贅肉もまったくなく、とても健康だ。

双方にとって、イイコトずくめ!

 

散歩から帰ったら、心拍数が下がらないうちに、痩せたい部分近くの筋肉を鍛える。
そうすると、その部分の脂肪が燃焼されやすいようだ。
ボクの場合は、腹である。腹筋を散歩後に60回近くやる。で、朝メシ食べて、会社に行く、というパターン。

犬が飼えない方は、通勤でいつもの駅のひとつ前で降りて、速歩で一駅分(だいたい30分)歩くのもいいかもしれない。ただ、夏は汗みどろになるので、シャワーが欲しい。 それでは続かない。やっぱ朝メシ前に覚悟決めて歩く方がいいね。iPodで音楽や英会話や落語でも聞きながら歩くと、30〜40分なんてあっという間。それに「歩くことは考えること」なので、企画や懸案事項を考えるのにも最適なのである。

 

 

 

さて。

5回も続けたこのBMグラサン・ダイエット連載もこれでオシマイ。

最後におまけである。

 

先日、ちょっと気になって、ダイエット中に行った店を調べてみた。
ランチでもいろいろ外食しているが、それらはカウントせず、「夜行った店」だけを数えてみた。

ええとですね。

9キロダイエットをした5ヶ月半で、75軒行ってますな。


「ランス・ヤナギタテ」「すし小川」「茶茶」「鮨しみづ」「グラビティ」「さだ吉」「巴潟」「ヴィラ・マダレナ」「燕楽」「流石」「フリッツ」「TSURU」「寿司仙」「鮨処大川」「フォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナ」「キッチン5」「あら輝」「フジママ」「A-Jun」「鮨処大川」「ドランドラン」「菱沼」「マグレブ」「ビストロ・ボンボン」「バーンズ」「赤坂潭亭」「ビアライゼ」「グラビティ」「テンダリー」「zorro」「辻そば」「き寿司」「SAM」「ニュー北京」「エピローグ」「與兵衛」「紬山荘」「アロイナ・タベタ」「今井屋茶寮」「乃池」「駅馬車」「ラビラント」「ゆづ」「いさ美」「ちょろり」「與兵衛」「アズーラ」「THE KARI」「きよ香」「ル・キャビステ」「肉匠なか田」「タフィア」「アオテア・ランギ」「みな瀬」「ティオ・ダンジョ」「銀座とよだ」「ダ・ディーノ」「わかどり」「一龍」「然」「田舎料理・ら・田村」「テンダリー」「ヴィラ・マダレナ」「ビストロ・ポプイユ」「ビッグマム」「味泉」「燕楽」「しみづ」「ヴィラ・マダレナ」「メーサイ」「宇和島」「テンダリー」「TORINTO」「與兵衛」「モレスク」


パーティ参加や、家でのホームパーティは数えていない。
やっぱダイエットしてない時より店数は減っているし、よく見てみるとフレンチやイタリアンなど高カロリー系が減っていて鮨とかが増えていたりする。「グラフつけ」の影響だろう。
でも!
そうは言っても、 ダイエットしているとはとても思えない軒数ではないか。

そうなのだ。つまり、

こんなに食べても痩せられる!

 

ボクのBMグラサン・ダイエットは「一生続くこと=リバウンドしない」「摂取カロリーを制限しない=食べる楽しさを諦めない」を前提として考えたので、食べてもじわじわ痩せていくのである。

そしてボクはこのダイエット法で、上記のような外食を続けても、5ヶ月半で9キロ痩せたのだ。

ぜひ、ボクを信じて、いつも通り食べて飲んで楽しんだあげく、痩せましょう。

ダイエットを目的にすると人生はつまらない。
ダイエットなど「生活のごくごく些末なこと」にしよう。
人生は楽しいのだ。ダイエットなんかに心を征服させておいてはもったいない。
ダイエットは最低限にして、他のことをしよう。
最小の習慣で最高の結果を得よう。

ということで、祈・減量!

みなさんがBMグラサン・ダイエットで、自分の理想と思える体重になり、楽しく毎日を過ごされんことを!



 


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