ピアノマン  --97.11.19




11月16日。マレーシア。
イランに3-2で勝った途端、手の平を返したようにサッカーファンが増えまして。

キミ達さぁ、ついこないだまで「Jリーグももう終わりだな」とかしたり顔で言ってたじゃない。「岡田監督なんかダメ」「だいたい日本は精神的に弱すぎる」「日本でワールドカップなんか開く必要なかったんだ」とか言っていたじゃない。

なんでそうコロコロ変わるかなぁ?



え?

いや、

そ、そう、ね。



僕も言ってました。スイマセン。





それにしても新聞記事、どうにかならないか?

仏行き切符、手に入れた!」「次は仏!」「いくぞ仏大会!

般若心経を空でいえるようなジジイ趣味の僕は(その辺のお話はこちら)、どうしても仏をまず「ホトケ」と読んでしまって……
なんだかスポーツ紙面は極楽浄土のお話のようになってきているのです。

それにしても「仏行き切符、手に入れた!」ってアンタ、ガクガクホゴホゴのジイサンじゃないんだから。





ところで。


個人的にはワールドカップなんかよりも行きたいものが出来てしまった。

コンサート。

久しぶりに心惹かれるコンサートのうわさをきいたのだ。

10年くらい前は来日のアーティストはすべて見ていたんではないかというくらいよくコンサートに通っていたんだけど、ここ5年くらいはめぼしいのはKISSに行ったくらいで全然ご無沙汰していた。あ、クラシックは3つ4つ行ったけどね。

外タレ・コンサートもなんだか飽きてしまってねぇ。ずっと立っているのも辛い歳になってきたし……

でも、そんな僕でもきいた瞬間「それ行きたい!」と足をバタバタさせるようなコンサートが、日本であるらしいのである。知り合いの音楽プロデューサーに教えてもらった。来年の3月予定だそうだ。



え?ローリングストーンズ?

ああ、3月に来ますね、そういえば。
でも違うの。彼らのもまた見たいけど、これは彼らのとはまた違うトキメキを感じるコンサートなのだ。あぁ行きたいなぁ!



そのコンサート・ツアーの名は、ピアノマン・ツアー
ワールド・ツアーらしいのだが、日本にも寄ってくれるらしい。



みなさんは「ピアノマン」と言えばまず誰を考えますか?

まず同名の曲で大ヒットしたビリー・ジョエルを思い出す人が多いでしょうね。彼自身驚異のピアノマンだしね。ピアノマンであることを矜持としているし。
僕もビリー・ジョエルがピアノマンを名乗ることになんの異議もない。
それこそ実質上のデビューアルバム「ピアノマン」のときからのファンなんですよ。あのLPを買った人は日本では当時珍しかったのではないか?大ヒットした「ストレンジャー」まではとりあえず全然無名の人でしたからね。と、少しだけ「先物買い」自慢なのだ。
ライブも数回行った。アルバムとしては大ヒットした後期より前期の「ニューヨーク物語」とかのほうが好きだったりする。あの頃の方が“ピアノマン”だったよね。

そう、ビリー・ジョエルはピアノマン。
でもね、ナンバー2かな。惜しいけど。
現代ナンバー1のピアノマンは、やっぱりこの人でしょうね。
どう考えてもそれはエルトン・ジョンなのだ。


エルトン・ジョンとはもう20年ものつきあい。
モスト・フェバリット・アーティストと言っても過言ではない。

この前のダイアナ元妃の件で少々男を下げてしまったが、それにしてもまだまだ好きである。

    ※僕は、モンローにささげたあの名曲をダイアナ用に書き直したことが
     許せないのである。だいたいダイアナ自体をどうころんでも聖女とは
     思えない、のだが、まぁそれはまた別のお話。

10年ほど前エリック・クラプトンのライブに行ったとき全く予告なくエルトン・ジョンがゲスト出演して「サタデイナイツ・オールライト・フォー・ファイティング」を歌ったときは興奮して我を忘れてしまったのをよく覚えている。失神一秒前って感じだった。






さて、ピアノマン・ツアーで、誰が来るか。


この話の展開で、誰が来日するのか、もうわかりますよね。


そう、エルトン・ジョンは来る。
それだけでも興奮するが、それだけなら何度もライブで見ているので、まぁ、予想がつくコンサートだ。

でも今回は違うのである。ひとりではないのだ。





なんと!

エルトン・ジョンとビリー・ジョエルが二人でツアーするらしいのだっ!





心が震えない?
足がガクガクしない?(しないって)
この二人の組み合わせって、なんか想像を超えていて……予想していなかったなぁ。

そのうえ、もしかしたらいつもエルトン・ジョンと一緒に回っているレイ・クーパー(過剰パフォーマンス・パーカッションでちょっと有名)も一緒に来るかもしれない!

そうなったらもう、アナタ……



でもさ、たったひとつのコンサートのうわさだけで、心ってこんなに浮きたつものなんだね。

ちょっとこの頃いろいろと疲れ気味だった僕は、いきなりこの情報だけでリフレッシュしてしまった。いやはや、久しぶりに、ホントに楽しみなのだ。



僕にとってはこれこそまさに「仏行き切符」。
極楽行きの情報であったのだったった。




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