11月16日。マレーシア。 イランに3-2で勝った途端、手の平を返したようにサッカーファンが増えまして。 キミ達さぁ、ついこないだまで「Jリーグももう終わりだな」とかしたり顔で言ってたじゃない。「岡田監督なんかダメ」「だいたい日本は精神的に弱すぎる」「日本でワールドカップなんか開く必要なかったんだ」とか言っていたじゃない。 なんでそうコロコロ変わるかなぁ? え? いや、 そ、そう、ね。 僕も言ってました。スイマセン。 それにしても新聞記事、どうにかならないか? 「仏行き切符、手に入れた!」「次は仏!」「いくぞ仏大会!」 般若心経を空でいえるようなジジイ趣味の僕は(その辺のお話はこちら)、どうしても仏をまず「ホトケ」と読んでしまって…… なんだかスポーツ紙面は極楽浄土のお話のようになってきているのです。 それにしても「仏行き切符、手に入れた!」ってアンタ、ガクガクホゴホゴのジイサンじゃないんだから。 ところで。 個人的にはワールドカップなんかよりも行きたいものが出来てしまった。 コンサート。 久しぶりに心惹かれるコンサートのうわさをきいたのだ。 10年くらい前は来日のアーティストはすべて見ていたんではないかというくらいよくコンサートに通っていたんだけど、ここ5年くらいはめぼしいのはKISSに行ったくらいで全然ご無沙汰していた。あ、クラシックは3つ4つ行ったけどね。 外タレ・コンサートもなんだか飽きてしまってねぇ。ずっと立っているのも辛い歳になってきたし…… でも、そんな僕でもきいた瞬間「それ行きたい!」と足をバタバタさせるようなコンサートが、日本であるらしいのである。知り合いの音楽プロデューサーに教えてもらった。来年の3月予定だそうだ。 え?ローリングストーンズ? ああ、3月に来ますね、そういえば。 でも違うの。彼らのもまた見たいけど、これは彼らのとはまた違うトキメキを感じるコンサートなのだ。あぁ行きたいなぁ! そのコンサート・ツアーの名は、ピアノマン・ツアー。 ワールド・ツアーらしいのだが、日本にも寄ってくれるらしい。 みなさんは「ピアノマン」と言えばまず誰を考えますか? まず同名の曲で大ヒットしたビリー・ジョエルを思い出す人が多いでしょうね。彼自身驚異のピアノマンだしね。ピアノマンであることを矜持としているし。 僕もビリー・ジョエルがピアノマンを名乗ることになんの異議もない。 それこそ実質上のデビューアルバム「ピアノマン」のときからのファンなんですよ。あのLPを買った人は日本では当時珍しかったのではないか?大ヒットした「ストレンジャー」まではとりあえず全然無名の人でしたからね。と、少しだけ「先物買い」自慢なのだ。 ライブも数回行った。アルバムとしては大ヒットした後期より前期の「ニューヨーク物語」とかのほうが好きだったりする。あの頃の方が“ピアノマン”だったよね。 そう、ビリー・ジョエルはピアノマン。 でもね、ナンバー2かな。惜しいけど。 現代ナンバー1のピアノマンは、やっぱりこの人でしょうね。 どう考えてもそれはエルトン・ジョンなのだ。 エルトン・ジョンとはもう20年ものつきあい。 モスト・フェバリット・アーティストと言っても過言ではない。 この前のダイアナ元妃の件で少々男を下げてしまったが、それにしてもまだまだ好きである。 ※僕は、モンローにささげたあの名曲をダイアナ用に書き直したことが 許せないのである。だいたいダイアナ自体をどうころんでも聖女とは 思えない、のだが、まぁそれはまた別のお話。 10年ほど前エリック・クラプトンのライブに行ったとき全く予告なくエルトン・ジョンがゲスト出演して「サタデイナイツ・オールライト・フォー・ファイティング」を歌ったときは興奮して我を忘れてしまったのをよく覚えている。失神一秒前って感じだった。 さて、ピアノマン・ツアーで、誰が来るか。 この話の展開で、誰が来日するのか、もうわかりますよね。 そう、エルトン・ジョンは来る。 それだけでも興奮するが、それだけなら何度もライブで見ているので、まぁ、予想がつくコンサートだ。 でも今回は違うのである。ひとりではないのだ。 なんと! エルトン・ジョンとビリー・ジョエルが二人でツアーするらしいのだっ! 心が震えない? 足がガクガクしない?(しないって) この二人の組み合わせって、なんか想像を超えていて……予想していなかったなぁ。 そのうえ、もしかしたらいつもエルトン・ジョンと一緒に回っているレイ・クーパー(過剰パフォーマンス・パーカッションでちょっと有名)も一緒に来るかもしれない! そうなったらもう、アナタ…… でもさ、たったひとつのコンサートのうわさだけで、心ってこんなに浮きたつものなんだね。 ちょっとこの頃いろいろと疲れ気味だった僕は、いきなりこの情報だけでリフレッシュしてしまった。いやはや、久しぶりに、ホントに楽しみなのだ。 僕にとってはこれこそまさに「仏行き切符」。 極楽行きの情報であったのだったった。 |
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