「ワインの鼻」って知ってますか? え?自分の鼻指さしてなんだっつうの。(そりゃワイの鼻!) だから、10円鼻に詰めてどうすんの。(そりゃコインの鼻!) おいおい岡田可愛の鼻がどうしたの。(そりゃサインはVの鼻じゃぁ!ものすご遠いやんけー!)
商品名なんです。「ワインの鼻」。原題は「Le Nez du Vin」。 前から欲しかったんですよ「ワインの鼻」。 たまたま家庭画報を読んでいたら販売の案内が載っていたから、さっそく電話して聞いてみました。8月の中旬、ちょっとした記念日が夫婦の間であったので、記念にちょうどいいな、って思ったんです。夫婦共通の趣味だし。 でも品切れ。 あきらめようかな、と一時は思いました。 だって欲しかったのはずいぶん昔の「ワイン超初心者」の頃。 フランクフルトの北村さんの家でその存在を初めて知ったときは「ほ、ほしい!」と身をよじったんですが。 あれから2年弱。 「ワインの鼻」でいまさら香りを勉強しなくても、だんだん身近な例えで香りを表現できるようになってきたから、もういらないような気もしてたんです。 でもでも、 でも、ワインの本とか読んでいると出てくる「ぼだいじゅ」とか「じゃこうねこ」とか「アニス」とか「西洋さんざし」とか「しだ」とか…… そういった香りがなんだか知りたい気持ちが高まってしまって。 ベリー系や柑橘系やお花系なんかはなんとなく嗅ぎ取れるけど、もとからしらない香りは嗅ぎ取れないし、読まされてもイメージできないからねぇ。 まぁ、香りについていちから学ぶのも悪くないな、と。 言うなればこれは「嗅覚のアルファベット」ってなところでしょうか。 幸い予約を受け付けてくれたので、予約をして待つこと1ヵ月半。 やっと先頃、着きました。 フランスのものだからちょっと時間がかかったみたい。
中身を説明すると、要は、香りの小瓶が54種類入っています。 それとゲーム用のカード。 ワインを嗅ぎ分けるのに必要最小限の香りの種類が54らしい。 孤独に遊んでもいいし、夫婦で当てっこをしても良い。 紙片につけて鼻先で嗅ぐ。 上級者になると2.3枚重ねて嗅いで嗅ぎ分けるという訓練もするらしいのです。 まぁ基本的には訓練用なのだ。 でも、われわれ夫婦ともに訓練する気はまるでない。
ただ単に「おー!トリュフの香りだぁ」 「おぉ、これはカカオか?」 「ん?さくらんぼうかなぁ」 「ぐお! こ、これは? え?アスファルトォ?!(本当にその小瓶がある)」 などと遊んでいるだけ。 (残念だったのは、すごく知りたかった香りが54種類の中に入っていなかったこと。 それは「火打石」の香り。想像はつくんだけど……ちょっときなくさい香りのことだよね?) (追記:堀さんという方に火打石自体をいただきました。カン!カン!カン!お、この香りがそうか・・・なるほど・・・) こんな遊びに35000円はちょっと高いんですけど、 2人で1回高級フレンチに行ったことにして、楽しんでいます。 高級フレンチはひと晩の楽しみだけど、 「ワインの鼻」は当分は楽しめますから。 ワイン好きのあなたなら、この気持ちわかっていただけますよね。 いやぁ、これが「じゃこうねこ」か! お、「ゼラニウム」?ふーん。 「腐った卵」ぉ〜?! なるほどねぇ。 これって、「松」、なのかぁ… ふんふん、これが「じゃこうしか」……。 へー「西洋さんざし」ねぇ……… ふ〜ん「かんぞう」………… そんな香りを知ってどうする。 P.S. いちおう入手先を書いておきます。 出水(イズミ)商事 03-3964-2272 |
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