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ICARO(イカロ)

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東京都目黒区上目黒2-44-24 COMS中目黒4F
03-5724-8085
18〜27
日休


イタリアン。
正式店名は「ICARO miyamoto」かも。イカロと読む。ギリシャ神話のイカロスからのネーミングらしい。2008年の春オープン。

白金の「ロマンティコ」で半年ほど修業した宮本シェフの店。
この前「ロマンティコ」に行って「今年の夏、ベネト州とかトレンティーノ・アルト・アディジェ州に行ってきたんですよ」とシェフに話したら、「ボクのところで働いていた若者がトレンティーノの料理を作っているので行ってみてください」と勧められたのがきっかけでよく行くようになった。

中山シェフの元で修業したあと、トレンティーノ・アルト・アディジェ州で7年修業して、帰ってきて店を中目黒に開いたとか。とはいえ、あっち行っている間もドロミテ(アルプスのイタリア側の山脈)でスノボーばかりやっていたという(笑)。

お兄さんがホールでサービス担当、弟さんが厨房で料理を担当している兄弟営業のリストランテ。シェフである弟の方が「ロマンティコ」出身である。
テーブルに注文を聞きに来たお兄さんにさっそく「ロマンティコの中山シェフに言われて来てみました」と伝えたら、「中山シェフがしゃべりかけるなんて珍しいですね」と。確かに無口なシェフだからなぁ。あとで弟さんとも話したが、おふたりとも外見はともかく内面はかなり男っぽいやんちゃな感じで好ましかった。

メニューは聞いたとおりトレンティーノ・アルト・アディジェ州の料理が中心。ワインもその州のものが多かったかな。ベネトなんかの周辺や南の州のももちろん、フランスワインも数多く揃えてあった。4500円〜6500円あたりを多く取り揃えているので安心。「こんな気分なのでこんな感じのワインを」と任せてしまうのがいいと思う。ラストオーダーが深夜1時なので、ワインバー的に使うのもありかもしれない(実際にそういう使い方も何度かした)。

やんちゃっぽい硬骨漢という外見の弟シェフの料理は、その外見をいい意味で裏切る繊細でやさしい感じ。もっとガツンと来るかと思ったら、すぅっとやさしいので逆に印象深かった。「ロマンティコ」のような追い詰めたシンプルさはないけれど、味の感じは似てるかなぁ。ちょっと謙虚で引っ込んでいる。でもちゃんと滋味がある。そんな印象。

いただいた中では、名物らしい「熊本産馬肉のタルタル」が美味。「パッパルデッレ 蝦夷鹿の煮込みソース」は手打ちでこれまた美味。そして、ある時食べた「ビーツのラビオリ」のすばらしさ(傑作だなと思った)。「グリーンピースのリゾット、ウサギのラグー」も素晴らしい。「ウナギのマリネ」も傑作料理。

ほかに、季節の有機野菜を焼いたものの盛り合わせもシンプルでおいしいし、メインも安定しておいしいと思う。
量もしっかりあるので、ふたりで数品とってシェアしてちょうどいい感じ。この辺は親切な女性のサービスの人(とても感じがいい)に相談して決めるといい。ちなみにおまかせコースは5000円で前菜、パスタ2種にメイン、デザートと多皿系のようだった。

店内は奥に喫煙席が個室っぽく設けられているが、メインのダイニングは禁煙。落ち着いた色調の店で、カジュアルイタリアンの明るさはないけど大人っぽくていい感じ。

場所は中目黒駅の南側の「びーふてい」がある商店街を奥に入っていって、路地を右に曲がった左側のビルの4階。
通りかかってふっと入店する、というタイプの店だけど、通りかかってふっと入店するような立地ではない。ホントは近所で普段使いするようなタイプの店だろう。近所にあったらうれしいだろうなぁ、と。そんな感じ。


2008年12月初訪問。再訪多数。



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2009年06月20日(土) 10:49:23・リンク用URL

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