採点基準などについて

「東京のおいしい店」「関西のおいしい店」「日本各地のおいしい店」「海外のおいしい店」それぞれにおいて10点法で採点していますが、そのおおまかな採点基準と、それらのページを使っていただくに当たっての注意点などを書いています。ご参考にしてください。

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はじめに


ボクは食通でもグルメでもなんでもありません。
ただの「食べ好き」「レストラン好き」です。ゴルフに3万円使うなら、レストランに3万円使いたい。そういうタイプの雑食大食い男なのです。好き嫌いもまるでなし。なんでもおいしくたくさん食べられます。まぁこれって幸せなことですよね。
好き嫌いがないのに、なんでもおいしく食べられるのに、なんでこんな「採点」なんかしているのか(あぁ「採点」って言葉自体がちょっと偉そうですが)。
まぁ理由としては「いい店をヒトに伝えたい」ということだけ、だと思います。
本当にいい店は書いてないんでしょ? なんてよく聞かれるけど、ほとんど書いていますね。いい店でいい思いをしたら、やっぱりヒトに伝えたくなる。そういう性格なんです。
だから、点が高い店は「極私的に非常に良かったので、アナタも行ってみて!」だし、点が低い店は「趣味にもよるけど、お金の無駄遣いかもよ。極私的印象としては」です。
まぁ「ちょっと大きめな胃袋による極私的ガイド」ですね。自分の視点と舌だけを頼りに食べ歩いた記録です。適当にご活用ください。

すべて自分の舌で味わって採点しています。


すべて自分の舌で味わって採点しています。
もちろん体調・気分・満腹度によって舌の感じ方も変わってくるでしょうが、基本的にはある一定の採点基準を自分なりに持っているつもりです。それは舌以外にも、以下に書いているサービスやコストパフォーマンスなども含めて、ですが。舌についても自分の体調や気分などに合わせて微調整も加えているつもりです。
ただ、あくまで「ボクの舌はボクだけの舌」。舌の好みや方向性が違うヒトもいっぱいいらっしゃるでしょう。当たり前ですよね。ですからどうぞ「舌の趣味が合う方だけ」お楽しみください。さとなおとは合わないみたい、という方には有害なページかもしれません。

10点法ですが、4点以下の店はほとんど載せていません。


10点法ですが、4点以下の店はほとんど載せていません。
きれい事っぽく聞こえるかもしれませんが、どんなまずい店でも「栄養を取るための料理」という意味ではそれなりに感謝して食べているつもりです。誤解されていますが、社員食堂だって喫茶店のサンドイッチだって喜んで食べるタイプなのです。お腹に入ればなんでもおいしい。基本姿勢はソコにあります。
ですのでまぁ「食べるのが可能な料理」であるならその時点で基本的に5点。普通で6点。まぁまぁで7点。うまい!で8点。最高!で9点。そこになんらかの強烈なインパクトがあったら10点。というところでしょうか。 なお、「食べるのが可能な料理」であっても「その程度の料理 & バカ高い」とかなると4点とかつける場合もあります。めったにありませんが。

店員の態度や店の雰囲気もかなり評価基準にしています。


店員の態度や店の雰囲気もかなり評価基準にしています。
ボクは基本的に「店にいい時間を買いに行く」と思っているところがあります。もちろんおいしいものを食べに行くんだけど、でも、料理の味も「いい時間」の単なる一要素。親父や店員、サービス陣の態度や、店の雰囲気、清潔さなどがすべて合わさって「いい時間」を構成していると思っています。
味は舌のみで味わうものではありません。味が多少よくても気分が悪い店、それを「まずい店」とボクは呼んでいます。まずい店……つまりそこは時間についても「おいしくない」んですね。

コストパフォーマンスも重視しています。


コストパフォーマンスも重視しています。
特に東京は味・雰囲気のわりに高すぎます。もちろん賃貸料が高い、人件費が高いなど問題はあるのでしょうが、それにしても…な店が多すぎると思います。
まぁ接待用・社用族用の店、というのなら仕方ないけど、自腹で行って「こりゃ高い!」という店はよっぽど満足させてくれないと(すごくおいしくても)点は低くなってしまいます。店側も大変かもしれないけど、食べる側も大変なんです、この時代。

一期一会で評価しています。


一期一会で評価しています。
あくまでもその店に訪問したときの一期一会の評価、つまりその時一回限りの評価です(もちろん再訪して印象が変わったら書き直します)。ですので、ボクの評価後、もっとうまく(まずく)なったとしても責めないでくださいね。ボクにとってはその店はそういう店なのです。
1回訪問したくらいでその店の何がわかるのか、というようなメールをたまにいただきます。でもその店の本質なんて10回通ってもきっとわからないでしょう。わかるのは「行ったその時はどうだった」ということだけです。一生に一回しかその店に行かなかったとしたら、その人にとってその店は「その時の印象のみ」です。他の時どんなにいい店だとしても、その時悪かったらその人にとってその店は「悪い店」なのです。ボクの基本スタンスもそこです。いつもが良かろうが、グルメ評論家や雑誌が誉めていようが、ボクが訪れたその時にボクにとってイマイチだったらその店は「イマイチな店」なのです。
そしてそれは「プロとしての相手に敬意を払う」ということとほぼ同義だと思っています。一二回の失敗は許す・・・というのは相手のプロ意識をバカにしています。公道に看板を掲げている限り、客と一期一会の出会いを演出するのが、プロでしょう。

一見さん的な評価がほとんどです。


一見(いちげん)さん的な評価がほとんどです。
これはボクの性格もあるのでしょうね。「特別扱いされるのが嫌い」なんです。途端に居心地悪くなってしまいます。「特別扱い、してして!」な性格の方からは信じられないとよく言われるけど、ヤなものはヤ。だからわりと常連になるのも嫌いですね。たとえ通い詰めていても常に目立たぬよう目立たぬよう通っていたりします。
うーん、例えば、「今日は特別にこんなもの出来るよ」なんてニコニコ顔で料理出されたりすると「誉めなくちゃ」とか思ったりして疲れるんですね、たぶん。それと周りのヒトに悪くて、なんだかくつろげなくもなる。頼むから普通のもの出して普通の人と同じ扱いしてくれ、とか思うタイプなんです。
つまり、結果的に、一見さんによる一期一会評価が増える、ということです。あしからず。

基本的に「相対評価」と思ってください。


基本的に「相対評価」と思ってください。
つまり「うどん」という分野での9点と「寿司」という分野での9点と「フレンチ」という分野での9点とは、点数では並んでいますが、絶対評価的に並んでいる、というわけではない、ということです。
当たり前ですが、うどんみたいな「一品物」とフレンチのような「空間物」は、世界がまるで違います。求めるものもうまさも違う。そしてなにより満足感の方向性が違います。たまに一品物の9点という評価に「フレンチのあの店で味わえたような満足感にはほど遠い。あの店が9点とは納得がいかない」みたいなズレたメールをいただきますが、うどんはうどんなり、寿司は寿司なりの役割があって、同じ9点だとしても、同じ地平で比較するのはナンセンスだと考えます。
まぁ当たり前のことですが、たまにご質問を受けるので、一応。

値段は一人でまぁまぁ食べてお酒も飲んで、の目安。


値段は一人でまぁまぁ食べてお酒も飲んで、の目安。 基本的にはその店に行ったときに実際にかかった値段近辺を書いています。ボクはわりと大食いの大酒飲みなので、ちょっと高めに設定されているかもしれません。まぁ高めに考えていればお金が足りなくなることもないでしょうし…。
特別料理や「この店に来たらちょっと高くてもコレ食べなきゃ」みたいなものは、値段の目安からほとんど無視しています。高い料理や高い酒を頼んだら高くなるに決まっています。以前Nさんが「書いてある寿司屋行ったけど5000円じゃすまなかったぞ」とメールしてきました。何頼んだの?と聞いたら「トロでしょ、ウニでしょ、からすみでしょ、おこぜでしょ、アラでしょ」……怒るで!おっさんは!
つまりは、贅沢しなければこの程度、という目安としてご理解ください。

質も大事だけど、「量」も気になる。


質も大事だけど、「量」も気になる。
何度も書いてますが、ボクは大食いです。だから「量」は大切。ほらあるでしょ、盛りつけはきれいだし値段もそこそこ取るのに、量がちょこっとしかない割烹とかフレンチとか。どうしても満足度が低くなってしまいます。量が多い店はつらい、という方もいらっしゃるでしょうが、極私的なおいしい店リストなのでその点はご勘弁を。
外食もちゃんとした一回分の「食事」だと思っています。食事の満足度の基本は「満腹感」。ボクはそう信じているので、量はやっぱり大事です。

訪問日時にご注意ください。


コメントの終わりに書いてある訪問日時にご注意ください。
なにせ1994年くらいから記録しているリストですので、ちょっと情報が古いものが多くなってきています。古いものはあくまでも「参考」にしてください。だってシェフや職人が変わったり、サービス体系が劇変したり、店もどんどん進歩(退歩)したり・・・。そうなるとガラッと印象違ったりしますから。一期一会の評価の賞味期限はだいたい2年くらいだと思いますし、古い記事はボクの書き方やスタンスも今現在とは微妙にズレていたりして、責任がもちにくいです。少しずつそこらへんの記事も直そうと考えてますが、店数が多くなってきて少しメンテが追いつかなくなっています。申し訳ありません。
ただし、何年経っても料理人もサービス陣もほとんど変わっていない店は、経験上そんなに印象変わらないところが多いです。

載せていないタイプの店もいっぱいあります。


載せていないタイプの店もいっぱいあります。
例えばマクドナルドは載せていないし、吉野家もファミリーレストランも載せていません。たまに入る街場のそば屋や、昼飯に利用する定食屋、同僚に誘われてはいる回転寿司、子供にせがまれてはいるデパートの食堂、なんてことない街角のラーメン屋………ぜーんぶまるで載せてません。なぜなら評価しても誰も読まないからです。評価しても仕方がない、とまでは言いませんが、書いても誰も参考にしないでしょう。
あ、マクドナルドや吉野家は何点なのか、などについては参考になるか。でもなー、アレはアレ。評価したから何、って感じしない?



ボクが毎日いただくメールの中で、わりと頻繁に聞かれるご質問に対するFAQもあります。興味がある方はどうぞ

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