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その他

LV1「料理の鉄人名勝負十二番」

グルメアカデミー編/扶桑社文庫/571円

料理の鉄人名勝負十二番
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フジTVの「料理の鉄人」の名勝負を、鉄人・挑戦者の舞台裏の駆け引きや感情の動きを追いつつ再現したもの。
TVを見ていたボクとしてはわりと楽しんだのだが、TVのアンチョコの域を出ておらず、本というメディアの特性をまだ活かし切っていないのが残念。
TVの補佐にまわるのではなく、もうちょっとその料理人(特に挑戦者)の生い立ちや経験にしっかり踏み込んで、TVでの勝負までの人生を本的にドラマタイズし、ある種の料理ノンフィクションに仕立てることが可能だったと思うのだ。

勝負も12本もいらない。
3本くらい、きっちりした書き手に書き下ろさせていたら出版界でもある種のムーブメントを起こせた企画になった気がする。惜しい。

1998年12月01日(火) 12:00:00・リンク用URL

ジャンル:食・酒

LV2「最終講義」

実業之日本社/4300円

最終講義
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「実業之日本社 創業百周年記念出版」だそうで、箱入りの立派な本である。
しかも545ページと分厚い。題名通りいろんな分野の有名な教授たち17人の「最終講義」を収録している。ほとんどが録音したものを書き起こしていると思われる。

最終講義はその教授のすべてが表出するもの、と期待し、ゆっくり紐解こうと思っていたが、読み始めたらあっという間だった。
いや、面白くて、というより、専門用語が多すぎて飛ばし読みばかりだったのだ。そう、最終講義とはいえ「講義」だから、例えば沖中教授の講義は内科臨床について詳しく言及したものだし、渡辺一夫教授はラブレーについて滔々と講義する。それを読んで授業を受けてきたわけでもないボクが面白いわけがない。ただ、矢内原教授の講義のように非常に感動的なものもあるから侮れないのだが、なんというか企画としては少々肩透かしを食った、という感じである。

1998年09月01日(火) 12:00:00・リンク用URL

ジャンル:教育・環境・福祉

LV4「沖縄いろいろ事典」

ナイチャーズ編・垂見健吾/新潮社/1600円

沖縄いろいろ事典
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「とんぼの本」シリーズの一冊。大変良く出来た沖縄事典。

ナイチャーズとは「ナイチャー」(内地のヒト)から来ている。そう、沖縄に住んでいない人々が書いた沖縄である点がこの本の特徴であり成功点であろう。内地から見た沖縄を縦軸に、沖縄に対する遠い憧れを横軸に、とても豊かな沖縄紹介がなされている。
寄稿している人もなかなかバラエティに富んでおり、各項目の紹介の仕方も自由闊達。これは事典というより沖縄についての読んで楽しいエッセイ集だ。アタマから最後まで楽しく読み通せる。こういう百科事典、できないだろうか。

1998年07月01日(水) 12:00:00・リンク用URL

ジャンル: , エッセイ

LV3「ひめゆり平和祈念資料館公式ガイドブック」

平和祈念資料館編/1000円

ひめゆり平和祈念資料館公式ガイドブック「私のひめゆり戦記」「初年兵の沖縄戦記」「ひめゆり教師の手紙」などをテキストに、ボクは沖縄戦の跡を実際にたどった。
まずひめゆりの塔に行き、同じ敷地にある資料館に入ったが、ここの公式ガイドブックがとても良く出来ていたのでここで紹介する。ひめゆり関係だけでなくいろいろな証言がいろいろな人から集められていて、貴重な資料になっている。
まぁ、涙なしでは読めないガイドブックというのも珍しい。

1998年05月01日(金) 12:00:00・リンク用URL

ジャンル:時事・政治・国際 ,

LV4「平和への証言」

沖縄県立平和祈念資料館編/1000円

ひめゆり平和祈念資料館公式ガイドブックひめゆりの塔から東に数キロ。玉砕地に平和祈念公園があり、その中の資料館の公式ガイドブック。
「ひめゆり平和祈念資料館公式ガイドブック」と同じように証言がたくさんおさめられている。
こちらの方が大人の文章が多く長い手記が多いので読みごたえがある。宿に帰って熟読したが、腰が抜けそうな迫力であった。丁寧に作られておりそこらのおざなりのガイドブックとは一線も二線も画す出来である。これも涙なしでは読めないもの。

1998年05月01日(金) 12:00:00・リンク用URL

ジャンル:時事・政治・国際 ,

LV1「オールナイトニッポン大百科」

ニッポン放送監修/オールナイトニッポン友の会編/主婦の友社/1500円

オールナイトニッポン大百科
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「オールナイトニッポン」という深夜放送のことを知らない人はいないだろう。
ボクもご多分にもれずかなりはまった方である。鶴光、タモリ、みゆき、千春にこうせつに糸居五郎……この本は放送開始30周年記念本ということで歴代の人気DJのインタビューや写真、そしてすべてのDJの紹介、などで構成されている。マニアックなファンにはうれしい作りだ。
が、ただずらずら思い出話を並べているだけの狭い価値観の本になってしまっているのが残念。どうせ資料的な扱いにするのなら「オールナイトニッポン大全」みたいな3巻本くらいの大特集にしてほしい。ちょっと中途半端だ。単なる番宣本なんだな、きっと。でも「まだ放送を続けている」こと自体が驚きではある。

1997年11月01日(土) 12:00:00・リンク用URL

ジャンル:雑学・その他

LV5「歴史新聞」

歴史新聞編纂委員会編/日本文芸社/1300円

世紀の号外!歴史新聞
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副題が「世紀の号外!」。これはある意味傑作かも。
世界史上の重要事件を新聞の号外という形に書き換え、わかりやすく(新聞の基本的な指命!)、そして楽しく伝えている。

1ページの中に見出しと記事の強弱つけた新聞記事という形で歴史上の重要事件(ピラミッド建設から明治維新まで)をあらためて提示されると、「そうか、歴史ってニュースが積み重なったものなんだ」という当たり前のことがとてもよく理解できる。
紙質も新聞だし、コラムや4コマ漫画もあって読んでて飽きない。中学高校時代にこういうのあったら、歴史がタテに理解できて良かったのになぁ。

1996年03月01日(金) 12:00:00・リンク用URL

ジャンル:雑学・その他

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