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渡辺由美子

LV1「食の女」

渡辺由美子著/扶桑社/1400円

食の女(ひと)―食のプロと呼ばれる女性十人の生きる知恵
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副題は「食のプロと呼ばれる女性十人の生きる知恵」。
岸朝子、今田美奈子、本間るみ子などの著名な食の女(ひと)を生き方、そしてその半生をさらりとルポタージュした本だ。

読めばその人の大ざっぱな半生や考え方は知れる。それはそれでこの本の目的は達しているのだと思う。十人の中に無名な人もいるから、そういう意味では総花的にその人を紹介せざるを得ないのもわかる。字数が限られているという事情(雑誌の連載コラムをまとめたものらしい)もわかる。それらをわかった上で書くが、その総花的さ加減がやっぱり物足りない。手のひらでさらりと撫でるだけなら履歴の域を出ない。食の女ばかり十人インタビューしたのだから、あるテーマを持って(たとえばそれは「なぜ食なのか」でもいいし「男社会を生き抜く辛さ」でもいいし「プロ根性」についてでもいい)掘り下げて欲しかった。
求心力があまりなくて、さらりと他人の半生を読まされて、読み終わっての印象がほとんど残らないのが残念。

2000年02月01日(火) 12:00:00・リンク用URL

ジャンル:自伝・評伝 , 食・酒

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