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横尾忠則

LV1「東京見おさめレクイエム」

横尾忠則著/朝日新聞社/1600円

東京見おさめレクイエム
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視点や良し。日々変わって行ってしまう東京を「見おさめ」ようという。江戸川乱歩「青銅の魔人」の銀座、太宰治「犯人」の吉祥寺、吉行淳之介「大きい荷物」の田園調布…、などなど、その本や映画に描かれた東京を見おさめ、レクイエムをおくろうというのだ(そういう主題にまったく乗っ取らない章もあるが)。しかも著者ならではの霊的な視点もずいぶん入っている。

が、不満なのはそれぞれのものへの突っ込みがあまりに足りないこと。朝日新聞でのコラムだったらしいから字数など制限はあったろうが、それにしても題材がいいだけに読者としては非常に消化不良、欲求不満が溜まるのだ。惜しい。

1998年03月01日(日) 12:00:00・リンク用URL

ジャンル:エッセイ

LV5「横尾忠則自伝」

横尾忠則著/文藝春秋/1995円

横尾忠則自伝―「私」という物語1960‐1984
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副題は「「私」という物語1960‐1984」。

画家横尾忠則のまったくもって面白い半生記。
読み始めたら止まらない。この人のすごいのはこんなに成功してもまだコンプレックスのかたまりで、ふつうの感覚を失わないこと。ものすごい交友関係・アート履歴・精神世界を、そこらの兄ちゃんみたいなさりげなさで書いている。でも逆にこれって大変な筆力がいるんだよね。さすがです。個人の青春記でもあり日本のアート青春記でもある傑作。

1996年04月01日(月) 12:00:00・リンク用URL

ジャンル:自伝・評伝 , アート・舞台

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