トップ > おもしろ本 > 著者別一覧 > > 松永真理 >

松永真理

LV4「iモード以前」

松永真理著/岩波書店/1400円

iモード以前
amazon
先月「iモード事件」を読んだのは、なんとなくこの本が読みたかったからその前哨戦としてだった。ま、面白かったのだが、やはり本命と思っていたこの本の方が良かったな。iモードで成功するまでの著者の仕事遍歴、そして勤め先の「リクルート」で出会った魅力的な人々のことがくわしく書かれている。著者の肉声も前著よりはよく伝わってくる。

著者のビジネス上の成功がゴールとしてわかっているので、書き方によっては自慢になってしまう題材だが、上手にその辺の嫌味を排除してある。逆に「こういう環境とすばらしい人たちに助けられたんです」的嫌味が出てきているくらい。でも確かにいい環境だな、リクルート創成期って。どうしてもリクルート事件を連想してしまってダークなイメージになるのだが、当時のリクルートみたいな環境があれば、日本はもっと多彩な人材がいろんなところから出てきていたであろう。それを知るためだけでも読む価値はあるし、ビジネスの現場で壁にぶち当たっている人たちが読むと即効性がありそうな本でもある。ただしなんでも他者のせいにしがちな人にとっては逆効果かもしれない。

2002年10月01日(火) 12:00:00・リンク用URL

ジャンル:経済・ビジネス , IT・ネット

LV4「iモード事件」

松永真理著/角川文庫/457円

iモード事件
amazon
文庫になったので読んでみた。というか次作「iモード以前」を読みたかったので、いまさらながらにこのベストセラーを買って読んだのである。ま、順序として。
よく売れた本だし、著者もいろんなメディアで取り上げられ話題になったので、いまさら感想を書いても仕方ないが、内容は実に上手に客観化されてあり、どう仕事が進みどう著者が悩みどう成功したかがよくわかるおもしろい本だった。ビジネス書・教訓書としてよく出来ている。が、著者自身の体臭みたいなものは意外と伝わってこない。著者とその仲間たちがこう動いたから成功した、という一種の人的テクノロジーは書いてあっても、著者自身の肉声が意外と読者に届かない。というか、目的がビジネス書的なのだろうからそれでもいいのだろうが、ボク的にはちょっとだけ肩透かしをくった感じ。
著者の肉声に関心があるボクは、次作に期待。批判的に書いたが十分面白かったので「LOVE!」。

2002年09月01日(日) 12:00:00・リンク用URL

ジャンル:経済・ビジネス , IT・ネット

ページの先頭に戻る

メニュー

Follow satonao310 on Twitter @satonao310

satonao [at] satonao.com
スパム対策を強化しているので、メールが戻ってきちゃう場合があります。その場合は、satonao310 [at] gmail.com へ。

ページの先頭に戻る

Google Sitemaps用XML自動生成ツール