YOSAKOIソーラン祭り、審査終了

2010年6月14日(月) 11:44:17

仰せつかっていた、YOSAKOIソーラン祭りのファイナル審査(パレード部門)、無事に終了した。

今年は審査員も増え、ファイナルは20名(パレード10名、ステージ10名)。審査方法も大幅に変更があり、参加304チーム(!)の中からファイナルに残った10チーム(+去年の大賞チーム1チーム)の演舞を見て、1位2位3位を決めて提出する、という方式である。去年までは全チーム10点満点で採点していたが、今年はよりシンプルに。

採点基準は「演舞・表現にオリジナリティがあり、観る人の心に感動と元気が届けられたかどうか」。
去年まではいくつか基準項目があったのだが、これもシンプルにこれひとつ。

思えば5年前、初めてこの祭りを見て感じた違和感を、YOSAKOIソーラン祭りフォーラムのパネリストとして率直に話したのがこの祭りとの“縁”の始まりである(このとき)。他にもそういう意見が多かったのだろう。毎年いろんな改良が重ねられ、5年でここまでシンプルになった。顰蹙かいながらでも直言して良かったかも、と思う。確実にいい方向になっていると思うし。

お馴染みのメンバーの中ではウメケンくんとご飯を食べたときにご一緒した青野さんも審査員。メールで質問されたけど、この審査員、報酬ゼロである(札幌までの交通費と宿泊費は出る)。まぁ来て楽しめるだけでラッキーなので報酬なんかいらないのだけど。

今年の「YOSAKOIソーラン大賞」は「夢想漣(ゆめそうらん)えさし」という北海道枝幸町のチームだった。
このチーム、3年前に旭川での講演(これ)を聞きに来てくれ、熱心にいろいろ討議した。それ以来チーム演舞に改良を重ねられたらしく、大賞の初受賞は我がことのようにうれしい(審査にはもちろん私情はいれないが)。リーダーの石岡さん、喜んでいるだろうな。他を圧する演舞で、今回はわりと点差が開いたトップだったのではないだろうか。素晴らしかった。

他に以前より好きだった北海道大学“縁”や、市立船橋高校もファイナルに入っていた。このあたりのチームはこの祭りの原点に近い演舞だと勝手に感じている。結果を一応ここに載せておこう。寸評は控える。

大賞
 夢想漣えさし
準大賞
 新琴似天舞龍神
 平岸天神
優秀賞(チーム番号順)
 GOGO'S & クワザワグループ
 コカ・コーラ札幌国際大学
 JCB夢翔舞
 関西京都今村組
 藤・北大 & ホンダカーズ札幌
 江別まっことえぇ & 北海道情報大学
 北海道大学“縁”
 市立船橋高校吹奏楽部THEヨサコイ

ボクはパレード審査だったのだが、パレードの出来とステージの出来が極端に違うチームがわりとあり、その辺も得点の違いに出たと思う(審査員が違うから)。パレードであんなに良かったのにステージだとイマイチとか、その逆とか。でも、パレードは審査していて楽しかったな。この選りすぐられた11チームが次々と練り歩いてくるパレードは、世界でもトップクラスのクオリティと熱気である。マンハッタンのパレードなんか目ではない。特に審査員席の前での演舞には熱が入る。役得(笑)。そして眼福。

さて、楽しかったお祭りもこれでオシマイ。祭りを仕切った学生さんたちも、本当にお疲れ様でした。
今日は高知。これはいま、羽田でトランジット中に書いている。YOSAKOIソーラン祭りの札幌から、よさこい祭りの本場である高知に向かうのも何かの“縁”を感じる。高知では月曜火曜と講演。がんばろう。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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