走るか、座るか、覚悟を決めなさい

2010年4月 5日(月) 8:09:35

倉本聰氏が26年にわたって俳優や脚本家を養成してきた富良野塾が閉塾したそうだ。
彼が私財を投じ、授業料など一切不要で、塾生達が農作業で生活費を稼ぐ独特のシステム。遠い知り合いが入塾していたくらいで、特に思い入れはないが、その最後の卒業式での倉本聰の言葉を書き留めておきたい。

感動を創るものは走らなければならず、感動を得るだけなら座しても可能だ。走るか、座るか覚悟を決めなさい。
走るか。座るか。

走っては「しんどい」と文句を言い、座っているものをうらやむ。座っては「つまらん」と不平を言い、走ってるものに嫉妬する。どっちにもふらふらと行き来している自分。覚悟が足りないんだな。よくわかった。


ところで、昨日書いた「第二回 鳩カフェ」の動画が早々にアップされていた。こちらから。

この動画の前に官邸の庭でのバーベキューがあり、自己紹介なども含めて約2時間のカフェだったのだけど、収録されているのはそれらを抜いた約1時間。長いけど、冒頭数十分だけでも見てみてください。

ちなみに昨日のツイッターでは、「動画はじめてみました。こんなに面白いとはびっくりです。文字通り地に足つけた人たちの会話は重くてでもカフェの軽やかな雰囲気が心地よくて」「鳩カフェの動画拝見しました。私もすごい感激しました。今のままでは農業だけでは生活できないし。もんもんとしてるのは自分だけじゃないんだと思いました」「鳩カフェ動画拝見しました!若手生産者を支援していると、もっと沢山、もっと高く農産物を買ってあげたいと感じます。義務教育で『農業』の授業をしてもいいのでは?と動画を拝見して感じました」みたいな感想をいただいている。
まぁエンタメ動画ではないので、面白いかどうかはヒトに寄ると思うけど、何かを考えるキッカケにはなると思われ。

民間ワーキンググループのひとり、佐々木かをりさんはブログでこう書いている。

「自分たちの国をどうしたいか」というのは、「誰か」に「お願い」することではなく、すべて自分から始まるんですよね。
これも、ある種、「走るか、座るか」だ。
あなたは走りますか? 座して見てますか?

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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