苦楽園で法事

2010年1月24日(日) 20:42:03

神戸(というか苦楽園)での法事も無事に済み、東京に帰ってきた。

50才ちかくなってくると法事も見方が変わってくる。「あぁもうすぐあっち(あの世)だなぁ」みたいな実感が出てきて、なんだか妙に身近になってくる。十年くらい前までは「まったく自分に関係ないこと」だったのが、「自分ごと」になってきている感じ。平安時代に生まれた仏教の、そのお坊さんのお経を聞きながら、あーこうやって平安時代からずぅっと死の繰り返しの上に人類が成り立ってきているんだなぁとしみじみ思った。我々の生はたくさんの死の結果だ。そしてボクもしばらくしたらその礎のひとつとなる。

法事のあとは夙川の「いかりスーパー」の前にあるグルメゾン2F「愛蓮」で親戚での会食。グルメゾンとか懐かしすぎるし!
夙川に住んでいた当時、グルメゾンのチーズショップの大得意だった我々。買いまくっていたからね。で、当時の馴染みの店員を見つけて妻の優子が「お久しぶりです!」と挨拶したら見事に忘れられていたらしい(笑)。まぁそんなもんか。十年前だしなぁ。

相変わらず苦楽園や夙川のあたりの空気は好き。
新しい店も増え、別の街みたいな感じだけど、なんかホッとする。あの頃の自分がそこここにいるようだ。

東京に転勤して早十年。まだなんとなく「自分が一生住んでいく場所」的な実感がない。夙川・苦楽園・芦屋みたいな環境をどこかで望んでいるからなのかもしれない。東京で生まれ育ったのに、なんか東京って「自分の街」感が持てないんだよなぁ。きっと夙川・苦楽園・芦屋って規模的にも適正なんだろうと思う。いろんな意味で、とても人間的な街。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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