なつき先輩!

2009年12月 3日(木) 9:07:05

「情報って出せば入ってくる」というのが14年前にサイトを始めてからの変わらぬ実感だ。

たとえばおいしい店の情報を出し惜しみせず発信すると、その見返りのように次々と店情報が舞い込んでくる(それもボク好みっぽいのが)。本や映画や音楽や舞台の情報もそう。なんだかんだ発信していると、オススメ情報に限らず、献本や試写・試聴、貴重なお誘いなども舞い込んでくる(ボクが本を出版できたのもサイトがきっかけ)。もちろん今はアクセスが多いからというのもあるとは思う。でも、感じとしては、サイト始めて3年目くらいの、まだアクセスがそうでもなかった頃からそういう傾向になった。ここ数年は加速度ついている感じ。なんでも続けてみるものだなぁとよく思う。

で、人との出会いも、ボクの場合、サイトがきっかけになっているのがほとんどになった。
先日の鳩山首相との出会いも元はといえばサイトがきっかけだし(松井官房副長官と友人になったのもサイトがきっかけ)、岩田モリや森崎モリみたいな親しい人たちもサイトがきっかけ。対談ブログをやっている伊藤さんもそうだし、さなメモに書いていないいろんな方々もほとんどサイトがきっかけで知り合った。

昨晩もやはりサイトがきっかけで、貴重な出会いがあった。
「時をかける少女」や「サマーウォーズ」の細田守監督と一緒に飲んだのである。

彼がボクの「サマーウォーズ」の感想を読んでくれ、「おいしい店リスト」なども深く読んでくれ、その後ツイッターでフォローしてくれ(もちろんその時点でボクもフォローしている)、お互いにつぶやき合い、DMをやりとりし、共通の友人を介して「ご飯を食べよう!」ということになり……という展開。
8月にあの映画に感激したときには、まさか細田監督と知り合えるなんて想像もしなかったなぁ。

昭和の趣を残す小さな居酒屋で、共通の友人も介して4人での酒宴。
リアルで初めて会うときはたいていドキドキするが、今回も「合うかなぁ…」とドキドキ。でも、店の中で「いや〜はじめまして!」の握手をした19時から、「じゃ、またね!」と手を振った24時半まで、まったく話が尽きなかった。ずぅっと話し続け。もうホント話し続け。店のお客さんが全員帰り、店のオヤジさんが居眠りしだすくらいまでずっと話続け(笑)。実に楽しかった。

なんだかめちゃめちゃいろんな話をした。映画の話はもちろん、異様にうまかった食べ物の話や旅行の話、青春時代の話、いろんな本や人の話、イカリングがなぜ怖いかの話(笑)、ツイッターの話(同じコメントを居酒屋から同時に書き込んでみた)などなど、話は飛びまくり一貫性はまるでなかったが、ひたすら楽しかったなぁ。今朝起きたら喉がガラガラだった。

ちょっと驚いたのは、細田さんがめちゃくちゃCMにくわしかったこと。昔の名作とか異様によく知っているし、クリエイターの名前もとてもよく知っている。なんか、ファンタジーの中にリアリティを追求する彼の方法論や、大衆に膾炙することを良しとする彼の制作姿勢に通じる原点を見た思いだった。

ということで、ええと、写真は「自慢」です(笑)
というかですね、どこかのブログで、細田監督にサインをしてもらって「万助のDS」にしてもらったDSの写真を載せてた人がいて(万助は「サマーウォーズ」の登場人物。栄おばあちゃんの次男で、イカ釣り船を運び込んだ太ったオジサン。映画の中でDSを駆使してOZ内で闘う)、それが実にうらやましかったのです。で、監督に頼み込んで iPhone を「なつき先輩」にしてもらいました。リンゴを頭に乗せてるようで素敵でしょ。微妙に巨乳になっているところもお気に入り(笑) キングカズマにしてもらおうか迷ったんだけど、やっぱなつき先輩が可愛いや(ツイッターでは「オレだったら『時をかける少女』の紺野真琴にしてもらう」という意見がいくつかあったけど)

細田監督、そしてご一緒してくれた方々、どうもありがとうございました。
今度は「戦艦ポチョムキン」系の鮨屋で!(謎)

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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