博多最終日

2008年2月17日(日) 10:04:10

昨日は午前中にお土産用の明太子を買いに博多の小笹(地名)へ。ここで知る人ぞ知る手作り&無添加&少量生産&おいしい明太子が売られていると聞き、タクシーを飛ばした。東京へ帰ってすぐ食べたら異様においしかった。店名などはまたご紹介するけど、ほとんどどこにも売ってないので手に入れるのが大変かもしれない。

博多での最後の昼ご飯は、麺を3軒。
まずは「かろのうろん」(博多うどん)。古い博多弁だと「ど」が「ろ」になるようで、要するに「かどのうどん」ですね。角っこにある小さな店。おいしかった。博多うどんにしては細麺でコシがある。前日に食べた「みやけ」のぶよぶよな麺とはずいぶん違う。「みやけ」の方が昔ながらの麺なのかも、と思いつつ、こっちの方がうまいなぁ。

2軒目はJR博多駅デイトス内にある「大明担々麺」。知り合いに強く勧められた。これ、中国や台湾の屋台で食べたら「絶品!」と叫ぶと思う。でもファストフード的なこの雰囲気で食べるとまぁまぁ的。うまいんだけど損してる。惜しい感じ。

3軒目は、前の晩に後輩に「博多に『ちんめん』という麺があるのを知ってますか?」と聞かれて「まったく知らん」と答えたら勧められた店。赤坂の「黒田屋」。基本的に博多ちゃんぽん(手打ちちゃんぽん麺)を出す店なのだが、たしかに「ちんめん」というメニューがある。こりゃ麺好きとしては体験しに行かねば!

席に座って「すいません、ちんめんって何ですか?」とおばちゃんに聞いたら「さぁ?」と言われ鼻白む。なんやねん。そしてら奥からおねえさんが出てきて「醤油ラーメンです」とキッパリ。は? 「ええと、醤油ラーメンなだけ?」「そうです」「ええと、じゃ、なぜ『ちんめん』と?」「さぁ? 『ちんめん』は『ちんめん』です」と。
じゃぁ醤油ラーメンと呼ばんかい!と思いつつ、ネットで調べると、どうやら「ちゃんぽん」と「ラーメン」の間に位置する食べもののようだ。『ちゃんめん』から来ているのかな。
来たものを見てみると、具はラーメン系。麺もラーメン系。スープは醤油ラーメンというよりは鶏ガラ系のちゃんぽん風かな。マイルドでやわらかい。「あま太郎」という店が元祖らしいが、んー、二日酔いに効くラーメンって印象だった。

ということで、夕方便で博多から東京へ。
博多は全体に味が濃く、塩も強い印象だったなぁ。そういえばヒトも濃い(笑)。そういうお土地柄なのだろう。
安価なわりに素材の良さは圧倒的。食の底辺レベルも相当高い。つまりまずいものがない。でもダントツな美味とかも少ないかも。今回は高額店や屋台をはずしたが、全体の傾向は掴めたと思う。なんとなくだけど、味的にボクの中では「札幌を濃くした印象」。なんか通底するものを感じたなぁ。もう少し日数が経たないと咀嚼&俯瞰ができないんだけれども。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター

(株)ツナグ代表。(株)4th代表。
復興庁復興推進参与。一般社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
花火師。

1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。

現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。

本名での著書に「明日の広告」(アスキー新書)、「明日のコミュニケーション」(アスキー新書)、「明日のプランニング」(講談社現代新書)。最新刊は「ファンベース」(ちくま新書)。

“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(コスモの本、光文社文庫)、「胃袋で感じた沖縄」(コスモの本)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「さとなおの自腹で満足」(コスモの本)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。

東京出身。東京大森在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園・夙川・芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao310@gmail.com まで。

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