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さとなおの行った店リスト 東京
銀座・有楽町・新橋・築地・月島・門前仲町エリア
このコーナーは、ボクが実際に行ったレストランを記録したものです。
個人サイトの個人的食べ歩き記録です。ガイドでも評価でもありません。
ですので、読みやすさなどを考えずざっと一覧してあります。コメントも短く散漫なものです。ご了承ください。
ただ、この記録を利用して、あなたが行った店の感想とボクの感想とを比較することができます。そうして趣味嗜好がボクと合うか合わないかを調べ、趣味嗜好が近かった方は「さとなおの好きな店リスト」をご覧ください。店の選択により便利になっています(「このコーナーの使い方」参照)。
なお、自分の好き嫌いを相対化するために、店をラブ度で表しています。ボク個人の「お気に入り度」の目安として参考にしてください(味の評価でも店の優劣でもありません)。
また、古い訪問年月日の感想も出てきます。それはその時の感想。その後、当然、店は変化しています。それはご自分でお確かめください。住所・電話・営業時間などについても変わっている可能性があります(閉店した店もあります)。ご注意ください。
※ 下記エリアをクリックすると各エリアにショートカットできます。
※※各エリアごとに「和食(鮨、蕎麦、居酒屋…)→洋食(フレンチ、イタリアン…)→アジア系(中国、韓国…)→その他系(南米、バー…)」の順で並んでいます。ジャンル別に見たい方はこちらに戻ってジャンル別をご利用ください。
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| 銀座・東銀座・日比谷・有楽町エリア |
銀座鮨処マルイ(銀座)
東京都中央区銀座2-12-10 藤ビル1F/03-3546-1701/11.30〜14/17〜22(土曜は〜20.30)/日祝・第3土休/6000円〜
鮨。丸の中に伊でマルイ。格安に新鮮なタネを握る良心的な店。ただ、ちょっと当たり外れがあるという印象だった(相当格安だから仕方がないけど)。もちろんおいしいのもあったが、全体に脂が乗っているネタを重視している模様。若者にはいいと思うが、少し年輩になると厳しいかもしれない。ただ、鮮度はいいので、鮮度重視の鮨が好きな方にはなかなかいい店だと思う。お客さんはよく入っていて人気は高い。土曜の夜はすべてのネタを一貫150円で食べられるらしい。それを狙って行くのは楽しいと思う。00年3月。
ととや(銀座)
東京都中央区銀座3-11-7/03-3543-3324
鮨。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
すきやばし次郎(銀座)
東京都中央区銀座4-2-15 塚本素山ビルB1F/03-3535-3600
鮨。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
やまいち(銀座)
東京都中央区銀座4-3-12伊藤ビル1F/03-5159-1122/日休
鮨。2005年12月開店した新しい店。茨城で鮨屋をやっていたご主人が銀座に「人生最後の勝負に来た」そうだ。銀座のド真ん中によくぞ。ただそんなに肩に力が入った感じではなく温厚でやわらかいご主人(50代か)。よくしゃべる。昔ながらの古い仕事を丁寧にやっていると聞いて伺ったが、鮨自体は「銀座では厳しいかも」という印象。様々な仕事がしてあり、煎り酒やら黒酢ヅケやら雪ヅケやらの工夫も多い。素材もなかなか。酢飯小さくタネ細長めの繊細な握りでバランスも悪くないが、いかんせん印象に残らないのが残念。そのひと手間の効果が見えにくい感じ。あ、それと訪問当日は煮切りがしょっぱすぎた。また、予約客の来店に合わせて仕事をし飯を炊くようで、途中酢飯が足りなくなったりもした。その際、客に甘えた。茨城ではそれでも通じるだろうが、銀座だと真剣な接待もあるし厳しい客も多いので気をつけた方がいいと思う。
雰囲気はよい。隠れ家のような外観、清潔な店内、タネ箱、檜のカウンター。でも立地と内装もあってか握りの質に比べてかなり高額。20000円以上は確実にかかる。自腹には向かない店。06年11月。
ほかけ(銀座)
東京都中央区銀座4-7-13/03-3564-2491/12〜14/17〜21/日祝休/15000円〜
鮨。銀座のど真ん中にして昔風木造一軒家。白い暖簾がすらりとかかる佇まいはこのまま長く保存してほしいくらい。激賞する方も多い老舗鮨屋で、雰囲気も気遣いも、江戸古式としての大ぶりな握りもそれぞれなかなかいいのであるが(コハダが特に良かった)、ボクにはちょっとタネと酢飯のバランスが悪い印象。大ぶりなのはいいが、酢飯がタネに対抗できず口の中にタネだけ残ってしまうことが多い。ボクの好みから言うとタネが勝ちすぎかなぁ。お好みでお願いしたが(お決まりだとテーブル席に通されてしまう。カウンターに座るならお好みを)、出てくる速度も目一杯速く、追い立てられるように食べて数十分で退散。これも江戸古式と言えば江戸古式。でもお酒すらまだ飲み切れていない(笑)。入店するのに勇気がいるが店自体はいたって気楽。若者向きの店ではないが、ある程度歳をとったら通ってみたい店でもある。05年6月。
二葉鮨(銀座)
東京都中央区銀座4-10-13/03-3541-5344/日祝休/8000円〜
鮨。明治初期から五代にわたって続く老舗。玄関左手に屋台鮨として使用した出窓を残す(かつて鮨は屋台で立ち食いが普通だった。その歴史が垣間見れる)、木造一軒家。その文化財のような外観にびびってなかなか入店できなかったが、思い切って入ってみるとわりと気楽で下町ちっくな落ち着ける鮨屋だった。店内は歌舞伎の舞台を意識した天井高い造り。おばあちゃんがレジ横に陣取り雰囲気抜群。つけ台も円形で独特。握りはどれも「絶品!」と唸る力強さはないものの、実に誠実で正当な江戸前。五代目ご主人はまだ若いのだが、ずいぶん落ち着いた鮨を握る。コハダ、白身などとても良い。ちょっと大きめだが、シャリとのバランスがいい握りだ。古びた内装を見回しながらゆっくり鮨をつまむと昭和、いや明治や江戸に戻ったかのよう。似たようなインテリアの鮨屋が多い中、貴重な雰囲気を醸し出している。ただし銀座なのでそれなりの値段。外観や雰囲気から考えると外国人のお客さんとかを連れて行く店のトップ候補である。銀座三原橋近く。02年9月。04年12月。その他再訪数回。
加納(銀座)
東京都中央区銀座5-4-15エフローレビル4F/03-3571-6081/20000円〜
鮨。銀座ホテル日航の近くから日動画廊の裏手(ソニービルとエルメスの間を入って20m程行った左側)に移転してきたらしい。銀座の同伴客や接待客に焦点を当てている鮨屋のようで、ボクには少し居心地悪かった。自腹で食べに行くのはあまりオススメできないかもしれない。
当日おまかせでお願いしたが、最初に数品出てくるつまみは実に美味だった。日本酒に合わせると特にチカラを発揮する料理が多く、からすみとこのわたを和えたものや塩辛などおいしい。が、握りに入るとその勢いが止まる。どってりした姿の握りで酢飯とのバランスもあまりよくなく、極私的にはあまり好みの方向性ではなかった。わりとやわらかく酢も弱め。タネはいいのだろうが活かしきれていない。サービスは接待族が喜ぶ感じだが、ボクにはあまり合わなかった。お酒は一種類だけらしいが銘柄を聞くと「なんだっけ?白鶴かな?」と答える。店を出るときお客の荷物を二度間違えたり、お酒やお茶への目配りもいまひとつだったり。ひとり2万以上する店としてはもうちょっと改善してほしいと残念に思った。04年11月。
からく(銀座)
東京都中央区銀座5-6-16 西五番館ビルB1F/03-3571-2250/12〜14/17〜23/無休/15000円〜
鮨。前は「加羅久」と書いていたが、近くの地下に移転してひらがなのみになった模様。「なか田」そして「奈可久」からの分かれのようである。氷柱のまわりにネタを並べるところに「なか田」系の流れを感じさせる。握りも大振りで「なか田」流。だが「なか田」より繊細な握りかもしれない。つまみをいただきながら握りに移行する楽しみ方がここではいいと思う。ただ、酢飯とタネの温度差が違和感を呼ぶ握りもあって惜しかった。ボクは「なか田」より好きだけど、これは好みだろう。96年9月。
新富寿し(銀座)
東京都中央区銀座5-9-17/03-3571-3456/11.30〜21/無休/8000円〜
鮨。安心できる味。老舗っぽい雰囲気も良い、上品な店である。20代に「こういう店を知っておくと箔がつく」と粋がって数度食べに行ったが、その頃は素晴らしいと思ったものの、30代後半や40代になってからの再訪ではまだ満足に至っていない。好きなタイプではあるのだが、値段のわりに普通かも。握りは小振りで固め。安定感は抜群だが打率が高いわけではない。くつろいでゆっくり食べていると意外と高くつくので注意も必要。昼から夜までぶっ続けでやっているのは助かる。というか鮨とはもともとそういうものかもしれない。歌舞伎役者などにもよく会う。90年9月初訪問。95年11月など再訪数回。
鮨好(銀座)
東京都中央区銀座5-12-8本州製紙ビルB1F
鮨。銀座で安く鮨を食おうと思ったらなかなかいいと思う。大衆的だがまともな鮨を出す。ヅケなんかも出してくれるし。ちょっとロケーションが「銀座の場末」って感じだけど。95年6月。※閉店。メールによる情報では、「鮨好」は廃業して「喜楽鮨」と合体したようだ。「喜楽鮨」は「鮨好」値段では食べられない高級鮨。97年10月。
寿司幸本店(銀座)
東京都中央区銀座6-3-8/03-3571-1968/11.30〜22.30/無休/18000円〜
鮨。明治18年開店、創業100年の老舗。 安政ニ年に木挽町に創業した大老舗「美寿志」(現在は銀座「美寿思」)の流れをくむらしい。「美寿思」もすしとワインを合わせることで有名だが、この店もワインブーム時にそのことで有名になり、いまではワイン好きもずいぶんカウンターに陣取っている。職人さんが多いのでどの人の前に座るかでずいぶん出来が違うとは思うが、ボクはたまたま店主の杉山氏の真ん前に座れた(杉山氏は2階で握る)。よく工夫されたつまみは洗練され、有機白ワインによく合った。握りに入るとリズムよく握る杉山氏のペースに巻き込まれ、どんどん行ってしまう。小振りで上品な握りは特に印象強いタイプではないが、とても安定している。失礼を承知で言うなら、会話を邪魔しない謙虚な味かも。でもインパクト強い美味もいいけど、本当の洗練はこういうところにあるのかもと思わせてくれる。
店内は有名な高級店とは思えない庶民的な造り。入り口に座っているおばあさんの感じとか、テレビがついていたりする感じとか、かなーりカジュアル。高級店だと緊張して入った方は拍子抜けだろうが、一方でとてもうれしくもある。サービスは親切。丸ビルに店を出してしまい、今後どう変わるかちょと不安。お土産用のばらちらしは名物。とてもうまい。03年6月。
きよ田(銀座)
東京都中央区銀座6-3-15
鮨。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
青木(銀座)
東京都中央区銀座6-7-4 タカハシビル2F/03-3289-1044/12〜14/17〜21/日休/20000円〜
鮨。先代のあとを急についだ現大将がプレッシャーにもうるさ方にも負けず、立派に銀座の真ん中でがんばっている。全体にとてもうまいと思う。最初に少し切ってもらったが、食感が違ったものを順に出してくる演出でどれも満足な味。珍味「アワビの歯」など特に忘れがたい味である。握りはどれもしっかり仕事がしてあるもので、シャリとのバランスが非常によい。まだ若いご主人だが、真面目な性格がよく握りに反映されていて気持ちがよい。まぁでも自腹族にはなかなかつらい値付けなので注意。適当に切ってもらって適当に握ってもらったりするとふたりで5万は軽く越えてしまう。すっと伸びたカウンター。清潔で無駄のない空間。気持ちのいい店であるので、お金に余裕があれば通いたいと思わせる。サービスはとても良い。00年5月。
なか田(銀座)
東京都中央区銀座6-7-19 ミクニ銀座ビル5F/03-3571-0063/12〜14.30/17〜21.30(祝日は夜のみ)/日休/15000円〜
鮨。銀座の名店として名高い。大振りの握りで酢飯は適温。口の中でほろりとほぐれるおいしい鮨だと思うが、個人的には値段のわりに満足度が低かった。相性の問題だろう。ちなみに15時頃ひとりで入ったことがある(まだ昼からぶっ続けでやっている頃)。イヤな時間だったとは思うがサービス陣の対応は見事で気持ちよかった。酒も飲まず高いネタも頼まず光り物中心に10貫ほどで9000円はちょっと高いと思うが、まぁ銀座のこの立地では仕方ない。カウンターの氷柱が「なか田」系のシンボル。夜は独特の雰囲気を醸し出す。96年10月。97年2月。※2000年2月に同じビルの2Fから5Fへ移転。近々再訪する予定。
新太郎(銀座)
東京都中央区銀座7-5-4 並木通り毛利ビルB1F/03-3574-9936/12〜14/17〜22/日祝休/15000円〜
鮨。長く神保町にあり、作家や出版社関係者に愛された店だという。壁に常連だったという開高健の「入ってきて 人生と叫び、出ていって 死と叫ぶ」という色紙が飾られている。この店のことを詠んだらしい。まぁそういう店なのだ。その握りはひと言で言うと真面目な鮨。柔らかく優しい酢飯に上質なタネを丁寧に丁寧に握る。それが口の中でそろりと崩れる様は素晴らしい。酢飯が柔らかいのはそんなに好みではないが、全体に上品で美しい鮨なのでそれなりに満足。ただ、ちょっとわさびが効き過ぎかも。
店内、実に気持ちよい清潔な空間で落ち着けるのだが、ご主人の風情がまたとてもよい。サラリーマン部長みたいな真面目さを醸し出し、客に対しても丁寧に応対。気を遣って話しかけてくれたりもする。息子さんもつけ台に立つが、5年もサラリーマンをしたあと蕎麦屋(母方の実家は神保町にある出雲蕎麦らしい)でも修行したという。サラリーマンを経験したあたりがなんだか信用できるんだよなぁ(笑)。ただドレッシングたっぷりのサラダから食事が始まるのは疑問。口がオイリーになってしまう。間の茶碗蒸しもいらないのではないかな。握りがいいので、普通に鮨だけでおまかせを構成して欲しいと個人的には思う。飲んで食べて15000円程度から。銀座ではまぁまぁ良心的。05年1月。
鮨 水谷(銀座)
東京都中央区銀座8-2-10 銀座誠和シルバービルB1F/03-3573-5258
鮨。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
寿司仙(銀座)
東京都中央区銀座8-6-9/03-3571-3288/11.30〜14/17〜21/土日祝休/15000円〜
鮨。並木通りの暗い小道(路地とも言えないような小道。「小笹寿司」もこの通り)にあるが、実に清潔な佇まいで凛としている。白いのれんも人を寄せ付けず、かなり入りにくい雰囲気。というか、銀座ということもあっていかにも高そうだし、常連相手っぽい感じがぷんぷんする。でも勇気を持って扉を開けると実はそんなことは全くなく、中に入ればとってもアットホーム。聞けば開店60余年。兄弟で握っており、ボクは奥のお兄さんの前に座った。こざっぱりシンプルな店内は感じが良く、こういう店の常連になりたいなぁと感じさせる。有名な店だけに期待は高ぶる。酒は「キクマサ」と「北の誉」のみ。魚を少し切ってもらい、すぐ握りに移行する。小振りな酢飯に大きめのタネ。姿はそんなに洗練されていない感じ。あれれ?と思っているうちにどんどん出てきて(攻めるようにどんどん出てくる)、あっという間に満腹。中では青柳がとてもよかったが、他はあんまり印象に残らなかった。お兄さんとの話もかみ合わず、弟さんはギョロリと怖いし、値段も軽く食べて15000円行っちゃったし、なんかくつろぐ間もないような握り攻撃だったし、ボクはそんなに好みではないかもしれない。なお、昼のばらちらしは名物らしい。04年5月。
小笹寿し(銀座)
東京都中央区銀座8-6-18第5秀和ビル1F/03-3289-2227
鮨。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
久兵衛(銀座)
東京都中央区銀座8-7-6/03-3571-6523/11.30〜14/17〜22/日祝休/12000円〜
鮨。昭和11年創業の有名店。鮨といえば久兵衛、とすら言われ、北大路魯山人や志賀直哉も通ったし、ウニやイクラを軍艦巻きにしたのもこの店が最初と言われる。歴史に残る名店なのは間違いない。いまでも客層はたいしたもので、各界の名士からバブリーな同伴客まで金持ちがずらっと揃う。だからかさすがに接客は手慣れたもの。どの握り手の前に座っても愛想よくくつろがしてくれて、ちょっとクラブかと思わせるような気持ちよさがある。そういう意味ではいかにも銀座な店なのだ(ただし香水プンプンの女性やタバコがんがんのお客が近くに座ってしまったら不幸である。銀座ゆえそういう危険が常につきまとう店でもある)。
ただ、難を言えば職人が多く、どの職人の前に座るかはその夜の運であることが残念。同じ値段を取るなら親方と弟子ではやはり親方に握って欲しいもの。もちろんこれだけの名店なので客側にもそれだけの格も要求されるが、ポケットマネーを握りしめて行く客は若い職人の前とかだと少し割り切れない思いになるだろう。そういう意味では親方がひとりでやっている店の方が好きだし、自腹客はそちらの方が向いているとは思う。
握りはボクの好みの大きさ。大きすぎず小さすぎず。コハダ、マグロなど、旬のものはすべてはずれなし。酢飯はちょっと酢がきつい気がするし、全体にしめすぎなところがあるのだが、これは好き嫌いの分かれるところだろう。ホテルオークラなどにも支店あり。オークラの方が客層がよく、ゆっくり食べられるかも。94年8月。97年2月ほか再訪数回。
TEN・ICHI deux(銀座)
東京都中央区銀座4-1西銀座デパート1F/03-3566-4188/11〜21.30/無休/名物天丼1600円
天ぷら。「てんいち・デュー」。つまりはあの銀座の老舗「天一」の廉価版なわけですね。天一の味をお気軽に、というコンセプト。眉に唾つけながら入店したのだが、ごま油で揚げた「名物天丼」(1600円)は意外においしくそれなりに満足。セットでついてくる赤だしもおいしい。「deuxセット」というセットもあるが、ここは名物天丼で十分かと。西銀座デパート1F。細長い店内は仕方ないとはいえ、その内装とテーブルなどの設えがちょっとだけ時代遅れかなぁ。01年4月。
近藤(銀座)
東京都中央区銀座5-5-13 坂口ビル9F/03-5568-0923/12〜13.30/17〜20.30/日・祝月休/10000円
天ぷら。もと山の上ホテルにいた近藤文夫氏の店。池波正太郎が愛した近藤さん(当時「山の上ホテル」)の料理。池波正太郎好きにはたまらない店だろう。さつまいものてんぷら(時間がかかるから先に注文しておく)と天茶が名物。他には野菜類がわりと印象的。さつまいもは分厚くほくほくでおいしいが、全体にインパクトが強い味ではなく、極めて真っ当で穏やかなもの。山の上ホテルの店と同じような印象かな。ちなみに揚げ鍋をふたつ使うことでも有名な店である。油の温度が下がらないよう、タネが浮いてきたら鍋を移す気の使いよう。丁寧な店である。95年11月。
改装して久しぶりの訪問。白木のカウンターになり清々しい。ただ奥の部屋に通されてしまい、近藤氏ではなく若手に揚げてもらうことになり、その若手もどこかおどおどしていて正直もうひとつだった。彼は頻繁に目の前からいなくなり、サービス係もめったに来ず、食事の楽しさもほとんどなかった。これで同じ料金は解せないなぁ。こぢんまりと親密な奥の部屋をわざわざ作った意味は? 夜のコース8400円から。06年11月。
あさぎ(銀座)
東京都中央区銀座6-4-13/03-3289-8188
天ぷら。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
天亭(銀座)
東京都中央区銀座8-6-3新橋会館B1F/03-3571-8524
天ぷら。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
流石(銀座)
東京都中央区銀座1-19-12 理研ビルB1 /03-3567-0012/11.30〜14.30/17.30〜22.30/土休
そば。伊豆の修善寺では有名な蕎麦屋「朴念仁」が銀座に支店を開いた。「朴念仁」のことは高級旅館「あさば」に行った人たちから噂は聞いていた。旅館の近くにあるらしく、泊まった人が翌日食べに行くことが多いという。ボクは「あさば」も「朴念仁」も未訪だが、「あさば」と組みになって評判が高くなったと聞いて、ちょっと心配していた。だって旅の途中だし「あさば」の後だし、印象が加速度ついて高くなるに決まっている。果たして東京で単独で食べたらどうなのだろう…。と思っていたら、たまたま開店して3日目に友達に誘われ、いそいそと出かけた。んー。その心配は(開店当初に限っては)当たってしまった。地下の店だが、閉鎖的空間のわりにくつろげる感じではある。が、修善寺の有名店というにはさりげなさすぎる雰囲気。問題の蕎麦はよく言えば優しいもの。開店三日目なので仕方ないと思うが、オペレーションも悪く、一品ものもどれももう少し。とても「流石!」と驚くレベルではなかった。1年後くらいに再訪してみよう。04年5月。
宮城野(銀座)
東京都中央区銀座4-13-13/03-3543-9637/11〜16/17.30〜22/日休/900円〜
そば。歌舞伎座のすぐ近くにあり、昼は午後4時までやっているので、昼の観劇後に軽くという使い方で重宝している人も多いだろう。そばは普通っぽいといえば普通っぽいが、香りもちゃんとしていて標準的。鴨せいろが好き。歌舞伎座近くで迷ったときはわりと行くが、どの時間帯に行っても安定しておいしいので好きである。02年4月。
泰明庵(銀座)
東京都中央区銀座6-3-14/03-3571-0840
そば。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
よし田(銀座)
東京都中央区銀座7-7-8/03-3571-0526
そば。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
手打ち蕎麦 成冨(銀座)
東京都中央区銀座8-18-6/03-5565-0055
そば。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
さか田(銀座)
東京都中央区銀座1-5-13仰秀ビル2F/03-3563-7400/11.30〜15/17〜22/日祝休/700円〜
さぬきうどん。もうそろそろ「本場のおいしさに近いさぬきうどん店の東京での草分け」と呼んでもいいかもしれない。さぬきうどんブーム前から地道にがんばっている店で、初期にはちょっとムラがあったが、職人も年ごとに腕を上げてきている印象。歯ごたえ、粘り、喉越し、それぞれに良い。縦横無尽の「逃げ」がこれに加われば言うことなしのおいしさ。たまに固いだけの時もありガッカリするが、打率は高いほう。銀座近辺で本場に近いさぬきうどんが食べたい時には重宝している。メニューに「香川県出身の方へ。ひやあつ、そのまま、あります」と書いてあったりしてなかなかマニアック。99年9月。再訪多数。
寛文五年堂(銀座)
東京都中央区銀座7-6-5/03-3571-6076
うどん。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
ひょうたん屋(銀座)
東京都中央区銀座1-5-13/03-3561-5615/11〜14/17〜19.30/日祝第2.4土休/1200円〜
うなぎ。実は「さかた」でさぬきうどんを食べようと思ったのだがあまりの行列に諦め、となりにあるココにたまたま入った。結果は当たり。古ぼけた鰻屋であるが、実にツボを心得た蒲焼きを出すのである。上品すぎず下品すぎない。ボクが蒲焼きに求めている力強さ、下世話さ、ファイト一発感がここにはある。しかも安い。並が1200円。特上でも2200円。上1800円を食べたが非常にうまかった。しかもユニークなのはどうも関西風地焼き(蒸さない)のようであること。地焼き好きなボクとしてはそれも満足。店の設えも、道に漂ってくる煙と香りも、オヤジがパタパタするボロい団扇も、すべてボクのイメージする「典型的鰻屋」に近い。銀座にこんな店があるとは思わなかった。難を言えばちょっとタレが辛すぎることかな。00年6月。※銀座6丁目店もある。松坂屋の二本裏。ここも安くて良い。炭焼き。(中央区銀座6-12-15/03-3572-2511)
割烹鰻ひら井(銀座)
東京都中央区銀座3-4-18/03-3567-7001/11.30〜13.45/17.30〜20.45/日祝休/1600円
うなぎ。煉瓦亭の斜向かいの小道を入っていくと「うなぎ」ののぼりが見える。「うなとろ丼」(1370円)を名物にしている小さな店。うなとろ丼はうな丼の上にとろろと青のりとうずらの卵が乗ったもの。冷たいとろろが最初違和感があるが、食べてゆくに従ってご飯やうなぎと渾然一体となり、意外な美味に変身する。ただし夏に食べた方がいい。もちろん鰻ととろろという二大スタミナ食が合わさっているから夏バテに効くという意味もあるが、味的に冬だとちょっとしっくりこないのだ。鰻は炭火焼き。天然鰻が入ったときはそのように店前に表示がしてある。ボクが行ったときは浜名湖産が入っていて、4200円の蒲焼きがあった。天然ならこの値段も仕方ないだろう。
鰻以外にもいろんなメニューあり。くじらやフジツボ、馬刺しなどの珍味系も多い。焼酎もとても希少なものを揃えていたり、イグアナ酒や三蛇酒などの中国酒があったり、一品ものも珍しいものがあったりで、ご主人の凝り様が伺える。98年4月。再訪数回。
竹葉亭本店(銀座)
東京都中央区銀座8-14-7/03-3542-0787/11.30〜14/16.30〜20/日祝休/3000円
うなぎ。テーブル席の入り口と座敷の入り口があるが、迷わず座敷を利用するとよい。テーブル席の方に迷い込んだら決然と「座敷の方へ」と強く言おう。2階の中庭を望む座敷は銀座にありながら静かで豊かで雰囲気最高。ふかふかの座布団に座ってゆっくりくつろいだ時間を過ごせるだろう。味はもちろん江戸を代表する味なのだが、まぁ期待以上ではない。普通においしい。満足度は高い。95年6月。
焼鳥宮川(銀座)
東京都中央区銀座1-9-5/03-3564-3978
焼き鳥。銀座1丁目にして普通の居酒屋的な造りなので、ここらへんにしてはわりと気楽にビールと焼き鳥が楽しめる。味は標準的。値段も高くない。なんというかサラリーマンの溜まりそうな店である。とはいえ、駅前焼き鳥とは一線を画す。本格的や味付けもあるし、珍味的な部位もちゃんとある。1丁目あたりで「お洒落な店はイヤだなぁ」と思ったらこういう店もいいのではないだろうか。02年7月。
鳥長(銀座)
東京都中央区銀座8-6-22/03-3571-4650
焼き鳥。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
与志万(銀座)
東京都中央区銀座3-3-6 モリタビル1F/03-3567-1767
焼き鳥。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
佐賀昇(銀座)
東京都中央区銀座7-18-15/03-3545-1233/17〜23/日祝休/8000円
ちゃんこ鍋。みっつの味がたのしめる。塩味と醤油味とチゲ風である。が、この店はだんぜん塩がおすすめ。塩ちゃんこを柚胡椒で食べるに限る。あっさりしていてコクがあり、これなら熱い夏でもいけるかも。ダシはとても良い。が、煮ていくに従ってかなり塩っ辛くなっていくので注意。一品物は自家製からすみがめちゃうまい。あとは…普通かな。銀座の新橋演舞場近く。あの「金田中」の隣という立地のせいか、ちゃんこにしてはそれなりに高いのだが、一部では日本一のちゃんことして評判らしいがボクはそこまでは思わなかった。01年10月。
お多幸(銀座)
東京都中央区銀座5-4-16/03-3571-0057/16.30〜22.30/日祝休/4000円
おでん。有名店。濃く色づいたタネに関東おでんの本流を見る。冬はちょっとせわしないくらい込むがなかなか雰囲気がある。熱燗におでんをハフハフ食べて額に汗をかき、サッと寒風吹きすさぶ銀座の街に出る。その気持ちよさのために今日もまた行きたくなってしまう。豆腐、大根、うまい。〆は茶めしをぜひ。ずっと食べなかったのだがこの前初めて食べて感動した。うまい。99年12月。
やす幸(銀座)
東京都中央区銀座5-4-6/03-3571-0621/16〜23/無休/8000円〜
おでん。銀座に数店店舗を構える高級おでん屋&正統派居酒屋である。白木のカウンターでおでんを中心に渋い肴を頼み、熱燗をちびちび楽しみたい感じ。肴はどれもそれなりにうまい。実に正統派なメニューと味で、気持ちがよい。おでんはあっさり味。もうちょっと濃く主張の強い味の方が好きだが、特に不満もない味。全体にいい店なのだが、欠点は(場所柄仕方ないが)高いこと。ちょいとつまんで1時間いただけで6〜8000円は軽く行ってしまう感じ。銀座の一等地だから仕方ないのだけれども。01年11月。
江戸源(銀座)
東京都中央区銀座7-2-10/03-3571-1467/17.30〜22/日祝休 /2000円〜
おでん。昭和30年から営業している老舗。木造の古い民家をそのまま使用しているので煌びやかな銀座を歩いているととても目立つ(角地だし)。店内はかなり古びていていい味だしているが、店員もかなりいい味だしている。おばあさんとおばさんとおじいさん。というか、ちょっと怖い。特におばあさんはもう怖いものなしな感じで接客してくる。おしぼりは「あちち!」と目の前に投げられたし、注文も「で、他には!」みたいな感じ。おばあさんとおばさんも口喧嘩するし、いやーそういう意味では居心地はかなり悪い。こういう雰囲気を逆に楽しめる人なら逆に楽しいかもしれない。家にいるようではあるし。とにかく笑っちゃう感じ。面白かった。おでんはおでんでぬるかったしさ(笑)。味はまぁおでんなのでまずくはないが…。カウンター6人くらいとテーブル10人くらい。2階に座敷もある。03年10月。
金兵衛(銀座)
東京都中央区銀座1-6-16/03-3561-2034/12〜21/土日祝休/25000円
割烹。銀座には珍しい純和風一軒家で関西料理を食べさせる。ここで出た自家製酒盗と豚の背脂が入った沢煮が忘れられない。非常においしかった。他の料理も全体に上品で一工夫あり良質。おいしい。でも…高すぎる。立地からしてしょうがない部分もあろうが最低一人25000円くらいする。それだけの価値が個人的にあるかと言われると迷うところ。沢煮はもう一度食べたいのだけどなぁ。もっと歳をとって財布が気にならなくなったら再訪したい。97年10月。
蕪屋(銀座)
東京都中央区銀座3-2-11/03-3561-3003/17〜23(日祝17〜22)/無休/5000円〜
串焼き。かぶらや、と読む。今風の暗くてお洒落な店内。調度も凝っていて炭焼きだし雰囲気はいい。が、はっきり言ってボクは再訪しないだろう。料理はどれもハテナ。ポイントがなく焦点も来ていない。サービスもいまひとつ。ベルトコンベアーのように客に食べさせ送り出す。入店すると入り口で食べるコースを決めろといい、やっと席につけたと思えば、他の客が来たらテーブルを移動させられ、会話の途中を顧みずどんどん横から料理の説明をし、食べかけでも次々お皿を下げ……すべてが店側の論理・都合だけで成り立っている。客をどう楽しませようとかいう精神はそこにはない。客に給食よろしく順番に食べさせてなるべく早く送り出せ! それしかない。気分悪いしマズイので入り口で頼んだ一番安いコースのみで帰ろうとしたら、会計時に「突き出しが500円」とわかった。3800円のコースだったはずなのに、それじゃぁ4300円と最初から書いてほしい。あのひとかけらの突き出しが500円! 酒ちょっと飲んでふたりで13000円。ひどすぎる。青山にも支店あり。00年7月。
はち巻岡田(銀座)
東京都中央区銀座3-7-21/03-3561-0357/17〜21/日祝休/10000円〜
小料理。雰囲気、味、ともに好き。ロケーションも良く(松屋裏)、なんかやけに「銀座」を感じる店である。山口瞳をはじめ、川口松太郎、戸板康二、川端康成、歌舞伎の名優達、と、そうそうたるメンバーに愛された店だ。大人の常連さんたちを邪魔せずひっそり行きたい店。ここに行くには「品」みたいなものが必要だ。もっと歳をとり、成長しないと通ってはいけない店のような気さえする。
基本的に江戸料理で、岡田茶碗やえびあげしんじょなど、一品一品すごくびっくりすると言うわけではないが、雰囲気とともに味わうととてもうまい。安くもないしすごく印象的でもないが、明治・大正・昭和をその文化と共に味わえる店はもうここしか残っていないのかもしれない。冬の鮟鱇鍋は絶品らしいが未だ食べていない。50の声を聞いたらぜひ食べに行きたい。50でも若造かな。そんな店。二階の座敷には山口瞳の生原稿が飾ってあった。95年10月。01年11月。
樹庵(銀座)
東京都中央区銀座4-13-15
小料理。じゅあん、と読む。カウンター5.6席の小さな小さな店。昼はお茶と和菓子、夜はコース料理とお酒を楽しめる。女将さんがひとりでやっており、夜はおまかせ(1万円)しかないが、料理はどれもホッと出来る味でおいしい。コストパフォーマンスが悪い気もするが立地や規模を考えると仕方ないだろう。気持ちの良い空間だ。歌舞伎座の海側横の筋、茜屋珈琲店脇にある。00年7月。※閉店。
六雁(銀座)
東京都中央区銀座5-5-19 銀座ポニービル6F7F/03-5568-6266
割烹。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
むとう(銀座)
東京都中央区銀座6-4-16/03-3571-0723/日祝休
割烹。銀座の古い一軒家民家で、静かに落ち着いて食べられる。1階のカウンターとテーブルでは6000円からのコースが楽しめる。2階の座敷は12000円からのコース。どちらも趣よい空間で丁寧な料理が楽しめるだろう。銀座なのに高級すぎず、かといってカジュアルすぎず、古い趣もあるし、なかなか貴重な店なのである。入り口でおばあちゃんがレジを守り、女性陣も数人感じよく働いていて気持ちよい。夜のコースは〆の鯛茶が名物。どの料理も派手さはないが滋味溢れ食後感が気持ちよい。昼は日替わりだが、刺身定食(1400円)をよく利用する。ご飯と味噌汁の味がよいし、心静かに落ち着けるので、仕事にイラついた昼ご飯などに最適。こういう渋い店を一軒銀座で知っておくと便利。04年11月。
馳走そったく(銀座)
東京都中央区銀座6-7-7 2F/03-3289-8010/11.30〜13.30/17.30〜21.30/日祝休(土曜夜のみ)/10000円〜
割烹。実際には「そったく」は漢字で、口へんに卒に啄。ひと言で言うと「銀座で本格関西割烹でコース8000円でちゃんとおいしい」というお店。最初は「銀座で割烹が8000円? 近頃はやりの安い偽割烹?」と疑ったが、ちゃんとした割烹で、味も本格。どの料理もとてもおいしく、同行者と思わず「へぇ〜」と顔を見合わせた。もちろん8000円は安くない。でも銀座の真ん中でこの質でこの値段はなかなかなのだ。量的にも9品出てくるのでそこそこ。どれも基本的な技と創意工夫に満ちていておいしい。店内は狭く全部で16席ほど。だから食材を大量に仕入れて安くしているタイプではなく、少量だからこそ出来る小回りのきく工夫をしているということだろう。和服姿の女将のサービスもつかず離れず気持ちがいい。銀座も捨てたもんではないなぁと思わせる質の店。8000円以外に10000円、12000円のコースもある。女性同士でも臆せず入れる雰囲気なので、わりとオススメかも。昼は点心2000円。昼懐石5000円・7000円もある。02年12月。
嵯峨野(銀座)
東京都中央区銀座7-3-8 若竹ビル2F/03-3572-1766/17〜24/土日祝休
小料理。銀座7丁目の細い細い路地を入った右側2階にある小さな割烹。いや居酒屋に近い雰囲気の気取らない店。親父さん、お母さんを含めて、とても温かい空気が漂ういい店である。料理がどれもほっと安心できるもので、びっくりするような美味は多くないが、それぞれにふぅと疲れが抜けていくような味わい。いただいた中では「牛すじの煮込み」「鶏だんごと白菜のスープ煮」や「ポテトサラダ」、「鯨の生姜焼き」や和え物、ぬたなどがとてもうまかった。あ、はたはたのぶりっこもネバネバで実に珍味だったなぁ。全体に「嵯峨野」というだけあって京のおばんざい系。でも上品すぎず、優しく楽しい料理群になっている。煮物やおひたしがちゃんとしていて、焼き物と揚げ物のバラエティもある。きちんと仕事がしてあるけど、それを正面きって主張してない程の良さ。全体にすごく印象的という店ではないが、安心してちょっこっと飲める銀座の店の候補として持っておきたい店。カウンター8席、座敷ひとつ。05年12月。
銀座とよだ(銀座)
東京都中央区銀座7-5-4 ラヴィアーレ銀座ビル2F/03-5568-5822
割烹。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
杓庵(銀座)
東京都中央区銀座7-5-10
京都おばんざい。鼻歌まじりの元気なおばあさんともうひとりの女性ふたりでやっている小さな店だが、京都の家庭そのものの味はとても上品でおいしい。料理によってはちょっと塩がきついものもあるが、全体に薄味。炊き合わせやワカメの揚げたの、小鯛の笹漬けなど。焼き魚もいいものを揃えている。酒も八海山などなかなか。いい店なのだが資生堂の隣という場所柄かちょっと高い。銀座だし仕方ないけど。99年12月。※閉店
唐井筒(銀座)
東京都中央区銀座7-6-19 ソワレド銀座弥生ビルB1F/03-3571-0755/11.30〜13.30/17.30〜22/ 土日祝休(10〜3月は土のみ17〜 21営業)
割烹。すっぽん料理。「からいづつ」。資生堂「ロオジエ」のななめ向かいという立地にしては比較的安価に鍋が楽しめる。すっぽんコースこそ21000円するが、他の鍋は5000〜7000円くらい。上品な味付けの一品ものと組み合わせてもそんなに高くなく終えられる。丁寧できちっと焦点の来た味付けだが、多少印象が弱いか。店内はわりとカジュアルでごちゃついた印象。もう少し高級感を演出してもいいかなぁ…。
ちなみにランチがとてもいい。銀座トップクラスのコストパフォーマンス。「かれいの揚げおろし定食」が特に。でっかい切り身のかれいが揚げたてでジュージューいっているところに大根おろしとダシがかかっている。そこに小鉢がふたつ。そして漬け物とお味噌汁と大盛のご飯。んでもってぜんざいのデザートまでついて1000円。善い哉。05年5月。
きく(銀座)
東京都中央区銀座8-4-4 山田ビル2F/03-3574-7237
小料理。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
日本料理 なか村 (銀座)
東京都中央区銀座8-5-1プラザG8ビル4F/03-5537-5299/11.30〜14/17.30〜23/土日祝休
割烹。雑居ビルの4階にある店で、肩肘はった割烹料理っぽいものから気楽な家庭料理っぽいのまで取り揃えたカジュアルな割烹である。明るく開かれた雰囲気で料理もちゃんとしている。女将さんもとても親しみやすい感じ。この気軽さがいいのか、同伴客が多い。まぁ銀座なのでこれはこれでいい風景。
料理は魚系がおいしい。割烹的料理もいいが、大皿に盛り込まれた煮物や、コロッケやあじフライなどの家庭料理もなかなか。他には刺身盛りや土瓶蒸しがおいしかった。前菜は作り置きの小鉢をお盆に持ってきて、そこから選ぶシステム。その気軽な演出もよい。銀座でカジュアル&明朗会計で楽しめるいい店だと思う。ただ、特に強く印象に残るものがあるわけではない。こういう店は行きつけになってワガママとか効くようになると楽しいんだろうな。
くいもんや すだち(銀座)
東京都中央区銀座8-5-15 SVAX銀座ビル3F/03-5568-3321
京料理。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
食坊たくみ(銀座)
東京都中央区銀座8-7-8 きゅうぺるビル3F/03-3571-0874
割烹。こぢんまりした親密な店で、料理はどれもなかなかうまい。特にじゃがいもの千切りバター炒めとまぐろのかまが名物のようで、みんな頼んでる(笑)。じゃがいもの千切りバター炒めは確かに印象的。銀座のこの手の割烹では格安め。おかみさんが愛想がいいのか悪いのか微妙な感じ。常連のオジサンたちが気持ちよく溜まってるタイプの店。05年4月。※2008年で閉店。
銀座あさみ(銀座)
東京都中央区銀座8-16-6/03-5565-1606
割烹。2000年開店。「京味」出身のご主人が包丁をとる。檜のカウンターが気持ちがいい。強く印象に残す料理はなかったが、まぁ安定しておいしかった。八寸やお椀がもう少し立ってくるといいのだが。〆は鯛茶漬け。ランチの名物でもある。多少塩がきつい。鯛茶漬け一品ならこれでいいが、コースのラストとしては塩きつすぎ。鯛茶は、最初ゴマだれで鯛だけたべてもいいし、ご飯に載せて丼にしてもいい。そして熱いお茶をかけると鯛が表面上固くなってまた違う味が楽しめる。鯛は6〜8切れ。サービスはなかなかいい。ご主人もよい感じ。いい店なので成長を待ちたい。カウンター10席ちょい。お座敷いくつか。04年4月。
なかね(銀座)
東京都中央区銀座8-18-3/03-3541-3380/11.30〜13.30/17.30-22
小料理。1975年創業。居酒屋のような店内だが料理はなかなか美味しい。カジュアルで気取らない家庭料理の延長味。でもちゃんとツボを心得ていて美味しいのである。コースは5000円程度で10品くらい。築地が近いからって魚の仕入れがいいとは限らないが、刺し身はちゃんとうまい。最後の焼きおにぎりまでそこそこ楽しんだ。
この店のランチがいい。「まぐろ茶漬け」一品のみ。丼にたっぷり入ったご飯(麦入り)に味噌汁、お新香、番茶が入った急須、そしてまぐろ。まぐろは細かめな短冊状に切ってあり、ゴマダレに海苔とわさびをかけられて、わりと量多く出される。これが1セットである。まずはゴマダレとまぐろをよくかき混ぜてからまぐろをご飯に乗せて丼みたいにして食べ(茶漬けに合わせて調味してあるので多少塩辛い)、その後ご飯が2分の1ほどに減ってきたら残ったまぐろを全部乗せ、番茶をかけてまぐろ茶漬け。そう、鯛茶と同じ要領。これが人気で昼は相当行列になっている。05年8月。
※以前は「中央区銀座8-17-9」にあったが、2007年11月30日に現住所に移転。08年4月1日に移転オープン。
吉宗(銀座)
東京都中央区銀座8-9-16 長崎センタービルB1F/03-3572-7686/11.30〜21/無休
長崎郷土料理。「よっそう」と読む。長崎の有名店の銀座支店で1970年からここで営業している。長崎本店は1866年に長崎を訪れた伊予松山藩士吉田宗吉が創業したという(「よしだそうきち」だから「よっそう」なわけね)。長崎本店に行ったことがあるが、それはそれは重厚で趣のある建物でほとんど観光地。二階の大座敷の隅に座っただけでワクワクするが、銀座支店は食堂みたいであの雰囲気を一滴たりとも伝えていない。それが何より惜しい。料理は名物「茶碗蒸し」と「蒸ずし」、そして長崎ちゃんぽんと皿うどん、そして長崎でよく食べられている鯨料理などがある。初めてなら茶碗蒸しも蒸ずしのセットがいいだろう。長崎本店と同じ味だ。江戸末期から名物だった意味はわかるが、なんでもある平成の世だと普通っぽい感じは否めない。長崎出身者は本当に喜んで食べる。郷土の味なのだろう。06年10月。
リトル沖縄(銀座)
東京都中央区銀座8-7-10/03-3572-2930/17〜27(土日祝16〜24)/無休/4000円〜
沖縄郷土料理。銀座で安くて27時までやっている沖縄料理店として知っていると便利な店。オリオンの生ビールも標準装備。泡盛も各種揃い、料理も基本的でおいしい。サーターアンダギーが自家製だったりするのもなかなかうれしい。店内は沖縄色が特に強くもなく、沖縄文化に慣れていない人でも抵抗ないだろう。ただしここ、常に満員。沖縄ブームも手伝って、非常に人気がある。飛び込みで行くなら、深夜の時間帯でないと無理かもしれない。03年5月。
竹富島(銀座)
東京都中央区銀座6-12-13 大東銀座ビルB1F/03-5537-1293/17〜27(土日祝〜24)
沖縄郷土料理。銀座8丁目の「リトル沖縄」や銀座3丁目の「ちゃんぷるぅ家」の系列店。赤瓦や土壁を上手に利用した店内はわりと広く使い勝手がよい。オリオン生と泡盛(品揃えはさすが)で食べる沖縄料理は標準的な感じ。特に印象的な料理はないが、どれもちゃんとはしているし、わりと珍しい素材も入れている。ごく標準的な沖縄居酒屋だと思う。04年10月。再訪1回。
藤半(銀座)
東京都中央区銀座8-5-18ソシアルビル2F/03-3574-0491/17〜27(土〜23)/日祝休
北海道郷土料理。大井町に本店がある北海道料理店で、かなり気楽な雰囲気の居酒屋。ホッケやサケをはじめとした代表的な北海道の食材や、数々の珍味も豊富に取りそろえられている。もともと北海道料理というのは調理したものと言うより素材勝負なので、そういう意味ではよく努力されている。料理自体は焼き物がおすすめ。熱燗を頼むとオリジナルブランド酒が出てきて、これはわりと悪酔い系だ。冷酒の方がいいかもしれない。全体的に普通の居酒屋であるがよくはやっている。銀座で気楽にガハハと飲みたいならこういう店もありかな。02年1月。
三州屋銀座店(銀座)
東京都中央区銀座2-3-4/03-3564-2758
居酒屋。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
秩父錦(銀座)
東京都中央区銀座2-13-14/03-3541-4777/17〜22(土〜21)/日祝休/4000円〜
居酒屋。昭和初期に建てられたという建物を利用した店。造り酒屋風で天井が高く、お座敷は床の間や柱時計がある。カウンターは分厚い一枚板だが、年季が入ってななめにしなっている。そういう空気の中で飲めるだけでうれしくなる、いい感じの居酒屋さんだ。料理はいろいろあるが、ここならではの名物は紙カツレツとさつま揚げだろう。紙カツは薄く大きく伸ばしてある。さつま揚げは丸くボール状。ちょっと接客がぶっきらぼうだが、酒の香りが似合う雰囲気の居酒屋としては貴重かな。お酒は当然の如く「秩父錦」のみ。02年3月。
さんさく(銀座)
東京都中央区銀座2-12-5/03-3546-2548/7000円
居酒屋。旬の小料理を出す。築地の地にあってわりと普通っぽい感じではあるが地元民でそこそこ流行っている感じ。とくに驚きはないのだがまぁ標準的ないい店だ。お酒は「銀盤」。これはおいしい。刺身よりも焼物煮物の方がお勧めかも。96年6月。
ささもと(銀座)
東京都中央区銀座4-3-7/03-3564-5881/18〜26/2000円〜
串焼き。牛と豚のモツ焼き中心店である。内臓をはじめいろんな部位が揃っているのでいろいろ取って複数人で分けたいところだが、お箸が出ない(串を活用してお箸代わりにする)から分けにくいのが難。部位的に希少なものは裏メニューとしていろいろ揃ってはいるらしい。お店の人に聞いてみよう。煮込みもうまい。キャベツ煮込みが特におすすめ。ブレカラ(ブレイン唐揚げ、つまり脳の唐揚げ)、ブレサシもいい。飲み物は名物の葡萄割り(焼酎に赤ワインを少し入れた物)もあるが別にすげーうまいものというわけではない。エビスの生の方がいいかも。01年5月。
福みみ(銀座)
東京都中央区銀座5-10-9銀座YKビルB1F/03-3289-2933/4000円
串焼き。串焼きビストロを標榜する。店内煙がモーモー。おいしそうな雰囲気は漂っている。串焼きはどれもまぁまぁの味で、ガシガシ食べるにはちょうどいい感じ。そう、ここは居酒屋的にワイワイ楽しむ店だ。周りはそういう若者で溢れていて非常に活気がある。店員がやけに元気なのもよろしい。気軽に利用できる銀座では数少ない店なのかもしれない。00年11月。
佃喜知(銀座)
東京都中央区銀座6-3-7/03-3574-1589/17〜22/土日祝休/6000円〜
居酒屋。「つくきち」と読む(「喜」は七がみっつの「き」)。創業30年以上の老舗有名店。有名だがいたってカジュアルな居酒屋でとてもくつろげる雰囲気。一見さんでも全く問題ない。おばさんと娘さんたちの4人ほどで家族的な対応をしてくれる。築地のマグロ卸「佃吉」の家の出で、関西割烹「出井」で修業したというご主人はとても丁寧かつ着実な仕事でおいしい酒の肴をいろいろ作ってくれる。仕入れが抜群の魚系は間違いなくおいしい。その日一番の仕入れ物はすぐ売り切れてしまうから、魚目当てなら開店後なるべく早く入店しないといけない。そうでないと相当くやしい思いをする。
メニューは数が多く、どれを頼むか迷う。そういう場合は店主に率直に尋ねてしまうのが一番。ちょっと怖面な方だが優しいから大丈夫。でも店主に一度聞きだすと「次は○○にしましょうかね」と笑顔でどんどん出してくれたりするので、多少財布と相談しつつ頼もう(でも銀座値段では全然ない)。刺身系はもちろん、煮物系もいい。関西割烹出身なので味は薄味だ。カウンター約10席と小上がり数テーブル。04年11月。再訪数回。
七厘や(銀座)
東京都中央区銀座8-3-10/03-3572-4800/17.30〜28(月〜金)/17.30〜23(土)/日祝休/5000円〜
居酒屋。銀座の外堀通り周辺に4軒も店を展開している。ボクが行ったのはリクルートビル前。テーブルでもカウンターでも七厘が出てきて、豊富な種類が揃う魚の一夜干しや地鶏、肉、野菜などを炙って食べる。鍋も七厘で炊く。だから「七厘や」なのね。炙っては飲み、飲んでは炙る。楽しいしおいしい。それぞれの食材が珍味系も含みなかなか吟味されているのも良い。居酒屋系の一品物も充実しているので満足度は高いだろう。ちなみに種類別に書くと、漁師料理・百珍滋養料理・野鴨料理・精進料理・薬膳料理・江戸料理・せいろ蒸し料理・その他、となっている。お酒もバラエティ富むセレクト。ちょっと工夫のある充実した居酒屋として利用価値は高いかも。ただし、珍味系を炙って食べ続けていると結局かなり高めになってしまうので注意。03年4月。
魚がし耕ちゃん(銀座)
東京都中央区銀座8-11-9中銀ビルB1/03-3569-0357/11.30〜14/17〜24/日祝休
居酒屋。新鮮な魚を中心にした家庭的な店。カウンターとテーブルがいくつか。奥に座敷もあるようだ。銀座では意外とないタイプのカジュアルな居酒屋で固定客もついているようである。魚は新鮮。量も多い。値段は銀座価格よりずいぶん安い印象。全体に悪くないのだが、この店の場合、威勢のいい店主(若旦那?)との相性が良くも悪くも印象を左右するかも。ボクが行った日は、カウンター内でタバコを吸い、カーッと痰を鳴らし、大声で店員を叱った。さすがにげんなり。彼目当てで来店するファンも多数いるようなので、相性が悪いだけかもしれないが。なお、昼の丼ものは量も多くて人気。06年9月。
きっど(銀座)
東京都中央区銀座5-2-1 東芝ビルB1F/03-3574-6168/11.30〜21/ 土日祝休
定食屋。ボクはここの「豚ナスピー定食」が好きである。豚肉とナスとピーマンを炒めた料理である。いい塩梅のソース味でピリ辛風味。ぷりぷりのおいしい豚と気持ちよく油を吸ったナス、そこにパリパリのピーマンが効いている。これを大盛りのご飯でかき込むと「これぞ定食!」的快感に打ち震えるのである。この定食に漂うブルーカラー的快感が好き。他に小鉢定食、和風オムレツ、焼き魚など。数寄屋橋の東芝ビルにあり、いつも「SHIZU」に行くか「きっど」にするか迷う店。05年7月。
和食処 SHIZU(銀座)
東京都中央区銀座5-2-1 東芝ビルB1F/03-3571-8393/11.30〜20.15(土日〜15)/日祝休
定食屋。数寄屋橋の東芝ビルのB1Fにあり、斜め向かいの「きっど」かこの「SHIZU」のどちらに入るかいっつも迷う店。ここの豚生姜焼き定食(880円)が素晴らしい。とっても丁寧に作られた生姜焼きで懐かしい味。あぁこういう味が欲しかったんだと思い出すような味である。小鉢定食(930円)も良い。カウンターの中には女性たちが気持ちよく働いていて和む。夕方もやっているので食いっぱぐれた時にも便利。
パストラル(銀座)
東京都中央区銀座1-11-2ホテル西洋銀座2F
フレンチ。銀座の超高級ホテル「ホテル西洋」のメインダイニングというより、ソムリエ世界一の田崎真也氏が勤めるレストランといったほうが通りがいいかもしれない。田崎氏は超多忙ゆえやっぱりいなかったが、彼が管理しているワインリストは意外に貧相な装丁でがっかり。そろっているワインは良いものばかりだが、ほとんどが2万円以上。安くておいしいワインを紹介するのが私たちの仕事とまで言い切っている田崎氏らしくないワインリストである。若いソムリエは一所懸命ではあったがものすごく高いワインばかり勧める。4万とか7万とかのものを平気で勧める。どういう感覚なのだろう。サービスは全体になんかちぐはぐでスムーズさに欠けて感じられる。料理もちぐはぐ。工夫が随所に見られるわりにそれがインパクトにつながっていない。思い出に残る強さがないのが残念。
おしなべてこのレストランは印象が弱く中途半端だ。上品だが上級というわけでもないし、丁寧だが洗練されているというわけでもない。料理もサービスも環境もどこか腰が引けている。高い値段を取る高級店なのだからきちんとインパクトを出してほしい。なお、メニューの構成はおもしろかった。「カルト・ポーション」と「メニュー・ポーション」があり(ポーション=量)、少食の女性などはメニューポーションで構成できる。これは他店もまねしてほしいサービスだ。96年11月。※閉店
オザミ・デ・ヴァン(銀座)
東京都中央区銀座2-5-6/03-3567-4120/17.30〜24(土祝は12〜24)/日休/8000円〜
フレンチ。ワインバー。3階建で1Fはレストラン、2Fはブラッスリー、3Fはワインバーと一応なっているが料理・ワインともに共通らしい(コース料理は1Fのみ)。ワインの品揃えはさすがなもの。値段も抑えてあり気軽にいいワインが飲める。またオススメもコメントとともに充実しているから初心者でも楽しめるだろう。料理もよくまとまっていて、なかなかおいしい。ただ雰囲気そしてサービスがもうひとつなのが残念。全体に椅子を詰め込みすぎているかも。1Fは特にスペースが小さいので、料理がアラカルトでいいのなら3Fを希望し、カウンターでゆっくり飲んだほうが楽しいと思う。99年9月。
ベル・フランス(銀座)
東京都中央区銀座3-5-3銀座カネボウシグナスビル8F
フレンチ。この店のコンセプトは「繊細さ」だと思う。上品で美しい盛り付け。線が細すぎると感じることもある味付け。壊れものを扱うようにサービスする給仕人達。かゆいところに手が届きすぎるメニューとその説明…。すべて「繊細さ」を追及しているように感じる。ただそれがややもすると「弱さ」につながることがある。全体の印象、特に味の印象が「弱い」と感じた。新鮮な野菜を効果的に使った料理は歯触りもちゃんと計算してあり美味しいが、味の収束点が分散してしまっている。サービスは少々かしこまりすぎとはいえ気持ち良く優雅。もう少し砕けてくるとかなりいい。特筆すべきはデザート。「終わりよければすべてよし」、久しぶりに感動。チーズも20種類以上置いているしワインリストもなかなかのもの。繊細で美しい時間を過ごしたい大人のカップルにうってつけのレストランとしてお勧めしたい。もっとカップルが増えたらもっともっといいレストランになることだろう。96年8月。
※98年閉店。現在、シェフ、メートル共に「ラ・ロシェル南青山店」に移って元気に料理を作っている。
ヴァンピックル(銀座)
東京都中央区銀座4-3-4/03-3567-4122/18〜24/土祝16〜23/日休/6000円〜
フレンチ・バーベキューを標榜する。豊富なワインリストから選ぶワインを焼き鳥的バーベキューで楽しむ店。いや焼き鳥的というのは正しくないか。鳥ももちろんあるが、売りは豚のバーベキューなのである。どちらも香りがちゃんとあっておいしいが、まだ2000年12月に出来たばっかりというのもあるのだろう、高いレベルには行き着いていない。料理はまだまだこれから。豚の丸焼きなど面白いものもあり期待は出来る。ワインは、銀座で有名なワインレストラン「オザミデヴァン」の姉妹店だけあって、揃っている。銀座屋酒店の二階。01年1月。
久しぶりの再訪。店内ちょっと「生活感」みたいのが出ていて、ちょっと残念。もう少し清潔感を出して整理したほうがいいと思う。味は印象に特には残っていない。全体的にフレンチ・バーベキューというよりは「焼き鳥居酒屋」的になった感じ。サービスはまぁまぁいい。06年5月。
レカン(銀座)
東京都中央区銀座4-5-5ミキモトビルB1F/03-3561-9706/11.30〜14.30/17.30〜22/日休/20000円〜
フレンチ。8年ほど前に行った時より格段によくなった。特筆すべきはサービスで優雅だが適度にカジュアルで客を寛がせてくれる。気軽に声をかけてくれるし、こちらから声をかけやすい雰囲気なのだ。マニュアル的でないサービスも随所にみられ印象深かった。料理は力強く濃厚。かなりの美味。ただ「あ〜、うまかった!」と店は出たのだが帰りの電車で「ところで今日どんな料理食べたんだっけ」と思い出せないところがある。もうちょっと料理の印象が強いと完璧。古びて見えた内装も改善されたし、今が旬のフレンチレストランだと思う。96年7月。
ロテスリー・レカン(銀座)
東京都中央区銀座5-11-4中央区銀座5-11-4 銀座クレストビル1F/03-5565-0770/11〜23/日休/5000円〜
フレンチ。ロテスリーとは「ロースト料理専門店」のこと。高級フレンチ「銀座レカン」の姉妹店として1999年にオープンしたレストランだが、ロースト料理に的を絞り、昼から夜までぶっ通しで営業し、昼も夜も同じコース・同じ価格にし(正確に言うと昼はデザートがつくが)、と、かなり野心的かつ冒険的「志」で好ましい。高級店の二号店的に、単に値段を落とし看板で売る、みたいな店が多い中、このきちんとしたコンセプトワークは評価できるのではないだろうか(追記:このような形態を真似する店も増えた)。
料理もかなりしっかりしている。メニューは組み合わせ自由のプリフィックス・スタイルで、1皿2300円、2皿3800円、3皿5300円といった明朗な構成。2皿コースでも量は十分かもしれない。メインで選んだ「3種類の肉のロティ盛り合わせ」など、その火の通り方の完璧さにうなったほどである。高級店でもなかなかこうはいかない。2皿3800円のコースにしたが、かなり安く感じた。
サービスは「レカン」の教育の延長のような心地よさを感じた。手は足りてないようだが、捕まえさえすれば洗練された受け答えが待っている。高級すぎずカジュアルすぎず、ちょうどいい振る舞い。店内、かなり広く、開放感溢れている。全体に詰め込みすぎな感はあるが、この値段なら仕方ないだろう。ワインをコースの値段と同じくらいなものをもう少し置いてくれれば申し分ない。このような店が11時から夜11時までいつでも楽しめるようになったことに、フレンチの全体の潮流の変化を感じる。00年8月。
ビストロ・ヴォージュ(銀座)
東京都中央区銀座6-4-16花椿ビル2F/03-3574-2075/12〜14/17〜23/日祝・第2土休/5000円〜/http://vosges.cside.com/
フレンチ。2002年春に出来たばかりの小さなレストラン。カウンターとテーブルひとつしかなく12人で満席。とてもとても小さくて親密なので、わりと常連さんが陣取って居酒屋代わりに使っていたりする。料理はなかなかおいしいし、ご主人も暖かく接客してくれるので、確かに行きつけになったらとてもいい店かもしれない。スペシャリテの子羊のローストが1000円と値段も破格的に安い。ビストロだけどパスタもあったりする。わりと入り口がわかりにくいのも隠れ家風。花椿ビルの外堀通り側からは入れない。裏の数寄屋通りから入ろう。02年3月。
オストラル(銀座)
東京都中央区銀座6-8-7 交詢ビル5F
フレンチ。上質なサービスと高レベル安定型の料理、落ち着いたインテリアで、銀座で人に安心して勧められる高級レストランである。メートルの佐藤氏がいた頃の抜きんでたサービスはいまはないし、料理は悪く言えば無難に近いものだし、インテリアも豪華と言うほどではないし、すべてにおいて一時の「オストラル神話」は影を潜めているのだが、それでもやっぱり平均的に高得点なレストランであることは間違いはない。フレンチ初心者でも安心して楽しい時間を過ごせるだろう。ランチは3500円から。夜はアラカルトのみだが、ハーフポーション(値段は1/3)をオーダーできるのがうれしい。並木通り沿い。01年6月。
※バーニーズニューヨークが入っているビルの6Fに移転した。移転してからは未訪。ランチは4200円からとなった模様。
銀座ストック(銀座)
東京都中央区銀座7-2-14/03-5537-1145/11〜16/17.30〜23/日祝休
ビストロ。「野菜の晩餐」というショルダーコピーがついている小さなビストロ。2003年11月19日に閉店した伝説の名バー「クール」(最後の日、ボクも飲みに行った)の跡地に出来た店で、クールの内装とカウンタートップを残してある。「クール」の跡地はラーメン屋なども手を挙げたという中、「クール」の価値をわかっているオーナーが店を出したということで、まずは拍手。ストックという店名にも「銀座の文化を少しでもストックしたいという気持ちが込められている」とあり、この場所の意味は継承されているようだ。実際、内装の一部とカウンターは「クール」のまま残っているが、店内はまるで違う設え。もう少し雰囲気を残した方が逆に良かったとは思うが、それは勝手な願いなのだろう。料理は少し線が細く、この店ならではの特徴があまり出ていない段階。野菜の丸ごとグリルとかあって野菜にこだわっているのはよくわかるが…。「クール」の跡としてプレッシャーはあるだろうが、なんとかこの店からまた文化を発信してほしい(それにはいまのままでは弱いと思うが)。昼はカレーも出す。04年9月。
ロオジエ(銀座)
東京都中央区銀座7-5-5/03-3571-6050/12〜14.30/17〜21:30/日祝休/25000円
フレンチ。1982年のMOF(フランス国家最優秀料理人賞)を受賞しているジャック・ボリーシェフの料理が食べられる銀座の名店。でもなぜか勢いがまったく感じられず全体に古いホテルみたいな眠たい感じが漂っている。
料理は素晴らしい。穏やかで静かに主張していて上品だ。年季のなせる技か。若手のシェフには出し得ない上品さ。落ち着き。それをおとなしいと呼ぶ人もいるだろうが、ボクは好きな料理群。特に魚のメインでいただいた「甘鯛のエテュヴェ ポテトのブーランジェール風」は忘れられない味となった。舌の上で決して暴れない、だけどこんなにも力強い…名品でした。サービスはそれに比べて無難で眠たい。ホテルでよく見受けられるサービスだ。丁寧だけどビジネスライクで心が弾まない。ひとつひとつのサービスは洗練されているように思えるしお皿を出すタイミングなど文句のつけようがない。が、楽しさがなかった。そのうえ寂しかったのは出店時。いままでテーブルにあまり来なかったギャルソンがひとり仏頂面でエレベーター前に来ただけ。せめてテーブル付きの人がくるべきだ。全体に「もてなし」が感じられずがっかりした。96年10月。
※以上は資生堂パーラーのビルにあった頃の評価。99年秋に資生堂本社ビル2Fに引っ越し営業再開。かなり評判いいので再訪したい。
ラ・マリー・ジェンヌ(銀座)
東京都中央区銀座7-12-5 貝新ビルB1F/03-3545-2060/11.45〜13.30(月〜金)/18〜22.30/22.30〜24(バータイム)/日休/5000円〜/http://www.lamariejeanne.com/
ビストロ。2003年9月末に開店したビストロ。銀座屋酒店にいた人やオザミ・デ・ヴァンにいた人などが開いたワイン重視の格安店だ。前菜1300円。メイン2000円程度、かつワインは3900円のものが中心という野心あふれるレストランだが、単なる安い店と思って油断してると痛い目にあう。料理もサービスもなかなかのレベル。銀座で格安でおいしいディナーを食べたかったらここはおすすめ。料理は安いなりに工夫とバリエーションがあり、ちゃんと楽しめる。ただし、量は値段なりともいえるが少し少なめ。ワインが安いし、品揃えもちゃんと考えてあるし、料理もきちんとしているので、普段使いっぽく使うのが正解。グラスワインも10種ほど揃えているので、ワインバーみたいにカジュアルに一杯という手もいい。04年10月。
マルディ・グラ(銀座)
東京都中央区銀座8-6-19B1F/03-5568-0222/18〜24/6000円〜
フレンチ。銀座のワインバー「グレープ・ガンボ」で腕をふるっていた和知シェフが開いた店。「グレープ・ガンボ」でカウンターに座って彼の調理を見るのが好きだったボクとしては見逃せない店だ。
シェフのガツン系の力強い料理は健在で、前の店からあるメニュー(例えば香菜爆弾)に、タジンやクスクス、ピンチョスなど、フレンチの枠を越えたメニューが加わり、食べ好き達には応えられない「うまいもの屋」に仕上がっている。量も多い。前菜にフォカッチャとピンチョスとフライドポテトを取ったら、小食のヒトならそれでお腹いっぱいになるかもしれない。魅力的なメニューがずらりと並んでいるのでいろいろ食べたい向きはサービス人とよーく相談して決めよう。サービスは個人的にはちょっとニューヨークを感じて心地よい。ユニフォームのせいかな。狭い店なのだが食べる快感に溢れており、食べるのを楽しむ人とわいわい乱雑に食べたい感じ。ちなみにワインの品揃えは「グレープ・ガンボ」に比べると見劣りがする。選択肢がもう少しあるといいなぁと贅沢を思う。なお、マルディ・グラとは英語で言うと「Fat Tuesday」。謝肉祭の最終日のことらしい。「さぁ腹一杯食べろ!」と言わんばかりのネーミングで良いね。02年9月。
4ヶ月ぶりに訪れたら各皿の量が少しずつ減っていた。気のせいかな。ドドンと豪快に盛られているイメージがあるだけにちょっと残念。03年1月。
味的に以前の迫力が感じられない。少し残念。06年4月。
パプリカ(銀座)
東京都中央区銀座8-10-4 和孝銀座ビルB1F/03-5568-5667/18〜26/月祝休/コースは2100円から。おまかせコース6300円。
ビストロ。La Carbonade et Bar A Vin PAPRICA。誠実な炭火焼きビストロ&ワインバーで、全体に赤めのブラウンのインテリアがクラブ的なイメージを醸し出しているが、わりと落ち着く。元クラブを居抜きで借りたのかも。料理は、比内地鶏、豚肉、仔羊、魚介、有機野菜などの炭火焼きの他、クスクス、コパなども揃う。アミューズの白エビ、前菜で食べた白レバー、ブラウン・マッシュルームや塩トマト焼き、タスマニアの仔羊や比内鶏、どれもとても丁寧な調理でおいしい。炭火焼きは特に注意深く焼いているのがカウンターから見え、食欲をそそるし、料理人に対する信頼感も出る。ワインは料理に合うものがセレクトされていて、相談しながら頼むと良い感じだが、もう少し値付けが安くてもいいかもしれない(銀座という立地上仕方ないという説もある)。コの字型カウンターで全30席弱。ディナーコースはデザートつきで5000円を切り、おまかせも6000円ちょっととリーズナブル。深夜までやっているので、二軒目使いにも良い。05年1月。
マノアール・ダスティン(銀座)
東京都中央区銀座8-12-15/03-3248-6776
フレンチ。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
イゾラ・ブル(銀座)
東京都中央区銀座1-13-8/03-5524-2520/11.30〜15/17.30〜23.30(木金〜26)(日11.30〜21.30)/無休/7000円〜
イタリアン。白金の人気店「ピッツェリア・イゾラ」の支店。つまりはピザが中心。白金の本店とメニューはほとんど一緒であり、ナポリの釜職人が来日して作ったという青い石釜も、本店と同じように店内(1階)にある。ナポリ系のふわふわむちむちしたピザであり、本店同様ピザはまぁまぁ。フリットなどの前菜も全体にわかりやすい味で好ましい。ただ、本店と同じく値段が割高なのがつらい。全体に2割ほど安ければ味とのバランスがよくなると思う。雰囲気はいい。隣のテーブルとの距離が近すぎ親密にはなりにくいが、こういう賑わいも銀座っぽくなくていいのではないだろうか。ワインはかなり揃っていてレアなものもちゃんとある。ワインの値付けはそれほど高くない。01年11月。
ドナステラ・クチーナ・オオサコ(銀座)
東京都中央区銀座3-4-17 銀座チェリービル2F/03-3538-6614
イタリアン。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
チョップ・アンド・スティックス(銀座)
東京都中央区銀座3-4-17 チェリービルディング2F
イタリアン。イタリアンというより洋風居酒屋的、いや、お箸を使ったワインバーか…。店名ショルダーには「Japanese Wine Bar」と記してある。広尾の「マリーエ」で評判をとり、銀座の「ラディーチェ」を開いた小林シェフプロデュースだけあって、イタリアンベースのちょっとトリッキーかつ個性的な料理が並ぶ(調理はマリーエのセカンドとか)。オーダーしてみたらそれぞれちゃんと美味しいし、工夫もちゃんと効いていて楽しい。オニオンのピザなどとても良かった。これで「ワインバー」の名に恥じない品揃えのワインがあったらもっといいのだが…。ワインの品揃えが弱い。カウンター中心の店だがテーブル席は6名で奥まっているので、ちょっとした複数の飲み会にいい感じ。01年8月。※閉店
ヴォーノ・ヴォーノ(銀座)
東京都中央区銀座4-2-15西銀座デパート2F/03-3566-4031/11.30〜23/無休/6000円〜
イタリアン。マリオン横の西銀座デパートにあり、立地的に便利なのでたまに利用する。入り口はいまひとつだが、中は思ったより広く数寄屋橋方面に窓が大きく開いているので景色もまぁまぁいい。安めの設定なので利用しやすいレストランだ。魚系を得意とするようで、三崎港から毎日届く魚の料理がいろんな調理法で楽しめる。魚のプレゼンテーションもいい。パスタは自家製らしいが、出来の良いのと悪いのが極端な気がする。立地がよく値段的にも満足感があるので、もうちょっと料理が印象的になったらもっと利用したくなるかな。00年8月。
スッラ・ターボラ(銀座)
東京都中央区銀座4-3-7銀座猿谷ビル2F/03-3564-0878/11.30〜14/18〜始発(土日祝は〜22)/無休/4000円〜
イタリアン。アドリア海沿岸地方の家庭料理、を標榜している。銀座・数寄屋橋近辺としては格安な店なので安心して飲み食いできる。ワインが主役で料理が脇役みたいな店なので、ワイン飲み屋としても利用できる。というか、そう使うのが正解だと思う。ワインはイタリアものを安いのから高いのまでそこそこ用意してあり、オススメが壁に貼ってある。料理はそれなり。ごく標準的なものだが、値段を考えるとちゃんとしている。パスタなどもしっかりした味付けで焦点は来ている。かなりカジュアルな店で客も詰め込みがちであり決してキレイだったりお洒落だったりはしないが、気楽にワインをつまみと共に一杯、というのなら銀座では知っておきたい店。なお、チーズは有名な岡山の吉田牧場の限定品を取り寄せて使っているようだ。チーズフォンデュもなかなか。00年7月。
サバティーニ・ディ・フィレンツェ(銀座)
東京都中央区銀座5-3-1 ソニービル7F/03-3573-0013/12〜14.30/17.30〜22/無休/15000円〜
イタリアン。フィレンツェの有名店(ローマのサバティーニとは関係ない)の支店で、シェフもメートルもそこから来店している。それプラス銀座ソニービル内という立地でだろう、とても高い。味や雰囲気に比べて高すぎるという印象。料理は、昭和時代だと銀座でダントツだったようだが、これだけ洗練されたイタリアンが増えた昨今、クラシカルでわりと普通っぽい感じ。フィレンツェ店とほぼ同じメニューらしいが驚きはない。どれを食べても「ふーん」程度の印象しか残らなかった。あえて言えばメインがよい。お洒落して出かけられる店だが、値段を考えると二の足を踏む。95年3月。
アクアフレスカ(銀座)
東京都中央区銀座5-4-15西五ビル7F/03-3289-0338/11.30 〜 13.30 / 17.30 〜 21.30/6000円〜/http://www.acqua-fresca.com/
イタリアン。「伊豆大島の魚とイタリア料理」と銘打っていて、新鮮でおいしい魚介類が売りのイタリアン。イタリアンというか、ちょっと創作洋食系のニュアンスが入った魚中心料理という感じ。魚のおいしさを考えて、あまり枠をはめていない印象であるが、もちろん肉や野菜料理も揃っている。全体的にインパクトが強い料理ではないが、一品一品ちゃんとおいしい。量的に少し不満が残るが、銀座にしてはコースも安く(4800円、7000円、10000円)それなりに満足できるだろう。雰囲気は屋根裏的なコージーさがあり、狭いが居心地はいい。もう少し整理されるともっといいかな。サービスは親密なもの。なにやら怪しげなビルの最上階にあるが、銀座で安めにゆったりイタリアンしたいなら、候補のひとつに持っておいてもいい店だ。03年4月。
チッチョリーナ・ピザトリア(銀座)
東京都中央区銀座7-2-22 同和ビル2F/03-3289-3555/11.30〜14.30/18〜23.30/不定休
イタリアン。チッチョリーナと言ってもイタリアのポルノ女優とは関係ないようだ。ピザトリアとはつまりピッツェリアとトラットリアの造語。銀座のコリドー街という便利な立地でいろんな客層がいろんな用途に使えることを意識した店作り。バーカウンターや個室もある。ピッツァはナポリ風で石窯で焼き上げる。ピザはなかなか。一品は普通。印象に残る店ではないが、ちょっとした小宴会だったら悪くないかも。05年2月。
クロ・ド・ミャン(銀座)
東京都中央区銀座7-3-13ニューギンザビル2F/03-5568-4777
イタリアン。ワインバー。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
ETNA(銀座)
東京都中央区銀座7-13-3/03-3541-7095/11〜21(土11〜14.30)/日祝休
パスタハウス「エトナ」。昭和のスパゲティが食べられる。ナポリタンとかガーリックエッグとか。茹でたパスタを炒めるタイプだが、炒め和えるというよりは相当しっかり炒め切る感じ。ソースとパスタの絡みはとてもいいが、ちょっと熱が通り過ぎているかも。そこまで炒めなくてもいいかなぁという感想。昼時はオジサンたちの行列ができる。なんで昭和のスパゲティ屋さんって女性は少ないのだろう。日替わり特選パスタは普通830円、中880円、大930円。他のパスタもだいたいこういう価格帯。04年8月。
vinovino(銀座)
東京都中央区銀座8-3-7/03-3571-6791/11.30〜15/17〜28/日祝休
イタリアン。リーズナブルな料理とワインが楽しめるダイナー系のレストラン。店内は広くいつも賑わっている。料理的には特に特筆すべきものはないが、居酒屋みたいにイタリアンを利用するには銀座では貴重っぽい店かもしれない。06年3月。
ケテル(銀座)
東京都中央区銀座5-5-14 秀吉ビルB1F/03-3571-4642/17〜22.15/月休/8000円〜
ドイツ料理。昭和5年創業という古ーい店。1階はビアホール。地下がレストランである。レストランに入った。コースは6000円と8000円。アラカルトの方が魅力的に見えたからアラカルトを取ったら一皿の量がかなりのものであった。ある意味「本場の量」。それなりの値段もしたが許せる量ではある(余ったら持ち帰りも可能)。ソーセージ、ハンバーグ、アイシュバイン、ウィナーシュニッツェル、タルタルステーキ、どれもきっちり実直に作ってある。面白みがないくらい実直である。それぞれおいしい。希望としては付け合わせの野菜・ポテトを多くしてほしいこと(食事が単調になりすぎる)。パンにもう少し工夫が欲しいこと。ビール、ドイツワインともにもうちょっと種類が欲しいこと。かな。70年の長きに渡って銀座でこういう真面目なドイツ料理を提供しつづけていることに敬意を表したい。00年12月。※閉店。残念!
ヴィラ・モウラ(銀座)
東京都中央区銀座6-2-3 ダヴィンチ銀座アネックスB1F/03-5537-3513
ポルトガル料理。ヴィラ・モウラとはポルトガル南部のリゾートの名前。ポルトガル南部の料理を中心に出す、という意味のようである。銀座の泰明小学校前という立地のわりにとても安いのが魅力。おいしい洋風居酒屋的に気軽に利用するのが吉。ただ、テーブルをぎっしり設置してあるので少々狭苦しいし、味のムラはあるようだ。まぁ安いので…。オススメは「バカリャウ(タラ)とじゃがいものコロッケ」「チーズパン」「いわしのガーリックオイル焼き」「魚介のカタプラーナ(&そのリゾット)」。それと食べ物ではないが、ヴィーニョ・ヴェルデ(微発泡の白ワイン:通称 緑ワイン)は、安価だしやっぱりうまい。というかポルトガル的。初夏などカプカプこればっかり飲んでしまう。いくつかカタプラーナのコースも設定してあり、3000円〜4800円。3000円のコース(本日の前菜・グリルベーコンとフライドエッグのサラダ・タラとジャガイモのコロッケ・魚介or肉のカタプラーナ(残ったスープをリゾットに)・焼きたてチーズパン・コーヒー)をとって、いわしのガーリックオイル焼きとかタコとかを追加するのがいいと思う。2006年6月初訪問。再訪数回。
バル・デ・エスパーニャ・ペロ(銀座)
東京都中央区銀座6-3-12/03-5537-6091/17.30〜27 (金〜28) (土日祝12〜22)/無休
スペイン・バル。1Fがバルで2Fがダイニング、3Fがテラスになっているが、メニューはどのフロアも一緒。軽く飲むときはバル。ちゃんと食べたい時はダイニングかテラス、という感じ。バルの雰囲気がいい。カウンターに素材がいろいろ並んでいて食欲をそそる。なんでもスペインの「ヌウ・マノリン」というバルをそのまま再現したということらしい。スタッフもその店で修行しているという徹底ぶり。なるほどメニューが魅力的なわけだ。ワインの品揃えもよく、料理・ワインともにわりと安価。料理は、期待外れのものもたまにあるものの、すべてちゃんとしている。いい感じ。深夜までやっているので銀座では貴重でもある。数々の店舗展開をするグラナダグループの一店。05年9月。
つばめグリル(銀座)
東京都中央区銀座1-8-20/03-3561-3788/11.30〜22.15/無休/1500円〜
洋食。品川、新宿、渋谷、池袋などに支店があるチェーンの銀座本店である。創業昭和5年で、当時はとてもモダンだっただろうなぁと想像される店内。ここの名物はハンブルグ・ステーキ。つまりハンバーグである。鉄板の上でアルミホイルに包まれたハンブルグステーキは幼い頃に憧れたハンバーグの味そのもの。聞けば、牛70:豚30でブレンドした合挽きを使い、挽きたてを鉄板で焼くという。香り高くおいしい。他にもいろいろメニューがあるが、ここに来るとどうしてもハンバーグを頼んでしまうなぁ。97年8月。
Repas(銀座)
東京都中央区銀座1-20-11 伊藤ビルB1F/03-3561-0366/17〜24/日祝休/3000円〜/http://homepage1.nifty.com/repas/
洋風居酒屋。「こんなかんじ de dining Repas」という店名らしい。Repas=ホパと読ませるらしい。フランス語で食事を意味するらしい……。メニューには創作料理系がたくさん並んでおり、それなりに楽しい。おすすめを店に聞いて注文するといいだろう。ただ味的にはちょいと残念な感じ。突き出しで出てくるジャンクフード系が結局ほっこりできたりして…。チーズフォンデュがあるが、それが一番まともな感じであった。全体にとても安いので別に文句はないのだが、でも料理目的で行くとがっかりさせられるかもしれない。01年10月。
あんとれ(銀座)
東京都中央区銀座2-8-15 共同ビルB1F/03-3561-3939/3000円
洋風居酒屋。洋風居酒屋としての条件をちゃんと満たしている。つまり、オヤジくさくない・料理がそこそこ・広い・明るい。女性が仕事帰りに気軽に一杯、とか。ただ上のような条件って、つまりは「普通」ってことだから期待はしてはいけない。料理がそこそこだったのと、オープンキッチンが気持ちよかったのがまぁまぁ。00年7月。
木村家(銀座)
東京都中央区銀座2-8-19/03-3561-0406/11〜19/無休
洋食。創業60年。銀座の穴場洋食で以前は高齢のおばあちゃんが店の看板としていらしたのだが、もしかしたら亡くなったのか再訪時には写真があっただけだった(間違っていたらごめんなさい)。娘さん(と言ってもそれなりに熟年)がひとりで回している。「心あたたまるハンバーグステーキ(1000円)」。卵の半熟具合が最高のハンバーグ。さりげないハンバーグながら丁寧に丁寧に作られている。ポタージュやポテサラもよい。時間がゆっくり流れるので急いでいる時には向かない。おばさんはおまけもくれたりして優しい。食後はミルクコーヒーを。もうカウンターも使っていない感じ。テーブル2つ。5席のみ。なんだか人のぬくもりを感じたい時に行きたくなる店。02年6月。06年1月。
煉瓦亭(銀座)
東京都中央区銀座3-5-16/03-3561-7258/11〜15/16.30〜21/日休/3000円
洋食。久しぶりの再訪。日本の正しい洋食屋というイメージは変わらないし、サービスは改善された気がする。明治35年に始めたという元祖オムライスがおいしかった。ケチャップライスではなく、溶き卵の中にご飯を混ぜてオムレツ形に焼いてある。西洋料理が珍しかった時代に米を野菜の一種として位置づけ、オムレツの具にしてみたのが初めだとか。ハンバーグやカツは以前の印象よりかなり「普通」になっている。他の店が工夫して追いつきだしたのだろう。冬の牡蛎フライも印象に残っている。85年ころ初訪問。再訪数回。00年7月。
みかわや(銀座)
東京都中央区銀座4-7-16/03-3561-2006/11.30〜21.30/無休
洋食。1948年創業。銀座の一等地でずっと続いている一軒家レストラン。サラダが「サラド」という表記だったりするのも走りの店っぽくて雰囲気。ものすごくアンティークな店内だが非常に清潔で気持ちよい。ふらっと入るとビックリするくらい高いメニューで、たとえば海老フライは4500円、チキンカレーで2100円、ビールカツで4500円とかする。ここは洋食屋というよりはハレの日の高級レストランという位置づけで考えたほうがよいだろう。カキフライは煉瓦亭と双へき。ビーフシチューは甘く独特なうまみ。95年3月。
銀の塔(銀座)
東京都中央区銀座4-13-6/03-3541-6395/11.30〜20.30/無休/2500円〜
洋食。シチューで有名な店。昭和28年創業で、外観店内ともにとても古く趣がある。特に夜の雰囲気が良い。もともと久保田万太郎が歌舞伎役者に肉を喰わせて元気にさせるために始まった和風シチューらしい(店名はパリの「トゥール・ダルジャン」にちなんで彼がつけたらしい。暖簾の鴨の絵はそのせい)。お箸で食べられるように非常にやわらかく煮込んであるビーフシチューやタンシチューは、さすがにうまい。ちょっと濃厚すぎるとも感じるが、ご飯と一緒に食べる(ご飯にかけるのもなかなかいい)とバランスはいい。こういう雰囲気のもとでご飯でシチューを食べていると、日本の洋食文化そのものを味わっているような気にすらなってくる。シチューが土鍋で出てくるのもなんだかいい感じ。歌舞伎座近く。シチューは4種類あって、それぞれ3品の小鉢がつく。01年5月。
YOU(銀座)
東京都中央区銀座4-13-11/03-3541-5204/8:00 ? 22:30/無休
洋食。というか、オムライスで有名な喫茶店。チキンライスを卵で包まず、ケチャップライス(バターライスにトマトソース?)の上にオムレツが載るタイプのオムライス。このオムレツの完成度がすごい。スプーンでちょっとつつくとオッパイみたいにぷるんぷるん揺れるのだ。このぷるんぷるん具合が実に心地よく、何度も何度もぷるんぷるんしてしまった。あんまりやってると変態と思われるので適当にやめてオムレツをまずちょっと食べる。中は半熟でクリーミー。香ばしく素晴らしい。チキンライスも食べてみる。薄味で上品なチキンライスだ。で、いよいよオムレツを崩してチキンライスと一緒に口に入れる。ん? あら、ちょっと弱い。チキンライスがオムレツに負けて、快感が減少してしまっている印象。惜しいなぁ。オムレツとチキンライスの完成度は高いのに、オムライスになるとちょっと弱くなる。この店のオムライスを大好きな人がいっぱいいるのもよくわかる味なのだが、ボク的にはもう少しチキンライスが強いほうが好きかも。ちなみに+200円で大盛りになるが、大盛りでもオトコには少し足りないかも。歌舞伎座の東にある。06年4月。
銀座キャンドル(銀座)
東京都中央区銀座7-3-6 有賀写真館ビルB1F/03-3573-5091
洋食。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
レストラン・ヤマガタ(銀座)
東京都中央区銀座8-5-1プラザG8 2F/03-3575-1553/11.30〜14.30/17.30〜21/土日祝休
洋食。1924年創業。洋食激戦地の銀座で3代続いている老舗。ちょっとサロンのような雰囲気で高級感あるが、料理はそんなに高いものではない。古い洋食の味をきちんと守っている感じで好ましいが、味的には特に印象に残らなかった。もっと特徴を押しだしてもいいかも。05年12月。
資生堂パーラー(銀座)
東京都中央区銀座8-8-3/03-3572-2121/11.30〜20.30/無休/3000円
洋食。全体にとても落ち着いている大人の店である。「チキンライス」「オムライス」などベーシックなものがうまい。雰囲気もご馳走のうち、な、うまさ。定食は値段のわりに当たり外れがあるので注意。96年2月。※ビル自体がなくなったので、閉店。
かつ銀(銀座)
東京都中央区銀座2-14-5 B1F/03-3543-2485/11〜14.30/17〜20.30/日祝休
とんかつ。移転する前の店の方がいかにもうまそうな雰囲気があって味も良かった。今の雰囲気は(昔に比べれば)普通っぽい。ご飯が別盛りになった「かつとじ」は全体にベチャベチャになって衣の脂っぽさが強調されてしまうのでボクはあまり好きではない。ただ、別盛りにしない丼は逆にご飯に汁が染み込んでなかなか魅力的。どうしてもこのどちらかを頼んでしまうが、牡蛎フライもうまいと聞く。96年1月。
矢場とん(銀座)
東京都中央区銀座4-10-14/03-3546-8810
味噌かつ。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
とん喜(銀座)
東京都中央区銀座6-5-15 銀座能楽堂飯島ビルB1F/03-3572-0702/11.30〜15.30/17〜22(土日祝ランチのみ)/無休
とんかつ。とん喜の「喜」は七がみっつ。地下にある店だが昼時は地下への階段からも溢れだし一階の外まで行列ができる。店内に入って一口食べればその理由はすぐわかる。うまいし安いし早い。サービスのてきぱきさもいいし、厨房内の活気もいい。あぁいい店だなぁとつぶやいてしまう雰囲気がある。ボクはいつもここでかつ丼(ロース)を食べる。卵の半熟具合もよく、衣もべちゃべちゃにならず、全体のバランスが素晴らしい。定食のご飯の出来もいいのでいろいろ試したくなる。ちょっと脂を多く感じる部分があるが、店全体に漂うスピード感とワッセワッセした感じで打ち消される印象。銀座のメシ屋の名店のひとつ。03年8月。再訪多数。
梅林(銀座)
東京都中央区銀座7-8-1/03-3571-0350/11.30〜20.45
とんかつ。1927年創業の老舗。ヒレカツを世に広めた店と言われている。「珍豚美人(ちんとんしゃん)」というニックネームが有名。以前はあまりなんとも思わなかった店だが、2004年に改装した後、味がよくなった印象あり。サクサクの食感が気持ちよいヒレカツか、カツ丼がオススメ。なんか子供の頃デパートの食堂で食べたような、いい意味で庶民っぽいカツ丼が特に好きかも。92年ころ初訪問。05年8月。
グリル梵 銀座店(銀座)
東京都中央区銀座7-14-1/03-5565-3386/11.30〜23/日祝休
ビーフヘレカツサンド専門店。2008年9月1日にオープン。カウンターだけの小さな店だが、テイクアウトにも対応していて、一人前6切れ2000円。これはカツ2枚を6つに切ったもの。ハーフも4切れ1000円で売っているが、これはカツ1枚を4つに切ったものなので、6切れに対して4切れとなんだかお得なようではあるが、実質的にはハーフである。
この店、もともと大阪新世界の老舗洋食屋「グリル梵」が大阪の堂島に出しているビーフヘレカツサンド専門店の銀座店。堂島の店は一度だけ行ったことがあるが、四つ橋筋沿いの角のビルの3階にひっそりとあって、景色も良くてなかなかいい店。この銀座店はその堂島店で働いてた方が店長をしている模様。路面店なので景色は望むべくもないが、中心部がレアに揚がったビフカツとビールはよく合う。ワインも合うかも。ソースがまたいい。適度に甘く香りもよい。衣とパンの両方に染みこんで絶妙。こういうのを食べると「カツにはごはんが最高の伴侶」という認識を少し改める。パンもなかなか良いではないか、と。
トンカツ文化の東京にはビフカツの店が圧倒的に少ないので出店はうれしい限り。ビフカツサンドでは北新地のバー「なかしま」のものが日本一だと思っているが(オヤジさんが亡くなってからはどうだろう?)、大阪ではこのごろビフカツサンドを出す店も増え(昔は少なかった)、クオリティが格段に上がった。東京にもその波が来るといいなぁ。
昼11時半から夜23時までぶっつづけで営業してるから、小腹が空いたときもオッケー。カウンターでさっと食べるのはもちろん、ちょっとしたお弁当やお土産にも(まだ珍しいので)喜ばれるだろう。昭和通りを歌舞伎座方面から来て交詢社通り(演舞場通り)を左に曲がってすぐ右側。日産に近いあの辺り。08年10月。
ニューキャッスル(銀座)
東京都中央区銀座2-3-1/03-3561-2929
カレー。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
GINZA CURRY HOUSE 1/3(銀座)
東京都中央区銀座3-13-7/03-3549-0013/11.30〜15/17.30〜22.30/土日祝休/850円〜
カレー。マガジンハウス本社の裏手にある店。明るくお洒落な店で、店員の女性たちも元気。この程度の気楽&お洒落な店って意外とないのでうれしい。もうちょっと辛い方が好きだが、おいしい。野菜カレーはちょっと揚げてあったり、ドライカレーはカレー粉で炊いたご飯にカレーがかけてあったり、工夫がきいている。ドライカレー、ちょっとくどいが好き。01年9月。
グリルスイス(銀座)
東京都中央区銀座3-5-16/03-3563-3206/11〜15/17〜21/月休/元祖カツカレー1300円
カレー。昭和22年開店で、その翌年、カツカレーを発明した店として有名。昭和23年、巨人軍の千葉茂が「カレーライスにトンカツをのせてくれ」と頼んで作ったのがソレ。理由は「わけて食べるのが面倒だった」ということらしい。個人的にはカツとカレーは特に相性がいいとは思えない。カツに合わせるなら、そば屋風ダシカレーの方が合うような気がするな。ただ、この店は食パンを水に浸して裏ごししてルーに加え、カツに合うように工夫しているという。その工夫のあとがよくわかる味だが、それでもやっぱりボクはカツカレーはそんなに好まないということがよくわかったです。ちなみにこの店、ハヤシライスも元祖だという。あ、それとこの店、ビーフコロッケが意外とうまいのでトライしてみてほしい。ねっとりとコクがあるコロッケで懐かしめの味だ。それらを含めて、一度は味わっておきたい老舗である。99年6月。
銀座 古川(銀座)
東京都中央区銀座5-7-10 ニューメルサビル7F/03-3574-7005/11〜14.30/17.30〜20.30/不定休
カレーとシチューの店。店名のショルダーに「古川喜春シチューの店」と書いてある。この古川喜春さんは先代で、帝国ホテルでシェフをしていた方とか。今は息子さんがシェフをしているそうだ。ホールを取り仕切るのは先代の奥様。宝塚劇団出身とかで、姿勢良くスーツを着こなし、気遣いなど申し分なし。この店は彼女で持っている。
メニューは海老が二本突っ立った名物「海老フライとドライピラフ」や巨大トンカツの「ポークカツカレー」、「ハンバーグステーキ、シチューソース」「ほうれん草と季節の野菜カレー」など、11種類のカレーと4種類のシチューを中心にしている。どれもクリームやドレッシングなどを多用したクラシッックタイプ。そう、昔の帝国ホテルで出ていたんだろうなと想像できる古めの味つけ。小麦粉を使わず、濃縮チキンブイヨンでコクを出している。カレーは超マイルドな欧風。辛くてシャバシャバなのが好きなボクとしては物足りない。カロリーもやけに高そうである。見た目はどれも面白いんだけど…。
それぞれ単品で2000円前後以上するのでわりと高いが(銀座値段)、雰囲気がデパート食堂っぽいのが玉に瑕。奥様のサービスは高級店っぽいのだが…。09年3月。
ラ・ソース古賀(銀座)
東京都中央区銀座6-13-7
カレー。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。※2008年1月に閉店。
佐賀牛 季楽(銀座)
東京都中央区銀座5-4-6 ROYAL CRYSTAL GINZA 5F/03-5568-7080
肉料理。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
かわむら(銀座)
東京都中央区銀座7-3-16東五ビルIF/03-3289-8222
肉料理。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
上海湯包(銀座)
東京都中央区銀座3-7-16 銀座NSビル1.2F/03-5524-2608/11.30〜24(土日祝〜23)/無休/2000円〜
中華料理。小龍湯包をメインの売りとした店。東海地方でチェーン展開していたらしいが銀座に店が出来た。上海・台湾の雰囲気をそのままに店舗展開しているとうたってるだけあって本場なイメージ。上海人と一緒に行ったが「味も雰囲気も現地と一緒」と言っていた。ただチェーン展開しているのでコックによって味に差があるのが玉に瑕とも言っていた。小龍湯包はさすがにうまい。中国人に作法を聞くと「歯で小さな穴を開けて中のスープをすするね。すすり終わったら黒酢につけて皮と餡を楽しむね」と教えてくれた。なるほどいままで一気に口に入れて火傷していたがこうして食べれば火傷しない。チャーハンや湯麺もまぁまぁうまく、わぁわぁ会話しながらわしわし食べると楽しい。ショッピングの後などに気軽に利用するには良い店だと思うが、行列が出来ているのでそうもいかないか。03年2月。
東京飯店(銀座)
東京都中央区銀座5-1-10/03-3572-1686/11.30〜15/16〜22/日休/7000円
上海料理。泰明小学校横にある老舗。カジュアルな雰囲気ながら味はわりといい。牛舌の煮込み、アスパラ唐揚げ、水餃子などの一品がいい。いしもちそばをはじめとした麺類もうまい。サービスはざっくばらん。街場の中華の上級版といった感じだが、なぜか好ましく、通ってしまう。95年10月。
天厨菜館(銀座)
東京都中央区銀座5-7-19銀座フォリー6F7F/03-3574-8471/11.30〜15/17〜22/無休
宮廷北京料理。「てんつうさいかん」と読む。台北の同名店の支店(今は経営が違うという情報もある)。味も内装も上品でさっぱり。量の少ないヌーベルシノワ系だがコストパフォーマンスは悪くない。名物はほうれん草炒飯。まずは昼にこれをどうぞ。ただ、最近行ったら味がちょっと…。支店が渋谷、新宿、天王洲、船橋にある。というか渋谷店が元々かも。「雪園」や「湘坊」「華湘」「木蘭」もここの経営。97年3月。05年2月。
英記茶荘(銀座)
東京都中央区銀座5-7-2三愛ビル6F/03-3289-2312/11〜22.30/無休
点心。中国茶と点心の店。神泉にある中国茶専門店の銀座店。香港の老舗らしいが、料理自体には特に驚きはない。点心もいいが、五目坦々麺がよいかも。銀座の真ん中で場所がいいので一休みにはちょうどいい。お茶はうまい。97年10月。※閉店
ニュー北京(銀座)
東京都中央区銀座5-8-13/03-3574-7117/11.30〜15/17〜22/日祝休
上海料理。創業30年弱。店名は北京なのだけど実は上海料理である。銀座のド真ん中にして街場の中華の雰囲気を醸し出している貴重な店。カジュアルな真っ赤な内装にカジュアルな接客。そのうえわかりやすくおいしい味。名物は、冬は「冬たけのこの唐揚げ」、夏は「そらまめの唐揚げ」。それと餃子。たしかに空豆のから揚げはうまかったし、ナスのピリ辛やえびもつチャーハンなどどれも美味。コースは4200円。なかなか充実した内容で安い。美人オーナーは豪快に語りかけてくる。男の扱いわかってる系。松坂屋の横の小さなビルの6階。昼は「セット」がよい。あんかけチャーハンと水餃子、スープ、杏仁豆腐がついて950円。量もたっぷり。「とり煮込みそば」(1000円)もよい。喫煙率が高いのが難。04年6月。
星福(銀座)
東京都中央区銀座6-9-9かねまつビル6F/03-3289-4245/11〜15/17.30〜22(土日祝11〜20.30)/無休
中国薬膳料理。シンフウと読む。1988年創業。施設は古びてきているが、相変わらず薬膳としては有名な店である。コースが4つあり、「星」7350円、「福」10500円、「天」12600円、「仁」15750円。銀座だけあってお高いが、わりと価値ある薬膳だ。店のオススメは「福」と「仁」だそうだ。せっかくなので奮発して「仁」をいただいた。素晴らしかったのは「アガリクス茸入りフカヒレ姿煮」「佛跳牆」「伊勢海老の蒸し物」「龍眼肉入りスッポンの鍋」。それぞれすごいインパクトというわけではないが、食べやすく滋味溢れる。じんわりと気持ちいい。本物の薬膳はもっと食べにくい部分(匂いなど)があった記憶があるが、日本人に合わせて食べやすく仕上げてくれている印象。飲み物は断然「薬膳茶」がよい。漢方素材を六種類混ぜ合わせ、そこにお湯を注いで飲む。何度でも継ぎ足せるし、漢方素材も食べられるので一杯(2100円)で充分最後まで持つ。他に薬膳酒もあるが、せっかく薬膳に来たのなら、お酒を飲まずにヘルシー一辺倒で行った方がいい気がする。
店はまぁまぁ広く、個室もある。銀座でそれなりの値段なわりに普通の食堂系の造りなのでガッカリする向きもあるだろう。会計なんかは番号札を持って行くシステムだったりするし。全体に少々雑然としているのも難。サービスは総じて親切。09年6月。
銀座 麒麟(銀座)
東京都中央区銀座6-9-15/03-3572-0039/11.30〜15(土日祝〜16)/17〜22.30(日祝16〜21)/無休
中国料理。上海料理を中心に「北京ダック」とか「フカヒレの煮込みトリュフの香り」とか「エビチリ」とか「牛フィレ肉の台湾バーベキュー煮込み」とか、中国各地の料理を食べさせる店。銀座という立地も含めて全体に高級な感じで接待や記念日に向く感じである。ディナーのコース料理をいただいたが、少量多皿形式でいろいろ食べられて楽しい。ただ、高級食材をふんだんに使用しているわりにインパクトは少ないかな。手が込んでいるけどその効果が出ていない印象。まぁ会話を邪魔しない美味といえばそうなるが。1階から6階まであり、いろんなシチュエーションに対応できるようになっている。ランチは1000円のセットメニューからあるので、まずはそちらで試してみてもいいと思う。ディナーコースは6300円〜12600円まで(ランチコースは2500円〜)。個室の場合、個室利用料金を取るので注意。サービスは(個室だったせいもあるが)普通。お酒の品揃えも特筆すべきものはなし。09年5月。
維新號(銀座)
東京都中央区銀座8-7-22/03-3571-4021/11.30〜21/無休
中華料理。創業1948年だからそろそろ老舗の部類。なんといっても大きな中華饅頭で有名な店である。評判が先に立ち、期待しすぎるとそんなにビックリしない饅頭だが、大きく肉がたくさん入ったそれはやはり名物なだけのことはある。わりと面白いのがやきめし。牛肉やきめしやかにやきめしもいいが、ダークホースは「青のりえびやきめし」。どれにも具だくさんのスープがついてきてお得感もある。99年1月。
孔家飯店(銀座)
東京都中央区銀座8-7-16銀座幸ビル2F/03-3574-1066/17.30〜28/日休
四川料理。こうかはんてん。「孔子の五徳」とか貼ってあるので孔家の孔は孔子の孔かも(追記:店長も孔さんらしい)。正宗四川家庭料理とあり、家庭料理で正宗って、つまりは伝統的家庭料理ということか。よくわからないままに期待したが、味はあまり印象に残らなかった。普通に辛く普通にうまい。四川鴛鴦火鍋が名物のようなので冬とか辛いものが食べたいときにはいいかも。05年1月。
飛雁閣(銀座)
東京都中央区銀座8-9-15 JEWEL BOX GINZA 9F/03-3572-7111/12〜14/18〜22/無休
中国料理。完全予約制、全席禁煙、ジャケット着用必、15歳以下不可の中国料理店。バブル時代を思い起こさせるような内装。グランドピアノを中心にテーブルが余裕を持って置かれ、誰かの家に訊ねたような雰囲気が銀座で味わえる。照明が明るいのが難だが、なかなかいい感じ。料理長は「福臨門」で20年腕をふるった黄維志シェフ。料理は上海スタイルのヌーベル中華。彩りや盛りつけをよく考えられたヘルシーな料理が続く。インパクトが強いものではないが、繊細でおいしい。ただ、値段に比して多少物足りない部分はある。
上海出身の経営者の姉が食品輸入会社を経営しているとのことで、最高級素材への力の入れようは料理からもよく伝わってくる。化学調味料も使わず、油もヘルシーなものを使用している。名物である「世界一皮が薄い小籠包」やマンゴープリンもとてもおいしかった。飛雁雅酒というオリジナルの紹興酒もありこれも美味(ただし高い)。ランチは5000円から。夜は1万円から。全体に高めでバブリーなので接待に向く。※銀座3-3-14グランディアll 7Fから移転。移転後はまだ伺っていない。08年5月。
萬福(銀座)
東京都中央区銀座2-13-13/03-3541-7210/11〜22(土〜20)/日祝休/650円〜
ラーメン。昭和4年から営業している老舗。もとは屋台だったらしい。いまは三代目とか。澄んだスープはあっさりした和風で昔の東京支那そばといった感じ。なるとと三角の薄焼き玉子がいい感じ。チャーシュー、メンマ、ほうれん草と並んだ姿は様式美すら感じられる。麺は細めのストレート。全体にうますぎない感じが逆にいい趣になっている印象。外観も内部もかなりレトロ。レトロな店でレトロなラーメン。ちょっと楽しい。02年1月。
屋台ラーメン山ちゃん(銀座)
東京都中央区銀座3-11-10/03-5565-1838
ラーメン。博多の長浜屋台街の一番奥に「山ちゃん」という屋台があり、博多に行ったときは通っていた。その「山ちゃん」が銀座店を開いたと聞き行ってきた。実に真っ当なとんこつラーメン。飾りも工夫もないが、わりと本当の長浜の味に近いと思う。博多に住んでいたヤツと誘い合わせていったのだが、そいつも「うん、現地の味に近い」と言っていた。がんばっちゃっているとんこつラーメンより、ボクはこういう味の方がホッとする。なお、店内の雰囲気は屋台っぽいわけではない。03年1月。
一風堂(銀座)
東京都中央区銀座3-11-14 第一中山ビルB1/03−3547−1010/11〜26/無休/http://www.ippudo.com/
ラーメン。銀座にも出来た有名ラーメンチェーン店。東京には恵比寿店、六本木店、高田馬場店、明大前店、駒沢公園店、五反田店、吉祥寺店とあるが(2001年夏現在)、恵比寿店と銀座店にしか行ったことはない。銀座店はレンゲなどをオブジェとして使ったユニークな店内。味は恵比寿店とほぼ一緒。赤味なども出来たが、やっぱり白丸が好み。一風堂のラーメンは食べ始めの勢いが最後に落ちてくるスタートダッシュ系と思う。でもスタートダッシュ的勢いは随一。なかなかうまい。01年8月。
あんじゅ(銀座)
東京都中央区銀座5-4-14
ラーメン。非常にカジュアルな街場の中国料理店でラーメンが人気。味はしっかりしていて、小さな店だが昼時は行列になっている。定食などもあるが、麺類が人気。アサリそば、黒豚そば、牡蠣そば、トマトそばなど。あっさりした味付けがなかなか深くおいしい。ジャンクなところがまるでなく真面目で真っ当な味である。08年1月。※08年2月で閉店。近所にある同経営の串カツ店「アンジュ」に集中するらしい。「アンジュ」でラーメン系をするのかどうかは未確認。
勇(銀座)
東京都中央区銀座8-15-6/非公開/11.30〜14.30/17.30〜21/土日祝休/800円〜
ラーメン。透明なだしの塩ラーメンが代表的メニュー。「がんこ系」出身らしく、がんこ特有のしょっぱい味。丸鶏にするめなどを使ったスープは食べた途端「これは確実に身体に悪い」と確信するくらい塩辛い。ただ、癖になりそうな味ではあり、こういうスープを好む人がたくさんいるのはうなずける。揚げネギやとろけるチャーシュー、味の染みこんだ煮タマゴもうまい。麺は黄色い縮れ麺。なかなかだ。ただ、店主に非常に癖&気分ムラがあり嫌う人は嫌うだろう。決してくつろいで味わえるという雰囲気ではなく、機嫌が悪い時だと客は全員緊張して食べることになる。基本的に「私はこだわってます」というのを前面に押し出した店が嫌いなボクとしては嫌いな部類。自分のためにこだわるのか、客のためにこだわるのか(こだわり、という言葉も嫌いだが)。客のためにこだわるなら店内の整理から始めてもらいたいものだ。油めんや味噌ラーメンも日によってある。昭和通りと首都高が交差する所からほど近い。01年11月。
思案橋(銀座)
東京都中央区銀座8-15-2/03-3541-3785/11〜15/17〜21.30/日祝休/"長崎チャンポン800円、長崎皿うどん800円"
長崎ちゃんぽんの店(分類上ラーメンに入れている)。皿うどんや長崎丼もおいしい。小さい餃子もジューシーでグッド。料理人は「チューボーですよ」「どっちの料理ショー」などに登場したらしい。銀座8丁目というより汐留の横、というわかりにくい場所(ラーメン「勇」の裏)にある小さな店だが、東京で食べられるちゃんぽん(&皿うどん)としてはトップクラスという評判の店である。個人的にはこれが東京トップかと言われるとハテナ。もう少しコクが欲しいところ。本場長崎で感動した味よりコクはなくあっさりめすぎる気がする(もちろん店の個性もあるが)。もう少し甘めなコクがあった方が個人的には好き。
ちゃんぽんはどっしりした丸太麺。具だくさんで濃厚、かつ大量なわりに全く胃にもたれない優れもの。塩味の奥に豚骨とあさりが効いている上品かつ薄味な白濁スープで、テーブル上の長崎から取り寄せたソースをかけて食すと吉。皿うどんは長崎から直送した揚げ麺を使っていて食感はとてもよい。芥子とお酢で様々に調味して食べると飽きが来ない。ランチ時は長蛇の列になるので時間をずらして行った方がよいかも。04年11月。
叙々苑 游玄亭 有楽町マリオン店(銀座)
東京都千代田区有楽町2-5-1有楽町マリオン11F/03-3218-8989/11.30〜22.45/無休
焼肉。叙々苑チェーンの中でも最高級に属する「游玄亭」の一店。映画館横にこんな店あったっけと思うが場所柄もあって非常に流行っている。ただ、游玄亭にしてはテーブル席はごちゃついていて落ち着かない。全体の作りもなんだか高級焼肉っぽくないのが難。奥に大きな座敷があり、そこはさすがにくつろげるし、何時間いても全然文句言われないので、重要な商談などにも向いている。肉質はよいしサービスもまぁまぁ。昼からぶっ通しでやっているので便利ではある。08年11月。
ナイルレストラン(銀座)
東京都中央区銀座4-10-7/03-3541-8246/11.30〜21/火休/1500円
インド料理。現オーナーのナイルさんの父親でインド独立運動の活動家だったA・M・ナイル氏が1949年に開いた老舗インド家庭料理店。名物はムルギーランチ(1400円)。ターメリックライスにキャベツやジャガイモ、鶏などが添えられ、かけてくれるルーと全部混ぜて食べる。久しぶりに訪れたが味に変わりはなくおいしかった。現オーナーが言うには「目標は現状維持」とのこと。初代の味を守るのがこの店の使命だと言う。変わらない味というのはいいもの。女性客を贔屓気味なのも微笑ましい。97年5月。
アショカ(銀座)
東京都中央区銀座7-9-18 パールビル2F/03-3572-2377/11.30〜21.30/無休
インド料理。日本に出来た初めてのインド料理店だという。タンドリーチキンなどのタンドール料理を日本に紹介した店。料理はインドのムガール王朝の宮廷料理が中心だと言う。ただ、宮廷料理だけでなく、インド全土のものをバランスよく食べさせてくれる。カレーもタンドリーも安心して楽しめる味だが強く印象が残るものではないかも。店内は重厚な雰囲気。96年3月。
ダルマサーガラ(銀座)
東京都中央区銀座4-14-6 ギンザエイトビル2F/03-3545-5588
南インド料理。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
カーブ・ド・ヴィーニュ(銀座)
東京都中央区銀座4-13-15成和銀座ビルB1F/03-3549-6181/18〜26/日休/6000円〜
ワイン・バー。フレンチの「マノアール・ダスティン」や「アンフォール」を経営する五十嵐シェフのワインバー。歌舞伎座の海側横の筋にありこじんまりして親密だ。良いワインが多くそろい、料理もなかなか本格的。ブーダンノワールや田舎風テリーヌなどの定番もおいしいし、オリジナルっぽい洋食的フレンチもそれぞれかなりなもの。まぁ場所柄か量に比べて値段は割高めだがそこは銀座ということで割り切るしかないだろう。味も楽しめるワインバーとしてはとてもいいのではないだろうか。ボクは好き。ワインリストに4〜6000円台の「逃げ道」が用意してあるともっとうれしい。会社帰りの遅い時間に数人で軽く一本、って感じの利用が可能になるとうれしいから。00年5月。
J.B.A.BAR SUZUKI(銀座)
東京都中央区銀座5-4-15 西五ビル4F/03-3572-0546/18〜24(金・祝前〜25.30)/無休/2000円〜
バー。JBAとは旧日本バーテンダー協会の頭文字(いまはNBAらしい)。創業昭和42年の古いバー。バーテンダー協会を代表する存在であった鈴木バーテンダーも今は亡く、いまでは3代目のバーテンダーが仕切っているようだ。昔は行列が出来るバーとして有名だったらしいが、いまでは普通に混んだ店。長いカウンターはサラリーマンが気楽につながって飲んでおり、気取ったバーよりよっぽど落ち着ける部分はある。酒の数もかなりいい。銀座にしては安いし。たまに利用する。01年6月。
バー・ルパン(銀座)
東京都中央区銀座5-5-11 塚本不動産ビルB1/03-3571-0750/17〜23.30/日月祝休
バー。昭和3年(1928年)創業。銀座のバーの草分け的存在で、錚々たる文壇の名士たちが通った店としてよく知られている。太宰治がここのカウンターで酔っている写真とかとても有名だ。当時と同じ雰囲気をキープしていて、調度品もレトロなものを使っているので歴史好きなら一度は訪れたい。もちろん大宰が座った椅子もそのまま。01年9月。再訪数回。
グレープ・ガンボ(銀座)
東京都中央区銀座5-9-6/03-3569-7388/18〜24/日祝休/6000円〜
ワインバー。銀座の三原橋近く、三原小路(だったっけ?)にある店。それなりに広く落ち着きある店内。ワインはとっても安いのから高いのまで揃っていて、安くてもちゃんと説明して理由を言ってオススメしてくれるから安心して頼める。この店のいいところは料理がちゃんとしているところ。どの料理も意外なほどレベルが高く値段も安い。和知シェフが「マルディグラ」に移ってしまったあとも料理の質はあまり落ちてない気がする。ルセットがしっかりしているのだろう。和知シェフがいたころの初期の香草バクダンとか良かったなぁ。ワインに料理一皿みたいな使い方がとても似合う店かもしれない。ボクは厨房前のカウンターで飲むのが気に入りました。01年1月。
しぇりーくらぶ(銀座)
東京都中央区銀座6-3-17 悠玄ビル2.3F/03-3572-2527/"17.30〜24(金〜28.30、日15〜22)"/月祝休/4000円〜
東京でも珍しいシェリー専門店。シェリー・バーでもあるが、料理が意外に充実しているのでレストランとしても十分楽しめる。カウンターに立つ中瀬航也氏のシェリー知識はとんでもなく(「シェリー酒」という本の著者でもある)、彼に好みと希望を伝えて選んでもらうのが一番だろう。メニューに書いてあるシェリーはすべて900円。メニューの表示がとてもわかりやすくいろいろ飲んでみたくなる。メニューにないシェリーももちろん置いている。相談して飲もう。料理はタパス中心にいろいろ。わりといい。スペイン各地の酒も100種類くらいあるらしい。とにかくシェリー初心者には最適。中級者も上級者も楽しめるいい店だ。※上記中瀬氏は05年に店を新たに銀座に開き、移った模様。04年11月。
テンダー(銀座)
東京都中央区銀座6-5-15 能楽堂ビル5F/03-3571-8343
バー。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
つるつる(銀座)
東京都中央区銀座6-7-6 ラペビル9F/03-5537-6007/19〜29/日祝休/10000円〜
バー。大阪はミナミにあるバーの銀座支店。ボクの大阪勤務時代に愛用していたバーが2000年10月から銀座に支店を持ったのだ。現在、名物マスター(Jung Keun Lee)はこっちに常駐している。大阪時代は妙に暗く、鞭やらなにやらも怪しく飾ってある独特な店であったが、銀座店は全体的に明るく広々しており、大阪の雰囲気を知っている身としてはなんだか落ち着かない。マスターのマジック(そのしゃべりと共に絶品)は健在らしいがこちらではまだ見ていない。朝まで確実にやっている店なので使い勝手はいいが、場所柄わりと高い(ミナミの頃の値段に比べて)のは仕方ないか…。もう少し安いと頻繁に利用させてもらうのだけど。01年9月。
TACT(銀座)
東京都中央区銀座6-9-15タクトワンビル6F/03-3571-3939/http://www.ginzatact.co.jp/tact/
ライブ・ハウス。1958年開業の老舗有名ライブハウスで、銀座ではほとんど唯一生き残っているシーラカンス的存在。貴重であり見事である。ポップスからジャズ、歌謡曲系までジャンルは幅広く、特にベンチャーズナイトは内外のベンチャーズファンの飛び込み演奏もあり、なかなか楽しめる。チャージも3500円程度と安く、3〜5000円でパーティも出来る。こういう世界はなかなかなじみにくいとは思うが、一度なじんでしまうとかなり楽しいかも。若い人から熟年まで一度は経験してみてほしい。みゆき通りとすずらん通りの角の近く。6階。02年8月。
クール(銀座)
東京都中央区銀座7-2-14
バー。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
ロックフィッシュ(銀座)
東京都中央区銀座7-2-14第26ポールスタービル2F/03-5537-6900/3000円〜
バー。銀座コリドー街の「クール」(2003年11月閉店)があるビルの2階のバー。カウンター8席くらいとテーブル2席。とても流行っている。ハイボールが名物らしい(「クール」と同じだね)。雑然としているがなんだか落ち着けるバー。つまみがノザキの缶詰だったりするのが(狙いではあるのだが)妙にうれしい。大阪北浜にも店がある(06-6231-6969)。この辺は「サンボア」も出来、近くに「クロ・ド・ミヤン」もあり、銀座大阪村と言われ始めてるらしい(笑)。03年8月。
サンボア(銀座)
東京都中央区銀座7-3-8 銀座DSビルB1/03-5568-6155/15〜24/日休/3000円〜/http://www.samboa.co.jp/
バー。2003年7月にオープンした大阪の有名店の銀座店。同じ「サンボア」でもいくつか系列が分かれているようで、大阪でもお初天神の方ではなく、北新地店の銀座進出(ややこしい)。だから京都サンボアとも関係はないようだ。関西圏以外で初出店となるらしい。大阪と同じくスタンドバーで、カウンターでの立ち飲みが基本。大阪出身者・経験者には実に懐かしいサンボア・スタイルで酒が楽しめる。だからだろう、店内は関西弁で溢れている。関西人客が多いのだ。つまみやあても充実していておいしい。敢えて言えばマスターがちょっとおもろすぎる(しゃべりすぎる)のが好みの分かれるところ。大阪関係の方にはおすすめ。外堀通り沿い。ヤナセの北数10m。03年10月。
居酒屋Jolly(銀座)
東京都中央区銀座7-3-15/03-3573-0424
バー。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
Y&M Bar KISLING(銀座)
東京都中央区銀座7-5-4 ラヴィアーレ銀座ビル7F/03-3573-2071/18〜27(土18〜23)/日祝休
バー。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
タリスカー(銀座)
東京都中央区銀座7-5-12藤平ビルB1F/03-3571-1753/18〜26(土〜23.30)/日祝休
バー。ボクはスコットランドのスカイ島に行ったことがあって、そこのシングルモルト「タリスカー」は(その思い出もあって)大好きである。ちょっと薬臭い香りがたまらない。で、そのモルトを店名につけたここでは当然の如くタリスカーを頼むのだが、若いオーナーバーテンダーの内田氏は「タリスカー、嫌いなんですよねー」と笑ってなかなか出してくれなかったりする。「じゃあ何かオススメを」と言うとよりによって「フランシス・アルバート」を18番と言って出してくる。つぶす気かよ(笑) ま、そんな店ですね。1998年頃できたばかりのバーだが、古材を使っているせいかいい感じに古びている。長く伸びたカウンターとテーブル。06年11月。
HOKKAIDOミルク村(銀座)
東京都中央区銀座7-5-19 山中ビルB1F/03-3572-9995/12〜23.30/月休
アイスクリーム&バー。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
エピローグ(銀座)
東京都中央区銀座7-8-8倉橋ビル2F/03-5537-3675/16〜
バー。恵比寿にあるバー「エピローグ」の銀座店。ビルの2階に意外なほど広い店内を贅沢にレイアウト。ゆったりとったカウンターでくつろいで飲む時間はなかなか至福。照明もちょうどよく椅子の具合も素晴らしい。ちょっとよそよそしい感じで馴染めなかったが、馴染みになれば相当いい感じだろう。16時からやっているので、早い時間から飲み始めるときに便利かもしれない。04年6月。
サロン・ド・シャンパーニュ・ヴィオニス(銀座)
東京都中央区銀座8-8-18 銀座8818ビル3F/03-5537-0700/18〜26(土〜23)
シャンパン・バー。有名なソムリエの阿部誠氏がオーナーで、他にソムリエールがふたりいる。「シャンパーニュ」で「サロン」で「銀座」なのだから、こちらもいろいろ想像し期待する。でも、雰囲気がどうにもスナックっぽいのが大変残念。ソムリエールたちの接客も馴れ馴れしく、非日常感はほとんどなかった。つまみとシャンパーニュのセットがあるが、これはつまみがもうひとつ。かといって「何かおいしいシャンパーニュを」と勧めてもらうと値段が跳ね上がる。だから値段がわかっているセットを結局頼んでしまう。この辺、もう少し明朗な仕組みはないだろうか。シャンパーニュの品揃えはいい。でもそれは当たり前。「銀座でシャンパーニュを飲む」という、ちょっとした晴れがましさにもう少し応えてくれるとうれしい感じ。07年2月。
炉端本店(有楽町)
東京都千代田区有楽町1-3-8/03-3591-1905/18〜23/日祝休/5000円〜
炉端。民芸調の店内は大正時代に造られたままとか。一階はカウンターの大皿をいただく形式だが、二階もある。料理は和洋割烹風で「炉端」という感じはしない。もう少し素朴な焼き物を期待していたのだが…。炉端なのに焼き物は少なく、なぜか中華風の料理が多い。二階はちょっとした宴会に使える。でも一階のカウンターで食べる方が落ち着くかな。農家の雰囲気な和洋居酒屋、と認識するのが一番正しいかも。JR有楽町駅、地下鉄日比谷駅ともに徒歩1分なのがうれしい。99年5月。00年6月。
アピシウス(有楽町)
東京都千代田区有楽町1-9-4 蚕糸会館B1F/03-3214-1361/11.30〜14/17.30〜22/日休/20000円〜
フレンチ。一時期日本のナンバーワン・レストランとの評判を欲しいままにした名グランメゾンである。ボクは40歳になってから行く店と決めて(だってそれなりの年齢が似合う店と思ったから)、ずっと我慢して我慢して、今回初めて行ったのだが、結果としては「もっと早く行っておけば良かったぁ(涙)」であった。それは残念ながら「良かったから」ではない。高橋シェフ中本ソムリエなど、錚々たるスタッフが抜ける前に行っておけばよかったな、という意味である。後悔である。もちろん初めて行ったのだから以前と比較はできないが、「名声を欲しいままにしたあのアピシウスがこの程度のはずがない」と思うのである。
といっても、料理もサービスも内装も全然悪くはない。料理は仕入れた素材の良さを最大限に活かしたもので、特にメインでいただいた鳩のローストなどいままで食べた鳩料理の中で最高の出来であった。デザートも素晴らしい。ただ、突き出しも前菜も実に普通だったし、全体に無難な印象は拭えなかった。美味しいのだが楽しくない。そんな感じ。サービスは洗練されていて丁寧だしよく気がつく。でも心からの笑顔というようなものが一回も見られず、慇懃無礼なホテル的サービスを十二分に受けた後に感じる居心地悪さみたいなものがあとに残る。そつなくお客をもてなしてくれるが、親密さや温かみが微塵もないのだ。ビジネスライクすぎる、とでも言おうか。
内装は豊かで暖かく、そして清潔。高価な絵画がそこらじゅうに掛かり目を楽しませてくれる。良い感じで古くさくなってきておりこれからが楽しみ。照明をもう少し暗くすると雰囲気が格段によくなると思うが、お年寄りのお客さんもいらっしゃるしこのくらいが無難なのか…。そう、全体に無難なホテルレストラン的なのだ。うまいし気持ちよいが楽しくない。そして高い。これなら一流ホテルのメインダイニングに行くのとあまり変わらない。
ちなみに、コースメニューを要求するまでアラカルトメニューしか渡されない。基本的にアラカルトを頼んでね、という店のようだ。また、ワインリストは壮観。絶対的にはかなり高いリストだが、保存や品揃えを考えれば相対的には安いリスト。ワイン好きのお金持ちが「ワインバー」として利用するには最高の空間かもしれない。
アピシウスはひょっとすると「守りに入ってしまった」のかもしれない。この店がプライド高く攻めに出たら別の次元に生まれ変わるのではないだろうか。そんなポテンシャルは十分感じたが…。01年8月。
我楽路(有楽町)
東京都千代田区有楽町2-3-3/03-3574-0334/18〜22/4000円〜
串揚げ。わらじと読む。いわゆる関西風の「ストップ言うまで無限に出てくる串揚げ屋」。お腹いっぱいになったら「これでストップしてください」と言うシステム。ひと串200円程度を15〜20本食べる感じ。創作系を主にしていて、アスパラベーコンやチーズ揚げ、しいたけ肉詰め、キスなど、肉をいっぱい食べたいという向きには不満かもだがなかなかヘルシーな串が続く。多少脂が匂う印象だが、味はまぁまぁな上に安いのでいつもオヤジたちで混雑している。ビールには合う串だしね。有楽町駅界隈で困ったら選択肢のひとつとしてあると思う。スペインの「エルブジ」の天才シェフ、フェラン・アドリアが来日時にこの店に来ていたが(テレビで見た)、彼が来るほどオリジナリティや美味さがある店ではないのでかなり驚いて見た。関西で長く食べ歩いたボクから見ると、大変普通な(つまり水準的な)串揚げ屋さんであります。01年10月。
アロイナ・タベタ(有楽町)
東京都千代田区丸の内3-7-11/03-5219-6099/11〜22/無休
タイ料理。ワンコイン・タイ料理で「全品500円」の店。定食が500円。夜でも500円なので貴重といえば貴重。本場の雑然としたチープな雰囲気がよく再現されていてある意味好ましい。味は普通っぽいが500円だから…。タイ人が普段食べている安い定食を再現しているみたい。結構メニューの品数が多いので意外と楽しめる。03年6月。※その後値上がりして全品630円になった。500円だから良かったのに…。
リストランテ・フレスコ(日比谷)
東京都千代田区有楽町1-2-2 日比谷シャンテB2F/03-3581-7421/11〜14.30/17.30〜22/無休/8000円
イタリアン。日比谷シャンテ内にあり、壁一面に描かれた大きなフレスコ画が特徴の店。ヴェネチアの雰囲気を狙っているとのことで、シェフもヴェネチア出身。料理は魚介類中心のヴェネチア料理。そういえば天井からはヴェネチアングラスのシャンデリアが下がっていた。味はそんなに印象に残っていないが、場所柄便利だし大箱なので使い勝手は良い。ちょっとデパートの食堂風の雰囲気も漂ってしまうが。「サバティーニ・ディ・フィレンツェ」の系列店。96年9月。
ピンチョス・ベポ(日比谷)
東京都千代田区内幸町2-2-2富国生命ビルB2F/03-3597-0312/17〜21.30/日祝休/2000円〜
スペイン料理。スペイン風ファストフードの「ピンチョス」に絞った専門店。ピンチョスとはスペインのバスク地方のおつまみで、本来は非常にさりげないもののようだが、この店のオーナーであるベポさんがそれを拡大解釈し、数多くの創作小皿を考え出し、店にしたらしい。50種類くらいピンチョスがメニューに並ぶ。どれも200円前後ゆえ、ふたりでわいわい取っていっても値段はしれている。そしてどれも意外と凝っていておいしい。持ち帰りも可。ピンチョス以外にもパエジャとかサラダとかスペイン料理の代表的なものは揃っているのでコースでも楽しめる。ただ、店は雑居ビルにあり、ジューススタンドみたいな造りなので雰囲気はない。これで場所とインテリアが良ければかなり流行るのになぁと残念な気分。いまの雰囲気ではデートなどには向かないかも。まぁ小さなピンチョスをパッと楽しんで、さぁ二軒目に行こうという使い方がいいのかもしれない。都営三田線内幸町駅が最寄り。03年7月。
慶楽(日比谷)
東京都千代田区有楽町1-2-8/03-3580-1948
中国料理。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
| 新橋・汐留・虎ノ門・神谷町・湾岸・お台場エリア |
第三春美鮨(新橋)
東京都港区新橋1-17-7/03-3501-4622/ 11〜22/水休/20000円
鮨。「はるみすし」と読む。「本日の魚と産地」という紙が各席にコピーしておかれ、魚の産地と今日のオススメと料理法が書いてある。海苔や米や山葵の生産者まで書いてある。仕入れに自信があるからこそのお品書き。つまみで数点お願いしたが、どれも期待を裏切らない味だった。高水準で安心して楽しめる。話好きのご主人がいろいろな蘊蓄を語ってくれるが、語り口が明るいので嫌味にはならない。そう、この店は全体的に従業員が明るい。気むずかしく握る店が多い中とてもいい。ただ、握りはバランスがいまひとつと感じた。素材の鮮度が勝ちすぎているのか、シャリが負けている印象。おいしいのだけどボクの好きなタイプではないかも。ご主人の握りは「鮨」という本の写真モデルにもなっていてとても綺麗ではあるのだが…。
樽酒をしきりに薦められた。杉樽で寝かせた梅錦を16日目に瓶に移すらしい(杉の香りが丁度いい塩梅になるという)。常温より燗酒で、と。燗にすると香りがよりふくよかになり確かにうまい。全体に熱燗でつまみを中心に食べるなら文句ない店かな。でも、ひとり20000円近くするのもちょっと痛い。ちなみに第二春美鮨は銀座にある(8丁目ギンザナイン1号館地下)。03年12月。
金兵衛(新橋)
東京都港区新橋1-10-2/03-3572-0766/17〜24/土日祝休/15000円〜
鮨。昭和34年創業の老舗。新橋の裏通りに白く清潔な暖簾がひときわ目立つ。入る前からいい店とわかる感じ。店内はカウンターわずか8席で広くはない。が、いい意味で古くさく、昭和中期の匂いを放つ壁や天井、調度品などに囲まれて、どこか素朴な握りをつまむと、なんだか死んだ祖父を思い出すような、そんなタイムスリップ感が味わえる。握り自体は伝統に裏打ちされたしっかりした鮨。ちょっと大振りで、タネの切り方も独特なものがある。タネと酢飯の温度差がある握りが少しあったり、口の中のほどけかたのバランスももうひとつなものもあるのだが、全体的に安心して楽しめる上質な握り。愛想もよく、いたって気楽な店なのだが、8席しかないことや年配客が多いこと、その伝統感などに気圧されて若い人だとちょっと落ち着かないかもしれない。そこそこ年とってから行きたい店かも。不満があるとすれば、従業員の年配のオジサンがポマードぷんぷんなこと。昭和っぽくて微笑ましいのだが、ちょっと香りすぎ。04年12月。
新富寿司(新橋)
東京都港区新橋2-2-6
鮨。北大路魯山人が褒めた数少ない鮨職人と言われる矢沢貢氏が現役で握る店。大きめの握り。素朴な姿をした誠意溢れる丁寧な鮨だった。〆もの・煮物はとてもうまい。個人的には魯山人のようにベタ褒めはできないが、このレベルからすると価格的にとても安いのでお値打ちである。いつも賑わっている。気楽な市井の良店だ。いい雰囲気。95年12月。※閉店。
鮨処しみづ(新橋)
東京都港区新橋2-15-13/03-3591-5763
鮨。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
新橋鶴八(新橋)
東京都港区新橋2-16-1 ニュー新橋ビル2F/03-3591-1551/12〜14/17.30〜22.30/日祝休/8000円〜
鮨。神田鶴八で修行した石丸久尊氏が握る店。新橋駅前の大きな古い雑居ビルの2Fにあり「え、こんなところに」と驚かせるシチュエーション。店内は少しごちゃついているが基本的に清潔。鮨は高水準な味。大振りの握りで、酢飯は相当柔らかめ。ちょっとバランスが悪い握りもある。掴むと口に持っていくまでに酢飯が崩れてしまったり。白身の握りなど食べているうちにタネだけ口中に残ってしまったり。しょうゆをつけるのも一苦労。ここまで柔らかく握るのであれば煮きりを塗って出して欲しい。お酒なしで9貫食べて5000円。値段的にはとてもリーズナブルでいいと思う。96年12月。
久しぶりの再訪。今回は非常においしかった。白身はタネが酢飯と一緒に口の中でとろける。前の印象を覆す出来。ただ、前と同じようなものを食べたにもかかわらず値段は倍した。うーむ。ご主人は5年前より柔らかい印象。来やすい雰囲気になった。01年11月。
ここは毎回印象が変わる(笑)。以前より男鮨っぽくなった分、繊細さがあまりなく、普通の大きなお鮨といった印象。目の前に座っているのに、親方が握ったのを弟子がつけ台に並べるのも少し残念。ふたりの手を経由するのはあまり気分のいいものではない。タネと酢飯のバランスもあまり好きなタイプではない。あ、それとおしぼりが匂ったのも残念だ。手に嫌な匂いがうつってしまい、途中からお箸にした。05年4月。
鮨辰(新橋)
東京都港区新橋3-8-6 大新ビル2F
鮨。雑居ビルの2階にあるが、ドアを開けると落ち着いたカウンターが広がっていてなかなかの雰囲気。握りは細長いもの。酢飯とタネのバランスはまぁまぁ。やさしい女鮨系。まだ若いご主人だが堂々としている。新しい店なのに壁が汚れていたりするのが残念。05年9月。※閉店。
蛇の目寿司(新橋)
東京都港区新橋3-20-4/03-3431-4745/11〜24(土〜22)/日祝休
鮨。創業60年あまりの老舗。現在3代目がここを受け継いでいる。ちなみに2代目は近くの西新橋で同じ店名で店をやっている(港区西新橋2-13-4 /03-3591-7519)。
味は標準的。タネと酢飯のバランスも悪くない(酢飯が少し弱い)。でも安い。普通に食べて飲んで4〜5000円程度。安価な鮨屋の中ではレベルが高い店だと思う。醤油皿の煮きりを客が自分でつける握りだ(光り物や白身などはハケでポン酢などを塗ってくれている)。いただいた中で印象的だったのはイワシ。あとはマグロ。全体に安いわりに仕入れがしっかりしている印象。あと、以前昼に食べた名物「蛇の目ちらし」はなかなか良い。丼のバラちらしだが、酢飯に細かく刻んだ生姜などを混ぜておぼろともみのりを振り、その上に煮つめをかけた上にタネが載る。昔は行列ができたほどの名物だったそうである。並で780円。これも安い。
1階がカウンターとテーブル席、2階と3階に座敷がある。11時から通しで24時までやっているという貴重な店。昼飯を食いっぱぐれた時間にさっと「蛇の目ちらし」を食べるとなかなか幸せ。09年5月。
魚がし日本一(新橋)
東京都港区新橋3-21-10/03-5472-0641/11.30〜14/17〜22.30/日祝休/300円〜
鮨。立ち食いのチェーン店である。もともと鮨は立ち食い屋台から始まっているから正しい方向性だと思う。この店は徹底して効率化を図っており割箸すらない。段取り的には、入店して空いているところに立ち、聞かれるまで注文しない。どうしましょうと聞かれたら2種類ずつ4貫注文する。小皿にしょうゆをたらし、生姜は付け台に取り、鮨もガリも「手」で食べる。汚れた手はおしぼりで拭く。食べ終わったら伝票をもらい(慣れてくると勝手に取り)レジへ向かう、といった具合。5分もあれば12貫くらい食べられる。鮨という日本を代表するファストフードの面目躍如である。落ち着けないし職人によっては非常に雑に握る鮨屋ではあるが、時間ないときにさっと食べられるし、回転鮨よりずいぶんうまいし、その日のオススメのタネも充実しているし、徹底して輸入物なのもいっそ気持ちいいし、なにより激安(一貫75円が中心価格帯)だから文句はない。回転鮨の惨めな気分もないのがいいね(職人手渡しはやっぱり気持ちがいいものだ)。うまいのかと聞かれると、そりゃもっとうまい店は他にゴマンとあるだろう。どちらかというとマズイと評する人もいるかもしれないくらいだ。でもこの店をボクは好きである。回転鮨はきらいだが、ここには鮨の気軽さと下世話さが残っている気がする。02年1月。
しまだ鮨(新橋)
東京都港区西新橋1-13-6/03-3501-0411/12〜14/17〜22/土日祝休/15000円〜
鮨。創業50年の有名店。古いしもた屋2階建ての外観は道端の柳の木とともにとても絵になって素晴らしい。そこに「しまだ鮨」の字が趣よく躍る。聞けば、洋画家・佐野繁次郎氏の作品らしい。建築自体やマッチなどにも彼が関与しているとのこと。さすがなバランスだと感心。入り口を開け、左側に静かに広がる数寄屋造りの空間もまた心震わすものがある。つけ場の周りは天井高く、広々していて清々しい。…が、しばらく見回してくるとつけ場の周りは雑然と片付いておらず、白木のカウンターもそこここが汚れ、少し清潔感に欠けている。職人の白衣もなんだか薄黒い。あれ?と思いつつ注文をするが、出てくる握りは煮きりを塗ってない鮮度重視系で、酢飯とタネのバランスが悪くボクの好きではないタイプ。コハダなども酢が強すぎ、酢飯が完全に負けている。タネも大きめ。5貫ほど食べたところでいきなり赤だしが出たのもびっくりした。こんな濃い汁をこのタイミングで飲まされたら頼める握りも限られてきてしまう。
二階に座敷があり、政財界の方が利用されているようだ。場所柄&雰囲気柄、接待にはとても向く店なのかもしれない。店主は縄文米というマクロビオティティック理論に基づいたお米(発芽玄米をベースに14種類の豆類・雑穀を配合)を提唱していて、勝手口の方で販売もしている。雰囲気的に捨てがたいいい店なのだが、ボクには残念ながら合わなかったようだ。05年3月。
鮨光(新橋)
東京都港区西新橋4-6-1/03-3431-5744/土日休/3000円〜
鮨。安価に良質な鮨が食べられる。サラリーマンに人気の店で、ざっくばらんな親方のお人柄もあって人気の店となっている。ネタはそれぞれ新鮮で大衆路線としてはなかなかの物。握りはシャリが多め。ハズレもあるが当たりもある感じ。いい店だと思う。ただしボクはある一点についてのみいい印象を持っていない。親方がちょっとヒマになると客の前で煙草吸うのである。吸ったその手で握るのである。それを見て以来、再訪はしていない。嫌いな店ではないのだけれど。96年9月。
天はる(新橋)
東京都港区新橋3-17-8/03-3431-8068
天ぷら。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
橋善(新橋)
東京都港区新橋1-7-11
天ぷら。天保2年(1831年)の創業という老舗。天丼を発明した店としても有名。江戸風味のタレは辛口。純ごま油100%で揚げるので後口もさっぱり。昼の名物かき揚げ丼(2400円)は化け物のようなかき揚げが乗っている。お好み焼きのような形状で異様な大きさ。油が悪いのか胸焼けしてしまった。タレの味しかしないし。まぁ浅草の大黒屋に近い感じの「江戸てんぷら」なので、好きな方にはたまらない味なのかもしれない。夜はコース8000円から。97年10月。
※2002年8月20日で閉店。橋善系の味が現在食べられる店として、鹿児島の「天婦羅新橋」がある。橋善で22年働いた方が開いたお店らしい(メールでの情報)。あの独特の味、また食べてみたいなぁ。
竹泉(新橋)
東京都港区西新橋1-5-10 B1F/03-3508-8166/11〜21/日祝休 /2000円〜
そば。もとの「本陣房」。「本陣房」自体はより新橋駅よりに移り(新橋2-11-4)、ここはそこの姉妹店として内装・打ち手などはそのままに名前だけが変わったらしい。東京でもトップクラスだと思っていたその蕎麦はちょっとハテナに変わってしまった気がする。相変わらず歯ごたえ喉ごしは抜群だが風味に欠けるきらいがある。更科系とはいえ、以前はもう少し輪郭がはっきりしていたように思えるのだが。田舎よりせいろを薦める。鴨せいろもいい。サービスは良くなった。97年3月。
新橋 本陣房(新橋)
東京都港区新橋2-11-4 B1F/03-3593-3033/11.30〜14/17〜21.30/日祝休/2000円
そば。以前「本陣房」があった場所は「竹泉」と名を変えて内装も経営も打ち手も変らず営業中。で「本陣房」自体はより新橋駅の近くに移ってきた。ちなみにこの店の上にある「天祥庵」も同じ経営。名前を変えてチェーン展開しているのですね。メニューも各店全く一緒。味の違いは打ち手の違いだけ。でもそんなに顕著には違わない。更科系・甘めのつゆは変らないし。せいろか三色もり(変わりそば、せいろ、田舎)がお勧め。鴨南蛮はもうひとつだった。97年3月。
※ここは「新橋 本陣房」と名前を変え、駅の汐留側の新橋駅前ビル1号館に「本陣房 本店」が出来た。なにやらややこしくなってきた。
本陣房 本店(新橋)
東京都港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル1号館1F/03-3574-6667/11.30〜22/土日祝休
そば。新橋周辺にあって様々な展開を見せる「本陣房」グループ。もともとあった場所は「竹泉」と名を変え同じ人が打ち、その後移った場所でしばらく「本陣房」としてやっていたが今は「新橋 本陣房」。同じビルの2Fに「天祥庵」があり、その斜向かいに「味喜庵」があり、そしてここ新橋駅前ビル1号館に「本陣房 本店」という店が出来た。ややこしい。以前はメニューもどの店もほとんど一緒だったが今はどうなのだろう。
各店食べ比べてないのでわからないが、本店の蕎麦はうまい。せいろや田舎は薫り高く、変わりそばもきっちり混ぜる意味が感じられるもの。汁物もなかなか。日替わりで出る料理が勝った蕎麦も良い。酒の品揃えもいいし、鴨鍋やコース料理も充実している。最近では一番よく利用する店となってしまった。接客も心地よい。06年12月。
能登治(新橋)
東京都港区新橋3-7-5/03-3591-3584/日休/700円〜
そば。赤レンガ通りにあり街場の蕎麦屋のうまそうな雰囲気が漂っている店。汁物はまぁまぁだが、もりはいまひとつかなぁ。なによりつゆが深みの足りない味で、口に化学調味料のような後味が残った。そば自体もとっても普通。数回行ったが、ムラがある店というのが正直な感想。ちなみに、ここのご主人のお母さんは「室町砂場」先代の姉、奥さんは「巴町砂場」主人の妹らしい。基本的に砂場系かな。96年12月。
辻そば(新橋)
東京都港区新橋5-33-3/03-5401-1851
そば。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
七蔵(新橋)
東京都港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル1号館 2F/03-3571-5012/ 11〜 14.30/17〜 22/土祝休/1000円〜
稲庭うどん。以前は同じビルのB1Fにあり、昼は稲庭うどん、夜は天麩羅をやっていた。カウンターのみの小さな店で昼はいつも大行列で有名であった。それが2005年4月に2Fに移り広くなった。昼は従来通り稲庭うどん。夜は和洋入り交じった創作料理系を出す。
昼の稲庭うどんはつけめん方式で食べるのだが、つけるスープが実にうまい。旬の食材をつかって季節ごとに変えていくのだが、春のふきのとうの瑞々しさが忘れられない。スープはつゆを足してもらって最後に飲んだりもする。特製ミニ丼(まぐろ丼 orいくら丼)をつけてもらって1000円前後で腹一杯。かなり満足すること請け合いである。後文という老舗メーカーの秋田稲庭うどんを使っている模様。4人がけテーブルが10ほどあり、真ん中にドンッと大テーブルまである。従業員も10人ほどに増えた。ただ、従業員は多いのになぜかお盆を手にベルトコンベアー形式で料理をもらわないといけないのはちょっと残念。なんだか社員食堂で食べているようで少々味気ないのが難。01年6月。05年4月。再訪多数。
新橋さぬきや(新橋)
東京都港区新橋3-21-10/03-3432-7373/600円〜
さぬきうどん。看板に「古式手打ちうどん」とある。なにをもって古式とするかは置いておいて、とりあえず昔ながらの手打ちということだろうと入ってみる。入り口横に打ち台があって実際に若いのが打っている(ご主人が打つこともある)。数回行ったが、思いのほかうまい。特に茹でたてに当たるとなかなかの歯ごたえとコシ、粘りを楽しめる。ぶっかけやら冷やし黄金うどんやら、冷たいのは良かったが、釜揚げは単なる「湯だめ」であった。つまり茹でたてではなく、一度冷水にさらしたものを温め釜揚げの湯にさらしたものだった。うーん、残念。01年6月。
ちなみに「味噌けんちんうどん」は二日酔いの時の特効薬。05年12月。
かおりひめ(新橋)
東京都港区新橋2-19-10 蔵前工業会館2F/03-5537-2684/11〜23/無休
うどん。正式には「香川・愛媛 せとうち旬彩館 かおりひめ」という店名。香川の香と愛媛の媛で香媛(かおりひめ)ね。徳島や高知を無視して何故この2県がひっついているのかは不明。四国の中の瀬戸内側、という接点かな。たいていはさぬきうどんを食べに行くのでうどんのジャンルに入れてあるが、基本的には香川と愛媛の郷土料理がいろいろ食べられる。一階が名産ショップにもなっているので仕入れは万全。魚なども県から直送されている。だから夜に来たら郷土料理系居酒屋として活用できるだろう。
ここのさぬきうどんはなかなかいい。釜揚げはもうひとつだが、生しょうゆはわりとまとも。新橋界隈では貴重かもしれない。さぬきの夢2000という国産小麦を使用していて香りがいい。でもつるつるの食感にちょっと欠ける。場所は天ぷらの「橋善」があった跡地。04年9月。
三政(新橋)
東京都港区新橋3-19-6/03-3434-7007/17〜23/日祝休/2000円〜
焼き鳥。サラリーマンで溢れかえる新橋で、サラリーマンで溢れかえっている焼鳥屋さんに行きたい場合、まずはここをオススメする。袖振れ合うも多生の縁。混み合った店内で生ビールと焼き鳥をガシガシ食べていると高級店では味わえないシアワセ感に包まれる。混み合っているわりに店内ちゃんと清潔で焼き鳥もかなりちゃんとしている。サービスも元気あるし、店の大きさも適度でよい。いかにも新橋らしい焼き鳥を食べたいならオススメ。JR新橋駅から歩いて5分弱。03年1月。
伊勢(新橋)
東京都港区新橋3-16-8/03-3431-8832/11〜売り切れ/17〜売り切れ/日祝休/1000円〜
焼き鳥。放し飼いの地鶏を使用していて、その風味をいかすために炭火は使用していないと言い切る。たしかにプリプリしていてうまいが「お一人様お酒は5杯まで」とかなんとか指示がうるさい。そこまで素材などにこだわるのは誰のためか。客のためであるならそういう文言は決して出てこないはずだ。昼の親子丼はふかふかのふわふわでとろけるようであるが(つまりはかなりうまいのであるが)、ここでも指示がうるさい。七味をふって一回ふたを閉めて蒸せ、まではいいとしてその後「卵をくずさぬように二口三口食べたらお新香を一口食べてください」とまで指示がくる。客は赤ん坊ではない。一事が万事この調子。店主の自己陶酔が店を支配している印象。個人的に合わないなぁ。なお本店は千代田区鍛冶町、姉妹店の「伊勢ろく」が内神田や松坂屋内にある。00年7月。
那古野(新橋)
東京都港区新橋2-8-8 からす亭ビルB2F/03-3508-9794/17〜25(土日〜24)/無休
焼き鳥。名古屋コーチンを使用した焼き鳥で、長く名古屋コーチンの普及をしてきた雰囲気。とても古い店でお世辞にもキレイとは言えない。食器やコップも相当汚れている上に、店主は客が食べている最中にカウンター前で殺虫剤を使う(笑)。でもそれらもなんかご愛嬌になってしまう雰囲気がこの店にはある(タバコを吸うのはやめて欲しいが)。愛情コース3000円。それより安いコースがいくつかある。煮込み豆腐おいしい。テレビつけっぱなし。肝心の焼き鳥はわりと肉が匂う。おいしい焼き鳥も多いが、どうかな…。コアなファンを持っている店ではあるが、あまり好みではないかも…。05年11月。
新橋 鳥之介本店(新橋)
東京都港区新橋3-16-9-102/03-3433-5634 /16.30〜23/日祝休
焼き鳥。サラリーマンで溢れた、いかにも新橋っぽい焼き鳥屋。この界隈では老舗でもあり味の評判も高い。いい素材をいい焼き加減で食べさせてくれるので当たり外れなくちゃんとおいしい。リーズナブルなのは「かるめのコース」。6串ついて1700円。お腹は一杯にならないが焼き鳥を手始めにここで食べてその後飲み歩くにはちょうどいい。すぐ近くに地下に降りていく支店がある。本店はカウンターのみ。支店はテーブルもあって広い。新橋っぽいのは、狭くて肩ふれあう感じがいい本店の方かな。07年12月。
ダイニングみやわき(新橋)
東京都港区新橋2-9-12/03-3500-1056/17〜23/土日祝休
小料理。烏森神社の並びにある小さいがなかなかいい雰囲気の店。料理的にはは小料理屋だが、客の雰囲気は居酒屋ちっく。みんなとてもくつろいでいる。これは女将さんの接客と明るさが大きいと思う。料理は丁寧に作られた家庭的なもの。強く印象には残らないがホッとして帰途につける感じ。ちょっとした飲みに重宝するタイプの店である。カウンター10席程度と座敷。いつも混んでいる。05年1月。
旬風URARA(新橋)
東京都港区港区新橋5-8-5/03-3435-0747/18〜/土日祝休/8000円〜
割烹。創作和食。店によると「フレンチ仕立ての品を織り交ぜた京風会席コース」だそうだ。店名からしてちょっと若向きでありがちな創作料理かと思ったが、実際には基本をおさえたしっかりした味。細かい工夫もセンスよく、なかなか楽しめる。コースは5500円と7000円の二種。いきなり洋風のミニスープでオッと驚かせた後、前菜の小器盛りはいきなり純和風。炊き合わせ、お造り、鍋は和風だが、サラダとステーキは純洋風。そして〆にじゃこ山椒のお茶漬け、というような流れ。量もまぁまぁありリーズナブルだ。それぞれ一皿の味はちゃんとしていて好感が持てるのだが、コースにしたとき、洋風のミニスープのあとの和風前菜は味が散漫に感じられてしまうし、お造りと鍋の流れで日本酒を楽しんでいる後にサラダとステーキが来ると多少鼻白む。直球と変化球で多彩かつ楽しい感じを出そうとしているのはわかるが、そうするにしてももう少し統一感は欲しいと個人的には思った。
話が面白いご主人のキャラが立っている店でもあり、若い女性には(コース構成も含めて)楽しいと思う。日本酒や焼酎もなかなかいいものを置いている。カウンターに、掘りごたつの小上がりがふたつ、テーブルひとつ。女性同士の小宴会に向くかも。07年4月。
笹田(新橋)
東京都港区西新橋1-18-8/03-3507-5501/18〜22/日祝休
割烹。2005年に出来たばかりの新しい店。「京味」で修行した若いご主人と奥さんのふたりでやっているカウンターのみの小さな割烹である。とても真摯で誠実。全体を通してやさしくて静かな料理だ。コースの味の流れはよく考えられていてとても自然。厳しめに言うとちょっと大人しい印象。ハモマツからタチウオの流れも良かったし、イチジク田楽も印象に残っているが、コースに山がないというか少しさらっとしすぎているかも。そういう割烹、嫌いではないけど、まだ若い料理人なのでもうちょっと勢いがあるとなぁ、とか思って食べた。ただ最後の土鍋ご飯(白米)は絶品で、これには舌を巻いた。ここまで上手に炊けた白米は久しぶりに食べた。お椀か焼き物でもう少し強い印象を残せれば全体の印象も相当変わるだろう。ご主人はとても気持ちがいい。まだまだ若いのでどんどんおいしくなりそうな予感。また来てみたい。コースは8000円、10000円。06年9月。
宇和島(新橋)
東京都港区新橋3-9-2/03-3435-7889
宇和島郷土料理。割烹。産地直送の宇和島の魚を中心に郷土料理を食べさせる。それぞれうまいのだが、わりとありがちな味でビックリはしない。流通が整備された現代、こういう郷土料理店もなかなか厳しいなぁ。まぁ郷土料理とカテゴライズせず、安心してゆっくり飲む、というタイプの店として持っておくといいかも。締めに鯛飯が食べたかったが3人前から、ということで2人で行ったボクたちは涙をのんだ。もう少し融通を利かせてほしい感じである。また白いご飯や漬け物やお汁がいまひとつ。サービスも丁寧なようで抜けが多く、なんだか全体にちぐはぐな印象が残った。座敷ばかりの別館が隣にある。04年9月。
あっ!めし家 たんと(新橋)
東京都港区新橋1-9-2 新橋二光ビルB1F/03-3574-9156/18〜28/土日祝休
居酒屋。たぶん行きつけになったらいい店になると思う。「客を選ぶ」と公言するご主人の強いクセに馴染めれば、きっとこの店はどんどんよくなっていくだろう。料理は居酒屋的ではなく、いろんな工夫がしてある創作料理系。あ!と叫ぶ驚きもいろいろある。イタリアンと和食と居酒屋メニューっぽいのの組み合わせ。味はなかなかいい。でも基本的にお任せだと思ったほうがよい。値段は…安くはないが、料理の素材を考えると高くもないかな。ボクはなんとなくくつろげない。相性だろう。05年10月。
さても(新橋)
東京都港区新橋1-14-6 鳥辰ビルB1F/03-3592-0601/17〜23/土日祝休
居酒屋。「本格焼酎と厳選素材料理」というショルダーコピーが店名の前に入る。広告マンから脱サラした店主が奥さんとともに静かにやっている小さな居酒屋。100種類以上の本格焼酎がヘルシー系の料理とともに楽しめる。レバーフライやくじらベーコンが名物。カウンター6席。テーブル9席。04年11月。
和楽(新橋)
東京都港区新橋2-9/03-3595-2187/11〜14/16〜23(土16〜23)/日祝休
居酒屋。新橋の烏森神社の粋な飲食横丁の奥にある、いかにも中堅サラリーマンに愛されそうな感じの店で、いつも活気が溢れている。かと言って安い赤提灯でもなく、なんというか、とても程が良い居酒屋。賑やかかつおいしい。魚の種類が豊富でメニューも充実。壁にずらっと貼ってある感じもいい。中には凝った料理もありなかなか満足度が高い。名物のウニは箱で出てくる。鮮魚を頼むとアラでみそ汁も作ってくれる。フライもうまい。新橋でちょっと一杯だけ気楽に飲みたいとき選択肢として持っておくといいだろう。ただ、照明が明るすぎるのと、店の至る所に「私たちは嫌煙者です」と書いた手書き札が貼ってあるのがちょっとなぁ…。いや、ボクも嫌煙系なんだけど、こういう札をいっぱい貼られるとなんだか居心地悪い。とても気難しい店のような気がして。ちなみにランチがよい。刺身セットで1000円前後。ここのアジフライはさくさくで素晴らしいです。04年1月。再訪数回。
みたて(新橋)
東京都港区新橋3-18-8/03-3431-8058/3000円〜
居酒屋。小さな店で、店構えがまだ新しかったので聞いてみたら歴史は古く、もうここで30年はやっているそうだ。リフォームしたのかな。オヤジさんと奥さんのふたりでやっており、とても家庭的。料理は割烹系で凝っているし素材もいい。なかなかおいしいのだが、いまはこの手の店も増え、良心的にやっているこういう店も普通っぽく感じられるようになってしまった。リフォームせずに古さを売りに家庭的にやっていた方が似合っていたかもしれない。全体的に印象の薄いお店だった。03年4月。
源さん(新橋)
東京都港区新橋3-21-7/03-3433-3741/11.30〜14/17〜23.30/日祝休
沖縄料理。「沖縄倶楽部 源さん」。カウンターとテーブルの小さな店で、いたってカジュアルな雰囲気。料理はどれもそこそこだが(というかちゃんぷるーとかはまずく作りようがないのだが)、らふてーなどの手がかかる料理にもう少し期待したい。泡盛の品揃えはまぁまぁよい。三線が鳴る夜もある。暑い夜に外のテーブル席(1席)に座るのも一興。05年9月。
志ん橋 ひでや(新橋)
東京都港区新橋4-12-1/03-3432-5008
居酒屋。飲み屋が密集する地域の路地の角にあり、店の前で揺れる柳とともになかなか風情ある外観である。この辺ではちょっとだけ高級系。いわゆる居酒屋メニューが充実しており、料理はどれも一工夫が楽しい。旬のものもしっかり仕入れていて好ましい。新橋で飲むときの候補に覚えておくと良い店のひとつ。ランチは竹豆腐定食が名物。二日酔いの翌日などに重宝する名定食。04年5月。
居酒屋 恭恭(新橋)
東京都港区新橋4-21-15 河合ビル1F/03-3434-5655/17〜28.30/日祝休
居酒屋。恭恭で「きょんきょん」と読む。産地直送の天然食材がたくさん出る居酒屋で、それはメニューからもよくわかる。もう凝った食材の嵐。メインはご主人の地元である瀬戸内の魚。土佐ジローという地鶏。前沢牛。イベリコ豚。それ以外にも例えば「岡山・生シャコ刺し」「香川・べえすけ(大アナゴ)の薄造り」「下関・うちわ海老」「岡山・大アサリの磯辺焼き」とかがメニューにずらりと並ぶのだ。そういうのをあれこれわいわい楽しめる人と一緒に食べに行くと楽しいだろう。06年4月。
ビア ライゼ '98(新橋)
東京都港区新橋5-12-7/03-5408-8639
ビアハウス。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
海で魚を食べる鳥(新橋)
東京都港区新橋5-13-8/03-3434-8081/18〜28/日祝休/2000円〜
居酒屋。居酒屋というか「海の家」をイメージしているのだろう、とにかく店内、海の砂が分厚く敷いてあるのがユニーク。入り口で靴脱いで裸足でテーブル席に座るのが正解。そうしないと靴内も靴下も砂だらけになる。いやーいったい何トンの砂を運んだのだろう。ユニークだなぁ。ただ、砂を定期的に替えているかどうかは不明。オジサンたちの水虫足も直に触っているかと思うとちょっと躊躇する部分もある(神経質に言えば、だけどね)。メニューは宮崎産地鶏やら刺身やら鯵のなめろうやら冷やしトマトやら、いい意味で節操なく楽しげ。気楽にちょっと変わった雰囲気で楽しみたい人には(話題性を含めて)いいのではないでしょうか。夏には特に。03年5月。
向嶋(新橋)
東京都港区新橋5-16-5
居酒屋。故向田邦子の妹が赤坂でやっていた「ままや」の料理人が、その向田邦子レシピを守ったまま新橋に開いた小さな居酒屋。名物「さつまいものレモン煮」も健在。肉じゃがやぬたなどの基本的総菜もそれぞれおいしいし、妙に凝った感じがない普通の居酒屋なのも嬉しい限り。こういう、普通なんだけどちゃんとおいしい居酒屋ってわりと貴重かも。空間デザイナーが入ったようなコンセプチャルな店は個人的には飽き飽きなのだ。JR新橋駅から歩いて5分ほど。第一京浜の一本西側の通りを浜松町方面に歩いていったところ。向田邦子レシピを実際に食べてみたい向きにはうってつけ。03年11月。※08年3月で閉店。
S(新橋)
東京都港区西新橋3-15-12/03-5733-3212
フレンチ。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
牛かつ おか田(新橋)
東京都港区新橋2-16-1 ニュー新橋ビルB1F/03-3575-0440/11.30〜14/¥xA018〜20.30/土日祝休
洋食。ビフカツ中心。いわゆる行列の店で昼時はいつもすごいが「30秒で揚がるのでお待たせしません」と書かれているように回転はいい。高温で短時間、レアで揚がった牛かつは(関西勤務が長かった)ボクにはごく普通のもの。おいしいが衣が脂っこくビーフの香りを邪魔している。ワサビはよく合うが…。牛かつ丼はマヨネーズを格子状にかける。味的にはTOO MUCH。スナックみたいな店内は親密だしサービスも上々。人気の高い店なので確認のために数回行ったが、やっぱりボクには合わないようだ。05年7月。再訪数回。
カフェテラス ポンヌフ(新橋)
東京都港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル1号館1階/03-3572-5346
洋食。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
せんば自由軒(新橋)
東京都港区新橋3-8-8/03-5425-2371/11〜22/無休
洋食。大阪千日前の有名老舗「自由軒」は大阪勤務時代によく行った。そこが東京進出ということでさっそく食べに行ったが、自由軒は自由軒でも「せんば自由軒」。千日前の自由軒の分家らしい。ただ、織田作之助が愛したという名物カレー(インデアンカレー)の味は変わらない印象(前回食べてから10年くらい経っているので自信はないが)。生卵がのせてあるカレーにウスターソースをかけてグジャグジャにまぜて食べる。その昔は生卵もソースも貴重品だったらしく、これこそハイカラな味、ということだったらしい。個人的にはわりと好きな味&食べ方だし、昔この味が衝撃的にうまかったのは想像できる。店はレトロを前面に押し出したテーマパーク的造り。若い子には面白いかもしれないが、ボク的には狙いが見えすぎてちょっと恥ずかしい感じ。やりすぎかなぁ。赤坂店と立川店もある。03年7月。
末吉(新橋)
東京都港区新橋3-14-4/03-5472-5558/11〜14/17〜20.45/日祝休
とんかつ。印象として残るのは「とっても柔らかいとんかつ」ということ。これは好き嫌い分かれるかもしれない。ボクはスマンが嫌いなのだ。とんかつには歯の快感もかなり求めているので残念ながら…。ただもちろんお年寄りを始めとして歯が悪い人には福音のような店かもしれない。同じく柔らかいので有名な「まい泉」よりは微妙に堅め。味的には衣が厚すぎる気がする。01年9月。
河(新橋)
東京都港区新橋3-16-21/03-3578-0778/11〜22.20/月休/1900円〜
とんかつ。「かわ」と読む。10分ほどで揚がってくる。衣は茶色くしっかり中まで火を通しているが(通しすぎくらい)、堅くはない。肉は叩いて柔らかめに仕上げてあり、噛み応えはあまりない。さくさく感がない。ジューシーさも少し足りない。全体に嫌いではないのだけどもう一歩といった印象。銀座(銀座3-4-1)という立地から考えて仕方がないとは思うが、この味なら1500円以下で食べたい。付け合わせの漬け物はすばらしい。種類が豊富でわさび漬けまである。わさび漬けがこれほどとんかつに合うとは気がつかなかった。01年12月。※2004年に新橋に移転した。
燕楽(新橋)
東京都港区新橋6-22-7/03-3431-2122
とんかつ。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
とんかつ まるや(新橋)
東京都港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル1号館B1F/非公開らしい
とんかつ。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
玄氣カレー(新橋)
東京都港区新橋2-20-15/03-3572-2004/11〜20
カレー。比較的凝ったメニュー(具)のカレー店。種類もいろいろあるが、売りは「健康」のようで、ライスは五穀米を使っている。色とりどりの野菜カレーや大根と南昌豚の和風カレーなど、メニューはなかなか魅力的。どのカレーもルーは一種類のようだ。辛さが足りない人には辛みペーストもテーブル上にある。まぁ特に印象深い味ではないがたまに利用します。ついてくるキャベツの浅漬けがうまい。新橋駅前の雑居ビルにある。05年12月。※閉店。
ガネー舎(新橋)
東京都港区新橋5-12-2鴻盟社ビルB1F/03-3433-0309/日祝休
スープカレー。2002年に出来た23区内初の札幌スープカレー専門店。店主が修行した国立の「TONZI」(閉店)は札幌のスープカレーの元祖「アジャンタ」の弟子なので、そういう意味ではスープカレーの源流に近い味ではある。「アジャンタ」も「TONZI」も薬膳カレーを名乗っているので、ここも味は薬膳系かな。食べ終わってしばらくすると漢方系っぽい香りが口の中に広がる。具もたくさん食べられるし、スパイスの香りも心地いい。店の案内に「当店のカリィはすべて30種類のスパイスと15種類の漢方とでじっくり煮込んで仕上げたすぐれた薬効のあるスープカリィです」とあるように、相当複雑な味に仕上がっている。食べ方としてはご飯をスプーンに載せ、スープにつけて食べる。野菜とりカリィは具だくさん。柔らかく煮込まれた鶏もうまい。曜日限定のラムカレーもしっかりしたラムが多く入っていてよい。ただ、ご飯(ターメリック・ライス)と合わせると多少スープが負けるかも。味が拡散してマイルドになり、印象が弱まる。ちなみに辛さはテーブル上のマサラで客が調節するのだが、味のバランスが崩れるので本当なら調理時点で調節してほしいかも。あと学食のようなお盆にのってくるのを何とかしてほしい。03年12月。06年9月。
The KARI(新橋)
東京都港区新橋5-31-7/03-3437-2526
カレー。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
カレー屋nagafuchi(新橋)
東京都港区西新橋3-5-1/03-5401-1271
カレー。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
重慶府(新橋)
東京都港区新橋2-2-4/03-5532-0899/11.30〜14/17〜23(土曜昼のみ)/日祝休/4000円
四川料理と飲茶。カジュアルな雰囲気の店でいつも会社帰りの人で賑わっている。安いわりにちゃんとおいしい。辛さも本格的で辛いのが不得意な人にはお勧めできないほど。火鍋も相当辛い。赤スープと白スープの赤い方など、中国トウガラシの入り方が尋常ではなく、痛いに近い辛さが楽しめる。ランチも秀逸。水餃子・温野菜・ザーサイが食べ放題で、8種類あるランチがすべて840円。おかずも鶏肉と筍の唐辛子炒めを始めなかなかおいしいし、なかなかよい。05年10月。
新橋亭(新橋)
東京都港区新橋2-6-3/03-3580-7811/11〜23/無休
北京料理。しんきょうてい。1946年創業の老舗。昭和のころからずっと同じ味なのではないかと思われるような中国料理。いま食べるとちょっと古く感じる部分もあるものの、安定しているし安心感のある料理群。宴会で使うことが多い店だが一階で普通のサービスを受けながら食べるのがいいかも。わりと良い雰囲気で安くおいしい思いができる。00年7月。
四季ぼう坊(新橋)
東京都港区新橋2-9-16/03-3503-4560
中国料理。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
ビーフン東(新橋)
東京都港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル1号館2F/03-3571-6078
台湾料理。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
翠園酒家(新橋)
東京都港区新橋4-1-8/03-3431-6701/11.30〜14.30/17〜22/無休/10000円
広東料理。JADE GARDEN。香港のマキシムグループの直営店で、古くから東京の広東料理の代表店のひとつとして有名だが、ここは「本場飮茶の店」と思ったほうが良いと思う。土日のワゴンスタイルの飲茶がとてもいいのである。一品650円〜で決して安くはないが満足度は高い。味の焦点がハッキリしていてとてもわかりやすいのだ。とりすぎて食い過ぎて動けなくなること請け合い。きのこシュウマイ、野菜のコロッケ、鶏足、大根餅、豆腐花が印象に残っている。鶏の蓮の葉包みを蒸したもの「富貴鶏」も有名。一見高級レストラン風だが家族づれなどでにぎわっているから安心。97年12月。再訪数回。
※2006年5月、道路拡張により閉店。移転せず基本的に解散らしい。残念!
六味斎(新橋)
東京都港区西新橋1-21-8/03-3504-8598
中国料理。「中国本場料理 六味斎」というのが正式店名。中国各地の、名物を気軽な値段で食べさせる店。客に中国人が多く雰囲気もチープでなかなか良い。刀削麺がいい。他にも各地の名物があるが、食事は刀削麺を中心に組み立てるのが正解かも。コースは2500円、3500円、5000円とある。気軽に食べられる街場の中華食堂。03年4月。※同じ場所で「長安刀削麺」という店名に変わった模様。「六味斎」も刀削麺が売りだったので、同じ作り手で名前を(流行にのって)変えたのかもしれない。
長浜ラーメン 呑龍(新橋)
東京都港区東新橋1-2-13/03-3575-1052/11〜28:30(土日祝〜20:30)/無休
ラーメン。どんりゅうと読む。昔、博多は春吉橋のたもとの「呑龍」という屋台に博多に行くたびに通っていた時期がある。大好きなラーメン屋台で、ラーメン以外もなに食べてもうまかった。だから最初にここを見つけたときは「おお!」と喜んだ。あの呑龍かと思ったのだ。で、入ってすぐ店員に聞いたら「関係ない」という。ちょっとがっかりしながら食べた。ラーメン以外もたくさん屋台メニューがある居酒屋的ラーメン屋。ラーメン(600円)は豚骨臭がきつく、匂いを消して上品にする方向にあるこの頃のひよわな豚骨ラーメンと一線を画していて、飲んだ後などにはわりとおいしく感じると思うが、後味が悪いのが難。極細麺とはよく馴染んでいた。03年2月。
マンダラ2nd(新橋)
東京都港区新橋6-7-2 ヤマトヨビル1F/03-5401-3465/11.30 〜 14.30/17.30 〜 22(土曜ランチのみ)/日祝休
インド料理。神保町の「マンダラ」の2号店。こぢんまりとした空間だが、おいしそうな雰囲気で溢れていて、サービスもよく、楽しい。この店は特にナンがうまい。窯で焼いたナンが熱々の状態で出てくるのだが、シンプルで奥深いいい味が出ている。カレーは種類がいろいろあり目移りするが、評判なのはバターマサラ系みたい。辛口にしても甘いくらいマイルドだが、濃厚で複雑な味作りになっている。昼はAランチ(950円)でカレー1種類とナンとサフランライスとフルーツヨーグルトがついてくる。常に行列ができているが、ナンがうまいので満足感は得られる。06年1月。
荒井商店(新橋)
東京都港区新橋5-32-4 江成ビル1F/03-3432-0368
ペルー料理。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
ぺぺ(新橋)
東京都港区新橋3-8-5/03-3431-4886/17〜27/土日祝休/6000円
スパイス料理を名乗る。どれもビールがすすむスパイス料理ばかりで、仲間内では密かに「ビール屋」と呼ばれている。ビールをぐびぐび飲むのに最高な料理がいろいろそろっているのである。カレーも香り高い。マサラカレーがお勧め。95年9月。
広島焼HIDE坊(新橋)
東京都港区新橋4-10-7/03-3437-6608/11.30〜14/17.30〜23(土〜22)/日祝休
広島風お好み焼。一般的な広島風お好み焼きとはどういうものかを知るのにちょうどいい感じの店だ。ダシで溶いた粉と具をぐじゃぐじゃに混ぜ、ふっくらサクサクに焼きあげる「関西風」に対して、「広島風」は生地と具を混ぜないで焼く。鉄板上で生地を薄く伸ばし、刻みキャベツやモヤシをどっさりかけ、豚肉を載せ、炒めたそばを載せてからひっくり返し、蒸し焼きにするのである(生地の上に麺を載せ、その上にキャベツを載せる店も広島ではあるという)。広島風のおいしいポイントは、1)炒めたそばにクリスピー感があること。2)キャベツがしっとり蒸らされていること。3)ソースがちゃんと甘いことの3つ。東京ではソースを辛めにしてしまうらしい。この店は広島の「オタフクお好みソース」を使用していて甘口だし、広島の生麺を使っているところもポイント高いらしい。東京では珍しいそうだ。
出来ればカウンターに座って楽しみたい。箸を使わずコテから直接食べるのが広島流。ソースをかけその上に好みでマヨネーズを格子状にかけて食べる。ちょっともともとのソースが多い気がするが、なかなかうまいと思う。広島焼き+トッピング1コで850円。他にねぎ焼き定食や牛すじチャーハンなどもある。ちなみに広島人は広島風お好み焼を「広島焼」と言われるのを普通嫌う。でも店名が…。06年1月。
一葉(新橋)
東京都港区新橋1-9-1北川ビルB1F/03-3289-1400/18〜24.30/土日祝休
バー。「Scotch Club ICHIYO」。1963年開店。柳倉さんがご家族(親父さんと娘さんたち)でやっているスコッチバー。親娘でやっているとはいえ、オーセンティックで実に優れたバーである。まず店の雰囲気がいい。店内大きな一枚板カウンターとテーブル席からなるが、その清潔さと言ったら特筆もの。グラスやボトルを含めてピカピカに磨き上げられている。カウンターの高さも(ボクには)ちょうど良く、グラスやボトルの優しい乱反射がとても心地よい。スコッチクラブと名乗っているだけ会ってスコッチの種類はすごいものがある。オススメをよく聞いて飲めば新たな世界が広がるはずだ。親父さんの佇まいもとてもよい。敢えて言うなら値段が高め。チャージだけで2000円なので、二杯ほどまぁまぁのスコッチ飲んだら6000円とか7000円とか行ってしまう。もうちょっと安いといいのだが…。JR新橋駅から外堀通りを汐留の方に行き、野村證券と吉野家の間を入った右側地下。ちなみに店名はO・ヘンリーの「最後の一葉」からだとか。03年5月。
バー・アトリウム(新橋)
東京都港区新橋2-15-11 橘ビル3F/03-3504-8824/18〜26/日祝休
バー。湯島の名店「EST!」の渡辺昭男バーテンダーの息子の宗憲氏がやっているバー。ちなみに宗憲氏の3歳上の憲賢氏は近くのビルのB1Fで「Atrium宴」というダイニング・バーをやっている。父親も息子兄弟も全員バーテンダーというのは珍しい。しかも息子兄弟は父の店ではない店で修行をしている。この店をやっている宗憲氏は札幌の名店「山崎」で修行したという。古くウッディな店内はわりとくつろげそうではあるが、まだ若干発展途上感が漂う。特に接客がもう少し。また何度か来てみよう。06年12月。
ダンケ(新橋)
東京都港区新橋3-9-3/03-3433-4355/18〜24/土日祝休
バー。正式店名は「Waiting Bar Danke」。小さな店で、1階がカウンター6席のみ。2階はソファとテーブル席である。非常にカジュアルな店で特に凝ったものはないが、安価に飲んで酔えるのが魅力。特に2階は個室感覚でゆっくり楽しめる。ちょっと昭和なインテリアも逆に懐かしい。料理も懐かしいもの。太麺にケチャップばりばりのナポリタンは完全に昭和味。タンシチュー・マルサラソースもよい。両方とも非常に量が多い。ランチもやっている模様。同じようなメニュー構成のようで、量も多いと聞いた。09年4月。
クロンダイク・ハイボール(新橋)
東京都港区新橋3-16-22 池野6号ビル2F/03-3438-3825/"17〜27(金〜29、土日祝15〜23)"/無休
バー。Klondike Highballというカクテルの名前を店名に。なぜこのカクテルの名前を選んだのかは聞いていない。銀座の「しぇりーくらぶ」からひとり、日比谷のモルト専門店(店名忘れた)からひとり独立し、タッグを組んで運営していて好ましい。つまりシェリーとモルトに強い店だ。もともとオカマバーだったところを居抜きで借りたとか。そのわりに雰囲気が良く、早い時間に一杯とかで使いたい店。料理はスペイン・バル系。アヒージャ、フィデウワ、トルティーリャ、コカなど旨し。仔羊とひよこ豆の煮込み、自家製コールスローなども良い。わりと飲んでそこそこ食べてもお勘定が安いのがまたうれしい。3000円もあればわりと満足できるだろう。05年12月。
グラビティ(新橋)
東京都港区新橋5-29-4/03-5733-5233
バー。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。※閉店
すし善(汐留)
東京都港区東新橋1-8-1カレッタ汐留46F/03-3569-0068/11〜22.30/無休/10000円〜
鮨。札幌の有名店が東京に進出した。北海道の魚介類を食べる感動を東京でも味わえるのはなかなかうれしいが、東京で食べると意外とその有り難みが薄れるのも事実。北海道直送の北海道系のタネ(八角とかボタン海老とかホッキとかツブとかキンキとか)はさすがにうまくてうれしいが、他の食材は築地から仕入れていることもあってまぁ標準的。タネと酢飯のバランスで食べさせるタイプの鮨ではなく新鮮なタネを楽しむタイプの鮨なので、ボクはあまり好まない。カウンターは長く、テーブルも多い。照明が明るすぎて高級感はあまりない。大箱だったり、年中無休だったり、職人が多かったり(どの職人が握ってくれるのかは賭け)するのも不安。高額店のクオリティが保てるのだろうか。ちなみに17時以降はサービス料10%乗るので、昼にカウンターでおまかせを食べた方が少し安く済む。ただし昼はオイルたっぷりのサラダが出て、鮨には馴染まなかったりする。05年5月。
古奈屋(汐留)
東京都港区東新橋1-8-2カレッタ汐留B2F(本店は豊島区巣鴨3-37-1/03-3940-6180)/03-5537-1881/11〜22/無休/750円〜
うどん。カレーうどんで有名な店。96年4月に巣鴨本店に行って以来久しぶりの再訪をカレッタ汐留店で果たしたが、相変わらずユニークなカレーうどんは健在。カレーはかなりクリーミー。甘ったるい部分もありボクはあまり好きではない。麺は細く、カレーとの馴染み易さを考えてあるがちょっと力に欠ける印象。バランスの良さを謳っているが、そこまでいいとは思わない。そして全体にやっぱり高い。一杯1000円はないと思う。また、汐留店は店内店外に料理哲学とか味についてとかのウンチクが書かれた額などがいっぱい下がっておりちょっと興ざめ。カレーうどんに自信を持つのはいいが、店主の料理哲学を筆文字で書いた額とかで味の援護射撃するやり方はボクは嫌い。うどん食べに来て客が哲学を語られる必要はない。どーもこの店とは相性が悪いのか、いつもいまいちな印象を持って帰ってしまう。まわりのお客さんは「おいしー!」と満足していた。02年12月。
銀座 比内や(汐留)
東京都港区東新橋1-3-5久田ビル1F/03-5537-2902/11.30〜14/17〜28(土日祝〜23)/無休/5000円
焼き鳥。店名からわかる通り比内地鶏を食べさせる店。銀座に本店があり、行ったのは汐留店である。全体に地鶏の香りと食感をきちんと活かしている印象で味は悪くない。4000円前後のコースもあり、価格帯を考えるとわりと良心的かもしれない。特に強いインパクトはないが、標準的な焼き鳥だなぁと感じた。刺身やたたきもまぁまぁ。〆に「究極の親子丼」なるメニューもあり、夜はハーフにもできる。これは最近流行りのトロトロ系。ランチでも食べられるようだ。きりたんぽ鍋や魚もあり、とり料理というよりは秋田県比内町を中心とした郷土料理と考えた方がいいのかも。店はよく流行っている。小上がりがちょっと狭くごちゃついているのが落ち着かないが、若者の宴会などにはいいかもしれない。06年3月。
花山椒(汐留)
東京都港区東新橋1-7-1¥xA0汐留メディアタワー25F(パークホテル内)/03-6252-1177/7〜10.30/11.30〜15/17〜22.30/無休
割烹。京懐石。ホテルのダイニングにしてすべてに高水準で落ち着ける店なのだが、意外と空いているので使い勝手は良い。ただミシュランで一つ星を取ってしまい、だんだん混んでくるかもしれない。パークホテルの25階ゆえ景色はとてもよい。目の前に新橋近辺の景色が広がる(夜の方がキレイだが)。窓際のテーブルがやはりオススメだが、個室風に使えるテーブルもある。カウンターも10席。
東京初のデザイン・ホテルだけあって内装はお洒落。どちらかというと無機質方向で黒が効果的に使われている。母親の記念日に昼の懐石を頼んだが、料理はどれもなかなかおいしい。ゆず釜蒸しから始まって、鯛のお造りや海老芋のとろろ椀、さわら西京焼、温かいお稲荷さんなど、すごく印象に残るわけではないが「おいしいね」と語り合える料理が続く。立地・景色・味・内装・一つ星、と、ちょっとした記念日に「わかりやすい良さ」がある店だ。お年寄りなどに喜ばれるだろう。あとはサービスがもっと洗練されればよりいい店になると思う。
ランチは、松花堂弁当(3675円)、大徳寺弁当(5250円)、懐石コース2種(4725円、7350円)。夜は懐石コース3種(7350円、10500円、18900円)。記念日使用も多いと思われるので、シャンパンやワインの品揃えをもう少し増やしてほしい。シャンパンはモエシャン、ワインはガイザー・ピークしかない。朝食もやっていて(まぁホテルなので)意外といいという評判だ。08年2月。
味太助(汐留)
東京都港区東新橋1-5-2/03-5537-2671/11〜15/17〜22.30/無休/3000円〜
牛タン料理。仙台の牛たん焼き発祥の店「元祖仙台牛たん焼き・味太助」の汐留分店で仙台では有名店らしいが、少なくとも汐留のシティセンタービルに入ったこの店はイマイチである。たん焼き、テールスープ、麦飯と食べたが、肝心の牛たんに感動も驚きもなかったのが残念。安い焼き肉屋の方がもっといいタンが出ることがある。大阪の「たんや舌」とかの方がずっとうまいと感じたが。03年11月。
カフェ・ハイチ(汐留)
東京都港区東新橋1-5-2/03-5568-6653
ハイチ料理。新宿に本店があり、汐留、アルタ、四谷、大崎、川崎、横浜など、いろんなところにチェーン展開している。ハイチというとキューバやジャマイカの近く。アフリカとフランスの影響を受けた料理ということだが、なぜかドライカレーが名物(ハイチオリジナルなのか?)。カレー炒飯的ドライカレーではなく、ルー上のソースをご飯に載せるタイプ。ひき肉をたっぷり使ったドライカレーはちょっと物珍しいがまぁ普通かな。運営はコーヒーの卸を本業としているらしく、ハイチコーヒーのデモンストレーションとして始めた店と聞く。マホガニーのいすと民芸品が飾られた店内はそこそこ趣があるがとにかく詰め込むので窮屈。新宿店も汐留店も詰め込むので、これは伝統なのかも。03年1月。
潮夢来(汐留)
東京都港区東新橋1-6-1 日本テレビタワー1F/03-5568-1818
中国料理。ChaoMengLai。チョウムライと読むのかチョウムンライと読むのかシャオメンライと読むのか…。中国飯店の系列店。系列の中ではカジュアル。中国飯店ファンとして何度か行っているが毎回ハテナの連続で少し残念。もちろんおいしい料理もいいサービスもあるが、ええ!っていうハズレがあったりしてムラを感じる。脂だらけの炒め物とか、焦点が来ない焼きそばとか。全体にシックでいい雰囲気だが、ちょっと惜しい感じ。04年8月。再訪数回。
鼎泰豐 カレッタ汐留店(汐留)
東京都港区東新橋1-8-1カレッタ汐留B2F/03-5537-2081/11〜22/不定休
点心。ディンタイフォン。鼎泰豊とも書く。NYTimes紙が世界十大レストランのひとつに選んだという小籠包の有名店。世界中に25支店あり(2007年1月現在)、その汐留店。日本には全部で11店舗ある。なんだか有り難みも減ってきた(笑)。台北の本店にも行ったことがあるが、小籠包初体験だったらまだしも、これだけいろんな店でおいしいのを食べられるようになると、まぁそこそこおいしいという印象になってしまう(というか他店が鼎泰豐をマネして追いついたのだろうと思うが)。汐留店も同じ印象。ただ、汐留店は店内の感じがどうも落ち着かないのと、厨房でひっきりなしに電子レンジがチンッと鳴るのがあまり好きではない。チンッはやめてくれチンッは。チャーハンとかはもうひとつ。05年1月。
さぬき富士(虎ノ門)
東京都港区虎ノ門1-26-5/03-3591-3982/11〜18/土日祝休
さぬきうどん。三角形のいびつな店内だが、もう30年近く営業している老舗らしい。「さぬき手打麺保存会」の看板があったりして本格派っぽいのだが、麺はとっても普通なモノ。昼とかに食べる日常うどんとしてはいいかもしれないがわざわざ食べに行くほどではないだろう。02年2月。
Mu-Hung(虎ノ門)
東京都港区西新橋2-15-12/03-3591-6558
鶏飯。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
喜よし(虎ノ門)
東京都港区虎ノ門1-5-13/03-3501-5853/11.30〜14/17.30〜21.30/土日祝休
小料理。昭和35年創業。夜も一度来たことがあるが、ここは昼の方がオススメ。昼は鮭とたらこを中心としたシンプルな定食を出している(鰆もある)。ふっくら分厚くて焼き加減もいい鮭。新鮮で味の良いたらこ(焼きと生を選べる)。香り高くうまい白飯。ダシがきいた味噌汁。なんというか「田舎のお母さんが丁寧に丁寧に作った定食」という感じ。でもちょっと高い。鮭定食1200円。小鉢などがついてなくてご飯と味噌汁とお新香と焼き鮭だけなので、追加でたらこ単品を頼んでしまうのだが、これが500円。つまり1700円になってしまう。まぁ地方の港町の良心的な定食屋さんに入ったらこのレベルのものは食べられるけど、ここは虎ノ門なので価値はある。たまにどうしても欲しくなる類の定食。夜は酒の肴で静かに飲む店になる。風情よし。〆に定食も頼める。そしてわりとリーズナブル。昼の接客は多少殺気立っているときがあるのが難。06年10月。
青柳(虎ノ門)
東京都港区虎ノ門1-22-1/03-3580-3456/11.30〜13.30/17.30〜21.30/日祝休/25000円
割烹。というか料亭か。徳島の有名高級料亭「青柳」(小山裕久料理長)の東京店。主な食材と水は徳島から運んでいるとかで、基本的に「徳島の『青柳』の味を東京で」というコンセプトのようだ。ただ、江戸の食材もきちんと昇華して出してくれているので、徳島郷土料理、というわけではない。徳島の「婆娑羅」(「青柳」の格安割烹版。とはいえひとり2万くらいするが)には行ったことがあって、そのときにメートルと食材の話になり、「いい鯛が捕れた場合、一番いいのを徳島の青柳、二番目を東京の青柳、三番目を徳島の婆娑羅、四番目を東京の婆娑羅に卸します」と言っていた。つまり徳島の「婆娑羅」より東京の「青柳」の方がいい鯛が来ていることになるが、うーん、徳島で味わったあの感動が東京店にはなかったなぁ。店内は和風のインテリアにテーブル席とカウンター。若い料理人と若いサービス人がきびきびと誇らしげに働いている様は気持ちいい。全体に士気が高い店で料理も元気。でも上記のように徳島「婆娑羅」の感動はなかったし、なんとなくインパクトは弱かった。かなり高額店なのでもうちょっと印象強い夜にしてほしい。00年7月。
京料理 と村(虎ノ門)
東京都港区虎ノ門1-11-14/03-3591-3303
割烹。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
升本(虎ノ門)
東京都港区虎ノ門1-8-16/03-3591-1606/16.30〜22.30/土日祝休
居酒屋。ますもと。「鈴傳」(惜しくも閉店)と同じく酒屋直営店ゆえ、日本酒の品揃えと一杯300円くらいからという安さが魅力の大衆居酒屋。虎ノ門周辺のサラリーマンでわんわん盛り上がっており、その雰囲気と活気も含めて得難い居酒屋。1階はそれほどでもないが、2階が圧巻。学校の教室ふたつ分くらいのスペースにサラリーマンのオヤジたちが200人くらい詰め込まれて赤い顔して酔っぱらっている。日本はこういう人たちが地道に支えているんだな。その中に混じって美味しい酒を飲んでいると、そんなサラリーマンの連帯に浸れる。ちなみに3階は座敷。
短冊メニューが壁にずらりと貼られ、その数は尋常ではない。テーブル上にはオススメメニューなどもあり、とにかく迷うこと必至。一応名物と呼ばれているのは「たこおでん」。プリプリでなかなかの美味。ポテトサラダと肉豆腐がもうひとつだったのは残念だが、イワシフライはなかなかうまかった。刺身類もなかなかの味。有名店だが有名なだけのことはある、安くておいしいいい居酒屋だ。騒がしいので声が小さい人は苦労するけど。09年7月。
鈴傳(虎ノ門)
東京都港区虎ノ門1-2-15/17〜22.30/土日祝休
居酒屋。すずでん。江戸末期からやっている酒屋が経営する居酒屋で、1956年、当時は四ツ谷にあった大蔵省が霞ヶ関に移転したのを機に(大蔵省の常連たちに請われて)虎ノ門にも開店。以来長くやっている地酒専門店にして居酒屋の名店。壁にズラリと札が並んだ地酒は50種類以上。最近では珍しい地酒を取り揃えているお店が増えたので普通っぽいかもしれないが、少なくとも1990年代はこんなに地酒が揃っている居酒屋は他にあまりなかった。しかも一杯400円くらいから700円くらいという安い値付け。サラリーマンの福音みたいな店である。料理も典型的大衆居酒屋メニュー。若いときはいまひとつ楽しめなかったこういう店も40代を越すと俄然楽しくなってくる。ちなみに四ツ谷にも店が残り、酒屋の奥で立ち呑み屋をやっている。ここも地酒中心。07年3月。※虎ノ門店、閉店。残念!
カマロン(虎ノ門)
東京都港区虎ノ門3-11-8/03-3432-7772/18〜23.30/日祝休
スペイン・バル。小さい店でいつもいっぱい。カウンターの上の黒板を見ていろいろタパスを注文しつつシェリーとかワインとかポルトとか飲んでいるとあっという間に時が経つ。ボクはここでは長居せずにすぐ他に流れることが多いのでお腹にたまる系の一品は食べたことないのだが、パエジャも相当美味らしい。とてもスペインっぽい店なのでスペイン好きにはたまらないだろう。04年10月。
バル・カマロン(虎ノ門)
東京都港区虎ノ門5-8-11/03-3432-8804/16〜23/日祝休
スペイン・バル。オープンしてすぐ行ったこともあるが、ボクがイメージするバルよりもキレイすぎるかも(ボクのイメージの中では床はゴミだらけで壁とかもいい感じで汚れてないと落ち着かない)。でも全体にとても良いバル。シェリーも数は少ないもののとてもいいものを取り揃えているし、スペイン・チーズもマンチェゴとバルデオンの二種類があって特にマンチェゴはシェリーとよく合う。トリッパの煮込みやモッツァレラのフリット、生ハム、魚のセビチェなど、料理も良かった。途中で老人がひとりで立ち飲みに来て10分ほどでサッと帰ったりと、利用のされ方も理想的な感じ。敢えて言えば、ちょっと高価かな。バル的にあれもこれもとオーダーしていくといつの間にかひとり5000円近くかかる。夕方4時からやっているので出足早く遊びたいときに良い。05年6月。
| 築地・勝どき・月島・佃・新富町・門前仲町エリア |
福音(築地)
東京都中央区築地3-4-6/03-3544-5568/日祝休/6000円〜
鮨。新しく出来た店(2000年現在)。鮨屋激戦区のこの界隈で新規に開店するのだからきっと大変だろうなぁと思いつつ食べに行った。大理石仕様でちょっとバブリーな店内。鮨自体は比較的普通かもしれない。タネにもシャリにも偏らず、とても安心できる握り鮨だった。それなりにおいしいのだが驚きや発見があるものでは特にはなかったかな。好きでも嫌いでもない感じ。00年8月。
鮨つかさ(築地)
東京都中央区築地3-12-1 多喜川ビル1F/03-5565-8334/11〜13.30/ 17.30〜22/土曜昼・日祝休/夜10000円〜
鮨。全体的にふんわり握るやさしい鮨という印象。とても丁寧かつ真摯な気持ちが伝わってくる店。鮮度と男気が売りである築地界隈では珍しいタイプかもしれない。握るときに酢飯の真ん中に左手親指で穴を開けて空気を多く含ませ、そのうえにタネを丁寧に置き、握る。酢飯はしっとり柔らかいタイプで、固めの酢飯が好きなボクとしては少し物足りなかったが、全体にふんわりとろけるのでこれはこれでおいしい。捨てシャリの仕方が右手で丁寧に行われるのもなんとなく逆に好感度アップ(美しいとは言えないのかもしれないが)。全体に素朴感が強く地味な店だがすごくちゃんとしているのだ。酢飯は酢があまり効いていないこともありインパクトは薄いが、タネや煮きりとのバランスはとてもいい。うわ!うま!と驚くものはあまり無いが安心してゆっくり楽しめる感じ。まぐろの脳天をスモークした握り(つまみもある)がオリジナルな美味なので是非。玉子もプリン系の特徴ある味。とにかくバランスで食べさせる。酒は白鷹など。寿司種はそんなに多くない。カウンター7席と奥に座敷あり。昼はバラちらし(1000円:かなりお得)とお決まり(1800円)をだすが、夜と同じくおまかせ(10000円〜)もオッケー。04年11月。
すしざんまい(築地)
東京都中央区築地4-11-9/03-3541-1117/24時間営業/無休/3000円〜
鮨。築地場外にあって、年中無休24時間営業の店である(回転鮨ではない)。仕事帰りの午前3時頃(笑)に話のネタに行ってみたが、そんな時間でも満席。わりと広い店なのにたいしたものだ。この店のピークはいったい何度あるのだろう。聞けば朝、昼、夕、夜、深夜と5回はピークが来るという。ひえ〜。
職人が数人立ち、ちゃんと目の前で握ってくれる。テーブルもわりとあり、収容人数は多い。その鮨はシャリが甘めに作ってあり、深夜に食べると(疲れていることもあって)美味く感じる。もし意識して深夜に甘くしているのならかなりのやり手。ネタは場外だけにまぁまぁいいし、活気はあるし、24時間営業の廉価店とはいえそれなりにいい店なのだ。ただ、昼や夕方に食べるとまたどう感じるかわからない…。深夜族にはオススメだ。01年7月。
大和寿司(築地)
東京都中央区築地5-2-1中央卸売市場内6号棟/03-3547-6807/5.30〜14/日祝・第2.4水休/1500円〜
鮨。「だいわすし」と読む。築地市場場内にある有名店。魚関係に従事する人が主な客なのだから鮨ダネにごまかしが利かない。新鮮かつ上等。この、日本でもトップクラスに厳しい客環境において一番の人気を誇る店だけあって(まぁこの頃は観光地化したのでそうでもないが)、タネ重視の鮨屋としてはかなりの上レベル。うまいし安い。シャリも悪くない。ボクはこういう「ネタ勝負」の鮨よりもっとシャリとのバランスを意識した「仕事重視」の鮨の方が好きなのだが、この店の雰囲気やにぎわい、そして鮮度プリプリを楽しむ良さがわりと好きで、昼に築地を歩いていると思わず寄りたくなる(すごい行列なのでめったに寄れないが)。創業40年。場内でも老舗の部類だろう。場内なら一番うまいと個人的には思う。おまかせの3000円のコースがオススメ。00年7月。再訪数回。
寿司大(築地)
東京都中央区築地5-2-1/03-3547-6797/5〜14/日祝休
鮨。築地市場の中の一店。「大和寿司」よりは短いがいつも行列が出来ている。個人的には「大和寿司」の感じの方が好きだが、鮮度重視の市場鮨としては水準的。ちゃんとおいしい。タネを鮮度よく感じさせる技が「大和寿司」の方が少し上手かな、という感じ。どちらが好きかは個人差あるだろう。99年11月。
すしまる(築地)
東京都中央区築地5-2-1中央卸売市場内/03-3541-8414/7〜14/市場休場日/2000円〜
鮨。卸売市場内なのでタネは新鮮。安価でそれなりの鮨が食べられる。ただ、酢飯の上に新鮮なタネを乗せただけ、という印象がするのが残念。酢飯もちょっと固めすぎる気がする。ご主人が多弁毒舌系で、それがある種の魅力にもなっている店のようだ。常連になってご主人と悪口言い合いつつ安く新鮮な魚をつまむと楽しいかもしれない。同じ卸売市場内の「大和寿司」「寿司大」が大行列の時はこちらへ足を伸ばすのもいいと思う。00年12月。
黒川(築地)
東京都中央区築地6-21-8/03-3544-1988
天ぷら。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
つきじ天辰本店(築地)
東京都中央区築地7-11-12/03-3545-3404/11〜14.45/17〜21/無休/2000円〜
天ぷら。昼の「のっけ定食」がわりと好き。これはかき揚げ丼と天麩羅の両方が楽しめる定食であるが、しつこいかというとさにあらず。揚げたての天麩羅はさらり&からりと揚がり、程が良い(とはいえ、昼にこれを食べると午後に相当もたれるが)。夜も比較的安価に食べられ、旬の仕入れも怠りない。全体的にレベルが安定した店。00年7月。
丸静(築地)
東京都中央区築地6-12-10/03-3541-0072/11.30〜15/17.30〜19.30/日祝休
うなぎ。築地の小さな裏路地にあり、昔から近所の人に大人気の店。昼は行列が出来る。メニューは独特。うな重は6種類あり、うなぎの大きさや量で決まっている。連(むらじ)と言う名の2200円のものくらいが昼にはちょうどいいかも。味もいい。タレは薄めでうなぎの味を引き立てる脇役に回っている。ボクは江戸風ならもう少しホクホク柔らかい方が好みではあるが、力強さがあってなかなかいい蒲焼き。00年8月。
宮川本纏(築地)
東京都中央区築地1-4-6/03-3541-1292/11.30〜14/17〜20.30/土休/3000円
うなぎ。明治26年創業の老舗。注文を請けてからうなぎを割くという基本を守っている。だから30分以上は待つことになる。そのうなぎはとても香ばしく、ふわふわの食感でうまい。すごくうまいわけでもないが、安心してうなぎの醍醐味を味わえるだろう。95年5月。
と々や(築地)
東京都中央区築地6-21-1/03-3541-8294/9〜14/17〜22/日祝休/1500円〜
焼き鳥。昼の焼き鳥丼が名物。炭でゆっくり焼き上げたそれはプリプリしていてうまいのだが、丼にする意味を感じないのが難。丼にするなら、タレとか焼き鳥とゴハンの溶けあい具合とかいろいろあると思うのだが、ここのはうまい焼き鳥をただゴハンに乗せただけという感じ。惜しいなぁ。朝9時からやっている。00年06月。
鶏由宇(築地)
東京都中央区築地3-7-2/03-3541-6004/18〜22/5000円〜
焼き鳥。「とりゆう」と読む。外観はなかなか趣深くうまそう。店の奥の方には古い民家風座敷なども広がっていて、感じは良い店なのだが料理の印象は薄め。鳥料理のコースも焼き鳥の下世話さと割烹的上品さの中間くらいになってしまい、鳥を目的に食べに来ると少し中途半端感あり。雰囲気はなかなかなので、ちょっと惜しい。1年3月。
つきじやまもと(築地)
東京都中央区築地2-15-4/3-3541-7730/日祝休/35000円〜
ふぐ。開業以来半世紀の老舗で、東京ではこの店と「ふく源」が有名かつ最高級だろう。どちらも最高級天然とらふぐの白を厳選して使用しているのが売り。この店の由来書にはこう書いてある。「ふくは周防灘豊後水道、伊予灘、玄界灘が漁場で其の種類は、約七十種類位で食用に出来るのは其の内約十種類で当店の使用して居るふくはその中で最高と称せられるとらふくの活白です」。であるからか、それが手に入らない4月〜9月は休業(これも「ふく源」といっしょ)。
一階入り口横に小さなカウンターもあるが、基本はお座敷ふぐ。ご年配のお客さんも多いようで、二階への階段にはイス式のエスカレーターみたいなのがついている。それもあってか、ふぐ尽くしのコースは非常に上品で、若い人や壮年の人にはものたりない部分もあると思う。献立は35000円のコースが基本で、順に「にこごり(ふく皮)、でんぷ(ふく白身)、西京風白味噌わん(ふくだし)、ふくかやく、刺身(菊造り)、中おち(ウィスキーづけ)、ひとしな(この日は松茸と焼きふく)、白子(こんぶたき)、白子揚 、唐揚げ(かま)、ちり、ぞうすい、でざあと」が出てくる。どれも上品でありながらインパクトの強い味でおいしかったが、特筆すべきは「てっさの菊造り」と「中落ちのウィスキーづけ」。てっさは近頃流行の厚い物ではなく伝統の極薄。でも極薄でここまで歯ごたえと香りがあるのは初体験。中落ちのウィスキーづけも忘れられない。ふぐの香りとウィスキーがこんなに合うとは! デザートのブランデーを効かせたコンポートも美味だった。
ただ仲居さんが鍋からお椀に取り分けた上で出てくる「てっちり」と「ぞうすい」がちょっと残念。料理の完成度は高いと思うが、最後にグンと温まりググンと腹一杯になって満足する快感に欠けてしまう。まぁご年配がターゲット客層だろうから仕方ないか。ひれ酒を飲んだら40000円くらいしてしまうので自腹ではオススメできない。04年11月。
さかな竹若 築地本店(築地)
東京都中央区築地4-7-5 築地KYビルB1F/03-5565-0888/11.30〜14.30/17.30〜22/日休
割烹。築地市場場外の真ん前のビルの地下にあり、都内最大級の生け簀(海水20トン)を持つ店。場所柄もあって築地の仲買さんたちとのリレーションもよいらしく、仕入れには絶対の自信を持っている店のようである。目の前の市場で仕入れた活魚をそのまま移動もほとんどなく生け簀に入れて給するので、(回転がよいことが前提となるが)、まぁ都内で食べられるトップクラスの活魚であることは間違いがない。そのわりに値段もそんなでもないので使い勝手はよい。
いただいた中では活イカ(予約推奨)が絶品だった。活イカは輸送がとても難しいと聞くが、輸送中にある程度味は落ちるだろうものの、まぁ産地とそんなに遜色ない味が味わえる(現地にはさすがに叶わないと思うが、現地と比べるのは野暮である)。刺身盛りなどもいいが、アジ刺しや本マグロ刺しなども是非。お得なコースなどもいろいろあって宴会などにも使える。いさぎよく活魚に特化しているのが気持ちいい店。座敷も多く、サービスも良い。08年4月。
魚竹(築地)
東京都中央区築地1-9-1/03-3541-0168
居酒屋。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
裕(築地)
東京都中央区築地2-8-5/03-3541-3044/日祝休/4000円〜
居酒屋。魚河岸料理を名乗る趣ある居酒屋。築地の小路地にポツリと灯がともっており、疲れている時にこの店の灯を見るとふぅっと安心する。そんな感じ。店内は気楽な居酒屋で、料理も必要以上にうますぎないのがホッとする感じ(わかる?)。お惣菜各種どれもそれなりにおいしく、ビール・酒が気持ち良く進む。油揚げ、穴子、中落ちがオススメ。97年12月〜01年4月。
やまだや(築地)
東京都中央区築地7-16-3 クラウン築地1F/03-3544-4789
居酒屋。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
ポトフ(築地)
東京都中央区築地7-15-11(97年4月16日より)/11:30〜14:00/18:00〜21:30/日昼・月休/10000円
フレンチ。以前、新宿のフジテレビ下通りにあり、フジテレビ関係者を相手にしてきたレストランのようだ。フジテレビ移転に伴い築地7丁目に移転。メートルがほとんど一人でサービスに当たる。そのぶっきらぼうで率直すぎる語り口は常連さんには気持ちがいいかもしれないが、一見の身としてはかなりとまどうものがある。コースも「7500円のにしてくれ」という態度が見え見えで5000円のにしたら露骨に嫌な顔をした。コースのメインは選べるのに聞いてこず、勝手に子羊に決められていた(鴨が食べたかったのに)。ワインリストは華やかで立派な品揃えなのに実は店に置いているワインは数少なく「前日に言っていただければご用意できます」とのたまう。で、ワインリストに値段が書いていない。…全体に「この店に慣れていない客の方が悪い」って感じ。かなり印象が悪い。料理は、焼き加減はなかなか上手のようだがソースなど特に工夫しているわけでもなく新鮮味は薄い。ま、良くも悪くもメートルの彼を気に入るか入らないかで店の印象は大きく分かれることだろう。97年3月。
築地に移転して初めて行ったが、メートルを気に入るかいらないかで印象が大きく分かれる店であるのは相変わらず変わらない。ただ、ランチの質と量は値段に比して抜群。味も焦点がちゃんと来ていた。メートルも少しアクが抜けたかな。全体にいい方に変化している印象を受ける。01年10月。
蜂の子(築地)
東京都中央区築地1-5-11/03-3542-1804/11.30〜14/18〜21/土日祝休/3000円〜
洋食。フランス料理と看板には書いてあるが、オムライスやハヤシライス、ポークカツとかのメニューを見ると紛れもなく洋食屋である。夜のオムライス込み2900円コースはお得で安いが、味的には普通。わりと人気のオムライスは中身べちゃべちゃでもうひとつだし、揚げ物もあまり印象に残らない。あえて言えばハヤシライスは昔っぽくてわりといい。古い店で雰囲気はとてもいいのだが、味もサービスももうちょっと…。00年7月。
豊ちゃん(築地)
東京都中央区築地5-2-1中央卸売市場内/03-3541-9026/5.30〜13/日祝・市場休場日/1000円/http://www.tsukijinet.com/tsukiji/kanren/toyochan/
洋食。築地場内にある創業大正8年という老舗洋食屋。場内の常連さんでいつも賑わっている。雰囲気も店員さんの感じも料理自体も、古き良き洋食屋という感じ。オムカレー(ライスの上にオムレツとカレーがどっさり)とあたま定食(カツ丼のカツとじとご飯が別々になっている)が名物。両方とも客のわがままを聞いているうちにできたメニューだということだ。ボクはオムハヤシがわりと好きである。二膳分ほどのご飯の上に卵3個分のオムレツとハヤシソース、千切りキャベツがどっさり乗っている。ハヤシの味がくっきりしていて、ご飯とオムレツをそれぞれに引き立てる。全体に量が多いので女性は気をつけよう。02年3月。
かつ平(築地)
東京都中央区築地7-11-7/03-3542-1537/1000円〜
とんかつ。1000円のヒレ定食やロース定食を頼んでみよう。そのとんかつの巨大さに驚く。丁寧に揚げてあり味もそれなり。というかその「お客様におなかいっぱいになってもらおう」という態度がとても心地よい。店主は店を継いだらしくまだ若いが気持ちの良い接客で気分がいい。とても小さくとても素朴な設えの店だがなんとなく下町の人情が感じられるようなとんかつなのである。せちがらい毎日のホッとする句読点のような店である。00年7月。
美濃屋(築地)
東京都中央区築地2-8-2/03-3545-2878/11.30〜14/17〜20(土〜14)/日祝休/1200円〜
とんかつ。清潔感に欠け、床などベタベタする店だが、とんかつ自体はまぁまぁおいしい。高熱で一気に揚げるようでちょっとパサパサ感があるが、衣とのバランスはいい。ヒレよりロースの方がうまい。きゃべつとご飯、味噌汁の質をもうちょっと上げて欲しい。00年06月。
中栄(築地)
東京都中央区築地5-2-1中央卸売市場内/400円〜
カレー。「なかえい」と読む。築地市場場内にある。久しぶりの再訪。実はここの印度カレーのファンである。築地場内に行くと同行者はすぐ「鮨!鮨!」と言い出すが、ボクは内心いつも「中栄のカレー食いたい」と思っていたりする。印度カレーは400円。とっても安い。印度カレーというより家庭カレー的であるのだが、辛さは少ないものの味のまとまりは秀逸。うまい。キャベツが上からかかっているのだが、邪魔なようでいてそれも味をきちんと助けている。昔風の福神漬けもいい。なんか好きなんです、ここ。00年7月。
キッチン カミヤマ(築地)
東京都中央区築地2-6-5/03-3543-8843/11.30〜16/18〜22(土〜16)/日祝休/800円〜
カレー。古い店。コの字型のカウンターのみ。壁にはレトロ調のイラストがたっくさん貼られ、いろんなコピーも書かれている。まさに老夫婦で楽しんでお店をやっている感じ。ちょっと笑ってしまうくらい、いい意味で時代錯誤な店だ。カツカレー、ロシアンカレー、野菜カレー、四川カレーなど種類いろいろ。カレーとご飯は別皿で来るのもユニーク。食べ始めは昔懐かしい系の甘味なのだが、途中からちゃんと辛くなってくる。うまい。せちがらい毎日、たまにはこういう店でホッとひと息入れたくなる。わりと好き。01年9月。
キッチン・スイス(築地)
東京都中央区築地2-8-1/03-3545-3226/11〜20/日休/700円〜
カレー。銀座の「グリルスイス」のカジュアル版。「カツカレー発祥の店」を継承して、スタンドカレー風に客を回そうとしている感じ。元祖カツカレーは850円で、「グリルスイス」よりずいぶん安い。従業員もちゃんと多いのだが、なぜ食券式なのかよくわからない店。まぁ安いからいいか。00年8月。
タイティ(築地)
東京都中央区築地2-1-16/03-3543-0081/11.30〜18.30/日祝休
カレー。「TAHITI」と書いてタイティと読む。まぁタヒチだね一般的には。で、店内も南国風なのだが、カレーもサービスもなぜか非常にドメスティック。つまり家庭のお母さんカレーなのである。お母さんカレーをちょっと南国風にしゃばしゃばさせた感じ。中途半端とも言えるが、しゃばしゃばなカレーが好きなボクとしてはしゃばしゃば&ちょっと郷愁というこの味はちょっとうれしかったりする。具も大きい。おもしろい店である。店員さんも(ちょっとサービス過剰なところはあるが)気持ちいい。01年7月。
香風(築地)
東京都中央区勝どき1-7-1サンスクエア2F/03-3532-5115/11.30〜15/17.30〜23/日休/4000円〜
広東家庭料理。シャンホン。上海料理と台湾料理と広東料理がいろいろという感じ。日本人の味覚に合わせているとのことで確かにどこか懐かしい味わい。築地が近いせいか鮮魚系よし。あっさりヘルシー。ある意味弱いけどまぁまぁうまい料理群。大根の醤油漬け、海老団子、四川牛肉、牛すじの土鍋煮込み、玉子焼き、おこげ、タン、ジャコ入り炒飯などを食べた。印象的な中国料理というわけではないが、カジュアルで楽しい感じ。00年7月。
まんぷく苑(築地)
東京都中央区勝どき1-7-1 サンスクエア2F/03-3531-2989/11.30〜13.30/17〜23(日祝16.30〜22.30)/無休
焼肉。タン塩発祥の店と言われている。まだタンがあまり食べられなかった頃に「食べやすいように」と考案したという。そのタンン塩は、大量の刻みネギとコショウであえてある。焼くと柔らかく甘みが出てくるコレのファンは多い。カルビ塩もユニーク。この2つ以外はわりと普通の味かもしれない。〆はネギめし。95年2月。※小さな店だったが移転して大きくキレイになった。移転してからは行っていない。
G ROUGE(築地)
東京都中央区築地1-10-7築地西山ビルB1F/03-5565-8681
無国籍料理。フュージョン。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
高はし(築地)
東京都築地中央卸売市場内8号館/03-3541-1189/5〜13/日祝・市場が休みの日/1000円〜
定食屋。昼のみ。築地市場の中でも魚の質にかけてはトップクラス。料亭相手の店から魚を仕入れているのがその理由とか。実際食べてみて、この店で魚の質について不満を思ったことがない。いまの季節のオススメを聞いて食べれば間違いはないだろう。思わずビールも飲んでしまい、長い昼ご飯になってしまうことが多いなぁ。ごはんもうまい。満足度高し。ただ、焼き具合がいまひとつの時があるのはご愛敬。また、味噌汁(アラの吸い物も)もダシが薄いのが残念。注文してから魚をさばくようで、出てくるまで時間はかかる。築地市場に行って、鮨屋とかも行列がすごくて「どうしよう?」なんてときは迷わず「高はし」へ。なぜか行列もなく空いているのだ(時間帯に寄るけど)。オススメ。03年3月。
さ々木(勝どき)
東京都中央区勝どき1-1-1プラザ勝どき1F/03-3531-4741/11.30〜13/17〜21/日祝休/12000円〜
鮨。ずいぶん久しぶりの再訪。2001年頃より代替わりしているようだ。以前のご主人は銀座の「なか田」で修業し、その後「勘八系」の教師として、ネギトロ巻や納豆巻を創り出した人。数年前より手が動かなくなったということで息子さんがいまはつけ台に立っている。息子さんは札幌「すし善」で修業したらしい。北海道と東京では魚がずいぶん違うので苦労したようだが、「海鮮居酒屋ではなく、ちゃんとした江戸前すしにしたい」と語ってくれたように、新鮮タネ系ではなく仕事タネ系の立派な鮨を握ってくれる。酢がしっかり効いた酢飯。もう少し酢飯が多い方がバランスがいいと思うが、全体にいい感じの握り。締めるものは締め、煮る物は煮るという基本を崩さず握ってくれる。カスゴなどに少し皮を感じたり、おぼろが効果を発揮してなかったりと、少々惜しいところもあるのだが、若くて将来性のある握りだった。わりと好きかも。定期的に食べてみたい。店内は広めで清潔感もある。05年3月。
江戸屋形船 あみ貞(勝どき)
東京都江戸川区江戸川4-4/03-3679-3576
屋形船割烹。あみてい。屋形船。屋形船の乗船料は10500円。これで料理のコースと飲み放題がついて2時間楽しめる。高いのか安いのかは個人の価値感によるかな。晴海乗船場までは迎えのバスもある。周遊コースは3つ。Aコースは「隅田川十三橋→さくら橋お花見遊覧」、Bコースは「レインボーブリッジ→お台場遊覧」、Cコースは「葛西臨海公園→東京ディズニーランド遊覧」。35畳の座敷があり、宴会にいいだろう。料理は刺身がもうひとつで天ぷらも油が悪すぎる。でも屋形船なので多くは望めない。花見などの利用にどうぞ。ボクは屋形船自体にもう風情をあまり感じないので、一回でいいや。09年3月。※エリアは乗船地あたりで分け「勝どき」とした。
ほていさん(月島)
東京都中央区月島3-9-7/03-3531-5200/11〜14/18〜22(10月〜3月は17.30〜22.30)/日祝休(冬期無休)/6000円〜
あんこう鍋。あんこうのドブ鍋で人気の店。ドブ鍋って一般的な呼び方かどうかわからないが、とにかく土鍋に超大量の「あん肝」が入った鍋なのだ。入っているというより、あんこう鍋の上にあん肝で蓋をしたという表現の方があっているかも。具だくさんの鍋の上にあん肝が山になっているのである。若い人とか大喜び。でもボクなんかは見ただけで健康診断の数値が心配になってくる感じ。
このあん肝は鍋で煮込む前にそのまま箸でつまんで飲んでもなかなか良いのだが、ボク的にはそれでもう十分。火を入れた後は店のオネエサンがあん肝をほぐし溶かしていく。あんこうの身もたくさん入っているが、淡泊な身の味はあん肝の強烈な個性に消されてどこかに行ってしまっている。雑炊も濃厚。全体にうまいのだがボクにはとにかくTOO MUCHの味であった。
コースは5000円強で、このドブ鍋以外に超でっかい刺身盛りと自家製ごま豆腐ともずく酢がつく。刺身盛りは新鮮で質がよく切り方も分厚いのだが、これまたちょっとTOO MUCH。脂とろけ系をこれでもかと食べさせるこの店は、好きな人にはたまらないだろう。人気店なのもよくわかる。若い人向け、もしくは宴会向けかな。店全体にサービス精神旺盛でとても良い感じ。テーブル席も座敷もざっくばらん。特に3階は普通の家のリビングが座敷になっていて面白い。月島西仲通り商店街3番街、「花井金物店」の横の細い路地を入る。04年11月。
味泉(月島)
東京都中央区月島1-18-10/03-3534-8483
居酒屋。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
もんじゃ焼き 食べた(月島)
東京都中央区月島1-22-4/03-3533-9294/16〜23(土日祝11.30〜23)/無休/3000円〜
もんじゃ焼き。変な店名。ここの売りは自然の素材。すべての食材を無添加系、有機栽培系、自然飼育系、天然物系で揃えている。ワインやビール、ジュース類まですべてオーガニック。そういう素材で作るのがぐじゃぐじゃかつジャンク風の「もんじゃ」という違和感が面白い。もんじゃ懐石のみで、全コース2900円。それぞれパンチがなく大人しいもんじゃなのだが、味はまぁまぁか。ただこういう洗練さがもんじゃと言えるのかは疑問。民家を改造してあり店内はちょっと落ち着けるスペース。00年9月。
能登(月島)
東京都中央区月島3-13-12/03-3533-3059
もんじゃ焼き。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
さくら亭(佃)
東京都中央区佃1-11-8 ピアウエストスクェア1F/03-5560-3321/11.30〜14.30/17.30〜22/水休/10000円〜
鮨。素材重視の鮨屋で、その真骨頂は握りよりもつまみで発揮されると思う。お酒とともにゆっくりつまみを食べて旬や季節を感じるのがいいかもしれない。珍しいタネや自信たっぷりの旬のタネなどが揃っており、こういう店は通えば通うほどいろいろいい思いが出来るのだろうなと想像される。ボク自身としては鮨屋にはつまみより握りに期待してしまうのだが、握りは意外と普通。つまみで食べた同じタネでも鮨の方がよりうまく昇華されているとうれしいのだが…。つまみ重視の人にはとてもいい店だと思う。佃の高層マンション群の1階。02年8月。
レストラン・サエラ(佃)
東京都中央区佃2-8-5/8000円
洋食。こんなところに!のロケーションだが、その意外性も手伝ってなおさらうまい洋食に感じることだろう。親父さんと息子ふたりで運営していてのどかな雰囲気。上質で志の高い洋食が食べられる。昼は定食。普通のトスドサラダがおいしかったりするからうれしい。夜はフレンチちっくなメニューになるが、〆にお鮨も食べられるのがユニーク(お鮨を〆に取らないとお鮨担当の弟さんががっかりする)。ただ、一品ずつ頼んでいくとわりと高くなってしまうので(コースだと6500円)、まずは昼の定食から試してみたらどうだろう。こういう隠れ家みたいなおいしい店好きな人にはとっておきの店になるのではないだろうか。地下鉄月島駅6番出口を出て大通りではない脇道に入って行く。あとは住所を見て調べてください。00年12月。※2005年閉店。どうも投資で失敗してしまったようだ。残念な店である。
たまちゃん (佃)
東京都中央区佃2-15-4/17〜22/日祝休
居酒屋。佃の小さな路地にある小さな店。東京會館の元コックだったというご主人が作る料理は和を基本としつつフレンチ風の創作ものまでいろいろある。中でもオススメは「たまちゃん特製がんも」。注文されてから作り始めるもので、外はカリッとしていて中は絹ごし豆腐とにんじんとごぼうでとても滑らか。揚げたてを食べる。これはよい。他にもお得な刺身盛りやサンカクの刺身などもよかった。黒板のメニューにその日仕込んであるものが載っているのでそれを頼むか、予算を告げてオススメにするのがいいかもしれない。店内は相当雑然としていて居心地悪い向きもあるかもしれない。ちなみに店名は奥さんのお母さんの名前だそうである。08年5月。
うなぎ青葉(新富町)
東京都中央区新富町1-5-5 トーア新富マンション105/03-5541-3633/11.30〜20.30/日休
うなぎ。神戸で有名なうなぎ屋の東京支店。神戸本店とは違い、焼津産のうなぎを使用。備長炭で丁寧に焼いている。肝焼き串がつく。ふっくら関東風で、とても柔らかくなかなかおいしいうなぎだが特に強い印象には残っていない。吸い物ではなく味噌汁だったがこれはまぁまぁおいしかった。05年8月。
備長kan(新富町)
東京都中央区新富1-5-6/03-3551-5727/12〜14/17.30〜24/日祝休/7000円〜
フランス料理&焼き鳥。新富町の路地にひっそりとある古い一軒家を利用した店。フランス国旗が目印で、フランス料理を標榜しているのだが、焼き鳥屋でもある不思議な店だ。一階はカウンターと小さな座敷、二階にも座敷がある。座敷があることでわかるようにほとんど和食な感じ。フォークも出ずお箸で食べる。焼き鳥は山形産「蔵王紅花」を備長炭で焼き上げた焼き鳥をホイップしたワサビと一緒に食べるのだが、なかなかうまい。夜のコースをおまかせで組んでもらったが、鴨・豚・馬の薫製で始まるそれは、スフレやらリゾットやらが出たあと、焼き鳥が始まり、最後は鯛を丸ごとグリルしたものが出たりして、意外性はあるがちょっとバランスが悪い構成だった。ただし「これで4000円のコース!?」と驚くくらいは量も質も高い。飲み物にワインを薦めるわりに品揃えは少なく高いのが難。料理は安いのにワインを飲むと結局高くなってしまうのだ。志が高く冒険心のあるご夫妻が楽しんで経営しているようだが、焦点をぼかしケレンが勝ちすぎるといい客がつかない気がする。新しく変わったことが好きな客は集まるだろうが。有楽町線新富町駅2番出口から徒歩3分。02年4月。
魚亭(門前仲町)
東京都江東区富岡1-5-12/03-3643-6373/17〜23/日祝休/8000円〜
割烹。清潔で清々しい店。客の年齢層は高く、みんな静かに飲んでいる。ここの「キンキの煮付け」が忘れられない。ボクの煮付け人生(なんだそれ)でトップの味。なるほど完成度高い煮付けとはこうなるのか、と納得しちゃう味。あぁうまかった。何度も舌の上で再現して楽しんでいる。久しぶりに「これでどうだ!」という気迫を感じる料理をいただいた。刺身をはじめ魚系はどれも美味。年齢がそこそこ行ったらこういう店で煮付けに酒を少し、みたいに使いたいと思わせる。値段はそれなり。一階は檜のカウンター。二階は座敷。05年6月。
宝家(門前仲町)
東京都江東区門前仲町1-12-5/03-3643-4538/2000円〜
居酒屋。基本的に餃子屋だが、居酒屋と呼んでもおかしくないから居酒屋ジャンルに入れる。つまりそれほどいろんな種類の料理が食べられる餃子屋なのだ。おまかせ(4000円程度)を頼むと、刺身から揚げ物から凝った料理から鍋まで、これでもかというボリュームの料理が並ぶ。味もどれも悪くない。というか、このシチュエーションと値段(4000円くらい)でこんだけのレベルを出されることに驚いてしまう。外観中身共にふつうのラーメン屋って感じ。料理は味よし量たっぷりの居酒屋。連日大はやりなのも頷ける。予約がきかないので、早めに行くべし。 門前仲町の清澄通り沿道のパチンコ「ユタカ」の裏。00年11月。
オーパ(門前仲町)
東京都江東区富岡1-25-4ニックハイム八幡204/03-5245-3539
バー。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
@satonao310