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さとなおの行った店リスト 東京
恵比寿・代官山・中目黒・自由が丘・目黒・五反田エリア
このコーナーは、ボクが実際に行ったレストランを記録したものです。
個人サイトの個人的食べ歩き記録です。ガイドでも評価でもありません。
ですので、読みやすさなどを考えずざっと一覧してあります。コメントも短く散漫なものです。ご了承ください。
ただ、この記録を利用して、あなたが行った店の感想とボクの感想とを比較することができます。そうして趣味嗜好がボクと合うか合わないかを調べ、趣味嗜好が近かった方は「さとなおの好きな店リスト」をご覧ください。店の選択により便利になっています(「このコーナーの使い方」参照)。
なお、自分の好き嫌いを相対化するために、店をラブ度で表しています。ボク個人の「お気に入り度」の目安として参考にしてください(味の評価でも店の優劣でもありません)。
また、古い訪問年月日の感想も出てきます。それはその時の感想。その後、当然、店は変化しています。それはご自分でお確かめください。住所・電話・営業時間などについても変わっている可能性があります(閉店した店もあります)。ご注意ください。
※ 下記エリアをクリックすると各エリアにショートカットできます。
※※各エリアごとに「和食(鮨、蕎麦、居酒屋…)→洋食(フレンチ、イタリアン…)→アジア系(中国、韓国…)→その他系(南米、バー…)」の順で並んでいます。ジャンル別に見たい方はこちらに戻ってジャンル別をご利用ください。
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| 恵比寿・代官山・猿楽町・鉢山町・広尾高校・東四丁目エリア |
鮨小野(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿1-1-5 エビスオークビルⅠ 2F/03-5447-1124/18〜24/月休
鮨。07年12月に開店したまだ新しい店。カウンター6席と個室ふたつ。どれもお洒落に作ってあり、目的によっていろいろ使えそうである。おまかせ(12000円からと書かれているが、まぁお酒飲んで20000円かかると思った方が良い)だと、つまみと握りを組み合わせて流れを作ってくれるが、トリッキーな創作系の印象ばかり残り、握りの印象が相対的に弱くなる。ウニとジュレのワンスプーンとか、大トロ炙りを玉ねぎで合わせた手巻きとか、干瓢の握りをノリで巻いたりとか、インパクト狙いの創作系が続く。カウンターの真ん中後ろに置かれた火鉢が売りのようで炙りものが多い(炙りの串焼きも出る)。
握りは優しいタイプ。酢飯がもう少し強い方が好みだが、これは個人差があるだろう。仕事系のタネはあまり多くない。20000円程度かかる高級店としては全体に物足りない。おいしいタネももちろんあるが、標準的という印象。まぁ全体においしいのだが、値段に見合うかと言われると見合わないと言わざるを得ないかな。ご主人の小野淳平氏は代々木上原の「すし勘分店」で修業されたらしいが未確認。ちなみに日曜日はご主人がお休みのため、「鮨 空」と名前を変えて比較的安価に(たぶん弟子が)営業をしているようである。09年3月。
松栄(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿南1-2-4/03-3711-4364/11.30〜13/17〜22/日祝は17〜21/無休/10000円〜
鮨。恵比寿近辺では有名な鮨屋。バーの「松下」「松虎」、そばの「松玄」などいろいろ多角経営している松下グループの中心店。打ちっ放しの店内はおしゃれで清潔。高い身なりをした客が多く、バブリーな雰囲気になっている。鮨は(つまみは特に)脂とろけ系を中心にした官能タイプ。次から次へこれでもかととろけ系が出て来て口中を刺激する。うまい。握りにたどりつけない人が多いのもわかる。ただ握り自体はタネの味わい勝負で酢飯とのバランスはそんなに考えられてはいない印象。タネのとろけ具合を助長する感じで柔らかく握ってあり、好きなヒトはたまらないだろうが…。ちなみにボクの好きなタイプの握りではないのでボク自身はそんなに盛り上がらないのだが。あと、コストパフォーマンスが悪いのも難。とろけ系が多いので仕方ないが、高すぎる気がする。99年9月。
鮨 後楽(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿西1-13-6/03-3476-1137 /日祝休
鮨。靴を脱いで上がる。基本的にお任せで、新鮮な素材を軽快に食べさせてくれる。全体につまみの方が印象が強い。つまみを肴にお酒(品揃えがいい)をゆっくり飲むタイプの店かも。炙ったり叩いたり蒸したりお椀にしたりと食べていると握りに行くのが面倒になってくる感じ。最後に少し握ってもらったが、タネが勝つタイプ。バランスはもうひとつ。ご主人は研究熱心で良い。大理石のカウンターと座敷。ちょっとバブリーな雰囲気かな。恵比寿神社近く。05年11月。
そば懐石 翁(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿西1-3-10ファイブアネックスB1F/03-3477-2648
そば。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
さぬきうどんNRE&めりけんや(恵比寿)
"恵比寿、上野、新橋、武蔵小杉、秋葉原各駅構内"/7〜22/無休
さぬきうどん。いわゆる駅うどんのチェーンで、さぬきうどんブームの初期に出来た。セルフ形態で客をさばくが肝心の麺がいまひとつ。しかも高い。場所代を考えると仕方ないかも知れないが、これだけ取るならもう少し企業努力を求めたい。ま、便利だからよく利用するけど。01年頃から再訪多数。
軍鶏丸(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿南2-3-11/03-3760-3903
軍鶏鍋。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
えびす今井屋茶寮(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿西1-8-3/03-5456-0011/17〜25(金祝前日〜27)/無休/4000円〜
焼き鳥。今井屋の居酒屋版とでもいうもので、海の幸も数多く出している。店が名物としているのは「比内地鶏の一枚塩焼き」「比内地鶏の塩こしょう焼」「究極の昔懐かしトマトサラダ」そして「全国行脚で探し求めた奇跡の七つのおかず」。究極とか奇跡とかちょっと大仰。でも期待しすぎなければちゃんとおいしい。系列であるNY店の「Megu」に2004年オープンしてすぐに行ったが、ここもケレンの圧巻だった。たぶんグループの社長がそういう指向なのだと思う。インパクト狙いは嫌いではないが少し直接的すぎるかなぁ。インテリアはオシャレではあるが、逆にありがちでもある感じ。04年7月。
黄金屋 隠れ艶(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿西1-13-9 グランベル恵比寿ビル2F/03-5784-5600/18〜24(日祝17〜24)/無休
もつ鍋。もつ鍋チェーンである黄金屋の全室個室店。かくれえん、と読ませるみたい。店内は2名用から6名用までの個室、そして30名用の座敷がある。個室はギリギリまで小さくしてあり、親密といえば親密だけど狭いと言えば狭い。格子戸で区切られているだけなので隣室の声が普通に聞こえてきて喧しいこともある。安価な一品と安価なもつ鍋(しょうゆ味・味噌味)を食べさせる。味は普通。ちょっとした宴会にはいいかもだけど。06年9月。
吉住(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿西1-20-6中島グリーンハイツ1F/03-3496-8144/18〜24/日休/12000円〜
割烹。関西「つる家」で修行した松本氏の店。カウンター6席程度と奧に座敷のみの小さな店だが、料理はかなりのものである。メニューはどれをとってもまずハズレはなく、うーんとうなるものが多い。自家製西京漬け、かぼちゃスープなどの定番もいいが、意外とポテトサラダが美味だったりするところもいい。〆はでっかいおむすび田子作でおなか一杯に。割烹系が意外とない恵比寿の中では知っておきたい店のひとつ。欠点を上げるなら、松本氏が料理の合間にカウンター横でタバコを吸うこと。狭い店だけに煙が客の鼻先まで漂うし、かつ吸ったばかりの手で料理するのも嫌である。あと、サービス(というか気遣い)も小さい店の良さが活かされていない。うまいことはかなりうまいのだが…。基本的には予約制。松本氏はたまにテレビの料理番組で見かける。01年3月。
ゆめの庵(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿西1-15-2/03-3770-4727
小料理。創作料理。家庭料理の延長上でいろいろ工夫された丁寧な料理を食べられる。近所の人が普段着で訪れるタイプの小料理屋なので「恵比寿で小料理を食べるんだもんね!」というハレ気分になっている人はちょっと肩透かしを食うであろう。外観より中はもっとカジュアルで家庭的。住宅街の路地にあったら重宝するかも的お店である。毎月メニューが変わっていく店なのでおまかせが良い。6〜8000円くらいでまぁまぁ満足できる。サービスはとても家庭的。夫婦ふたりでやっている。盛りつけが上手。03年10月。
草なぎ(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿1-26-14/03-3449-9059/17.30〜23.30日祝休/6000円〜
割烹。カウンターとテーブルいくつかの清潔な店で、高級っぽい雰囲気が漂いつつ、そんなにめちゃくちゃ高くない和食。こういう割烹(もしくは高級居酒屋)はその客層が独特で入り込みにくい店が多いが、ボクが行ったときのこの店は客層がとてもよく、それに対する板前さんたちの応対も上品で、一発で気に入ってしまった。料理はもちろんかなりちゃんとしている。ただ特に特徴があるというものでもなく、安心して酒が進む感じのおいしさ。1000円前後のメニューが多いのでだいたいの値段も計算でき安心だ。コースも3000円からある。もう少し歳をとったらこういう店でひとりゆっくりカウンター酒を楽しむようになりたいものだな、と思いつつ店を出た。01年8月。
魚豆根菜やまもと(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿2-12-16/03-3280-6630
割烹。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
垣うち(恵比寿)
東京都目黒区三田1-11-19/03-3719-8670/6000円〜
割烹。ひと口で説明しがたい場所にある隠れ家的割烹。その清潔で静かな佇まいと隠れ家的雰囲気が「常連客のみを相手にしている感じ」を醸しだし、一瞬入店するのをびびるが、入ってみると親密な笑顔が迎えてくれる。明るくしっかりしたオーナー女将と物静かな若い板前がふたりでやっており、コースも4000円、6000円と安価。カウンターとテーブルひとつというこぢんまりした店だが、手入れが行き届いていてとても気持ちいい空間。板前がまだかなり若いせいもあるのか、料理的に特に印象に残っているものはないが、どれもちゃんとおいしく、日本酒を飲みながらゆっくり長時間会話を楽しめた。20代30代のヒトには小さな割烹店ってかなり敷居が高いだろうが、この店はカウンターの向こうに立つ板前がとても若いこと&安価ということを考えると、気楽に入れるちょうどいい店かもしれない。割烹入門として若い人に薦めたい店である。02年11月。
さいき(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿西1-7-12/03-3461-3367
居酒屋。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
縄のれん(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿西1-8-4/03-3496-2919
立ち飲み。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
ぶた家 本店(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿西1-13-2 サンキビル2F/03-3463-2554/11.30〜14/18〜23.30/無休
居酒屋。店名通り豚中心の品揃えである。蒸し蓋や豚串、豚しゃぶなどがある。もちろん豚以外のメニューもいろいろあるが、基本は豚。若い人ターゲットの店のようで味付けは濃い目、そして安価。テーブルも小さくイスも小さく、どこかの小さなカフェに来たようなイメージ(店は広いが)。客層もとても若い。インテリアも若め。つまりはそういう店である。いただいた中ではレタス鍋とラードご飯がまぁまぁ良かった。蒸し豚も良かったかな。サービスはかなり素人臭く、目も手も届かない。ひとり3000円もあれば楽しめる。08年9月。
立呑屋(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿南1-1-6/03-3791-4194/17〜24/無休
立ち呑み。恵比寿銀座に「松栄」グループが出した立ち呑み居酒屋。焼酎と煮込み。うまし。唐辛子を金魚に見立てた「金魚」というカクテルはなかなかおもしろい。食べ物の注文は注文票に書き込む。煮込み、モツ焼き以外には、おっぱいとかぶれんず(豚の脳)とかマルチョウとか珍しい部分も多い。ある意味よく考えられて作られた立ち呑み屋で、松栄グループの狙いがすごくわかる作り。狙いすぎでもあるけど楽しい。店名はどこにも書いてないが提灯に「立呑」と書いてあるので立呑屋と呼ばれるようになった(これも演出だろう)。05年8月。
福笑(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿南1-9-4 長谷川ビル501号/03-3713-5461/18〜24/日祝休/6000円〜
居酒屋。恵比寿のオートロック付きマンションの一室にあり、マンションの下のインターフォンで誰何されてから入る。だから一見はまず来ない。なのに常に一杯の客で賑わっている店である。隠れ家的とはいえ怪しい雰囲気はまるでない普通の居酒屋なので安心。料理はそれぞれまぁまぁうまい。創作系がいろいろあるので飽きないだろう。最後は冷汁がよい。ただここまで人気なのがいまひとつ理解できないのは確か。サービスはいまいち。詰め込み過ぎでもある。福笑いのお面のような店主が賑やかで、大きな木なども効果的に配置され、全体に気持ちの良い店ではあるの。01年4月。
つか田(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿1-6-8/03-5449-4935/17〜23/日祝休/4000円〜
居酒屋。客はいっぱい入っているのになぜかガランとした雰囲気が漂う店なのは、広い厨房も一体となったその造りゆえか。古びた趣の大衆居酒屋で、ビールをぐびり、大皿の南蛮漬けやらポテサラやらを刺身や焼き魚とともに食べ、お茶漬けを食べてゲップをゲフッ、なんて夜に最適な店である。ちょっと男っぽい感じの女性板前さんと、姉妹と思われるサービス係の女性のふたりで仕切っている。少々怖い面もあるが実はやさしく、きっと常連になったらすごく居心地よくなるのだろうなと想像できる感じ。厨房に年老いたネコがいるのだが、わりと高いところ(しかも調理する場所の近く)に陣取ったりしていて、ネコの毛の行方が少々心配。でも店の人も客も気にしない。そんな店だ。ただ、雰囲気のわりにはそんなに安くはない、かな。03年2月。
武生(恵比寿)
東京都渋谷区広尾1-12-15/03-3447-1984/11.30〜14.30/18〜24/日祝休
居酒屋。福井県武生市出身のオーナーがやる和食店。産地直送の新鮮な食材と創作料理、炭火焼き、そして〆は武生ですからもちろん蕎麦ですね。日本酒の種類も多く、店もキレイでいいのだが、この手の店がとても増えたこともあってなんとなく似たような印象を持ってしまうのが損かな。ちゃんとおいしいけど印象が薄い感じ。カウンターがでかいのはいい。恵比寿と広尾の中間あたり。恵比寿橋のたもと。06年5月。
シャトー・レストラン タイユバン・ロブション(恵比寿)
東京都目黒区三田1-13-1恵比寿ガーデンプレイス内/03-5424-1338
フレンチ。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
レスプリ・ミタニ(恵比寿)
東京都目黒区三田1-12-26/03-3712-0369/18〜24頃/不定休
フレンチ。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
ラ・ヴェイエ(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿2-13-10/03-3440-4117/18.30〜24/日休
フレンチ。La Veillee。風見シェフがひとりで料理もサービスもこなすカウンター・フレンチ。店の前を通りかかるとあまりに感じがいい店なので引き寄せられるように入ってしまう。黒板に書かれた一品はどれもおいしそう。フレンチなのにパスタを置いてあるのもいい。シェフの人柄の良さが出ているメニューと味。素材を活かした軽快な料理。きちんとセレクトされているワインとともにくつろいだ時間を過ごせるだろう。カウンター9席のみなので調理する過程も楽しめる。ひとりでも退屈しない。きちんとした食事も取れるし、ワインバー的に一杯楽しむのもいい。近所にこういう店を持っている人はシアワセである。広尾と恵比寿の中間くらいにあり場所的には不便(その分騒がしい客があまり入って来なくて良いが)。04年10月。
イレール(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿3-29-16 ABC ANNEXビル3F/03-5475-6127/11.30〜14/18〜22/火休/8000円〜
フレンチ。店名は「非現実的なもの」という意味のフランス語。黄色と白のコントラストを強調した店内はたしかに「非現実」を演出している。テーブルクロスとカーテンと床と天井が白で、あとは全部黄色なのだ。「落ち着かなそー」と思うでしょ? でもこれが不思議。意外と落ち着けるモダンな空間に仕上がっている。インテリアの強い印象に比べて、料理もサービスも印象的にはあまり強くないのが残念。コースは4800円からで、値段的にはお得だが、キレイさが勝っていて味の印象がちょっと弱い。サラリと心を通り過ぎるという意味では現代風なのかもしれないが、もうちょっとメリハリが欲しい。サービスは丁寧で親切。恵比寿ガーデンプレイスからすぐという立地も、一風変わったデザインの外観も、黄色と白の店内も、それぞれお洒落の演出としては申し分ない。01年3月。
レスパス(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿3-9-25/03-5420-0719/11.30〜13.30/18〜21.30/無休/4500円〜
フレンチ。恵比寿のガーデンプレイスの裏の方に日仏会館がある。そこの1階にある気軽なフレンチレストラン。建物自体のセンスもいいが、レストランもそれを受けてビビッドな色使いと打ち放しの壁、高い天井がそれぞれセンスよく絡み合い、実に気持ちいい空間になっている。日本人のフランス・コンプレックスを上手に刺激するモダンな空間、という感じ。料理は日仏会館の人が日常的に利用できるようなリーズナブルで気取らない印象のもの。レベルはそれなり。やはりフランス人たちが客なのでそんなにレベルの低いフランス料理は出せないのだろう。どちらかといったらシンプルな料理の方がおいしかった。サービスもそれなりに雰囲気があるしお洒落。とにかく、なんとなく自分のセンスがアップした錯覚に陥らせてくれるような店なのである。コースは3300円と4000円。昼は900円からある。安いワインといい雰囲気、それなりにおいしい料理……記念日使用とかにもそれなりに耐えるレストランかも。01年7月。
モナリザ(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿西1-14-4/03-5458-1887/12〜14/17〜22/日休
フレンチ。有名店であるがずっと行けずにいた。その分期待が大きくなりすぎてしまった部分は否めないが、ちょっと全体にがっかりめ。まずインテリアがすべてにくすんで古びており、それがいい方ではなく悪い方に出ている印象を受けた。窓の汚れや家具の傷みが全体の雰囲気に影響していてなんだかくすんでいる。照明もなんだか中途半端に薄暗く、豪華さがない。こういったくすんだ感じはサービスや料理にも共通して感じられ残念。サービス陣は笑顔はとてもいいのだが、その日はメートルがなぜか常に怒っており、近寄りがたかった。途中どういうわけか何度も停電(この店のみ)があったが、それについても説明ない上に、フロアで怒鳴り声さえ上げていた。怖い。
河野シェフの料理はさすがに美しい。が、なんだか迫力がない。ちんまりとしていて意外性もなく、なんだかあっという間にコースが終わってしまった印象。6500円のコースはその内容に比べて安価だが、内容の印象が乏しい。料理長として「ひらまつ」「タイユバン・ロブション」を遍歴してきた有名シェフのこの一品!というチカラ溢れた料理がせめて食べたかったなぁ。すごく流行っていて、リピーターも多い。同行したボクの友達もリピーター。そして、その晩も満席だった。個人的にはその理由がよくわからない。なんかいい意味でも悪い意味でも一時代前のフレンチレストランという印象。02年6月。
マッシュルーム(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿西1-16-3/03-5489-1346/12〜15.30/18〜23.30/月休/7000円〜
フレンチ。店名通り、キノコで有名な店である。恵比寿からほど近い立地でキノコ中心でがんばっており、それだけでも応援したくなる。もっとウッディできのこが生えてるような店内かと思ったら(失礼!)、白い壁で清潔な店。窓際を大きなワインカーブが占領している。そこここにキノコの飾り物があり、モダンで清潔な店内になっている。
料理はやっぱりキノコが絡んだ物が圧倒的に多い。ただ、そのキノコをちゃんと説明できないサービスがいたりしてちょっと残念。また、料理自体もキノコのうまみをシンプルに活かしたものというわけでもないのが残念。変に複雑にしている気がする。素材のいい珍しいキノコを食べられるという意味ではとても貴重なレストランなのだが、いまでは珍しいキノコを出す店も増えてきた。それでも秋などにはやっぱり候補に入れたくなる店である。もうちょっとなんとかしてほしい。ちなみにワインの品揃えはなかなか面白かった。01年10月。
ポブイユ(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿南2-7-4/03-3791-8845/11.30〜13.30/18〜23/日祝休/6000円〜
ビストロ。Pot-Bouille。2004年6月に恵比寿の住宅街に出来たビストロというかブラッスリー。こんなところに?という立地だが、明るく開放的な店内はおいしい雰囲気いっぱいで、カジュアルに食事を楽しむにはなかなかいい。もう少し雑然さが加われば本当にパリっぽいと思うが、周りが閑静なだけにちょっと雰囲気が合わない部分はある。黒板に書かれたメニューはどれも頼みたくなるラインナップで迷ってしまうが、かなり大きめの鴨のコンフィはオススメ。魚のスープも人気らしい。ガツンとくる迫力には欠けるが、どれもそこそこおいしく楽しめる。サービスもにこやかだが、まだこなれていない部分は多いかな…。カフェっぽい開放感に甘えてボクはここで約5時間ディナーしつづた。そういう気楽さは確かにある。たとえば女性数名で気軽なディナーを周りを気にせずワイワイ楽しみたいなら、この店はいいかもしれない。04年8月。
リストランテ・マッサ(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿1-23-22/03-5793-3175/11.30〜15/18〜23/水・第一火休
イタリアン。人気TV番組「料理の鉄人」でイタリアンの鉄人として出演していた神戸勝彦シェフの店。マサヒコのマッサが店名。 鉄人の店というと期待が先走る方も多いと思うけど、強いインパクトを期待すると裏切られるだろう。インパクトというよりも、基本的で大切なことを丁寧にやりました、という料理群。水準は高いが無難といえば無難な部分がある。ボクはそれはそれで好ましかったが、鉄人の店ということでもっと強く記憶に残る料理が欲しい向きもあるかもしれない。シェフが得意とするパスタにもそれは言えて、ちゃんとおいしかったが多少物足りない印象(期待しすぎる分)。前菜やメインも盛りつけはキレイだが強く印象に残るものはなかった。コースは2つがあるが、安い方の6800円でも充分。サービスは付かず離れずシンプルなもの(冷たくはない)。もう少しシェフの料理を盛り上げる工夫がサービス陣にあればまた違ったのかなとも思う。ちなみに細かいことだがボクのテーブルについてくれた方の口がとても臭かった。口臭対策はしてほしい。
店の雰囲気はとてもいい。全体にいい夜が過ごせる店だと思う。シェフの優しさがよく出た料理。会話もちゃんと盛り上がる。それを狙って作ってあるのなら完成度が高い店だ。ただし繰り返すけど強く印象に残る店ではない。いい意味でも悪い意味でも。09年6月。
フレーゴリ(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿2-8-9/03-5423-1225/18〜23.30/日休
イタリアン。小さいスペースにテーブルを詰め入れ、それが逆に親密でいい雰囲気になっている感じの店。男性ふたりの運営のせいか、どこか硬派っぽい匂いがある店だ。カウンター前にはビール(黒ラベル)が氷で冷やしてあるし、馬肉料理を多く取り揃えるし、狭いのに喫煙化だし、全体に男の店っぽい感じである(客は女性が多いけど)。実際、深夜に男ひとりが似合う店だと思うが、もう少し閉店時間が遅いといいな。料理は味付けもオイルも濃いめのざっくりとしたもの。名物らしい馬肉のカルパッチョは5部位の盛り合わせ。こういう一品を肴に、個人的には夜遅めに二軒目として利用したい感じ。08年11月。
トラットリア・ビゾーニョ(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿3-42-12/03-5792-5841/11.30〜14/18〜24/無休/4500円〜
イタリアン。広尾商店街から明治通りを突っ切って入った細道(角にアラジンとかある通り)に2002年春にできたばかりのリストランテ。真っ白な外観がインパクトあり、店内も迷路みたいな空間で面白く、初めて行く同行者(特に女性であれば)がキャーと喜ぶこと請け合い。一階は個室。二階にカウンターとテーブル席があり、適度に暗く、スクエアな印象を与えるいい空間である。ちょっとカフェっぽいかな。料理はとてもリーズナブル。前菜とパスタが1000円〜。メインが1500円〜。ほとんどプリフィクス感覚で安心して食べられるだろう。パスタはプレゼンテーションも面白い。生パスタが数種類入った透明ケースをテーブルまで持ってきて説明してくれ、麺の量も選べ、そのうえ自由に組み合わせ可能。なかなかいいなぁ。いろんな意味でデートに向くのではないだろうか。ただ、料理自体はもうひとつ。まだ開店まもないので評価はできないとはいえ、カフェレベルだった。それと全体的に細かいいい工夫がなされているのだが、それが人があまり通らないこの場所でずっとキープしていけるのかも疑問。わざわざ動線をはずれて客を来させるためには工夫が少し細かすぎると感じたのだが。02年5月。
ダ・ディーノ(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿南1-13-11ヴェール2F/03-3794-8585
イタリアン。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
ラ・コッレツィオーネ(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿南1-16-11/03-5768-9733/11.30〜15/18〜26(日〜24)/不定休
イタリアン。「La Collezione」。06年末にオープンした店で、ガラスを大きく使った広い店内はとてもお洒落でスマート。モダンな内装にモダンな感じのいいサービス、そして料理……、と、くれば良かったが、料理だけはちょっと納得いかなかった。ディナーコースは6500円と8500円。どのお皿もきれいな盛りつけで目を楽しませてくれたが、味がもうひとつまとまっておらず、インパクトも薄い。セコンドピアットの量などは立派だが、コース全体の味のバランスがとれていないと感じた。ワインの値付けも高く逃げ道が少ない。雰囲気やサービスはとてもいいのにもったいないなというのが感想。07年4月。※2008年9月閉店。
ティオ・ダンジョウ(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿1-12-5 萩原ビル2F/03-5420-0747
スペイン料理。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
恵比寿18番(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿南2-3-18/03-3794-1894/18〜29/無休
立ち呑みバル。カウンターと小さなテーブル少し。スツールもあるので全部が全部立ち呑みではないが基本的に立ち呑みバルである。生ビールはもちろん、ギネスやシェリー、ワインなどで立ち呑んでいると実に楽しい。黒板にオススメがあり、生ハムミックスやマッシュルームの陶板焼き、アンチョビ、フリット等、いろいろ頼めるが、カウンターのケースに並んだ冷製タパスもそれぞれなかなかの味。いいなココ。これで床がゴミでいっぱいだったらもっとバルっぽい。もちろんつまみ系しかないので、早めにここでひっかけてメインを食べに別の店に行くのが正解。05年8月。
レストラン・チャモロ(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿1-2-8 雨宮ビル B1F/03-3710-7631/ 11.30 〜 15/17.30〜22.30
洋食。昭和50年ころから長くやっている地下の小さな店。ここはオムライスを。ヨード卵光のLLサイズを4個使用し、ふわっふわのトロットロに仕上げた卵生地をご飯の上にかぶせるタイプ。薄く固い生地で包む系のオムライスでは感じられないとろける快感。卵の香りがちゃんとするオムライスって意外と少ないのだ。かかっているデミグラスソースがしつこくないのも良い。「粗挽きソーセージ・オムライス」と「カニクリームコロッケ・オムライス」の二種があり、どちらもサラダ・味噌汁付きで980円。ピクルスもとてもおいしくおすすめ。他にハヤシライスやボルシチや豚ヒレカツカレーやハンバーグなどもある。05年4月。
かつ好(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿4-20-3恵比寿ガーデンプレイスタワーB2F/03-5421-0080/11.30〜21/無休/2500円
とんかつ。麦豚(麦で育てた豚ですね)のとんかつ。恵比寿ガーデンヒルズという立地に似合わず素朴な味で好ましいと思ったら静岡の出店らしい。麦豚は香ばしいが麦豚ならでは、といった味は特に感じなかった。もう少し歯ごたえと味が欲しい。でも普通のとんかつに比べたらかなりおいしい。衣が剥がれないのはいいがもう少し低温でじっくり揚げた方が好きだ。96年8月。
店名が「とんかつ武蔵」に替わった模様。静岡の店から独立したのかな。
とんかつ びっくり(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿南1−1−4 恵比寿スカイビル1F/11〜22/土休/700円〜
とんかつ。恵比寿の西口の駅前ロータリーの正面の商店街を入っていったところにある古い店。メニューが豊富で、近くに住んでいたら定食屋としてきっと多く利用しただろうという感じ。味は標準的。高温と低温の二度揚げしているが、芯まで火が通りすぎていてパサパサ気味。さくさく感やジューシーさに欠ける。衣も厚めで胃にもたれる。ただ全体の印象としてなぜか好ましいのは、厨房のおじさんの一所懸命さが伝わってくるからだろうか。とんかつもいいけど、魚のフライとかカツカレーとかエビフライとかそんなものを漫画でも読みながらダラダラ昼下がりに喰いたい、そんな感じの店。店名的には「量が多くてびっくり!」らしいが、そんなすごい量でもない。01年11月。※閉店したというメールあり。
神戸又四郎(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿南2-3-1 2F/03-5724-7094/18〜24/無休/4000円〜
串揚げ。神戸は灘の「大黒正宗」という蔵元直営の串揚げ料理店。おまかせ串揚膳 がいい。一の膳6本で1600円。二の膳6本1300円。三の膳4本800円となっており、それぞれを食べ終わるたびに次を続けるか聞いてくる。いつでもストップを言って良い分タイミングが難しい普通の関西式串揚げ店よりわかりやすいシステムで、慣れてない人にはいいかもしれない。薄目の衣でカリッと揚げてあるが、タネへの工夫は驚きよりもさりげなさ。串揚げの中では、栗梅やリンゴのシャーベット、ほたてのカリカリがうまかった。
蔵元直営ということで日本酒が中心だが(もちろん生ビールはある)、「ガラスの仮面」の劇中劇「紅天女」由来のお酒もあり、その辺のエピソードを店長に聞きながら飲むとファンは楽しめるだろう。なんと、紅天女が描けなくて20年近く悩みに悩んでいた作者美内すずえをこの蔵元夫婦が訪ねた際「ふたりの天使を迎えて紅天女は完成するという天啓がありました。あなた方なのですね」といきなり言われ、持っていた庭の梅の木の写真を見せたら「これだ!」となり、一気に筆が進み完成した、とのこと(←その写真を見たが確かに天女に見えなくもない梅の木だった)。って、説明しにくいので、興味ある方は行ってみよう。純米「紅天女」はとりあえずうまかった。02年5月。
筑紫楼(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿南1-10-2/03-3760-0016/11.30〜14.30/17〜22.30/無休/4000円〜
中国料理。「つくしろう」と読む(ちくしろうと読んでいたよ)。筑紫楼と言ったらフカヒレで有名な。もちろん他の海鮮料理もいっぱいあるが、みんなここにフカヒレを食べに来る。夜は「大フカヒレの姿煮込み」「フカヒレの刺身」が名物。「フカヒレと蟹卵煮込み」もうまい。でもそれぞれ相当高いので注意。そういう意味ではこの店は昼に一品でフカヒレ土鍋ソバ(だっけ?)を食べるのが一番正しい使い方かもしれない。濃厚なスープのそれはフカヒレの旨みが凝縮していてやっぱりうまい。濃厚すぎると感じるときもあるが、たまに食べたくなる味ではある。ただしフカヒレの量はとっても少ないのでがっかりするけど。フカヒレ姿煮風味スープと言ったところ。フカヒレの煮込みかけご飯は終盤しつこくなるけど嫌いではない。丸の内店(丸ビル5F/03-6213-2946)、広尾店(渋谷区広尾1-1-39恵比寿プライムスクエア内/03-6419-2946)も出来た。00年7月初訪問。再訪数回。
紹興酒家 浜椿(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿1-7-4 恵比寿横丁内/03-3447-5923/17〜28/不定休
中国料理。2008年春にできた恵比寿横丁という屋台村にあり、屋台が建ち並ぶ路地としてデザインされた建物内にそのコンセプトの一部として存在するので、店は狭く小さい。路地にテーブルがいくつか出ていて、あとは店の奥のカウンター。料理する姿を見ながら食べるならカウンターに座りたいところだが、いつも混んでいるので難しいか…。料理は基本的に600円と800円の小皿。量は少ないのでコストパフォーマンスは決して良くないが、味はよい。鴨水ひれ冷菜、ピータンとトマト冷菜、腸詰味噌だれ、水蓮菜炒め、牛もつ焼きそば、海鮮あんかけ、など。紹興酒も安くないので、なんだかんだとひとり5000円くらい行ってしまう。屋台としてどうなんだ?とは思う。08年10月。
香月(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿西1-10-8/03-3496-6885/24時間/第3月休/800円〜
ラーメン。「かづき」と読む。いまや全国チェーンになったラーメン屋。金沢とかにもあったもんな。ずいぶん前からなにかにつけ食べていたが、3年前くらいから化学調味料を大量に使うようになった気がする。食べ終わってから舌がビリビリする。背脂がどどっと浮いている見た目ほどこってりはしていないが、どんどん味が落ちている気がする。豚骨ベース。麺はやわらかめ。99年4月。
恵比寿ラーメン(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿西1-32-16/03-3464-4923/12〜23/日祝休/700円〜
ラーメン。東京ラーメンとしてはダントツに有名な店。透明感のあるスープはあっさりしていてまぁまぁだが、麺がいまいち。なんで人気があるのか食べ直すたびに不思議に思う店。全盛期はもう少し前だったのかな…。99年4月。
ちょろり(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿4-22-11/03-3444-7387/11.30〜29/日休/600円〜
ラーメン。台湾風ラーメンと東京風ラーメンの融合した感じ。上品かつあっさり。濃厚な味なのだが実にあっさりしているのだ。揚げネギの香りがかなり効いていてうまい。化学調味料も強くは感じられず好み。これなら深夜に食べてももたれない。恵比寿駅から恵比寿三丁目(白金)に向かう道を行き2コ目の信号を右。しばらく行ったら右側に見える。99年9月。ひさしぶりに再訪したがなんだかいまひとつになっていた。残念。05年1月。
はなぶさ英(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿1-4-1/03-3444-8723/11.30〜15/17〜22(土11.30〜20)/日祝休
ラーメン。いろんな雑誌に取り上げられている有名店だが、個人的にはかなりハテナ。かつおの香りが高いラーメンは化学調味料も入っておらずあっさりおいしいが、普通といえばとっても普通。インパクトも滋味も特に感じない。縮れた麺も快感がない。なんでこんなに評判がいいのだろう。普通においしいいい店だが、東京のトップクラスかと言われるとちょっと…。手作り餃子はまぁまぁ。イスは動かない作りつけタイプだが、前に設定されているのか、背の高いボクにはちょっとつらい作りだった。02年4月。
67餃子 恵比寿店(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿1-1-7/03-6408-6422/18〜/無休
餃子。第67代目横綱武蔵丸がプロデュースした餃子店。だから「67餃子」である。餃子は「鉄鍋焼き餃子(一人前8コ)」と「とんこつ炊き餃子(一人前5コ)」の二種類。両方とも博多餃子である。炊き餃子は終わってからチャンポン麺を入れて食べる。他に酢モツや冷やしトマト、オニオンスライス、ピリ辛チキンバー、おでんなどがある。
この店の餃子はかなり好み。一口サイズで小さいけどパリパリで味も良い。そして特筆すべきはサービス。ホスピタリティが抜群だ。かなり店員教育が徹底している感じ。そのおいしさと気軽さと気持ちよさで再訪したくなるが、常に行列ができているのと、狭い店なのに喫煙者が多いのがちょっと…。でもまぁ深夜にちょいと行くにはいい店だ。モツ鍋で有名な「蟻月」が経営母体。本店は「渋谷区広尾5-17-8/03-5424-6340」。09年5月。
喜福世(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿南1-16-11 ABC.WACOビル3F/03-5704-8768/17〜26(土日祝〜24)/無休
韓国料理。「キッポヨ」と読む。全体にマイルドな韓国料理で、辛ければ辛いほどいいという向きには物足りないかも。名物の壺焼き(一日10食限定)は「辛いですよ〜」という前振りだったがやっぱりびっくりするほどは辛くなく、味も期待したほどのインパクトはなくちょっと残念。ハラミやタンなど、店からの大おすすめと書いてあるものもそれぞれそんなに印象に残る味はなかった。ただ、全体にレベルは高く、サービスも充実している。とても親密なサービスなので居心地はいいと思う。店内清潔だし、全体に満足度は高い。04年10月。
ア・テッパラ(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿南1-14-15 ラ・レンス恵比寿B1F/03-3715-4588/17〜24(金土〜19)
タイ料理。A TEPPARA。以前は「シャンプライ」という店名だった。タイ屋台料理を標榜し、地下なのに屋外にいるような独特の雰囲気。パラソルの開いた丸テーブルが並び、まさに屋台な感じ。でっかいお釈迦様が寝転がっていたりタイの古い電話があったり、と、演出も独特。賑わいも現地っぽい。品数も多い。意外というと失礼だが、味はちゃんとしている。ソムタムが特にうまくおかわりをしてしまった。サービスを担当するおばあさんがいい味出している。週末は朝までやっているので便利。いっぱい食べてもひとり2〜4000円程度。04年4月。再訪2回。
ロイズ・レストラン・ヒロオ(恵比寿)
東京都渋谷区広尾1-1-40 恵比寿プライムスクエア1F/03-3406-2277/1500円〜
太平洋料理。いわゆるパシフィック・リムというやつですね。ハワイ発のチェーン店として、その海外的雰囲気をとてもよく保っている。店員教育もしっかり出来ているし(海外的雰囲気という意味で)、エントリー方法も海外的で雰囲気は抜群だ。料理は普通。ただ、はまると「へ〜」というほどうまい皿も現れる。オーダーによってムラがあるみたい。もう少しパシフィック・リムにくわしければオーダーが上手になるかな。ただ、パンとデザートはいまひとつ。南青山や中町にも支店がある。こういう雰囲気に弱い人にはとてもいいと思う。00年5月。※閉店
フミーズ・グリル(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿2-1-5/03-3473-9629/11.30〜26/無休/4000円〜
カリフォルニア料理。うまい。一見普通の店だが、料理のレベルは意外なほど高い。無農薬系の野菜に天然系の肉魚を使用しているらしいが、そんなことに関係なく、味が良いのだ。おいしいカリフォルニア・キュイジーヌは日本ではお目にかかれないと思っていたが、ここのはかなりおいしいと思う。その日のおすすめをよく聞いてゆっくりメニューを考えよう。量もしっかりあるし、ちゃんとデザートもおいしい。サービスも(手が足りなさそうではあるが)丁寧だ。そう、全体に良心的なのだ。ワインもそこそこ(格安で)揃っている。もちろんカリフォルニア産ばかり。11時30分から深夜2時までぶっつづけでやっているのもうれしい。おすすめ。00年8月。
何度目かの再訪。メニューの感じがあまり変わらず少し新鮮さがなくなってきたこともあるが、ちょっと料理が普通っぽくなっていたのが残念。好きな店なのでもう少しがんばってほしい…。04年8月。
アオテア・ランギ(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿1-21-18/03-3447-1496
ニュージーランド料理。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
LocoBlue Ebisu(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿1-26-13/03-5449-3063/11.30〜14/17〜28/無休
ハワイ料理&ポリネシアン料理。ロコブルー。ハワイ好きな日本だが、ほとんど現地料理店はない。ここはそんな日本では珍しく、ハワイ料理と土着ポリネシアン料理をいろいろ楽しめる店。ちゃんと現地風にしており好感が持てる。シンプルな料理なのにどこか懐かしく郷愁を誘うハワイ料理群。多少「どうかなぁ」と疑いつつ行ったが予想を超えてうまかった。ラウラウ、ロミロミ、ロコモコ、アヒ、ポキなど、一部チャンプルーみたいな沖縄料理が混じりつつ、どれも美味しい。ロコロールとロコモコをもう一度食べたい。一皿の量が多ければもっといい。ポキとかロミロミとかってきっとある程度の量が必要な料理だと思う。サラダの中にちょこんでは少し快感が足りない。店内ハワイの開放感を上手に演出していて気持ちよい。個室状の部屋もあり、使い勝手もいい。もっといろいろハワイ料理店が増えるといいのになぁと思いつつ。05年4月。
MAIMON(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿南1-1-10/03-3715-0303/17.30〜28.30(日祝17〜11.30)/無休/3000円〜
オイスターバー。マイモンと読む。「米門」と書いてマイモンらしくアメリカへのドアーという意味らしい。奥に広い店だがオイスターバー的に牡蛎をちょっと食べていくと考えるとカウンター席が一番いいだろう。牡蛎の品揃えはちょっと驚きもので、日本産でも厚岸から広島から唐桑から鳴門から、かなりしっかり揃っている。海外ものも充実で、ここまで常備するだけでもたいしたものだと感じる(アメリカにはよくあるタイプだが、日本でこれは初めて)。ちなみにボクは厚岸の丸牡蛎とシングルシード、そして鳴門のものが気に入った。ただ、牡蛎の殻いっぱいに溜まっているはずの「海のスープ」がほとんどないのが残念。聞いたら「ひとつひとつ身を取り出して洗っている」とのこと。うーん、食品衛生上怖いのはわかるが、それじゃぁ生牡蛎の魅力半減だなぁ。牡蛎をじゅるると食べた後に残った汁をすするのがうまいのにー。
内装は流行りを捉えたものでお洒落だが、そろそろこの手の「いかにも有名空間プロデューサーに頼みました」的内装には飽き気味。グランドセントラルのオイスターバーみたいな、もともとオイスターバーにあった気軽さ(ちょっと寄ってちょっと食べてすぐどこか行く)みたいなものがないので、個人的には楽しくなかった。残念。牡蛎ひとつ400円程度。日本酒も豊富に揃っているので合わせてみると楽しいかもしれない。03年1月。
農家の台所(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿南1-7-8 恵比寿サウスワン1F/03-3719-4831
野菜レストラン。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
カーザ・デ・ケージョ(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿2-8-7/03-3473-5525/12〜23(木金〜25)/日月休
チーズバー。店名はポルトガル語で「チーズの家」という意味。「日本で唯一の本格的チーズバー」を謳った店である。全体に黒っぽいモダンなインテリア。カウンターとテーブルふたつ。カウンター上には鮨屋の冷蔵タネケースみたいなのがあり、チーズが多数保存されている。バックバーは壁が黒板状になっていて、絵やオススメのチーズなどが書いてある。全体にお洒落ながらもカジュアルな雰囲気。
オーナー&シュバリエの斎藤氏がカウンター内に立っていて、チーズをいろいろ教えてくれつつ優しく接客してくれる。聞けば、雪印に長くいてチーズに関わってきたらしいのだが、ポルトガルのファドが好きで定年前の有休を使ってポルトガルに語学留学をしたとか。で、定年後チェスコのチーズショップに再就職。店頭でチーズの販売をしているうちに接客が天職だと気づいたらしい。んでもってその店をたたんだとき、偶然に今の店のスペースで何かやらないかという話が舞い込み、この店を始めたという経歴。
なので、店名はポルトガル語。でも、ポルトガルのチーズを中心にしているわけではなく、フランス・チーズが中心。ボクが行ったときはポルトガル・チーズも少々置いてあったが、仕入れが大変だそうで、そのうち置かなくなるかも。チーズは一品500円。チーズ3種盛り合わせで1300円。5種で2000円。可愛い専用陶器で出てくるカマンベール・フォンデュ(1000円)やジャガイモ&ラクレット(1000円)なんかもある。また、チーズ以外も少しあって、ピザ(1000円)、生ハムセット(小800円)、生ウィンナーセット(800円)、野菜スティック(500円)など。ワインはポルトガルやフランスのものがグラスで800円程度だったかな。あと、イベントがわりとあるようで、毎月11日はチーズ食べ放題だったり、テーマ別のチーズフェスタをやったり、ミモレットの熟成度合い食べ比べがあったりする。
ま、なんつうか、ポルトガルの話ができて、チーズの話も出来る……ポルトガル好き&妻がチーズのプロであるうちとしてはとても居心地がよかった(笑) チーズのことを全く知らなくても、斎藤シュバリエが優しく教えてくれるので問題なし。木金は深夜までやっているので、二軒目三軒目になかなかよいかも。07年9月。
Whoopee(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿1-8-14 えびすストア内/03-3444-5351/17.30〜24/日休
ワインバー。立ち呑み。「ウーピー」。立地がいい。入り組んだ怪しいえびすストア内。この面白さに惹かれてかいつも混んでいる。ワインもフードもすべてワンコイン(500円)で、そのシンプルさもウケているようだ。名物はコンビーフ。生ベーコンもいい。経営は燻製工房の「寿や」だとか。そういえば燻製メニューもいろいろあった。
モーブ(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿南1-14-14/03-3710-0387
バー。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
松下(恵比寿)
東京都渋谷区恵比寿南2-3-15/03-3711-6900/19〜28/日祝休/6000円
バー。恵比寿に君臨する「松栄」系のバーの元祖。モダンな「和」を強調した店内は、コの字にキッチンを囲んでいるカウンターのみで、暗くて落ち着ける。でも必要以上に暗いのと、必要以上にエッチな雰囲気なので、男がひとりカウンターで、というのは合わないかもしれない。やっぱりここはカップルで来たい店。一時仲間内で流行りすぎて新鮮味がなくなってしまったが、やっぱりそれなりの雰囲気はある店だ。ちなみにドア前の階段が異様に急なので酔客は注意が必要。00年11月。
松虎(恵比寿)
東京都渋谷区広尾1-16-2 K&S恵比寿ビル2F/03-3444-9333/18〜27/無休/4000円〜
バー。恵比寿に君臨する「松栄」系のバーのひとつ。店内非常に暗く、BGMもなく、怪しげかつスノッブな雰囲気。真ん中に炭火焼きの囲炉裏を置き、そこを中心にカウンターの島が3つ。ちょっとエッチな雰囲気となかなかにオーセンティックな雰囲気とが共存している。料理は炭火焼きを売りとするが、料理自体は値段に比してもうひとつ。何度か通い一通り食べてみたが、そんなに感心するものはなかった。思い出深いバーのひとつだが…。99年9月。
寿し屋の市勘(代官山)
東京都渋谷区代官山町9-5 サンビューハイツ代官山1F/03-3464-5559/11.30〜14/17〜23/月休/5000円〜
鮨。ちょっと浅草にでもありそうな佇まいだが、代官山である。値段的にも味的にも安心できる鮨屋で、基本的には好きである。どの握りも奇を衒わず丁寧で、真摯な仕事ぶりが伺える。居心地もいいし、店内の感じもいい。客層もわりといい感じ。まぁ要するに好きなタイプの店なんでしょうね。つけ台がふたつに分かれており、どちらに座るかは賭け。昼下がりの空いている店内もなかなか。99年11月。
やまさき(代官山)
東京都渋谷区恵比寿西2-17-8 ITO代官山/03-3770-9880/10000円〜
鮨。代官山近辺ではわりと評価が高い店らしい。が、残念ながらボクとは合わなかったようだ。いろいろ調理して出してくれるつまみはおいしいものもあるし普通のものもある。握りも当たり外れあり。ちゃんといい店だし、それなりなのだが、値段・場所からするとちょっと期待はずれかな。客はよく入っていた。99年2月。
棗(代官山)
東京都渋谷区恵比寿西2-17-16 代官山TKビル2F/03-5428-0210/12〜14/18〜22.30/日祝休/6000円〜
居酒屋。なつめ、と読む。隠れ家もいいところで、ビルの2階にあるのだが看板も表札も出ていない。口コミでしか来れない店だ。「超隠れ家に来た」という優越感がウキウキ感を醸成し料理までおいしく感じられてくるという頭脳的な演出。まぁそれに乗ってウキウキするのも楽しいのだが…。店内は隠れ家的暗さ・隠微さはなく、ちょっとお洒落で親密な居酒屋という感じ。すっきりした懐かしめのインテリアで落ち着ける。メニューもそれなりに吟味されている。基本的に創作和食系なのだが、中華やフォーなどもありオーダーするのが楽しくなる。分野にこだわらずいろいろ食べたい向きには特に楽しいだろう。が、味は比較的普通かな。とても印象に残るって感じではなかった。焼酎の品揃えは立派。代官山のカルピス本社の門を左に見ながら通り過ぎ、次の角を右折して数軒目のビルの2階。02年12月。
オコション・ローズ(代官山)
東京都渋谷区恵比寿西2-17-5
フレンチ。2001年に6年ぶりに訪問したが、あらゆる面で成長し進化をとげていた。規模は小さく、夫婦でこじんまりやっている店ではあるが、いまもっとも輝いている一軒と言ってもいいかもしれない。
6年前は店名の「バラ色の豚」の置物がそこかしこにあった、ちょっとファンシーな店だったが、現在はとってもシャープでクレバーな雰囲気に変わっており、モダンさが前面に立っている。まずメニューが美しい。そしてそれは料理のセンスの良さ、食器のセンス良さなどにもつながっていく。料理はどれも「おお!」と声を出して驚いてしまうような美しさと創意工夫を持つ。そしてしっかりうまい。美しくても弱々しい料理ではなくちゃんと強い。
サービスはマダムがひとりで切り盛りしているので、さすがに手が回らないときが多い。でも巷に言われるような「素人くさいけど気持ちよいサービス」ではなく、プロ意識をちゃんと持った一流のサービスだった。あとひとりサービス人を増やすと随分違うとは思うが、でもこの店の雰囲気も変わっちゃうかな…。
6500円のコースは、しっかりしたアミューズに、オードブル2皿、メイン、アバンデセール、デセール、ティーと充実している。量的にちょっと不満が残るが(女性なら充分かも)、どの料理にも驚きが隠されていることもあり、素晴らしいコースと言えるだろう。塩加減や焼き加減が完璧で、素材の味が極限まで絞り出されている。食後にはぜひハーブティを。瓶ごといろいろ持ってきてくれ、それぞれを嗅ぎながらブレンドを楽しめる。01年9月。
※2005年2月19日にて閉店。シェフは別のパートナーを得て「l'Essence」というビストロを開いた。
ラ・ヴィーナス(代官山)
東京都渋谷区鉢山13-12/03-5489-2438/12〜14/18〜22/火休/15000円
フレンチ。女性を意識したフェミナンな雰囲気のレストラン。ファンシーと高級感の間を上手に狙っている感じ。コースは4コース。7500円〜1万2000円。それぞれ前菜3品は共通で、コースの違いはメイン料理の違い。有名な大渕康文シェフの全盛期の料理を僕は知らない。でも当日食べた料理が彼の実力ならちょっと残念である。丁寧できれいな洗練された料理ではあるのだがインパクトが全くない。サービスもいまひとつ。もてなそうという気持ちにかけている印象。フェミナンな雰囲気と相反する。優しいが中性的でちょっとひ弱。そんなレストランかも。なお、サービス料は14%。水を取ると200円取られる。97年1月。
ル・プティ・ブドン(代官山)
東京都渋谷区鉢山町13-13/03-5457-0086/無休/7000円〜
フレンチ。渋谷の「エブリーヌ」にいたフィリップ・バットンシェフが独立して開いたフレンチ。エブリーヌ時代はその味を求めてフランス人が毎日大挙して訪れていたが、こちらに移ってからもその腕は衰えないようだ。素材を活かしてドンと強い料理をだす。うまい。店の雰囲気はモダンでシック。ちょっとカフェっぽいところがなくはないが、中間色の色使いがとてもうまく、料理の雰囲気にもマッチしている。まだサービスが安定していないのが難点。98年12月。
マダム・トキ(代官山)
東京都渋谷区鉢山町14-7/03-3461-2263/12〜14.30/18〜22/月休/15000円
フレンチ。代官山にあり、東京でも最高クラスのロケーションを持つ一軒家レストラン。見事な洋館で、「王様のレストラン」のロケ地にもなった。が、料理自体はボクには合わなかった。バランス悪く魅力に乏しい。サービスも気位が高いだけで客を楽しませようという雰囲気に欠けている印象。もうちょっと全体に楽しさを追って欲しいと思う。94年12月。
カノビアーノ(代官山)
東京都渋谷区恵比寿西2-21-4 代官山パークスビルB1F/03-5456-5681
イタリアン。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
デロンギーズ・トーキョー(代官山)
東京都渋谷区猿楽町24-7代官山プラザ/03-5428-4631/12〜14.30/18〜23(15〜17.30Cafe)
イタリアン。「De'Longhi's TOKYO」。店名からわかるように、オイルヒーターなどで有名なイタリアの家電メーカー「デロンギ」が経営している店である。オレンジ基調のシンプルな内装と広い空間。センスはとてもいい。料理はイタリア人のシェフが作っていてテーブルに挨拶に来たりもしたが、前菜、パスタ、メインともに無難な印象。まずいお皿もなかったが印象に残るお皿もない。特にメインは平凡な出来。インテリアがモダンなので料理もモダンを狙ってはいるがまだ届いていない。サービスは普通。値段は高くもなく安くもなく。メニューを見るとランチはまぁまぁお得なようだ。ランチやカフェにいいかもしれない。2階にはデロンギ製品の展示室もある。07年11月。
海苑(代官山)
東京都渋谷区代官山20-20 モンシェリー代官山B2F/03-3780-0781
中国料理。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
レガロ(代官山)
東京都渋谷区鉢山町14-2/03-3477-0720/17〜26/日祝休/5000円
バー。暖炉があるバーとして一時流行った。一軒家で、アプローチの雰囲気もよく、ちょっと隠れ家風。冬は暖炉前に陣取ってゆっくり楽しみたいところだ。ただ、有名になってしまってからは「ここってキャバクラ?」って思うくらいベッタベタのカップルばかりになってしまい残念。もっと大人っぽい店だったのだが…。ちなみに葉巻も楽しめる。西郷山公園の向かい当たりの階段を下がって、右に見える緩やかなスロープを上がっていくと奥の方にある。01年1月。
オステリア・スプレンディド(東四丁目)
東京都渋谷区東4-6-3/03-3406-0900/18〜27/日休
イタリアン。1階はワインバーの「バール・アンド・エノテカ・インプリチト」。その入り口を入って階段を下りると仕切りもドアもなくそのままこのオステリアとなる。1階の騒がしい気配も伝わってくるし、1階から酔客に覗き込まれることもあるし、そのあたり、オープンで気持ちいいとも言えるが落ち着かないとも言える微妙な設計だ。ただ、1階と連携していることで、豊富なイタリアンワインを中心に軽い食事でも利用できるカジュアルさがあり、いかにもオステリア(居酒屋)的でもある。
料理は1500円前後の単品中心(メインは2200円が中心価格帯)。前菜とパスタをとってワインでも飲む、というのが正しい使い方かな。なかなか魅力的なメニューだが、食べ終わったあとの印象は弱かった。あえていえば「タヤリン」が美味しかった。ワインの印象が強い店。サービスは妙に馴れ馴れしいので好みが分かれるところだろう。08年10月。
バール・アンド・エノテカ・インプリチト(東四丁目)
東京都渋谷区東4-6-3/03-5774-4433/17〜27(日18〜25)/不定休
ワインバー。イタリアワイン中心の使い勝手のよい店である。地下に大きなセラーがあり、グラスワイン(750円〜)を20種選べるのがいい。雰囲気がなかなかいいが、週末の夜遅めだと業界系のよくわからない客層になり、ボクには少し合わないかな。奥のカウンターはなかなか居心地いいが、地下にオープンな設計が多少落ち着かない。入り口を入った横の階段を下りていくと地下にリストランテ「オステリア・スプレンディド」がある。名前は違うが同じ店。地下の料理を取り寄せることも可能。場所的に27時くらいまでやっているのは便利。08年10月。
Suu(東四丁目)
東京都港区南青山7-1-7 B1F/03-3406-0337 /20〜28/日休
バー。バーというよりラウンジに近い。以前は「gigi」という名前のバーだった。コンセプトは「男と女の〆サロン」らしい。二軒目三軒目の〆として使ってくれということだろう。高額なワインを数多く揃えるワインセラー、〆のごはんを炊き上げる薪釜室などいろいろ凝っている。カウンターとテーブル席、ソファ席などに分かれ、使い勝手もいろいろ。朝4時までやっているのもあって、わりと大人数で夜中に困った時などに便利だろう。サービスは丁寧でよく気がつく。06年6月。
| 中目黒・東山・祐天寺・学芸大学・自由が丘・尾山台・上野毛エリア |
すし匠 廣野(中目黒)
東京都目黒区東山1-6-7/03-3713-3612
鮨。中目黒のガード下にあった店が少し北に移転(2003年4月)。新しくなって心機一転という感じ。古い方も行ったが、新店の方がより親密で落ち着ける造り。全体に料理一品物がおいしい店で、店主の廣野さんが旬の食材を見極めて、美しく優しく作ってくれている。うまい。おまかせでじっくり食べるのが正解。最初は一品もの。そのうちだんだん握りが混ざりだし、最後は握りだけになる、といった流れ。ただ、握りはちょっと優しすぎる印象。酢飯がホロリとしすぎていて酢飯が鮨ダネに負けている気がする。優しいつまみで飲んで、グッとしまった握りで締めたいボクはそこが少し残念。店主の廣野さん、最初はとっつきが悪いが、話してみるととっても優しい人。その性格が料理に出ているなぁと感じる。03年9月。
匠(中目黒)
東京都目黒区中目黒3-5-5/03-3794-8877/11.30〜13.30/17.30〜25.30/日祝休/1200円〜
そば。新潟は小千谷地方の「へぎそば」を食べさせる店。へぎとはそばを乗せる箱を指す方言らしいが、そば自体の特徴としては「ふのり」をつなぎに使うこと。ふのりを煮込んで糊状にしてつなぐらしい。食感としては普通の蕎麦より粘りを感じる。言われてみれば磯の香りもする。冷酒によく合う。そんな感じ。箱(へぎ)に乗ってくるのを楽しむなら2人以上で行った方が良い。一品料理がいろいろあるので、居酒屋として利用している客も多い。地酒も新潟のものを中心に揃っている。夜遅くまでやっているので便利。〆にラーメンよりそば、という人に特にお勧めだ(恵比寿からタクシーで10分くらいだし)。山手通り沿い。00年3月。
鳥よし(中目黒)
東京都目黒区上目黒2-8-6/03-3716-7644
焼き鳥。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
藤八(中目黒)
東京都目黒区上目黒1-3-16/03-3710-8729
居酒屋。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
いけだ屋(中目黒)
東京都目黒区中目黒2-10-15/03-3792-6160/日休・土不定休
居酒屋。中目黒の山手通り沿いにある隠れ家ちっくな店。黒い扉に小さな表示。知らなければ開けてはいるのに勇気が入るだろう。でも中は意外とカジュアルで普通の居酒屋。くつろげる。料理人・店員ともに無口でシャイだが、それも逆に隠れ家っぽくていいかも。基本的な肴メニューがちゃんとおいしい。にらのおひたし(ユニーク!)と穴子のサラダが印象的。マグロ煮や里芋揚げもよかった。量も多いし、知っておくと便利かつ自慢できるタイプの店かもしれない。カウンターと奥にテーブル席。06年2月。
サルヴァトーレ(中目黒)
東京都目黒区上目黒1-22-4/03-3719-3680/11.30〜14/18〜22/月休/5000円〜
トラットリア・ピッツェリア。まぁ売りはナポリピザですね。南青山のイタリアアン「リヴァ・デリ・エトルスキ」の姉妹店であり、表参道のナポリピザの人気店「ナプレ」の姉妹店でもある。厨房にはナポリ湾の砂やヴェスビオ火山の火山岩を取り寄せて作られた日本初ニ連式の新窯が設置されているらしい。もちもちのナポリピザはちゃんとおいしいが、個人的には同じ中目黒の「サヴォイ」やココ出身のシェフが焼く「イル・ルポーネ」の方がうまいと思う。全体にもう少し一品がおいしいといいのだけど。ただこちらの方がイタリア人のサービスがあったりするので、雰囲気重視な人には受けるかもしれない。02年10月。
サヴォイ(中目黒)
東京都目黒区上目黒2-7-10/03-3714-5160
ピッツェリア。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
ICARO(中目黒)
東京都目黒区上目黒2-44-24 COMS中目黒4F/03-5724-8085
イタリアン。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
ラ・ルーナ・ロッサ(中目黒)
東京都目黒区中目黒2-5-23/03-3793-4310/11.30〜14/18〜22/火休
イタリアン。中目黒の南、目黒川沿いに隠れ家風にポツンとあり、入り口もわかりにくい。店内は白壁に囲まれたコージーな空間であり、地下のサロン風スペースや入り口横の個室など、なかなかくつろげる。コースは5250円。美しく繊細な中にガッツリとした料理も混じるのだが、意外と印象に残っている皿が少ない。量はちょうどいい。デザートはなかなか良い。マンゴソースのフリットなど、狙いがおもしろいものもあったが、もう少しインパクトがあれば…。イタリアで5年修行したというシェフはまだとても若いようだが、もっと大胆な試みをしてもいいのではないだろうか。キッチンが大きく開け、テーブルから眺められるようになっているのは楽しいが、客席から見える部分にいろんな汚れがあるのがとても気になる。窓枠は黒ずみ、カビのようなものも見える。これならキッチンを見せない方がよいかも。05年5月。
イル・ルポーネ(中目黒)
東京都目黒区中目黒2-10-19/03-5722-6789
イタリアン。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
フォリオリーナ・デッラ・ポルタ・フォルトゥーナ(中目黒)
東京都目黒区中目黒4-8-12ディモーラ中目黒1F/03-3719-7755
イタリアン。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
バッチョーネ(中目黒)
東京都目黒区上目黒1-16-2/03-3791-2334
イタリアン。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
びーふてい(中目黒)
東京都目黒区上目黒2-6-9/03-3719-7025/11.30〜14/18〜22.30(土日祝ランチなし)/無休
焼肉。中目黒にある人気店で、夕食時は常に行列している。予約を取らないので並ぶしか手がないが、空いている時間なら予約も聞いてくれるようだ。肉屋をやっていたオーナーがA5の黒毛和牛を一頭買いしているらしく、肉質はよいしコストパフォーマンスもかなり良いのだが、A5系サシ多めの肉がいまひとつ好きではないボクにはあまり合わない店でもあった。サシが多い肉が好きな方にはとてもいい店だろう。安いし。
名物は黒板に書かれている「ガツン焼き」。ステーキのようにぶ厚くカットしたA5和牛雌肉のことをこう呼んでいる、おろしポン酢やしょうが醤油で食べるもの。ヒレガツン焼きはなかなかおいしかった。あとは特上系がおいしいらしいが、ボクには少しトゥーマッチ。脂が少ない並をいくつかいただいたが、これは普通だった。テーブルには無煙ロースター。店は雑然としていて清潔感にはちょっと欠けるが、常に混んでいて活気はある。08年10月。
ビッグママ(中目黒)
東京都目黒区東山1-6-13/03-3710-8687
焼肉。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
ジビエ・バー(中目黒)
東京都目黒区青葉台1-22-4 マ・モール1F/03-5725-3130/18.30〜28/日祝休/3000円〜
バー。その名の通り「ジビエ」(野鳥獣)を中心にした料理が売り物のバー。靴を脱いで上がる暗い空間はお洒落でそれなりにくつろげるが、レストランとバーの中間な感じがちょっとどっちつかず。料理は品揃え豊富でメニュー的にも魅力的だが印象に乏しく特筆すべきものはあまりない。そしてバーなのに酒揃えが少ない。これも中途半端。ジビエが売りならもっとワインを充実させるとか考えた方がいいと思う。中目黒から山手通りを北に上がって三和銀行の前を右折した左側。99年11月。
ファブリック(東山)
東京都目黒区東山2-2-5/03-3713-3577/18〜26/日休
ビストロ。fabrique。山手通り沿いにあるお洒落な店で、いかにもパリにありそうなビストロっぽい雰囲気。木をふんだんに使った店内は適度な広さと親密な狭さが同居している感じでくつろげる。普段使いにもデートにもいけそうないい感じの店なのだが、行った夜に限っては料理がちょっと残念だった。黒板に書いてあるオススメ(どれもおいしそう)とメニューの両方を見比べ、店の人と相談しながら料理を選んだが、カルパッチョははっきり行って失敗作だったし、カスレも味にパンチがなく惜しい感じ。生ハムと根セロリのサラダは良かったが…。自家製のパンはおいしい。ワインはビオワインを揃えており、価格は5800円くらいから。コストパフォーマンスはいいので、あとは料理が安定すればとてもいい店になると思う。09年1月。
鮨たなべ(祐天寺)
東京都目黒区中町2-44-15 /03-3792-5855/11.30〜13/17〜23/日休/15000円
鮨。握りと言うよりつまみ主体の鮨屋。ボクはつまみよりすぐ握りに行きたいタイプなので戸惑うのだが、ここはつまみがそういうボクの好みを越えてうまい。あん肝トビッコ和えとか、穴子の刺身、生のり、しんこしんこ和え、舞茸の土瓶蒸しなど、気張りすぎずバランスの良い料理が並ぶ(つまみを工夫しすぎない程の良さ、というか)。つまみの印象が強い店だ。
酒は8種類、順々に出てくる。つまみの順番に合わせてくれるともっといいが、飲む速度とつまみを出す速度を合わせるのは無理かもしれない。一の蔵、浦霞、立山、初孫、北雪、加賀鳶と続くラインナップ。カウンターと奥に座敷。目黒区役所の真ん前にある。地元民が多いのかと思ったらそうでもない。客層は若い人が多く騒がしいときがある。全体に握りが弱いのが残念。02年2月。再訪3回。
やきとり忠弥(祐天寺)
東京都目黒区五本木1-32-28/03-3713-7205
焼き鳥。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
アフォガット(祐天寺)
東京都目黒区祐天寺1-16-4/03-5722-6007/17.30〜26/無休/3000円
イタリアン。駒沢通り沿いにあるタベルナ。非常にカジュアルだが温かく楽しい店。料理は当たり外れがあるが、どれも水準的でリストランテ的なものを望まなければ満足できるだろう。居酒屋みたいに使えるイタリアンとしては秀逸な部類に入ると思う。ワインも安い。いろんな意味でちょっと愛している店。99年7月。
アランシア(祐天寺)
東京都目黒区五本木2-16-5/03-3719-5468/11.30〜17/18〜24/日月休/4000円〜
イタリアン。小さなトラットリア。駒沢通り沿いだが、住宅街に上手に溶け込んだ感じのいい店だ。厨房には女性たちが楽しげに仕事をしており、サービスはオーナーらしき男性が丁寧に仕切っている。全体的に可もなく不可もなくだが、なんとなくホッと出来る店だ。料理もワインも安いので普段使いにはとてもいいかもしれない。ただデートには盛り上がりに欠けるし旨い物喰いには物足りない。家族で普段に飾らず楽しむ店なのだろう。なお、ケーキは素朴でおいしい。00年7月。
夢呆(学芸大学)
東京都目黒区鷹番3-17-6/03-3710-1180/11.30〜20.30/土日祝は15〜17休み)/木休/1000円〜
そば。住宅街にあるのに非常に評判がいい店でかなり賑わっている。わりと普通な蕎麦。なめらかだが香りがいまひとつでコシももう少しほしい感じ。この店はうどんも評判がいいようだが、確かにうどんはうまかった。ざるうどんは細目で力がある。揚げた野菜類を入れたつゆにつけて食べる「山家うどん」が売りのようだが、これはボクには合わなかった。ざるうどんの方が好き。有名な蕎麦屋なので期待しすぎた部分はあるが、おいしいとはいえ意外と普通っぽい印象。99年11月。
海新山(学芸大学)
東京都目黒区五本木2-53-8/03-3719-7678/12.30〜15/18.30〜22/水休/1000円〜
ラーメン。基本的に薬膳系中華料理店だが、一品料理は予約制で、飛び込みではラーメンと餃子とチャーハンくらいしか選べない。よってラーメン屋とする。おじさんとおばさんがふたりで忙しそうにやっている。コラーゲン入りのラーメンがおすすめ。麺はたいしたことないがスープはさすがにうまい。コラーゲン特有のベタベタした感じがおいしい。薬膳餃子はゴマ、熊笹、海草、コラーゲンなどが入っている。大きめで仰々しいが味はまぁ普通。水がNASAの純水とこだわっていたり、スープは全部飲めと壁に貼ってあったりするのだが、普通はうざったいそういう貼り紙もこの店はそんなにイヤミではない。質素にこじんまりとやっているからだろう。駒沢通りの五本木交差点近く。99年9月。
織田(自由が丘)
東京都世田谷区奥沢3-31-3/03-3729-2949/12〜15.30/17〜21/火休/1000円〜
そば。2001年現在、おいしいと評判の店で、かなり期待して行ったがボクが行った時はもうひとつだった。せいろは香りがなく、くたっとしていて、濃い目かつ香りが強めなそばつゆに負けている。鴨南蛮はつくねとネギという組み合わせの具だったが、つくねが細かく割れ、せっかくの出汁(うまい)を濁らせてしまう。田舎そばは甘皮がコツコツ当たるのはいいが、香りがなく喉越しも楽しくない。かき揚げも衣が厚く中がちょっと生めであった。玉子焼きもわりと普通。でも、うどんはストイックななかなかいいうどんだった。それぞれにもちろん標準的でいい蕎麦屋だと思うのだが、こちらが期待しすぎた分、ちょっと印象は辛目。ただ一品物とお酒が充実しているので、そば居酒屋と考えるとかなりいいかも。奥沢駅からすぐ。店の雰囲気やサービスはなかなかいい。01年12月。
とよ田(自由が丘)
東京都目黒区緑ヶ丘2-17-12/03-3723-7683
ひな鶏唐揚げ。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
自由が丘餃子センター(自由が丘)
東京都目黒区自由が丘1-28-8 自由が丘デパート3F/03-3718-7081/11.30〜22/水休
餃子。40種類以上の餃子メニューがあり楽しい。大葉餃子、アサリ餃子、チーズ餃子がわりと良かったかな。でもそんなに印象ない。創作系は飽きるし、全体に特においしいとは思えなかった。店内をもう少しちゃんとしてほしい。値段は少し高目。96年9月。
徳助(尾山台)
東京都世田谷区尾山台3-10-10/03-3701-2383/12〜14/18〜22/日休
鮨。尾山台の商店街にある半地下の店。郊外とは思えない高い水準。全体にやさしいやさしい女鮨で、口の中でおだやかにほどける感じが良い。コハダ、オニカサゴ、シマアジ、小柱、干瓢、うまい。芝海老や白身のすり身をくわえてカステラ状に焼き上げた玉子もとてもいい。器も良い。冷酒は初孫のみ。10年ぶりくらいに伺ったが、ご主人、前よりどっしりして揺るぎない感じになった。タネに比べて酢飯がちょっと弱いかな。でもバランスは悪くない。住宅街の佳店。97年11月。06年4月。
R(尾山台)
東京都世田谷区尾山台3-9-10/03-5707-4141/11.30〜14.30/18〜22/月休
イタリアン。尾山台の商店街にあるリストランテだが、郊外店のぬるさがなく、料理・雰囲気ともにシビアに理想を追求したもの。お洒落で落ち着いていて大人っぽくて、そしてちゃんとうまい。なかなかだ。商店街にあるのに完全予約制でアラカルトもない。その日に入る食材で2〜3人前のみを作るらしいのでメニューは口頭での説明のみになる。パスタまでのコースが3000円。セコンドまでのコースで4000円。そう、とても安い。全部で8〜10程度のテーブルしかないのにこれで採算取れるのだろうか。少量ずつ出てくるイタリアンで、料理としてはホロホロ鳥のカチャトラが印象に残っている。ワインのセレクトもとてもよく、安価でおいしいものを取り揃えている。青山「エルトゥーラ」で5年、東麻布「カメレオン」で2年パスタシェフとしてやっていたシェフが料理をしている。05年9月。
TIME(尾山台)
東京都世田谷区等々力5-5-9 B1F/03-5706-7039/19〜27(金土〜29)/月休
バー。「SingleMaltBar TIME」が正式店名。東急大井町線の尾山台駅のすぐ近くにあるシングルモルトバー。地下にあり、暗く、静かで落ち着ける。長いカウンターとソファ席。全体に黒を基調とした内装で、温かい灯りの柱照明(柱が照明器具になっている)がきいているつくり。住宅街っぽさも残しつつ、なかなかお洒落な店である。海外のシングルモルトはもちろんだが、日本のウイスキーに力を入れてくれているのが特徴。意外な美味に出会える。フード類はドライフルーツやナッツ、チョコ系しかない。チャージ料がないのがうれしい。09年5月。
あら輝(上野毛)
東京都世田谷区中町4-27-1/03-3705-2256
鮨。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
| 目黒・五反田・大崎・東急目黒線沿線(武蔵小山・奥沢…)エリア |
いずみ(目黒)
東京都目黒区下目黒6-6-9/03-3793-9150/月休
鮨。本「失われゆく鮨をもとめて」(一志治夫著)で取り上げられて一躍有名になった店。鮨好きには「あら輝」のご主人の修業店と言った方が通りがいいのかもしれない。本の題名通り、貴重な店だとは思う。全国各地から精選した素材と手の込んだ伝統の仕事(半分くらいは創作だけど)。それをくわしい蘊蓄と共に給してくれる。失われつつあるそういう仕事と味(珍味に近い感覚)をしっかりいただくという意味では本当に貴重だし、ご主人の情熱には頭が下がる。
ただ、店の女性陣を含め「これがいかに貴重か」「本当にすばらしいものをあなたは食べているんですよ」「いつもどれだけ人気で予約が取れないか」みたいな言葉が続くのが少し困った感じ。慣れない人はビクビク食べている。まぁこれも店の個性だし、ご主人はとても優しくニコヤカなのだが、もう少し普通に食べさせてくれないかな。
コースでいろんなつまみが出るタイプの店。最初の青ギス(珍しい)から、茶ぶりナマコ、真牡蛎とリンゴ焼き、四万十の青海苔、夜光貝の焼いたものを蘇鉄の味噌とデラウエアで、など、蘊蓄に値するつまみがいろいろ出る。旬ごとに、いや日ごとに変わるであろうこれらのお料理は大変おいしいと思う(かなり濃いめの味つけだが)。ただ、残念なのは、握りが弱いこと。柔い握りだから手の平に渡してくれるのだが、それにしてもタネに負けている。ご主人が病気をしてからつけ台に立たなくなったこともあり(客席で客の相手を"濃く"してくれはする)、握りは若手が握るのだが、これがどうにも弱い。弱すぎてタネが勝りすぎる。これが残念。ご主人がつけ台に立っていた頃は、これらの珍しいタネが酢飯とどう合わさっていたのだろうと想像で食べるしかない。
握りの中では4種の小肌が面白かった。締め方をかえ、白酢で締めたもの、赤酢で締めたもの(これは酢飯も赤酢を使ったもので握る)、柚子を強めにきかせたもの、赤酢にジンを加えてみたもの、の4種だったかな。でもね、これも握りとしてはもうひとつ。締めの味はとても良かった。あとは煮蛤のツメが透明なのが個人的には面白かったかな。
店は相当わかりにくい場所にある。店内は芸能人のサインだらけで相当カジュアルな雰囲気。いろんな意味で個性的な店。相性が合う人には一生に一軒の店かもしれない。ボク個人としては「向学心溢れた若いころならもっと好きになったかな」という感想。今はもっと気楽にほんわか食べたい。ちなみにお勘定はふたりで38000円くらいだった。08年12月。
川せみ(目黒)
東京都目黒区下目黒2-17-23/03-3490-5959/11.30〜14.30/18〜22/無休
そば。山手通りのイメージスタジオ109の近く、山手通りと目黒川に挟まれた柳通りにある小さな蕎麦店。和風の外観に白い暖簾。黒を基調としたお洒落な店内。感じのいい店だ。落ち着いて蕎麦が食べられる。せいろは細切りでエッジが効いているタイプ。量も多いしなかなか。純米酒も揃っているので、蕎麦で一杯とかに使えそうな店。いわゆる季節の蕎麦があり「秋せみ」とか名前が付けられている。これも良い。季節ごとに試したくなる。ちなみに代々木上原の「山せみ」や中野の「白さぎ」という店の姉妹店だそうである。08年10月。
鳥しき(目黒)
東京都品川区上大崎2-14-12/03-3440-7656/18〜23/月休
焼き鳥。「鳥よし」出身の若いご主人が気合いとともに焼く焼き鳥。店名の「しき」は四季や志気の意味らしい。確かに志気を感じる焼き鳥だ。カウンターのみの店で、ご夫婦でやっていることもあり、親密でいい感じである。店内は黒が基調のモダンな造り。でも少し清潔さが足りないのが難かな。
焼きは火通しが繊細。火加減を常に監視して(当たり前ではあるが)、微調整して焼いていくのがカウンターから目の当たりに見える。野菜焼きうまい。アスパラ、たまねぎ、ねぎ、厚揚げ、銀杏、など、ほぼ完璧な焼き具合。上手。かっぱ(軟骨)、かしわ、ボンはとても美味しかった。ただ、「ぬるい」と感じた串もある。さびや血肝などはぬるかった。焼きすぎない、という狙いだとは思うが、表面がもう少し熱い方が快感があるなぁ。サービスや気遣いは良い。目黒駅からほど近いが目立たない路地にあるので人通りはない。探してやってくる客のみなはずなのに、人気なのかよくはやっている。08年10月。
蔬菜坊(目黒)
東京都目黒区目黒本町4-1-9/03-3710-4336
割烹。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
酒ぎゃらり 花心(目黒)
東京都目黒区目黒4-21-19/03-3710-9822/17.30〜23/火水休/5000円〜
小料理。書を書くご主人の作品が店内いたるところに飾ってある。つまりギャラリーなのだ。そこでうまい酒を味わいつつおいしい料理も出しますよ、という趣向。打ち放しの小さな店だがなかなかに親密である。日本酒・焼酎の品揃えは季節ごとに変わるが、とても立派である。好みの方向とかを話して任せるのがいいようだ。料理は奥さん制作のおばんざい系。姉さん女房の奥さんの話は面白い。カウンターでいろいろ話しながら飲むといいだろう。鮨などもあるが、これはどうも他店からの出前を使っているようだ。最初ご主人の気取りが気になる人もいるかもしれないが、ゆっくり居座って話しているとそれは単なる構えのようで、いったん打ち解けちゃえば大丈夫だろう。料理がもうちょっとよくなるととてもいい店になりそうな気がする。油面地蔵通り商店街。00年12月。
風音(目黒)
東京都目黒区目黒1-4-11 NTビルB1F/03-5437-0802/18〜26/日祝休
居酒屋。ふうおん。目黒の権之助坂の途中の地下にある穴場店。日本酒が売りの店で、品揃えは異様なほど充実している。地元でしか手に入らないような珍しいのも仕入れていて、酒好きにはたまらないだろう。どれを飲もうか迷っていたら、店主が「どういう酒が好きか」「普段どんな銘柄を飲んでいるか」とニコヤカに聞いてきて、すごくうれしそうに3種類くらい一升瓶を持ってきて試飲させてくれ、その上で満足がいったものを飲ませてくれた。試飲を必ずさせてくれるシステムの店のようである。ボクが日本酒をそこそこ知っているとわかってからの店主のうれしそうなことといったらなかった。飲む順番も考えてしっかり構成してくれるので日本酒をあまり知らない人も安心。ただ、一升瓶はほとんど全部抜栓してあるようなので保存がどうなのかの疑問は残るかも。肴はどれもまぁまぁ。おこぜの唐揚げとかかなりちゃんとしていて良かった。〆は稲庭うどん。店内、古いブロマイドとか貼ってあって独特の雰囲気。ジャズがかかっている。08年10月。
アント・ミミ(目黒)
東京都品川区上大崎2-15-6/03-3443-1676/11.30〜24/日祝休
家庭料理。「aunt MIMI」つまりミミおばさんという名前の店。外観は手作りカフェっぽい。ソファや座り心地の良さそうなチェアーが見え、小さなカウンターに女性だけの従業員が楽しそうに働く。でも実際はご飯屋さんで、魅力的な家庭料理がメニューに並ぶ。焼きネギ、野菜のピクルス、焼き野菜の黒ごまサラダ、山芋の揚げだし、キャベツメンチ、旬野菜とアンチョビのオーヴン焼き、地鶏の南蛮、雑穀ハンバーグ、イカのわた焼き、芽ひじきと桜海老の卵焼き、チーズピザ、ペペロンチーノ、塩麺、チャーハン、おにぎりなどなど。ほとんどが数百円単位なので安心してオーダーできる。「夕ごはんセット」というのがあったり、パスタセットがあったりもする。〆のごはん・味噌汁・漬け物セットで550円。コーヒーのみの利用も可能でスウィーツも揃う。お酒も自家製サングリアからミミ風カクテル、ビール、ワイン、焼酎、ウィスキーなど幅広く揃えている。そして何より店長(ミミおばさん?)が親切丁寧でいい感じ。目黒駅東側の路地にある店だが、ひっきりなしにお客が来る。とてもいい感じの店だ。時代に合った優しい雰囲気。08年11月。
とんき(目黒)
東京都目黒区下目黒1-1-2/03-3491-9928/16〜23/火・第3月休/ロース定食1550円
とんかつ。いつも行列が絶えない人気店。オーダーを覚える神業的サービスは健在。それだけを体験しに行きたくなる。サービスはとても良いしなにより清潔。いい店だと思う。でも味的にはそんなに好きではない。衣は固く、すぐ剥がれる。油もあまり替えていない。食べ終わってからもずいぶんもたれるし、全体にちょっと残念。サービスも清潔度合もいいだけに…。95年10月。97年3月。02年8月。
鎮海楼(目黒)
東京都品川区上大崎2-15-10/03-3449-8425/11.30〜15/18〜23/無休(日曜夜のみ)
広東料理。とってもざっくばらんな典型的街場の中国料理店。四角い店内にテーブルを詰め込んで、そこがご飯時には常に満杯という賑やかさ。決して清潔でもなく(不潔ではないけど)、居心地がいいわけでもないのにこんなに流行っているのは、味と値段だろう。
まず「名物」としつこいくらいメニューに書いてある餃子。これ4種類あるのだが、キャベツベースの焼き餃子に、ニラベースの水餃子、両方ともかなりうまい。ボクは焼き餃子の方が好きだったけど、水餃子も高水準だった。あとは揚げ餃子と蒸し餃子がある。ひとつ4個(1個140円)から頼めるので4種類食べても16個。まずはこれを食べ比べたいところ。
一品も充実している。メニュー数は決して多くないけど、どれもおいしそうな表記だし、実際なかなかのレベルだった。餃子ほどのインパクトはないけど、安定しておいしい感じ。豆苗炒めなどの野菜系を食べたが、どれも満足した。意外にいいのがチャーハン。一粒一粒パラパラでタマゴがちゃんと絡んでいてかなり本格的だった。餃子とチャーハンがちゃんとおいしい中国料理店ってなんか信頼できる。しかも安価。飲む量にもよるが、ひとり4?5000円もあれば十分お腹一杯になるだろう。4人くらいでボトルの紹興酒飲んでればもっと安上がりかも(紹興酒も数種類あってオススメもしてあって親切だった)。
サラリーマンたちが大声で宴会しているし、喫煙率も高いし、インテリアのセンスは悪いし、掲載誌とか貼りまくっているし、いろいろ使いにくい点もあるが、ちょっと来てパッと食べて帰るにはそこそこいい店だ。サービスも迅速丁寧。ちなみにランチの餃子定食も人気みたい(未食)。昔「一茶庵」があった場所の隣。09年4月。
かづ屋(目黒)
東京都目黒区下目黒3-6-1/03-3716-2071/11〜24/不定休
ラーメン。1988年創業。支那そば(660円)の店。中華スープに煮干しなどが入ったスープとのことだが、この煮干しがとても効いていてうまい。クラシックなタイプにしては塩加減も濃くなく、好みの方向。一緒にとった餃子(530円)は普通だったけど、キャベツの酢漬け(150円)が意外とよかった。店は広めで清潔。昔の教室のような作り。意外と落ち着ける。08年11月。
本牧庭(目黒)
東京都目黒区下目黒1-3-28/03-3493-2915/11.30〜29/無休
焼肉。ほんもくてい。目黒の権之助坂にある普通っぽい店。何の期待もせず、道を歩いていて「ここでもいいか」と夜遅めに入ったが、わりと当たりだった。メニューが豊富で逆に嫌な予感がしたけど、取ったものはどれもなかなかの美味。盛りつけもよく水準的な焼肉であった。タレで味わうハラミ、タン塩などもちゃんとしていたし、焼きシャブも良かった。キムチはちょっと甘めかな。近くに一品ものを取っている人がいたが、チヂミなどもとても良さそう。昼から朝方まで通しで営業しているのもよい。値段は思ったより安くなかったが、水準的な焼肉店だと思う。08年10月。
ゲウチャイ(目黒)
東京都品川区上大崎2-14-9 目黒コーワビルB1F/03-5420-7727
タイ料理。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
CHUM APARTMENT(目黒)
東京都目黒区下目黒2-23-3/03-3490-2921/12〜24(日〜18)/無休
カフェ。ダイニング・バー。チャム・アパートメント。タレントのちはるがオーナーの店。ガレージを改装して店にしており、天井が高く開放的。個性的な空間だ。広い空間を贅沢に使っており、ソファ席とかなかなか気持ちよい。どこかアメリカ西海岸にありそうなイメージの店で居心地はよい。ちはるの趣味なのか、雑貨や家具なども売っている模様。センスはよい。料理はアメリカンなメニューを中心にいろいろ創作がまじっている。一時は寿司もやっていた(未食)。パーティなんかにもよいし、普段使いにもよい感じ。料理が全体にもう少しよくなればもっと魅力的かなぁ。まぁカフェとして使うには問題ない。いい雰囲気で楽しめるいいカフェである。08年8月。
The Lobby in CLASKA (目黒)
東京都目黒区中央町1-3-18 HOTEL CLASKA 1F/03-5773-8620/10〜28
バー。目黒通りに面している「ホテル・ニュー・メグロ」をリノベーションしたホテル「CLASKA」の一階にあるバー&レストラン。白いソファや、クッションをたくさん並べた木の長椅子などが並び、とてもくつろげる。深夜遅くとかに利用するとなんだかNYっぽくて気分がいい。料理も食べられて、モダンアジアン料理。朝4時までやっているのもよい。06年4月。
遊庵(五反田)
東京都品川区西五反田7-13-11/03-5487-2136/11〜15/17〜22(土は11〜15)/日祝休/650円〜
そば。五反田近辺では貴重な蕎麦屋。蕎麦以外にも一品が非常に充実している。七厘焼きで季節の乾物、特製豆腐、鍋などいろいろ。メニューが豊富なので居酒屋的に使っている客も多い。肝心の蕎麦は香り高くうまい。が、すごく印象的かと言われるとそうでもないかも。汁物は特にいまいち。汁はかなりり濃いめ。そば湯もよくない。薄くてカルキ臭かった。この店は(酒も充実しているから)居酒屋的に使用して、〆に居酒屋ではとても味わえないレベルの蕎麦が出る、みたいな使い方がベストなのかもしれない。五反田TRCの裏手。99年12月。
炭火焼鳥たかはし(五反田)
東京都品川区西五反田1-7-1 リビオ五反田プラグマ.Gタワー2F/03-5436-9677/11.30〜13.30/17〜22.30/日休
焼き鳥。駒沢公園近くにあったフレンチ「ラ・プリムール」の高橋シェフが五反田で始めた焼鳥屋。「ラ・プリムール」は、鱸のポワレ・ラベンダーソースが異様に印象に残っている店で、わりと好きな店だった(サービス以外は)。あのシェフが目の前で焼き鳥焼いている。変な気分。
人気店らしく入れ替え制になっている。ボクは20時15分の部。充実したワインとともにあっさりした焼き鳥を。長野県の林儀太郎さんという方が育てているギタロウ軍鶏を使用していてなかなかジューシー。ソリ、そして親子丼(半熟トロトロ系)がとても美味。それと完璧な焼き具合のプレーン・オムレツも良かった。さすがは元フレンチのシェフである。そういえば鶏レバーのテリーヌというオードブルもあった。「ラ・プリムール」名物の焼きプリンもあった。ワインバーっぽいモダンな内装に揃いの白いハンチング。ちょっと不思議な店ではある。06年3月。
庭つ鶏(五反田)
東京都品川区西五反田2-18-3/03-3492-2818/17〜23/日祝休
とり料理。蒲田「鳥樹」で修行した方が2004年11月にオープンした店。新鮮で安全な鶏を一羽丸ごと仕入れ、それを目の前で解体してさばき、料理していくという新しい形態の店。冷蔵庫に保管した鳥串を焼くのと違い、注文するたびに解体していくその手際のよさとスピードは一種のショーである。解体過程で出てくる珍しい部位を食べられるのもこの店のいいところ。名前は忘れた(パート2というのだけ覚えている)がいろんな部位を出してくれた(すぐ品切れする)。胸肉もささみも皮焼きもたたきもパート2も塩煮も全部おいしかった。サービスもいいし気遣いは素晴らしいし、いい店である。あとは相性。ボク個人としては、なんというか、ボクが鳥料理に求めているものと違う感じだった。ちょっと線が細すぎ、ベジタリアンっぽいあっさり感が「やっぱ鶏ってうめぇ!」という感動につながりきらなかった感想。あっさりすっきり気持ちよく鳥を食べたい女性とかにはとってもいい店だと思うけど(目の前での解体が平気なら)。06年1月。
日南(五反田)
東京都品川区東五反田1-13-6/03-3449-4425/18〜22/土日祝休/4000円〜
居酒屋。牛焼き系と焼き鳥系を中心に、髄系の料理やもろみ豆腐やらわさびきゅうりやらいろいろ取りそろえている店。日南というだけあって、宮崎系なのだろう。ただ、いいネタは「限定5食」とか書いてあるので早めに行かないとありつけない。古く狭く煤けた店内は独特の雰囲気。一階より二階の方が変な雰囲気があって好きではある。窓辺の花が効いていて、カスバみたいな雰囲気で面白いのだ。料理は自慢の一品たちをいろいろ食べたが、どれもそんなには印象に残っていない。髄が特に有名であるが、狂牛病の昨今、食べるのには勇気がいるだろう(というか、01年冬現在置かなくなったようだ。いつ戻るかわからない)01年10月。
ヌキテパ(五反田)
東京都品川区東五反田3-15-19/03-3442-2382/12〜14/18〜21.30/月休/15000円〜
フレンチ。海の幸フレンチと呼んでもいいかも。魚介系しかメニューにないのだ。夜は10000円と15000円のコースのみ。「海のもの」はそんなに豪華に見えないせいもあるのだろうか、コストパフォーマンスがかなり悪く感じる。「トマトのムース」「磯魚の裏ごしスープ」「石鯛のポワレ」にサラダ、デザート、コーヒーで10000円はかなり高いイメージだ。ムースは爽やかさが足りなかったし、裏ごしスープは名物だが濃厚の裏の洗練が感じられず、ポワレも焼き加減は抜群だがメインとしての迫力に欠けた。ワインも選びようがないリストだ(高いのが多く安いのは魅力的なのが少ない)。
瀟洒な一軒屋レストランだがテーブルや椅子がビストロ。窮屈だしちょっと座りにくい。カジュアルにするなら値段も下げてほしいと感じた。また従業員も多すぎる。足音が響かないようにスニーカーを履くのはいいが価格帯と釣り合わないイメージ。総じて価格とのバランスが悪いレストランという印象。質を落すことなく6000円のコースを作ってほしい。97年4月。
イル・パドリーノ(五反田)
東京都品川区西五反田1-18-1/03-5437-0008/11.30〜14/17.30〜22/無休(日曜夜のみ)/5000円〜
イタリアン。五反田の繁華街ビルの8階にあり、チェーン店のような看板に少したじろぐが、店内はカフェみたいに広いもののなかなか落ち着いている。南イタリア料理を中心に気軽で肩の凝らない味。当初予想していたよりずっと充実している。イタリアワインの品揃えもとてもよく、オススメを聞いて選んだがおいしいものだった。ピッツァも、このごろ流行のナポリピッツァ専門店には負けるがなかなかおいしい。五反田という場所柄を考えると全体にとても充実していていいかも。イル・パドリーノとは「ゴッドファーザー」の意。そういえばポスターとか貼ってあった気がする。03年8月。
スワチカ(五反田)
東京都品川区西五反田1-27-6/03-3490-2914/700円〜
洋食。カウンターのみの店だが、清潔で真っ当な洋食。メンチカツはジューシーで香りもよくカリカリサクサクしていてなかなか。カレーもまぁまぁ。全体にとってもいいB級洋食。定食屋(学生とかサラリーマンのご飯屋)として完成されていると思う。01年3月。
うどん(五反田)
東京都品川区西五反田2-31-5/03-5434-2308/11.30〜15/17〜21/日祝休/サイト
スープカレー。「うどん」という名前だがカレーを出すトリッキーな店。内装が和風というわけではなくラスタ調。カウンターのみの手作り感溢れる店内。スープカレー(この店の表記はすーぷかれー)は、粉を使わないあっさりしたもので、札幌のスープカレーとはずいぶん違う(別物と考えた方がよい)。店主もサイトで書いているが、ご飯と混ぜるとあっさりしすぎて頼りなくなるので、ご飯を食べてはスープだけ飲む、といった食べ方が推奨されている(味噌汁とご飯の関係、だそうだ)。具も少なく(トッピングで増やせるが)、確かに頼りないし物足りない。初心者にお勧めの「夜すーぷ」というメニューをいただいたが、香りは高くなかなかおいしいものの、やはり頼りなさが最後まで残った。馴れると違うのかなぁ。一回で決めるなとサイトにも書いてあるが、再訪するかどうかは微妙な感じ。とりあえずサイトを熟読してから行ってみてください。08年11月。
西安飯荘(五反田)
東京都品川区西五反田2-10-8/03-3492-9068/11.30〜14/17.30〜23/日祝休
中国料理。せいあんはんそう。刀削麺が売りの店。一品ものを含めて、全体に「うひ〜うまい!」と驚くほどではないけど、あれもこれも頼みたくなるわかりやすい美味。西安だから山西料理だと思うのだが、四川的辛さが多い。名物の鉄鍋餃子は豚とニラのシンプルな味。小籠包も麻婆豆腐(辛い!)もうまい。麻辣湯(まーらーたん:西安式二色しゃぶしゃぶ鍋)も名物。ここの刀削麺はさすがな美味。いろんなところで刀削麺食べるが、麺はトップクラスかも。スープも上々。また、チャーハンも上々。全体にちょっとオイリーかな。
帰り際にメニューを隅々まで観ていたら鴛鴦(おしどり)火鍋コースというのがあり、鉄鍋餃子やデザートもついて3700円だった。店員に「この鴛鴦火鍋と麻辣湯はどう違うのか」と聞いたら「同じだ」と答えたので、次回からこれにしてみよう。ある本によると、あの二種類スープの火鍋を世に広めたのは清朝の乾隆帝らしい。インドシナ半島まで大遠征をしたときに知った南方風しゃぶしゃぶ鍋を「これぞ薬食同源の理想的料理である」として中国全土に普及させたのが始まりとか。06年6月。
王豚足家(五反田)
東京都品川区西五反田1-4-2/03-3495-0014/17〜27/日休
韓国料理。おうとんそくや。「韓国家庭料理」というショルダーがつく。ソウルにある店の支店。かなりディープな雰囲気。店員はほとんど韓国人で韓国語が飛び交うが一応日本語も通じる。とにかくごちゃついていて清潔感もあまりない。ボクたちは密閉された地下個室に通されたが、火事か地震があったら確実に死ぬという部屋であった。こわっ。江原道地区の伝統的な料理「王豚足」は店名にもなっているだけあって美味。豚の前足を何種類もの漢方薬と水飴で煮込んだもの。あとはチゲ系がうまいかな。まだ日本にはあまり入っていないカムジャタン、プデチゲ、アグチム、サムギョッサル、スンデなどが当然の如くあるのもうれしかった。相当本場っぽい感じ。五反田では秀逸。02年6月。※雑居ビルの5Fに移り多少キレイになったようだ。
ぱっぷHOUSE 五反田店(五反田)
東京都品川区西五反田3-9-12/03-3779-2914/17〜23/無休
焼肉。いまや有名な「ぱっぷHOUSE」の五反田店。山手通り沿いの不便な場所にあるがいつも混んでいる。生レバー、カルビなどの普通メニューもいいが、ハネシタやイチボ、サーロインリブ三角など、稀少部位も取り揃えている(どれも時価)。特に五反田店のサーロインリブ三角はどっかの番組で「岡田准一さんが選ぶ忘れられない味」第1位」になったらしく、店に大きく表示されている。ボクはサシが多く入った肉があまり好きではないので並系の注文をしたが、どれも標準的においしかった。ちなみに渋谷店で有名な「裏メニュー」があるかどうかは未確認。08年10月。
7025 フランクリン・アベニュー(五反田)
東京都品川区五反田3-15-18/03-3441-5028/11〜21(日〜19.30)/無休/1500円〜
ハンバーガー。一軒家レストランで本格的アメリカンタイプのハンバーガーやサンドイッチが食べられる。季節が良ければ庭のテラスの気持ちよさはかなりのもの。店内のオープンキッチンも気持ちいい。ひとの家のリビングで食べているようで、相当いい感じ。ナイフを使って食べるタイプの本格的ハンバーガーだが、ハンバーガー1個65円で食べられる昨今(2001年8月現在)、その15倍出して食べる価値あるかと言われると「うーん」ではある(マクドナルドと比べるのもあんまりだが)。おすすめはゴールデンブラウニーハンバーガー。クラムチャウダーなどのスープ類やコールスローもなかなかうまい。店名は店主がロサンゼルスに住んでいたときの住所らしい。01年7月。
広島お好み焼 うしお(五反田)
東京都品川区西五反田1-30-2 ウィン五反田ビル1F/03-3490-0367/17〜26(日祝〜24)/不定休
広島風お好み焼き。もやしは広島と同じ細もやし、麺も広島の製麺所、ポイントとなるキャベツも季節によって産地を変えているなど、素材への意識が高く期待が高まるが、焼き自体がちょっと残念。夜遅めの時間に行ったせいか、若手が焼いてくれたのだけど(ご主人と思われる人は奥で休んでいた)、麺がパリッとしてなく、キャベツも甘さやシャクシャクさが足りず、広島風お好み焼きとしては全体に少しずつ残念な印象だった。広島風お好み焼き以外の一品はなかなか。ねぎ焼きと自家製餃子がおいしかった。特に餃子はにんにくたっぷり。塩で食べるのがまたうまかった。もやし炒めも細もやしで美味。エリンギ炒めはちょっと濃すぎる味付け。たたききゅうりはちょっと味のバランスが崩れていたかな。全体に味が濃いのは現地風。店内には70年代80年代の歌謡曲がかかり、好きな方にはうれしいだろう。09年5月。
おはらス・レストラン(大崎)
東京都品川区大崎5-4-18/03-5436-3255/11.30〜14/18〜22/15000円〜
フレンチ。東京まで盛名が聞こえてきていた札幌の名店「メゾン・ド・サヴォア」のシェフ小原氏が2001年8月に開いたレストラン。札幌店には行けなかったがいつかは行きたいと思っていた店だけにうれしい。大崎の住宅街という隠れ家的立地にシェフの自信を感じ、先んじて行った友達たちの大好評を聞くたびに気がはやっていたがやっと行けた。
大崎駅から歩いて10分ほど。まさに「こんなところに」な立地に驚き、店に入るとその感じの良さにまた驚く。いい時間への期待に胸が膨らんだのだが、不幸にもボクは小原シェフの魔術にかかることができなかった。当日はすいていたのだがドイツ人のマダムは最初と最後に顔を見せただけ。若い女性のサービスを受けたが12000円(だったかな)のコースをしつこく薦められ(材料の具合なのかと勘ぐるくらい)、それを頼まざるを得ない状況に。フレンチ慣れしているボクですらそうだから慣れてない人はまず断れないだろう。絶品です!と薦められた一品一品は、その強い推薦があだになり「絶品とまではいかないなぁ」といった印象になってしまった。もちろんそれなりに美味しいのだが期待を上回ってくれない。素材の強さも料理の個性ももうひとつ感じないままに終わってしまった。ワインの品揃えはさすがに見事だったが、料理とサービスは最後までいまひとつ。食後もなんだか素っ気ないわりにお金も2人で5万円くらいかかってしまい、なんだか釈然としないまま店を出た。たまたま悪循環に時間が過ぎてしまっただけとは思うが、期待が大きかっただけに…。02年7月。
イリッサ(武蔵小山)
東京都品川区小山3-19-5/03-3786-5332/17〜24(土日11.30〜15/17〜24)/月休
チュニジア料理。この店については「さとなおの好きな店リスト」のこの店の項を参照してください。
ワイン道楽・えん(奥沢)
東京都世田谷区奥沢2-14-2/03-5701-8868/18〜27/10000円
ワインバー。ワインをリーズナブルな値段で楽しみつつ料理をいただく店。ワインの質、値段が素晴らしいので気楽に楽しめる。料理は可もなく不可もなくという感じだが、この店の場合料理はわき役なので、そういう意味では主張しすぎず逆にいいのかもしれない。マスターである倉林さんにしっかり相談して飲むといい。いわゆるワインバーの走り的存在。97年4月。
@satonao310



