ふと気がつくと、昨日と同じような一日を送っている。
昨日と同じように会社に通い、昨日と同じようにテレビを見、昨日と同じようにビールをグビる。
生活のためとはいえ、そんな毎日を送って老いぼれてくのはゴメン、だよね?

同じ顔した毎日に、ほんの小さな無理ない刺激。

機械的な毎日に人生を牛耳られないために。「オサニチ」。連載中。

 


第7回「同じ顔した毎日にも、必ず大地震はやってくる!」(2002年9月)


ええ、マジで不意打ちかけてきますよ、大震災。
東京生まれのボクが関西に転勤になって「関西にいるうちに関東大震災が来ちゃうかもねフフフン♪」って喜んでいたらいきなり阪神大震災が起こりあの惨状ですもん。関西に大地震なんてマジ予想外。震度7のもろ真上にいたボクは臨月の妻とともに命からがら逃げ切ったけど、トラウマになるくらい苦労しました。ええ、いまでも近くで大きな音がしただけで、カラダ中の毛穴がドバッと開きます。あんな体験、二度としたくない。

で、今回は実体験者として「地震に備えて忘れてはいけないこと!」をお届けしましょう。
家具を固定しろとかまず火を止めろとかの基本は置いといて、体験者しかわからないコアな情報をほんのいくつか。でもとっても大事ですよ。

1)大地震が起こったらまず水を貯めろ!
マジで暗記しといてください。特にマンションに住んでいる方、揺れ終わったらすぐに、風呂、バケツ、シンク、桶…なんでもいいですから出来る限り水を貯めましょう。揺れてすぐに水道管が壊れて水が出なくなるけど、マンションだったら屋上の貯水槽にまだ水がある。それを貯めるわけ。
いや、飲用でも料理用でもなく「トイレ用」。マジで死活問題です。いまや小学校でも公園でもほとんどが水洗便所。ってことは水が止まると流せない。汚物は溜まる一方。地震後どこ行っても便器はてんこ盛りで、しゃがんだらお尻につきそうでした(汚)。地震当日の夜でその状態。もう自分の家でするしかありません(都会だと野糞する場所もない。特に昼間は)。
普通の水洗で1回にバケツ2杯弱いります。自衛隊の給水に長時間並んでも1人で運べるのはバケツ2杯程度。そうトイレ1回分。10階に住んでいたら、重いバケツを階段で必死に運んで(エレベーターもちろん止まってます)やっとトイレ一回分なんです。20階に住んでたら……!
一軒屋の場合でもすぐ近くの水道管が切れない限りしばらくは出ると思います。出なければ近くの公園とかに出かけていって公共の水道や池から出来るだけ多く水をもらっておくことです。そんなの利己主義だと思う方、地震後の辛さを知らないから言えるんです。地震は戦争。まず自分の分を確保してから分けてあげればいいのです。確保してから「水あります」と貼紙した家がありました。正しい態度です。

2)予備のメガネを下駄箱に!
目が悪い人限定だけど、これ、意外と盲点。大震災後、神戸にメガネ屋の行商が来たら黒山の人だかりが出来ました。それだけメガネを無くした(壊した)人が多かったということ。特に寝てる間の地震だと、枕元に置いていてもどっかに行ってしまったり家具につぶされたりします。
つまり、予備のメガネを下駄箱に放り込んでおきましょう!ということ。玄関にある下駄箱は地震で壊れにくいし、家が壊れてもアクセスしやすいので、必ず一個はいれましょう。
え?コンタクトだから関係ない? いえいえ、水は出ないし不潔だし…。第一、水が少々あっても地震後の外はホコリだらけでコンタクト痛いと思うよ。

……って、もう文字数いっぱいになっちゃいました。まだたったふたつしかお教えしてないではないか! んー、残りは下記のボクのサイトを見てみてください。

※「地震が起きる前にこれだけはしておけ!」
  http://www.satonao.com/column/variety/jishin2.html
 「地震が起こったらまずこれをしろ!」
  http://www.satonao.com/column/variety/jishin.html




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