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守山実花
「食わず嫌いのためのバレエ入門」

amazon「バレエに連れてって!」と同じ著者による新書。あの内容がより手軽に、という感じ。
「バレエに連れてって!」を持っているヒトは「なんだ同じ内容じゃん」と思うかもしれないが、こっちの方がより古舘伊知郎チックになっており、なにやらテンション高めミーハー度爆発なのである。
構成は「なぜあなたは食わず嫌いになったのか」の処方箋から始まり、「まずは作品について知ろう」と作品概観があり、劇場デビューの詳細、いま旬のダンサーや振付家たちの紹介、世界の劇場紹介、と続く。それらがミーハー度高く読みやすく書いてある。この著者は、バレエは楽しければいいのだとりあえず観に行こう、という姿勢で一貫されていて気持ちがいい。かなり具体的な実用ガイドになっているので、少し興味がある人などいいかもしれない。
2003年11月01日(土) 12:00:00・リンク用URL
ジャンル:アート・舞台
「バレエに連れてって!」

amazonロシア個人旅行では8泊のうちバレエを6舞台観る予定なので(追記;結局8泊8舞台観た←バカ)、予習は欠かせない。
というか、バレエについては初心者に近いボクが、いきなり本場でボリショイバレエを観まくるのだ。吸収できるものはすべて吸収したいと願うのも無理はない、よね? ということで、今月はバレエ本を6冊も読んでいる。
その中で初心者のボクにとって一番タメになり面白かったのがこの本。つまり、これからバレエを観たいと思っているアナタにもこの本はトップクラスに有効と言っても過言ではない。
この本のいいところはバレエを「有り難い高級芸術」の域から引きずり降ろして、いかに楽しいものか、という観点からすべてを描いているところ。ある種、仏像を中世のロックスターに見立てたみうらじゅんの「見仏記」と近いテイスト。そしてホイチョイの「見栄講座」も少し入っている。とにかく読者を騙してでもバレエを見せたい!見せちゃえば勝ち!みたいな精神で書かれている感じ。いいぞいいぞ。こういう本が読みたかったのだ。
そんでもって、バレエなんてそれでいいのだ、とボクも思う。あそこのパがどうのとかアラベスクがどうのとかほとんど関係ない。ただ心を開いて素直に楽しめばバレエはこんなに面白い、でいいと思う。それを再確認させてくれる本である。
2003年10月01日(水) 12:00:00・リンク用URL
ジャンル:アート・舞台




