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森枝卓士
「味覚の探求」

amazon4年前の出版物だが、初読。
著者の本はいままでに何冊か読んでいるが、これが一番読んでいて楽しく面白かった。
食に関するルポルタージュで、旨いの基準を探ったり、食べる仕事の本音を語ったり、美味しいとはなにかをさぐったり、とても興味深い掘り下げが随所にある。労作だと思う。こういう本を書くのは大変だろうなぁと素直に感じる。著者が素直に語っているからだろう、内容的にいろんな本音がかいま見られて、共感するところも多かったし、へーと驚くことも多かった。
あぁ、なんだか小学生の感想文みたいになってしまった。いや、なんだかちょっと他人と思えなくて。なんとなくですけど。
1999年05月01日(土) 12:00:00・リンク用URL
ジャンル:食・酒
「アジア菜食紀行」

amazonインド、中国、ベトナム、タイ、そして日本…。文字通りアジアを菜食という切り口で旅して調べた労作。
紹介ば多くちょっと総花的なところはあるが全体としてわかりやすい。世界でも異色の菜食文化が育ったアジアがゆっくり立ち上がってくる。ただ、ちょっと文章が生真面目すぎるのが難かな。著者の驚きが伝わってこないのだ。
ジャイナ教の厳格なる菜食主義はタマネギなど、根の植物も「食べることによって植物を殺すから」食べない、というのは知らなかった。この、殺さずに「分けてもらう」という思想から見た菜食と自身の健康目的だけの菜食との隔たりは大きい。
1999年03月01日(月) 12:00:00・リンク用URL




