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林俊郎

LV4「ダイオキシン〜神話の終焉」

渡辺正+林俊郎著/日本評論社/1600円

ダイオキシン―神話の終焉
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ダイオキシンよ、お前もか! という感じである。
乱暴にひと言でまとめるなら「ダイオキシンって危険は危険だけど騒ぐほどじゃないよ。海外の研究者はもうほとんど誰も取り上げてないよ。ダイオキシン法なんて亡国法だよ。ゴミ焼却だってよくよく調べてみれば問題がすり替えられているよ。ダイオキシンはマスメディアが作り上げた恐怖なんだよ」である。驚くでしょ? 無批判にダイオキシンを怖がっていたボクらも悪いが、それにしてもダイオキシンだけは本当の悪者だと思っていたよ(笑)

わかりやすい例を上げれば、ダイオキシンは30万日分の含有食物を一気に食べない限り致死量には至らないらしい。
30万日分ってつまり820年分だ。それだけ分の食事をしてようやく致死量(60万pg/kg)に達するのだ。つまり「ダイオキシンでは死ねない」わけ。それに比べてアルコールはワイン4本分、コーヒーは1日50杯でほぼ致死量らしい。ダイオキシンの一般摂取量を抜きにして「ダイオキシンの毒性はサリンの2倍」と騒いでも意味がない。また、一度に大量のダイオキシンを摂取する事故についても騒ぐほどではないことは本書を読めばよくわかる。死に至るもっと大きな毒害は他にやまほどあるのである。

というか、ダイオキシンの恐怖をここまで取り上げているのは日本だけらしい。
ううむ。これから環境問題は眉に唾つけてかからないといけないかも。たとえば2002年、オゾンホールは過去14年間で一番小さくなったらしい。そんなこと誰も知らず、みんなでひたすら怖がっている。環境問題告発本をもう少し読んでみよう。

2003年06月01日(日) 12:00:00・リンク用URL

ジャンル:教育・環境・福祉

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