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馳星周

LV5「不夜城」

馳星周著/角川書店/1500円

不夜城
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初版が96年。ずっと評判であり続け、映画化もされ、いまだに売れている新宿を舞台にしたハードボイルド。

いまさらだなぁ、と思いながら、やっと読んだ。一読面白い。特にラストなど甘さのヒトカケラもなくショッキングだが、こうでなくっちゃという想いも強い。まぁ全体に好きだな。でもなぁ、なぜか続編を読む気にならない。もうお腹一杯だ。
なぜなんだろうと考えるんだけどよくわからん。「生き残る」という強い欲望を物語の縦軸に感じるのだが、その動機付けが全く見えてこないからかな。本能だよ、と言われればそれまでなんだけど、もう少しそこにカタルシスがあったら(たとえば主人公の過去設定とかで)もっと感動があったかもしれない。

1998年11月01日(日) 12:00:00・リンク用URL

ジャンル:ミステリー

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