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ニーナ・エリス

LV1「100歳まで生きてしまった」

ニーナ・エリス著/実川元子訳/新潮社/1600円

100歳まで生きてしまった
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100歳以上の老人をセンテナリアンと呼ぶらしい。この本はそのセンテナリアンを著者がインタビューしまわった本である。
インタビューしたのは19人。著者はインタビューしながら、わりと正直に「つまらない」「頭が痛くなる」「何言っているかわからない」など書いているが、読んでいる側も同様で、全体に心躍るものはなく、なんだか老人の戯言につきあわされた思いが残る。センテナリアンならではの知恵や含蓄や到達点が示されるわけではなく、単に100年以上の人生が淡々と提示され、そこに著者自体の人生と感想が重なるだけなのだ。
100歳以上というのはいろんなことがシンプルになってしまっていて、インタビューしてもすべて同じようなものなのかもしれない。センテナリアンをインタビューするからこそ本になるのだが、老人に人生の知恵を語らせるなら、もうちょっと生に色気があるであろう80歳代とかにした方が面白いかもしれない。まぁなんつうか、そんなに得るものがない本だった。

2004年01月01日(木) 12:00:00・リンク用URL

ジャンル:ノンフィクション , 自伝・評伝

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