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菜摘ひかる

LV4「恋は肉色」

菜摘ひかる著/光文社文庫/495円

恋は肉色
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なんというか、生きる姿勢みたいなものを見直させられる本。オーバーに言えば「生きるということに対するプロ意識」を思い起こさせられる。
ウェブの世界では有名な彼女のホームページ(「菜摘ひかるの性的体験」※著者の死去により閉鎖)は、ずいぶん前から(日記猿人に登録するずっと前から)の愛読者であるボクだが、こうして一冊にまとまったものを読むとまた面白い。オレは誇りを持って生きているかなどと急に見直しモードに入ってしまったりして。

いや、内容的には決して重くない。というか軽い。さらっと読める。風俗嬢である著者の毎日が書いてある日記エッセイに近いもの。
でも、風俗業界の裏がわかるとか、風俗嬢の本音が覗けるとか、そんなことではなくて、起きて遊んで仕事してクソして寝る、というような普通のことに対しての背筋の伸び方が行間から立ち上がってくるところがスゴイ。まぁ個人的に彼女の生き方が好きなのだろうな。この頃の日記より、この本の頃の日記の方が好きではあるが。

あと、職業にではなくて、職業に対するプロ意識にこそ貴賤はあるんだ、みたいなことを思った。

2000年03月01日(水) 12:00:00・リンク用URL

ジャンル:エッセイ

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