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中村紘子

LV2「どこか古典派」

中村紘子著/中公文庫/552円

どこか古典派(クラシック)
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「ピアニストという蛮族がいる」以来、エッセイには定評がある著者であるが、本業のピアニストと通底するリズム感みたいなのが気持ちいいのかな、読んでいて苦にならず、短い中にひとつふたつ上手にサビを入れ、終わり方もピシッと決まる。なかなか堂々たるエッセイストぶりに拍手を送りたくなる章多し。
ただ、なんとなくイメージ的に米原万里と通底する匂いがあり、ボクの中ではどこかバッティングしてしまうので、著者にとってはちょっと不利かも。さすがに米原万里と比べられるとエッセイ的には物足りないんだもの。もうちょっと刺激的なナニカを求めてしまうし、それが書ける人ではあると思う。

2003年04月01日(火) 12:00:00・リンク用URL

ジャンル:エッセイ

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