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俵孝太郎

LV3「どこまで続くヌカルミぞ」

俵孝太郎著/文春新書/690円

どこまで続くヌカルミぞ―老老介護奮戦記
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副題は「老老介護奮戦記」。

キャスターである著者の老老介護の毎日がこれぞ赤裸々とばかりに書かれているのだ。儒教以来の親孝行精神を受け継ぐ人が読んだら卒倒するような、親に対しての厳しい言葉の数々。ただ、子供からの一方的な視点から書かれているとはいえ、ドラ息子ならぬ「ドラ親」を持つ苦労は読むに従ってどんどん身につまされていく。また兄弟との確執もすごい。なんというか、まぁでもよくここまで書いたなぁ。

人間は年をとるに従って人格が完成されていくのではなくて、単に若いときの性格が煮詰まるだけなのだな、と妙に納得させられる。これから日本人がいままで経験したことがない介護社会が出現するが、ここに書かれているような問題が各家庭個別毎に違ったカタチを持って起こってくるのだ。おっそろしいことだ。これでは備えるのは無理である。在宅介護制度自体をやはり見直す時がそのうち来よう。

それはともかく、一人っ子で良かったと実感をもって感じてしまった。兄弟の存在が問題を余計にやっかいにしていく様は目を覆うばかり。

2000年01月01日(土) 12:00:00・リンク用URL

ジャンル:教育・環境・福祉 , ノンフィクション

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