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勢古浩爾

LV5「まれに見るバカ」

勢古浩爾著/洋泉社/720円

まれに見るバカ
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章立てをご紹介すると、第一章 バカはなぜ罪なのか 第二章 バカ本を読む 第三章 現代バカ著名人列伝 第四章 現代無名バカ列伝 第五章 わたしの嫌いな10のバカ言葉 第六章「あとがき日付」一言バカの諸君 第七章 バカを寿ぐ、である。

実に面白そうではないか。
んでもって著者はなーんにも遠慮せずバカをバカと呼び、バカにし切り捨てる。しかも上から見てバカにするのではなく、下から仰ぎ見てニャンニャンじゃれついてバカと呼ぶのでもなく、しっかり同じ地平に立ってバカにする。しかも「こういう本を出している自分が一番バカでして」みたいな自虐やおもねりがない。それが一番潔く気持ちよい。

バカ本、現代バカ著名人列伝のあたりは、遠慮がない分、実に鋭い書評・人物評になっており、特におもしろい。
無名バカ列伝も良い。社会をバカという切り口で切ると実に爽快だということがわかる。ただ、バカにバカというバカはバカに違いない的な二重三重四重構造に時たま著者が陥り、読者もなにがなんだかわからなくなってしまうところがあるのだが、まぁバカ本だからそれもいいか。細かく異論がある向きもあろうが、勢いがあってボクは気に入った。

2002年07月01日(月) 12:00:00・リンク用URL

ジャンル:エッセイ , 評論

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