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島田荘司

LV5「占星術殺人事件」

島田荘司著/講談社文庫/714円

占星術殺人事件
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まったくもって何をいまさら!と推理小説ファンから怒られそうだが、ボクだって本意ではないのだ。古くは日本の推理小説を変えた本とまで言われ、近くは金田一少年の映画の中で同じトリックが使われて問題になったことが話題となったこの本、単行本の初版は昭和56年という古さである。ボクはいろんな評論でこれが「伝説的名作」と謳われるたびに読んでみたいと思い、本屋を探し回った。が、出会えなかった。今考えればネットで注文しておけば良かった、とも思うのだが、そういう時に限ってこの本の存在を忘れていたりする。今年の6月のある日に本屋で見つけたとき、小躍りしたのは言うまでもない。

内容的には既読の人には説明不要なほど印象的な本だろうし、未読の人にはただ「読め」としか言えない。
手法的にはその後いろいろマネされたのか、古い感じは否めないのだが、伝説的、という意味はとってもよくわかるのである。手に入れるまでの長い時間も含めて、ボクは十二分に楽しんだ、ということで最高点。一種の教養として知っておいて損はない作品である。

2002年08月01日(木) 12:00:00・リンク用URL

ジャンル:ミステリー

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