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西原理恵子

LV3「できるかな」

西原理恵子著/角川文庫/619円

できるかな
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できるかな、というとこんなサイトを思い浮かべるのがネット人の常識であるが、これは西原の「できるかな」である。
つか、いつものように、企画として筋が通っているのは最初の方だけ。あとはどんどんわけわかんなくなっていくのだが、それもこの著者の魅力。今回は原発の話とタイの話が白眉。現ダンナである鴨ちゃんとのきっかけみたいなのもそこはかとなく出てきて、のぞき見的興味も満たしてくれる。

初期の西原はすべての著作を読んでいたが、このごろは長旅の車中とかでの時間つぶし程度にしか読まなくなった。でも読むとやっぱりおもしろい。でも読まなくなった。なぜだろう。たぶん多作な感じが「いつでも読めるしいいや」につながっているのかな(一時の群ようこみたいに)。もうちょっと出し惜しみしてもいいかなと思う。

2003年02月01日(土) 12:00:00・リンク用URL

ジャンル:エッセイ

LV2「鳥頭対談」

群ようこ/西原理恵子著/朝日文庫/460円

鳥頭対談―何を言っても三歩で忘れる
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群(むれ)ようこと西原(さいばら)理恵子の対談が面白くないわけがないだろう。
近そうでいて方向性的接点がなさそうなふたりが、それぞれのファンを吸い上げる狙いを明快に表面に出しつつ、凄まじい内容の対談をしている。特にそれぞれの超浪費家母親に対する愚痴というか呪詛というかは秀逸で、稼いでも稼いでもサルのように使っていく母親たちへの報復ツッコミはまさに抱腹。またそれぞれの異なる青春時代へのツッコミもなかなか笑える。西原のマンガも、西原得意の「ちょっと上の権威を叩けるポジショニング」を得て、非常に冴えている。

この対談をした雑誌「uno」が早々につぶれたため、対談の数が足りず、薄っぺらい本になってしまったのが惜しい。
また、群自身、どちらかというと年上のほんわりしたボケにツッコんでいく方が向いていると思われる節もあり、西原のような年下からきついツッコミをされるポジショニングがそんなに得意でないように思われるのがちょいと可哀想。
要するに「ツッコミ×ツッコミ」のコンビになってしまったのが残念だ。群のポジショニングが中途半端になり、彼女の面白さが十二分に活かされなかったのが惜しいのだ。

2001年12月01日(土) 12:00:00・リンク用URL

ジャンル:対談

LV2「おもしろくても理科」

清水義範著/西原理恵子絵/講談社/1500円

おもしろくても理科
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簡単に言えば「バカでもわかる科学」。
具体的に言えば「西原理恵子でもわかる理科」である。とはいえ、サイバラ画伯は思ったより絡んでこず、清水義範がほとんど論を進める。

この本の問題は章によって題材によって面白さにムラがあることだ。
例えば「慣性の法則」などはとてもわかりやすく面白く書いてあるし「××が東京ドームだったら」も良く出来ている。が、いくつかの章はとてもつまらない。著者もパスティーシュで見られるような切れ味が感じられずちょっとつらいものがあった。

1998年06月01日(月) 12:00:00・リンク用URL

ジャンル:科学

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