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川口和久

LV5「投球論」

川口和久著/講談社現代新書/640円

投球論
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会社の先輩が「とてもいいよ」と貸してくれた本。

元広島東洋カープの川口投手がピッチャーについて対戦術について過去の勝負について、そして野球について、真摯に語ったもの。
ピッチャーはアタマがいい人が多いと聞くが、これだけの文章を書ける人はそうはいないであろう。一晩で読める小編だが、実に内容が深く文章も達意。パーンとかパチンとかガチャンとかの擬音も大変適切。言葉ではなかなか通じない投球のコツみたいなことをそういう擬音や達意の文章を通じてしっかり伝えてくれるのだ。しかも偉ぶらない。説教しない。人生を語らない。うーん。川口、キミはすごい。

この頃野球をさっぱり見なくなったボクであるが、ピッチャーはこういうことを考えて投げていて、キャッチャーはああいうことを考えてサインを出していて、バッターはそういうことを意識して打ちにくる、というのがわかってくると俄然興味が湧いてくる。選手が100人いたら100通りの「論」があってそれがせめぎ合っているのだろうなぁ。川口が解説している番組なら見たいぞ。きっと性格的に要所でひと言ぼそっと話すだけなんだろうけど。

1999年12月01日(水) 12:00:00・リンク用URL

ジャンル:スポーツ

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