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金森敦子

LV2「お葉というモデルがいた」

金森敦子著/晶文社/2300円

お葉というモデルがいた―夢二、晴雨、武二が描いた女
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副題に「夢二、晴雨、武二が描いた女」とある。あの竹久夢二の一連の美人絵のモデル「お葉」の生涯を静かに追った物語。多淫な悪女という世評に惑わされず丁寧に文献を調べて書いた労作だ。

実際ワイドショー的興味で読み始めたのだが、この主人公がたくましく生きていった時代の描写がわりとよく、とっても明治な気分になった。責め絵の大家伊藤晴雨の絵が見たいなぁ。そういえば団鬼六も同時期この「お葉」の物語を書いていて村上龍が絶賛していたなぁ。読んでみよう。ああそうそう、出来得ればもう少し写真を多く載せて欲しかった。

1996年07月01日(月) 12:00:00・リンク用URL

ジャンル:自伝・評伝

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