クラシック・コンサート アーカイブ

すぎやまこういち指揮「ドラクエ V 天空の花嫁」コンサートに行ってきた

2014年5月 7日(水) 8:41:05

20140505osakabig.jpg「ねぇ、これ、いっしょに行かない?」

2ヶ月くらい前だったか、珍しく娘からボクを誘ってきたのは『ドラゴンクエスト5「天空の花嫁」』のコンサートだった。
しかも、天才すぎやまこういち(ドラクエの作曲者)自らの指揮である。

「おー、すばらしい! よく見つけた! ぜひ行こう!」

「つか、やりすぎだろ!」な2010年

2010年12月30日(木) 17:59:19

昨日寝ながら今年をつらつら振り返っていたが、まぁなんというか、盛り沢山な一年だった。エポックメイキングな年と言っていいくらい盛り沢山かつ「上質なものに触れた一年」だったと思う。

仕事、講演、出版、連載、ボランティア、食事、旅行、出会いなどいろいろあるが、とりあえず「生で観たエンタメ」だけでもベスト10を作ってみようと思ったんだけど、いざ作り始めたら全然ムリ! 結局羅列になってしまった。

まず音楽系。
クラシックはあまり観なかった年だけど、ユンディ・リサロネン/ハーン/フィルハーモニアは印象に残っている。オケをもっと聴きたいな。

耐えられない美しさ:大貫妙子&坂本龍一「UTAU」

2010年12月17日(金) 12:57:10

大貫妙子と坂本龍一のコンサート「UTAU」へ行ってきた。

お忙しい事は重々承知の上あえて観て欲しい、と、メールで知らない方から勧めてもらった。
その言葉を引用すると、「今後この『musician's musician』と呼ばれる二人のコンサートが行われる事はまず無い、奇跡のような、貴重な、宝物のような、2時間でした。空間に満ちる音楽に、肉体がエーテルのように溶け出す錯覚に陥り、気が遠くなるような幻惑感を覚える。」と。

東京でのコンサートはもう完売だが、川口総合文化センターリリアに若干残席があるようだとも教えてもらった。すぐ押さえ、万障繰り合わせて出かけていった。

川井郁子 & ルジマトフ 「COLD SLEEP」

2010年10月 9日(土) 20:11:25

バイオリンの川井郁子とバレエ・ダンサーの大御所ファルフ・ルジマトフのコラボレーションである「COLD SLEEP」を観た。@新国立劇場中劇場

岩田守弘くんの振付ということもあるし、ルジマトフが出るし、まぁ基本は川井郁子がステージ隅でバイオリンを弾き、ルジマトフが踊るバレエだろうと高をくくっていたらちょっと違ったw なんと川井郁子がバイオリン弾きながら女性役の演技をする。ストーリーもやけに雄大。パンフから第一幕だけを書いてみると、
大洪水が起こったのか、最終戦争が起こったのか、小惑星が地球に激突したのか…とにかく、地球は一度死滅した。だが“女”は種の保存のために、その直前にコールド・スリープに入り、再び人間がやり直せる時代をひたすら待った。そしてある日、女はコールド・スリープから目覚める。
そこには、自分の子供かもしれない“男”が立っていた。女と男は、たがいに引かれ合い、恋に落ち、結婚し、死別する…、そのくり返し。そして、女は再びコールド・スリープに入った。
この“女”役を川井郁子がバイオリンを弾きながら演じる。旋律が感情やストーリーを表す。そこにルジマトフが岩田くんの振付のダンスで絡んでいく。彼に抱かれたり回転したり横たわったりしながら川井郁子はバイオリンを弾き続ける。なんというか、斬新だ。
打楽器の高田みどり、服部博之、辻祐の演奏も見事。なかなかいいステージだった。

ただ、第一幕はその斬新さに圧倒され引っ張られたが、第二幕はそれに馴れてしまい、ちょっと残念な結果だったかも。ちょっと演出・脚本の鈴木勝秀のイメージが一人走りしすぎて、言い方は悪いが多少自己満足的に。ストーリーもとてもわかりにくく、全体に消化不良。
エピローグにやったバッハのシャコンヌ(これだけホセ・リモンの振付)も蛇足的。全体に惜しいなぁ。

素晴らしかった、サロネン/ハーン/フィルハーモニア

2010年6月 3日(木) 9:29:10

鳩山首相辞任でいろいろ慌ただしい昨日だったが、夜は楽しみにしていたコンサートがあった @サントリーホール

サロネン指揮フィルハーモニア管弦楽団。ヴァイオリンはヒラリー・ハーン。
噂というか評判だけは聞いていた指揮者のサロネンも、ヴァイオリンのハーンも、ボクは初体験。そういう意味では先入観なくフラットに聴けたのだが、いや~、素晴らしかった。さっそくアマゾンでCDをいくつか購入。いいなぁ、サロネン。いいなぁ、ハーン。

お目当ては、映画「オーケストラ!」でも盛り上がったチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。
あの感動があったばかりなので特にこの曲を楽しみにしていたのだが(サロネンって主人公のアレクセイ・グシュコブにも似ているし、ハーンもなんとなくメラリー・ロランに似てるし)、これが実に美しく優しい演奏。出だしのソロでいきなり涙が出た。

今日はなんだか文章のカタチを変えたくて困った

2010年4月25日(日) 17:07:43

今日は朝早くから原稿書き。
書きながらパンク的に自分の「文体的なもの」を壊したくなるがガマンガマン。入稿日に壊している場合ではない。

しかし文体って不思議だ。
もちろんボク程度の文章書きに「確立した文体」などあるわけもないのだが、いつの間にか同じような文章に収まっていく。これを研ぎ澄ませていった先の先に「文体」という世界があるのだろう。

ボクの場合、20代の頃、仕事でラジオCMをたくさん書いたことが文章の基礎になっている。ナレーターが声に出して読んで引っかからないこと。リズムがいいこと。これをさんざん叩き込まれたのである。読んだままスッと頭に入ってくる文章。それがボクにとっての達意の文。

ユンディ・リのリサイタルを聴いてきた

2010年4月21日(水) 7:41:22

yundi.gif昨晩はユンディ・リ(李雲迪)のピアノ・リサイタルに行ってきた。@サントリーホール

この人、2000年のショパン国際ピアノコンクールで、史上最年少(出場時17歳でコンクール中に18歳になった)で優勝したピアニストである。
過去2回連続で1位がいなかった同コンクールの15年ぶりの優勝者であり、中国人初の受賞であった。過去の最年少(18歳)はポリーニとツィマーマンというからスゴイ。

写真を見ればわかるが、キムタクというかペ・ヨンジュンというか、まぁ超イケメンなわけですね(この写真はよく写りすぎていると思うけど)。なので、かつてのブーニン以上の人気を日本で集めてるそうである。まぁでも実物はキムタクという感じでもなく、陽気でヤンチャそうないい感じの若者であった。

75セントぽっきりってスゴイ

2009年10月 7日(水) 7:44:30

おととい書いたドゥダメルのコンサートですが、実際にハリウッドボウルに観に行った方からメールをいただきました。
なんとチケットの値段は「75セントぽっきり(all seats)」とか。75セントってすごいなぁ。前座でレッチリやハービー・ハンコックが出て、ドゥダメルが大合唱団を従えて第九やって、たったの75セントぽっきり。100円以下。しかも「手数料とか送料とかで10ドルぐらいになるんじゃないのとか思っていたら送料も込み。ほとんど無料です」だって。送料込みかよ! すごいなぁ。日本だったらここぞとばかりにド高い料金で売りそうだ。この辺の考え方がなにか根本から違う気がする。

ちなみにその方によると「クラシック音楽には相当疎い僕ですが、そんな僕でもドゥダメルの指揮には感動。彼の指揮に催眠術にかかったように引き込まれてしまいました。そしてアンコールの時には一緒に行った友達たちと大合唱してました」とのこと。ライブで聴けたらまた感動が違ったでしょうね。うらやましすぎ。

昨晩は、某社から結婚退社される方と、その上司と、3人で新宿のディープな沖縄料理店へ。
おふたりとも長くこのサイトを読んでくださっていて、特に、結婚される方は中学生のときから(なに!)ずぅっと読んでくださっているディープな読者。結婚して関西に行く前に是非、とリクエストを受けてのご飯。うれしいなぁ。関西に行かれるならということで、朝日新聞に連載した関西の店紹介をまとめた本「さとなおの自腹で満足!」をプレゼントした。もう8年前の本なので情報は古いけど、参考にしてください。ご結婚おめでとうございます。

ドゥダメルのLAフィル就任記念コンサート @ネット生中継

2009年10月 5日(月) 7:07:41

昨日の日曜日の昼間にやった「ドゥダメルのロサンジェルス・フィル音楽監督就任記念コンサート @ハリウッドボウル」のネット生中継はすごかったなぁ。

ある方にメールで教えてもらったのだけど、教えてもらった時点でレッチリやハービー・ハンコックの前座(前座!)は終わっていて、ドゥダメルの就任初指揮は日本時間の午前11時からという感じだった(ロス時間で19時)。

サイトにアクセスしてしばし待つ。スピーチとかが始まり、ジョン・ウィリアムスとかもスピーチしてた。
ボクはボクで Twitter

やっぱりドゥダメルはスゴイ

2009年2月21日(土) 13:03:23

昨晩は仕事で遅かったので、ドゥダメルの放送は今朝録画で観た。
この会場に公演当日いたんだなぁ…、あれは本当に幸せな夜だったなぁ…と、遠い目で思い出しつつ。舞台から見て左側2列目にいたので、たま〜に画面に映っている(合わせてもほんの1〜2秒だけど)。それを見てあらためて思う。あぁ本当にいたんだ…。なんか夢みたいだった。オーバーでなく。

チャイコフスキーの5番はやはり圧巻。テレビで客観的に聴くと弦がすごいな。解像度が高く正確なのに熱い。ユース・オケだから、きっと楽器も安いものなのだろうけど、十分なクオリティ。素晴らしい。

アンコールのマンボとマランボも聴けて満足。会場の熱狂がいまいち画面からは伝わってこないけど、いやホント、日本人の観衆とは思えない熱狂だった。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター
(株)ツナグ代表。(株)4th代表。独立行政法人「国際交流基金」理事。復興庁政策参与。公益社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。東京大学大学院非常勤講師。上智大学非常勤講師。
朝日広告賞審査員。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。
現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。
本名での著書に「明日の広告」「明日のコミュニケーション」(ともにアスキー新書)。「明日のプランニング」(講談社現代新書)
“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(光文社文庫)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。
花火師免許所持。
東京出身。東京在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園夙川芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao[a]satonao.com まで(←スパムメール防止のため、@を[a]にしてあります)。