言葉、アフォリズム アーカイブ

きっと、「もてなし」って、会っている間の接客をさすのではない

2017年3月18日(土) 22:40:12

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江戸時代の大老・井伊直弼は、毀誉褒貶の激しい人物だが、ボクは尊敬に近い念をもっている。

彼が茶の湯について語った、こんな言葉に出会って以来、ずっとである。

余情残心。一期一会。独座観念。

一期一会、は、有名だよね。
原文はちょっと難しいので、超訳を先に上げてみる。
ぜひ、読んでみてください。

茶席が終わり、主客ともに名残惜しく別れの挨拶を済ませ、客が露地にでたならば、もう声高に話さず、亭主は客が見えなくなるまで静かに見送るものである。
すぐ中潜り、猿戸、その外戸障子などを閉めてしまうのはよくない。今日の饗応が台無しになってしまう。
客が帰って行く姿が見えなくなっても、片づけを急いではならない。
心静かに茶席に戻り、炉の前に独り座って、「もうちょっと話がしたかったな、今頃はどの辺まで帰られただろう」などと思いながら、今日の一期一会はもう二度と再び巡り来ぬことを観念する。独りでお茶を点てて一服してもよい。これこそ一会の極意である。
この時、打語らうもの、釜一口のみ。これは辿り着くのが実に難しい茶の湯の境地である。

原文だとこうなる。

ジャカルタ出張。そして映画「スティーブ・ジョブズ」

2014年1月13日(月) 9:09:05

「ジャカルタって・・・どこだっけ?」
「いや、インドネシアに決まってんじゃん!」

とか、娘に上から目線で教えたボクであるが、ボクも実は怪しかった。東南アジアらへんにある、とは知っていたし、考えれば「インドネシアの首都じゃん」とわかるのだが、とっさには出てきにくい。日本人の日常でジャカルタのニュースが流れてくることもあまりない。その程度の認識の都市である(ボクには)。

そんなジャカルタに、唐突だけど、いま、いる。

私が我が運命の支配者  私が我が魂の指揮官

2013年12月 7日(土) 6:48:15

イーストウッドがネルソン・マンデラを描いた名作「インビクタス」の中で、マンデラが繰り返し繰り返しつぶやく言葉。


  私は あらゆる神に感謝する
  我が魂が征服されぬことを

  私が我が運命の支配者
  私が我が魂の指揮官

たとえばフェイスブックやツイッターという「アイデア」が、人々の意識やつながりを少しずつ変えていっているように。

2013年7月22日(月) 12:03:54

参議院議員選挙後のもろもろに、半日くらいボーッとしてた。

あんなに仕事して実績残した人が落ちちゃったかー、とか、あの人が当選しちゃう日本ってどうなの、とか、任期6年って長いよなー、とか、それにしても福島でもそうなのかー、とか、真面目で正論な人ほど悪いことをするんだよなー、とか、これから起こる改憲問題のあれこれとか、投票いかないいろいろな人のこととか、とかとか。

正直落ちこんでいたけど、そろそろ立ち直って仕事しなくちゃ。アイデアを考えなくちゃ。

同時代を生きている強い共感 〜みなさま、今年もお世話になりました

2012年12月31日(月) 17:59:31

みなさま、今年も1年間、お世話になりました。

今年、フェイスブックやツイッターだけでしかお会いできなかった方も多いですが、ソーシャルメディアでつながっていると疎遠になっている感じはしないし、「同時代をいっしょに生きているんだなあ」ということも強く感じます。

こういう「同時代を生きている強い共感」みたいなものって、有史以来初めて人類が経験するものじゃないかな。

なんてことのない作業がこの世界を回り回って

2012年12月22日(土) 21:11:58

ボクがほんの少し関係して、ふたつのカップルが生まれた。

ひとつは7年前くらいに習っていたボクの娘の家庭教師の先生。
とても、とてもとても性格のいい女の子で、当時大学3年生だった。

で、ボクの影響も少しはあると思うのだけど、彼女はボクが元いた会社、電通に就職した。いや、まぁ影響といっても少しだろうけど。就職前に相談に乗ったり、クリエイティブのコツなども少し話をしたり。

「目的」が明確になってきて、ようやくカラダの健康という「手段」の大切さが見えてきた

2012年12月 3日(月) 19:47:44

結局、ココロが整わないと、カラダも整わない。
ココロが前向きにならないと、カラダも前向きにならない。

そのことがよくわかった2週間だった。

先々週「ボクが人生をかけて伝えたいこと」で書いたように、悩み続けた挙げ句かなりいろいろなことが「カラリと氷解」し、ココロがとても前向きになった。元気になった。「あぁ元の自分が戻ってきたなぁ」と実感できた。

毎夏恒例 矢野顕子トリオ・ライブ@ブルーノート

2012年8月23日(木) 15:04:25

毎年チケットを取って下さる新潟の中島夫妻のおかげで、夏のこの時期、世界一かっこいいライブを堪能することが出来るワタクシ。

早めの夜ご飯を白金の「鮨いまむら」でいっしょに取った後、今年も行ってまいりました「AKIKO YANO TRIO featuring WILL LEE & CHRIS PARKER」@ブルーノート
天才・矢野顕子と、異才・ウィル・リー、多才・クリス・パーカーの3人が一年に一回、集まってやる1時間半のライブである。

初めて行ったのは2009年の夏
「BAKABON」から始まり、途中では忌野清志郎に捧げた「きよしちゃん」、そしてユニコーンの大名曲「すばらしい日々」も歌い、最後には「ごはんができたよ」も出た素晴らしいラインナップだった。いまでもとても印象深く覚えている。

「対話」と「会話」と「討論」の違いについて

2012年7月10日(火) 8:02:52

昨日の記事は、内容はともかくタイトルが過激すぎたようで。。。内容的には多くの方から賛同いただいたけど、日々生活者と対話を試みてる「企業の中の人」にはタイトルが不快だったかも(←わりと友人に多い)。

というか、もともと本『明日のコミュニケーション』の中で、「関与する生活者」や「エバンジェリスト」の存在を説き、その人たちの影響力の強さについても(SIPS理論を通して1年半まえから)言及をしているボクです。

そういう生活者がいることはある種自分の中で1年半まえから説いている「前提」なので、そこを説明していない。
だから論が少し乱暴に見えたかもしれません。

人生に大切なことなんて本当に数えるくらいしかない

2012年6月22日(金) 13:06:40

おかげさまで熱は下がりました。

どうやらウイルス性腸炎が流行っているみたいですね。それだと思います。痛みは胃から腸に下り、腸でしくしく居座っています。今回は一度も下痢をしていない。でも胃腸が痛い。食欲も出ない。そういう症状でした。特に一日目はダル苦しかったな。みなさま、お気をつけを。

ええと、昨日だったかな。
安静にしながらベッドでツイッターを見ていたら、約500日前の自分のツイートがRTされて流れてきました。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター
(株)ツナグ代表。(株)4th代表。独立行政法人「国際交流基金」理事。復興庁政策参与。公益社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。東京大学大学院非常勤講師。上智大学非常勤講師。
朝日広告賞審査員。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。
現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。
本名での著書に「明日の広告」「明日のコミュニケーション」(ともにアスキー新書)。「明日のプランニング」(講談社現代新書)
“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(光文社文庫)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。
花火師免許所持。
東京出身。東京在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園夙川芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao[a]satonao.com まで(←スパムメール防止のため、@を[a]にしてあります)。