家族
いつも少し迷いながら話す
2008年04月24日(木) 6:52:42
昨日は朝9時からずっと打ち合わせばっかりで、最後のは夜11時開始という、まさに打ち合わせ三昧の日であった。死のロード。でも、夜11時からの打ち合わせは直前で急遽中止になり、「明日も忙しいから今日は早く帰って寝よう」とさっさと帰ってきた。
帰ってボンヤリしていると、娘から悩みを打ち明けられた。お友達関係の悩み。
んー、この年代は友達関係が世の中のすべてだからなぁ。大人になって振り返るとたわいもない悩みでも、彼女らにとっては世の中が真っ黒に塗りつぶされてしまうような重大事。
いつも迷うのだけど、こういうときって、「たいしたことないよ!」といかにも取るに足らない問題であるかのように明るく導いてあげるべきか、「う〜ん、困ったねぇ、そうだなぁ…」と一緒に深刻になって対応策を考えてあげるべきか、どっちがいいのだろう?
どちらの場合も「きちんと話を聞いてあげる」のは前提。でも視点が変わる。
長い人生から見たらたいしたことないのだよ、という長期的視点を常に与えるようにするのが前者のソリューション。視野狭窄を避けることを優先とする。すぐには難しいにしても少しずつ広い視野を刷り込んでいくやり方。これはこれで人間的強さが身についていく気がする。
子どもと同じ視点に立って、物事にきちんと向き合って解決策を導き出すスタンスをとるのが後者のソリューション。冷静に問題点を抽出して複数の解決策の中から最善のものを選び出す。トラブル処理の方法や、客観的視点の獲得、論理的思考などが長い間には身についていくだろう。
どっちがいいのか、いつも少し迷いながら話す。
昨晩はなんとなくふたつの中間みたいな感じでお悩み相談を終了してしまい、ベッドに入ってから少し後悔。中途半端だったかなぁ…。もっとどっちかにきっちり寄った方がよかったかなぁ…。
あ、いま、オレ、
2008年04月04日(金) 8:25:35
予約したっきり忘れていた映画「ヘアスプレー」のDVDがアマゾンから届いた。
この日にも書いたが、娘の響子が「もう何度観てもいいくらい気に入った」映画である。ひとつの映画を何度も何度も観ることはいいことだ。圧倒的にいろいろ学ぶ。場合によっては人生も変える。
届いたばかりのそれを優子がサプライズで渡しに行く。ボクはリビングで原稿を書いている。子供部屋の方角から「キャーーー! キャーキャーキャー!」という声が聞こえてくる。右前方から聞こえてくるその嬌声をバックグラウンドにMacに文字を打ち込む。画面から目をそらさないまま「あ、いま、オレ、シアワセ」と脳の片隅で意識する。なんでもない時間だけど、たったいま、まさに得難い時間が過ぎている…。
シアワセは思いがけないときにこっそりやってくる。それに気づくも気づかないも本人次第。昨日は気づけて良かったな。
その「満ち足りた感」は、でも、新たな悩みや不満が訪れるとすぅぅと消えてしまう。決して長持ちはしない。そこがまたいいね。
母親の古希祝い
2008年02月11日(月) 11:29:37
古希といったら七十歳である。
古希とは、杜甫の詩「酒債は尋常行く処に有り、人生七十古来稀なり」から取られたという。古来マレなり。なるほど、それは祝わないと。でもその比較として「酒債は尋常行く処に有り」ってどうよ。酒のツケはそこらじゅうにあるって意味だよね? 「酒のツケはそこらじゅうにあるが、七十歳まで生きる人は実に珍しい」って…。
ま、それはおいといて、その「古来稀であることのお祝い」を先週末の土曜日に催した。
うちは晴れがましいことが苦手な一族なので、いつもは家で地味にお祝いするのだが、まぁ古来稀なのでレストランでしようということになった。まず悩むのはレストラン選び。料亭クラスは予算オーバーなので割烹クラスになるのだが、記念日にちょうど良くてしかも父母が喜ぶ系の割烹って意外と少ない。前回の会食を「まき村」でやったので味のハードルが上がってしまっているのも大きい。ここは!と思った店はたいてい数ヶ月前から埋まっているし。
満席で数軒断られた後、汐留の「花山椒」に決定。
調べたらミシュラン一つ星。それだけで父母は「へぇ〜」と喜んでくれる。ミシュランってお年寄りとの記念日に効くなぁ。ボクなんかは「ふーん、きっと外国人ウケする店なのだろうね」程度に冷めた目で見てしまうが、お年寄りが喜んでくれるなら価値がある。これからもそんな活用法でいこう。
まぁホテルのダイニングなので無難ではあるのだが、なかなかいい時間が過ごせた。
京懐石のコースで、すごく印象に残るわけではないが「おいしいね」と語り合える料理が続く。立地・景色・料理・内装・一つ星、と、ちょっとした記念日に「わかりやすい良さ」がある店である。シャンパンがモエシャンしかなかったり、ワインがガイザーピークしかなかったりするのをなんとかしてくれればもっといい(なんとかして!)。
昭和12年生まれの母・靖子は、ボクが言うのもなんだが美しい人である。
ただ、いわゆる「教育ママ」だったので、ボクは当時相当反抗した。いま冷静に考えるとそうでもないのだが、強く束縛&干渉されたという思いを青年時代ずっと持っており、母に対してつい激昂してしまう自分がいた。そういうこともあってか、いまでもボクは束縛とか干渉に対してとても敏感である。常に自由であろうともがく。
そんなこんなでなかなか素直に母と会話できない20代30代を過ごしてきたのだが、ようやくこの頃(本当にようやく)少し素直に話せるようになってきた気がする。
父母、そして家族3人、機嫌良く酔い、記念品として和光の財布を差し上げて、お祝い終了。
ここぞとばかりにみなさまからの印税をありがたく使わせていただきました。ええと記念品も含めて1000人様分くらい。ありがとうございます。おかげでとてもいい食事会になりました。
響子、二度目の入賞
2008年02月10日(日) 21:03:20
写真部に入って写真活動を始めたムスメの響子が、年末に応募した「第5回 Old&New 港区観光フォトコンテスト」のニューエイジ賞に入賞した。昨日港区から通知が来た。
ニューエイジ賞というは20歳以下対象の賞のようで、金賞銀賞銅賞佳作以外の特別賞。
受賞者も多いかもしれないし、まぁ海外で言ったら「ショートリスト」という程度かもしれないが、でも賞に残らないより残った方がよい。前回の「川カシャ!」努力賞はビギナーズ・ラックと思っていたが、二度目の応募でも残ったのはなかなか。しかもこれは学生限定のコンテストではない。響子もとても喜んでいる。
獲ったのは「色彩」という作品(写真はこちら)。芝の増上寺で撮ったものだ。
正直、彼女が応募した10点の中には他にもいいのがあったと思うし、この作品は「どうかなぁ」と思って出したのだが、こういうのが通るんだなぁ。こういう勘所も応募を重ねればわかってくるのだろう。
とりあえずお祝いとして前から欲しがっていた「Wii Fit」をご褒美に。
というか、いま我が家ではエクササイズと減量が流行っているのでちょうどいい。とりあえず夜はWii大会で盛り上がった。
そうそう、昼間は満劇の公演にまた行ってきた(笑)
響子と映画「EARTH」を観に行こうと画策していたのだが、満劇メンバーが昨日のさなメモを読んで「おでんのヤツとかずいぶん変わったので観に来てください」とメールしてきたので、響子とふたりで観に行った。なるほど金曜の夜は業界人が多くて客席がクール(冷たくて客観的)だったことが判明。日曜の公演は客席の空気が暖まるのも早く、みんなよく笑っていた。相変わらず気持ちがシアワセになるお芝居。響子は「眼鏡」と「献血記念日」をえらく気に入っていた。名作だよね。
誕生日ランチ
2008年02月02日(土) 8:54:18
昨日は伸び伸びになっていたツマの誕生日ランチ。
2月1日は中学受験のため、ムスメの通っている中学は休校。そんでは、と、3人で神楽坂「ラリアンス」に出かけた。
評判通りのいいレストラン。
でも基本はウェディング・レストランかも。まさにレストラン披露宴向けに作られたレストランなのだ。豪華なエントランス、広くお洒落なホール、高い天井、人数多いサービス陣…。ウェディング用に意識された花嫁花婿が降りてくる階段もあるし、プロジェクターやスクリーン、ピアノなどの準備も万端。ミシュランで一つ星とったレストランでの披露宴は列席者に喜ばれるだろう。そんなこんなもあって休日のウェディングの宣伝のために平日のランチを超お得にしている印象を受けた。ウェディングは儲かるし。
ウェディングにバッチシということは、記念日系にもわりとバッチシな環境ということ。
周りの席でもお誕生日会みたいのが多く、ケーキにろうそく、そして拍手と記念撮影みたいなテーブルが4つもあった(そのうちひとつがうち:笑)。
とにかくランチは超お得。
なんといっても3900円のコースがすごい。税込み・サービス料なし。ドリンクが2杯つく(食後のお茶以外に2杯。もちろんワインOK)。で、前菜・魚・肉・デザートのフルコースだ。味も盛りつけもなかなか良い。環境は抜群だしサービスもレベル高い。これでこの値段なら、そりゃ人気になるはずである。プラス550円すればデザートは「ワゴン取り放題」にもなる。プラス200円でハーブティ・ワゴンも来る。女性大喜び。
5000円のコースもお得。3900円のとの違いはアミューズとスープ、グラニテまでついて、最初からデザートがワゴンサービスなこと。もちろんドリンク2杯つきの税サ込み。ボクは食べたい料理が3900円の方にあったからそっちにしたが、この5000円もすごいお得感あるよなー。
あっという間にマダムたちの間で評判になったのだろう、広いホールはボクを除いて全員マダム系。男ひとり。まぁそういうレストランではある。ビジネス・ランチとかはあまり似合わないかも。
個人的には、この手の空間や環境にはあまり驚かないし、トキメキもない(男性だから、ということもあるだろう)。でも、料理はまぁまぁだったし、サービスはきちんとしていたし、気持ちのいいレストランだった。テーブルには「お誕生日おめでとうございます」のカードがあり、デザートに一品特別なケーキがついた(ろうそくつき)。それは退店時に箱に入れて持たせてくれた。卒がない。
あえて言うならパティシエが弱いかな。ここまで女性向き&記念日向きにしてあるなら、デザートにこそチカラを入れて驚かせて欲しいかも。おいしいのだが「こうなってくると、きっとデザートがすごいぜ」という期待はちょっと裏切られた。
その後ボクは会社へ。ツマとムスメは買い物へ。
そうそう、このレストラン、ワイン持ち込み4000円でオッケーらしいので、いいワインを持ち込んで友人たちと大勢で、という使い方も出来そうだ。その場合でも女性比率が多い方が雰囲気に馴染むけど。
家族で「サウンド・オブ・ミュージック」
2008年01月26日(土) 23:03:50
ムスメは、学校の「音楽の時間」に授業として映画「サウンド・オブ・ミュージック」を毎回少しずつ観ているのだそうだ。
おお、それはいい授業だ。
まぁ本当は細切れに観て欲しくない映画なのだが、学校で友達と一緒に観る、という初体験もいいかな。名画座もほとんど消滅した今、こういう名画に触れる機会はどんどん減っているし。
で、授業で数回かけて前半まで見終わって、彼女もさすがに我慢が出来なくなったらしく「全部観てみたい!」と言い出した。ホイ来たソレ来たとばかりにDVDを取り出して家族で鑑賞。
あぁなんだか「あのころ夢見た未来」だなぁとか思う。
DVDとかLD(レーザーディスク)とかって、いつか家族と観れたらいいなぁとか目論んで買っている部分がある。そのうち子供とかと「サウンド・オブ・ミュージック」観るのかなぁ、とか、結婚のけの字もなかった20代に想像してLD買ったしな。DVDに買い直したのも、もちろん自分が何回も観たいのもあるけど、いつかムスメとかと観たい、と思っていたのだと思う。
まぁこういうメディアもそのうちなくなって、ネット配信で観るようになるとは思うけど。
「お父さんは何回観たことあるの?」と聞くから、正直に「100回くらい」と言ったら絶句していた。いや、これでも控えめに言ったんですが。
座右のシネマにも書いているとおり、ボクはこの映画で3回泣く。
家のリビングで観ると、画面が小さかったり(うちのTVは15インチ)、ツマが話しかけてきたり、犬が鳴いたり、レンジがチンッといったりして気が散るのが難だが、とはいえやはり名画である。あぁシャーミアン・カー。好き(笑)
早起きゲーム
2008年01月18日(金) 8:36:07
ムスメはゲームをひとりでラストまでやりきったことがない。
分厚い本とかは最後まで読み切るんだから根気がないわけではない。だからゲームなんてどうでもいいやと思いつつ、とはいえ本でも「自分が好きでない世界(怖い物語とか)」は途中で投げ出すようだ。それはそれでよくないので、「ゲームをちゃんと最後までやりきりなさい」命令を出した。ゲームをやれ、と言いつける親も珍しい気がするが。
彼女が選んだのはドラクエ8。
うん、先にどういう試練が待ち受けているかわからない冒険RPGものは今のキミにはちょうど良いぞ。ドラクエ・シリーズはゲーム・バランスもよいし。 怖くても途中で投げ出すなよ。
で、年末からボチボチ始めて、順調に中盤まで進んでいるようである。
「お父さん、ワタシ、いままで中ボスとか誰かが見てくれてないと倒せなかったけど、ひとりで倒せるようになった!」とか報告に来る。それまでは親が横でヘルプしないと怖くて倒せなかったのだ。
昨晩は時間がなかったので30分だけやり、「明日早く起きて続きをやる」と宣言して寝たムスメだが、どうせそんなこと無理だろうと思っていたら、なんとボクより早い5時30分に起きてゲームをやっていやがった。偉い!
ツマは「ゲームをやる習慣がついちゃったらどうするの?」と心配するが、ゲーム・リテラシーも現代の必須習得能力のひとつだとボクは思う。もしくは「どうせゲームにはまる時期がくるだろうから、投げ出すクセは直しとけ」的な。あるいは「どんなものからでも学ぶものはある」みたいな。
それはそうと、毎週ひとつは涙爆弾がある「ちりとてちん」。
今日のも爆弾でしたねぇ。このドラマはたぶん「登場人物みんながそれぞれ自分の居場所を見つける」という流れなんだろうな。傑作だ。
あの日から13年
2008年01月17日(木) 6:55:35
阪神大震災の日は、毎年恒例ですが、このコラムへのリンクを。
地震が起こったら、まずこれをしろ!
地震が起こる前に、これだけはしておけ!
一度読んだ方も、また思い出すためにぜひお読みください。ボクの大震災体験談が書いてあります。お暇ならこちらもどうぞ。「震度7の朝、妻は妊娠9ヶ月だった」
そのツマの誕生日は、震災前日の昨日。
まだ結婚1年目だったので(震災から2ヶ月後の3/6が結婚1年目の記念日&ムスメが誕生した日)、ニュースとかで「あの日から13年になります」とか聞くと「あぁボクたちも結婚して13年なんだな」とか確認できて便利。
そうそう、オーディオ好きな方はこちらも。「震度7でぶっとんだボクの愛機たち」
どのコラムも10年前とかに書いたモノなので今読むと文章が若いなぁと思います。でも、個人的には大事な記憶なのでこのままに。 デジカメの画素数も低かったんだろうなぁ。画質悪い。
最近、よくあの揺れを思い出す。そして怖い。家族に何が起こるかが。
子供を13年も育てると、年々「失うこと」が加速度ついて怖くなる。その年月分、想いが強くなるのだろう。あのレベルの揺れだと何が起こるかわからない。いつ別れてもいいようにちゃんと愛さないとと思う。
そう、ボクにとって1/17は「愛」を確認する日でもあるのです。「愛」とかって照れるけど。
喜久酔 純米大吟醸 松下米40
2008年01月02日(水) 10:58:16
ある方にいただいた日本酒「喜久酔(きくよい)」。
静岡県藤枝市の青島酒造が作っているお酒で、ボクはまだ飲んだことなかったのだが、元日の夜、家族+父母で開けて飲んでみた。
ひと口目は「んん?」。なんか鋭利な香りが鼻に抜け、キレ味ばかりが強調された。
思い直してふた口目。急にフルーティさが広がり甘みも感じられる。キレ味はそのまま。「おぉ!なんだこれ」と優子と目を見合わせる。うまっ。優しく大らかなのにスキッとキレる。理想的な美味だ。
三口目、四口目、あぁほんのりした甘さとキレ味がバランスとれてきてさりげない味になってきた。わざとらしさがまるでない自然体の素晴らしさ。
一本空ける頃には、酔い心地に合わせていろんな顔を見せ、水のような柔軟さに収束していった。参ったな。傑作かもしれない。
この「喜久酔 純米大吟醸 松下米40」は、静岡の稲作農家松下明弘さんが、田んぼの土つくりから始めて農薬の代わりに特製の肥料を使用して育て上げた山田錦(松下米と呼んでいるみたい)を40%まで磨き上げた純米大吟醸。なんだか違う次元の酒だった。キクヨイかぁ。ちょっと他のも飲んでみよう。素晴らしい。
食事は「弁いち」さんから買ったお節。これも今年初めての注文だけど、丁寧で誠意溢れる仕事が感じられるもので、どれをとってもおいしい。だし巻き卵とか栗きんとんとか黒豆とかお煮しめとか、そういう基本的な料理に驚きがある。鳥団子やカラスミなんかにも発見がある。父母を含めた5人で一品一品に「へー」とか「ほー」とか言いながら大騒ぎで食べた。
敢えて言えば全体に色合いが乏しいのだけど、逆に発色剤とか着色剤とか全く使っていない証明でもある。作っている人の顔が見える料理はいいなぁ。工場で作っているような有名料亭のお節の数倍おいしいし安心だ。
おかげさまで元日の夜はとても充実していた。酒がうまくて食事がうまくて家族が健康なら何も言うことなし。食後の正月恒例の花札大会はムスメと父母に任せて、ほろ酔いで先に就寝。あぁ満足。とても良い第一日目であった。
平穏でフツーなお正月
2008年01月01日(火) 11:04:07
東京は快晴です。大雪の地方も多いみたいですね。
みなさんはどんなお正月をお迎えでしょう。
ボクはといえば、今朝は6時過ぎに起きて、シュトラウスのワルツとモーツァルトのパリを聴いて、1階の父母のところに挨拶に行って、神棚に柏手打って、一緒にお屠蘇飲んでお雑煮食べて、ムスメにお年玉あげて、さて今から家族みんな(with 犬)で1時間くらい歩いて初詣に行こうか、といった感じの静かなお正月。
こんな風に当たり前のように家族が健康で全員揃っている平穏でフツーなお正月を、懐かしそうに、そしてちょっとうらやましげに眺めている「20年後の自分」をリアルに後頭部後方に感じる。あ〜オレ、見てるわ、思い出してるわ、こういうのをシアワセと呼ぶんだよなぁとか思ってるわ、って。いや、ちゃんと今あるシアワセに気づいてますからご安心を >20年後の自分
「シアワセになりたい」という目標のゴールがこういう平穏でフツーなお正月だとしたら、もうゴールに辿り着いている、ということなんだろう。
で、このシアワセはキープ出来るわけでもない。毎年確実に年老いる父母がいつ不健康になるかわからないし、大地震や予期せぬ事故などもいつ来るかわからない。平穏でフツーなお正月は今年が最後かもしれない。
まぁシアワセは「なる」ものではなく「気づく」ものなので、今後どんな人生展開になろうと「ちゃんと気づけばいい」ということだ。とか。新年早々、自分に確認して。さて、今年はどんな楽しいことがあるだろう。
今年も1年よろしくお願いいたします。
iPod&Radio
2007年12月25日(火) 7:24:11
今年のムスメへのクリスマス・プレゼントは、iPod用スピーカーにした。JBLのコレ。
ちょっと高いので父母ふたり共同。貧弱な音楽環境しかなかったムスメの部屋がこれで少しは改善される。しかもFMやAMも聴ける。iPodが目覚ましにもなる。最近iPodばかり聴いている彼女には良いだろう。多少操作性が悪いので迷ったが、他のラジオ付きに比べて音が格段にいいので音重視で。
ラジオは中学生の友達だ。
ラジオでずいぶんたくさんの人生を知り成長した気がするボクは、いいカタチでさりげなくラジオを買い与えたかった。これはiPodが主役のように見えるが、意外とラジオを聴かせたく思って、両立するモデルの中で一番デザインと音がいいやつにしたのだった。んでもって「スキマスイッチ(←ムスメがファン)とかも意外と番組やっていたりするかもよ」と魅力的なネタを振っておいた。ラジオはいろんな人がパーソナリティやってるから面白いよ。
たった3年前はこんな和むことを書いていたムスメも、いまではさすがに信じていないので、今朝の枕元には何もなし。そういえばボクは何歳までサンタからもらっていたかなぁ。やはり小学生までだった気がする。まぁキミもそろそろ親からのもので満足しなさいね。
小さな一歩
2007年12月24日(月) 22:14:32
ムスメはわりと目立ちたがらない人で、メガネとか地味なメタルフレームのをかけていたのだけど、先日「セルフレームにしてみたい」と決心したように言ったので、よしきた!とばかり一緒に買いに行ってきた。
クリスマスのショッピングモールは大混雑。安く、しかも30分で出来上がるイマドキのメガネ屋に入る。
彼女が選んだのは赤いフレーム。いいねいいね。でもさーこれは?とボクが渡したのは茶色とピンクのコンビ。正面から見たらチョコレート色なんだけど少し横から見るとピンクが裏側に見えていてなんだかポップなのだ。
ムスメは店で30分悩んだ。
店員さんはボクが選んだ方を勧める。かわいいもんな。でも、彼女にすれば「目立ちすぎるのではないか」と不安なのだ。あぁわかるな、その一歩。その一歩を踏み出しちゃうと後が楽なんだけど、別にそれは今でなくてもいい。来年でも再来年でもいい。個人によってタイミングが違う。親に聞かず自分で選びな。
でも、30分後、彼女はポップな方を選んだ。一歩踏み出すわけね。学校にそれを初めてしていく日(来年の始業式)、ドキドキするだろうけど、そういう一歩ってとっても大事。くわしくは説明しないけど。ずっと後にわかるよ、きっと。
またまたまたまた「Hairspray」
2007年12月12日(水) 5:46:21
「もう今週金曜で『Hairspray』が終わっちゃうらしい! どうしてももう一度観たい!」と、突然ムスメ叫ぶ。まぁDVDが発売されたらまた観られるよ、と慰めつつ、でも大きなスクリーンで観る機会はもう一生めぐってこないかもしれないからなぁ…。
ということで、昨晩は急遽ムスメとふたりで映画「Hairspray」を観るためにクリスマスで賑わう銀座へ。
ムスメは3回目、ボクは2回目の鑑賞である。舞台を入れたらそれぞれ4回目。彼女はもう毎日CDを聴いているので(英語の意味がわからないながらも)ほとんど暗記状態である。中学時代にそういう風に偏愛する映画を持つということは、これからの人生に大きく影響を与えるかもしれない重大事なので、親としては最大限サポートしたいところ。
映画を間をおかずに二度観るって、会社に入ってほとんどしなくなったけど、やっぱりいろんな発見があって面白い。初回では気づかなかった演出の細部とかギャグとか脇役の演技とか。そしてこの映画が持つ奥深いテーマもよりいっそう心に響いた。
終演後、「面白かったねぇ」と、もうさんざん語り尽くしたはずの「Hairspray」談義をしながら夜の銀座へ。ツマは仕事でいないので、ふたりでどこでご飯食べようかと迷った末、四丁目「銀座木村家」3階レストランへ。ラストオーダー直前だった。新宿中村屋にしてもこの木村家にしても、意外とレストランが子供連れには良かったりする。
ボクはビール。ムスメはコーンスープで乾杯。
ジェームズ・マースデンがさぁ、とか、マーク・シャイマンがねぇ、とか、「Hairspray」マニアにしかわからない濃い会話で進む食事。昼間にいろいろあってわりと疲れ切っていたけど、映画とムスメと食事で元気になった。というか、きっとこういうのを「いい夜」というんだろう。噛みしめつつ、楽しみつつ。
昼も夜も中国料理
2007年12月09日(日) 18:03:22
昨日、シルヴィ・ギエムを観たあと、森崎くんが24時から30時までのロケだということで、じゃぁ夜ご飯も一緒に食べようということになり、家族も呼び出して4人で「御田町 桃の木」へ。
この店は2回目だが、1回目に行ったときより数段よくなっていた。
うまかったなぁ。ボタンエビの老酒漬け。ピータンを揚げたもの。自家製干し肉と台湾A菜の炒め物。鎮江黒酢の酢豚。咸魚(ハムユイ)チャーハン。あとヤリイカの辛み揚げみたいのもうまかった。ワインも美味しいのを厳選してあるしリーズナブル。妻も子供も大満足。また家族で来よう。
森崎くんと娘は映画「Hairspray」の話題で盛り上がっている。彼は子供もいないのに子供扱いが実に上手。というか、わりと対等につきあってくれるので娘も喜ぶんだな。22時半近くまでわいわい食べ、彼はロケへ。仕事前だったのでお酒も飲めず、ちょっとかわいそうだった。しかも今から徹夜だし。
実は昼ご飯も彼と一緒に「慶楽」のラーハンだったので、昨日は昼も夜も中国料理かつチャーハンだったことになる。東京の中国料理って確実においしくなっている実感。もっと開拓しよう。台湾や香港にも行きたいなぁと、おいしい中国料理を食べた後は心底思う。
外食は週3回ペース
2007年12月06日(木) 12:06:21
昨日のエントリーは主婦の方々をむやみに刺激したようだ。「だいたいネイルにお金をかけている女なんざぁ」系のオコゴトがなぜかボク向きに飛んでくる(笑) わしゃ知らんて。ついでに「いつも外食が多いけど家庭は顧みてないんですか」「奥さんをもっとケアしてください」などとあらぬ方向から厳しい球も飛んできた。いたた。
奥さんはチーズ・プロフェショナル協会というところで理事をさせてもらっていて、おまけにカルチャーセンターみたいなところでチーズ講座をいくつか持たせてもらっていて、そのうえいくつかスクールにも通っていて、平日夜も土日もいないことがわりとあるですよ。そういう夜は子供がひとりになっちゃうのでボクは外食せず家に早く帰ってます(よっぽど断れない仕事のときは別)。
そういう夜も入れると、週末を含めて週に4日は家で夕食を食べてるんじゃないかな。夜の外食は週3回ペースですね。これが多いか少ないかは比較する対象によりますが、どうも「アイツは毎晩外食」と思われているようなので、その誤解は解いておきたい、と。
奥さんの身の回りの装飾品とか髪とかネイルとかは、別にボクが規制をしているわけではないので、そういうのに凝るタイプではないのだろう、というのがひとつ。あと、生活費・旅行費なんかはボクの給料からだけど、その他の「お互い自由に使うお金」は自分の稼ぎ(彼女は講師料、ボクは原稿料)を中心に、と決めているので、その中でやりくりしているのでしょう、というのがひとつ。それと、彼女は年に一回一週間強の海外旅行(チーズ研修)にひとりで行くので、そこにお金を使う分、全体に締めている、というのもあるかもしれません。それは家族旅行とかとは別の旅行なので。
一緒の外食はどうかなぁ。彼女の講座の予定とボクの仕事の予定と娘の予定の3つがうまく揃えば「家族で外食」もするけど、そういうときが稀少な上に、そういうときこそ「家でゆっくり」となるので、どうしても家族外食は減りますね。「アナタは奥さんを外食に連れて行ってない」というご指摘をたまーにもらいますが、いま現在はタイミングが合わないんです。娘も家で食べる方を好むし(テレビを観たいからと思われる)。
まぁ娘が大人になって独立し、夫婦の仕事も一段落したらまた状況は変わるでしょう。それまではボクが「家族で行きたいおいしい店」を開拓しておく役目、という暗黙の了解で。
とまぁ、ケアしきれてはいないかもしれないけど、ケアをまったくしてないわけではない、もしくはそれなりに事情がある、というご回答でした。え、言い訳っぽい? いえ、言い訳です(笑)
やぶへび
2007年12月05日(水) 8:53:16
ある雑誌編集者(女性)とネイルの話になった。
いつもキレイにデザインされたネイルにしてるので、それっていくらかかるの?と聞いてみたら「いくらだと思います?」と聞き返された。想像つかなかったので時間単位で考えようと思い「どのくらい時間かかるの?」と聞いたら「長くて5時間。短くても2時間」と言う。5時間! ボクなんか散髪の1時間半でも長すぎて飽きるのに? ま、2時間ならネイル・アーチスト(?)の技術料+材料費で2万くらいかなぁ、と思い、「2万円!」と答えたのだが、一笑に付された。でもさー、爪ひとつあたり2000円って、それでも高いと思うけどな。
「なに言ってるんですか。爪ひとつあたり4000円とか5000円のところもあるんですよ」
「えええー! つうことは全部で4万とか5万! …そんだけかけて何ヶ月もつの?」
「もつとかそういう考え方がせこいです。でもまぁ1ヶ月くらいかな」
「女って金かかるなー。髪も化粧も小物もファッションも…」
「そうなんです! だから男はご飯くらい奢るべきなんです」
「そうくるか…」
「エステも歯もお金かかるし、旅行やゴルフも友達に誘われるし、おいしいレストランやスイーツもチェックしたいし、パーティあったらドレス買わないといけないし、スッピンにデニムかスーツでたいてい通せる男性とは大違いです!」
ううむ…。
まぁ雑誌編集者なので、自分の周りにあらゆる情報が飛び交い、それに追われている部分もあるとは思うが、それにしても同年代の独身男性に比べるとやっぱお金がかかるなぁ(結婚すると男も別の意味でお金がかかって大変になるが)。
ボクは時計も装飾品もしないし、髪は自己バリカンだし、化粧ももちろんしないし、ついでにゴルフもクルマもやらない。そういう意味では実に金がかからん男ではある。お金かけるのはご飯だけ。時々洋服。あ、Macにもかけるけど。
ね、お金かからない男でしょ、と、帰ってこの話を嫁にして褒めてもらおうと思ったら、逆襲された。
「ワタシはもう何年もネイルなんかしてないし、化粧も髪も必要最低限。ネックレスや時計もずっと買っていない。外食もアナタほどしてないし、服も古いのを組み合わせて着ている。それについて所見を述べよ」
ええとええと……。ク、クリスマスに一緒に銀座のデパートに行きましょう!
寝る子は太らない
2007年11月08日(木) 8:08:01
十分痩せているくせに「もっと痩せたい」と願っている我が娘に私信。
寝る子は太らない=睡眠不足で肥満リスク上昇ということで、12歳のキミもまだ間に合う。寝ようね。睡眠不足だと太る可能性が増えるらしいよ。
十分な睡眠を取る子供は肥満になる確率が低いとの調査結果が、米小児科学会の機関誌11月号に発表された。ミシガン大の研究者は「睡眠不足の子供は注意力の散漫を招くだけでなく、肥満リスクも高まるようだ」と警告している。
調査は9〜12歳の子供を対象に実施。1日9時間以上寝る子供が12歳になった時に肥満になった比率は12%だったが、9時間未満では22%に達した。
睡眠と肥満の因果関係は未解明だが、睡眠不足でストレスがたまり、食欲を刺激するホルモンが分泌される可能性があるという。睡眠が不足すると屋外で遊ぶ機会が減るため、肥満になりやすいとの見方もある。米睡眠基金は、未就学児で11〜13時間、小学生は10〜12時間眠るよう推奨している。
※娘はこのメモの読者なので、すれ違い生活でも、こうして私信に使えたりします。
学園祭
2007年10月21日(日) 18:11:46
娘の中学高校の学園祭に行ってきた。
まぁ親心としては楽しみで仕方なかったのだけど、ふと中学生のころの自分をリアルに思い出してみると「親がニコニコ来るって意外とうざい?」とかいう気もして、少し遠慮気味に。背を丸めて小さくなって。
でも、廊下で娘と偶然すれ違ったときに「写真部来てね〜」とか言われたので、そうでもないのかな…。でも写真部で娘が受付している姿を撮ろうとしたらマジ顔でうざがられたな…。たぶん、うれしいとうざいを複雑に行き来する感じなんだろう。ま、わかる気もする。
写真部では個人展示(自分の今年の作品をレイアウトして数枚展示)以外に、努力賞をもらった川の写真も隅っこに貼ってあった。これをサイトの読者の方が目ざとく見つけてくれて「見ましたよ」と「はじめましてメール」をくださったのにはビックリした。もちろん娘がどこに通っているかは知らない方。なんだかうれしいな。どうもありがとうございます。
ボクは中学高校と男子校だったので、女子校の学園祭はいろいろ物珍しい。
ざっと見回った後は、ワルぶってるわりにはちょっと頬を火照らせて見回っている男子中高生ウォッチング。女子校の学園祭に行くという、あの妙に胸が高ぶるドキドキ感が昨日のことのように思いだされ、こっちまでドキドキしてくる。こういうのを若返りの妙薬という。クセになりそ。
娘がくれたもの
2007年10月09日(火) 8:10:58
こんなカエル。
裏はこうなっている。
肩をとんとんするわけである。
書き物疲れもあって、いつも肩回したり自分で肩揉みしているのを見てくれていたらしい。
少ない小遣いなのに、サンキュー。
というか、娘には妙に律儀なところがあって、おごってあげるとおごり返そうとする。これも「おごり返し」の一環らしい。
親にはおごり返さなくて良いよ。
努力賞!
2007年10月06日(土) 15:44:31
中一になり、写真部に入った娘が夏休みに与えられたテーマは「川の写真を撮ってくること」であった。
で、それはどうもこの「第27回川の写真コンクール」ってヤツへの個人応募らしかったのだが、昨日、その事務局から手紙が舞い降りて、なんと努力賞を獲ったらしい。
賞が与えられたのはコレ。
京都の白川を撮ったものである。祇園の新橋のあたりの白川。
作品名を「流動感」と名付けた響子だが、実はさなメモにこの写真を掲載したとき、この写真はわりと人気があって、「デスクトップの壁紙にするからロウデータを送ってください」というメールを3通もいただき、送ったりしていた(届きましたでしょうか?)。みなさま、お目が高い。
まぁまぐれにしろなんにしろ、処女作が入賞したのは喜ばしい。副賞は「Kodakカラーフィルム3本セット及び電子辞書」。自分の作品で手に入れた電子辞書、うれしいだろうな。
歯列矯正、はじまる
2007年09月02日(日) 19:28:02
おとといの8月31日、娘の響子が歯列矯正を始めた。
今年の2月に歯の矯正のことを書いたら、メールをいっぱいいただき、「歯列矯正はマル必です!」と強く勧められた(ありがとうございました)。で、いくつかオススメの歯科医も紹介いただいたのだが、通院しやすさなどの条件が合わずいろいろ迷っていた。そこにボクの抜歯騒ぎ。ボクとしては主治医をかえてすっかり満足しているのだが、その先生にも響子を診せてみたわけである。で、歯列矯正の相談もしてみたら、なんと紹介してくれたところがたまたま通っている中学から超至近。渡りに舟。即決したのである。医院同士仲良しらしく、きちんと連絡を取り合って総合的に診てくれている。で、おととい、いろんな検査と事前治療を終えて、ブラケットをつけ始めたというわけ。
最初の3日間くらいは痛がりますよとは聞いていたが、予想以上に痛がっている。おまけに顎に比べて上の前歯が出ているとのことで、家にいるときはヘッドギアまですることになった。これがまたひどく痛むらしい。初日(おととい)の夜は痛くて食事もできず。昨日の夜くらいから多少慣れて、柔らかいものが食べられるようになった。今日はゆっくりなら食べられるレベル。でも相変わらず痛いことは痛いらしい。
痛さにまけず、ブラケットとヘッドギアを続ければ、早くて1年半で終了するらしい。見積もりをもらったが、確かに小さなクルマが買える金額。でも、メールとかで「歯列矯正だけは本当に親に感謝しています」というのが多かったので、これは仕方がないな。親の役目。妻からは「あなたが外食を100回くらい減らせばいいだけよ」と軽く言い放たれている。ハイ。減らします(泣)
宿題をギリギリに仕上げる子
2007年08月31日(金) 8:09:06
行動経済学の観点から見ると「宿題をギリギリに仕上げる子」は、「将来の負担や苦労を意識できず、目先の楽しさに走る傾向が強いのでギャンブルに熱中し、借金が多く、そして肥満になる」らしい(毎日新聞より)。今日は8月31日。みなさんのお子さんはいかがでしょうか? そして、昔「宿題をギリギリに仕上げる子」だった大人のみなさん、太って借金だらけで馬やパチンコ好きっすか?
娘は夏休みの自由研究に「ピンホールカメラ制作」を選んだ。
東京写真美術館の「モノクロ写真体験教室」に行っていろいろ学んだのがキッカケ。その後、学研「大人の科学」シリーズの「Vol.3 ピンホールカメラ現像セット」を買って(品切れのため手に入れるのに苦労した!)、作り方や基本を知ったあと、紙の箱を使って自分でピンホールカメラの原型を作り、今朝も早起きしてレポートを書いている。ギリギリじゃん!
んー、ということは、太って借金だらけでパチンコ好きになるのか! パチンコするくらいだったら麻雀の方が面白いと思うぞ(そういう問題ではない)。
「暑いって言ったら罰金」って言ったら罰金
2007年08月27日(月) 8:10:52
天気予報によると関東地方の猛暑は今日まで。明日からはしばらく涼しくなると言う。まぁまだ残暑のぶり返しはあるとは思うが、もしかしたら今日が「猛暑最後の日」かもしれないと思うと、妙に名残惜しくなるから不思議。今日はせいぜい猛暑を楽しむことにしよう。
妻子がやたら暑い暑いと言うので「暑いって言ったら罰金!」と口癖のように言っていたら、デイリーポータルZのサイトトップの一番上のひと言に「『暑いって言ったら罰金』って言ったら罰金 」と書いてあり、それを見つけた響子に鬼の首を取ったようにやいやい言われた。くそっ。でもおもろいから許す。
熱帯夜の間は娘も夫婦の寝室で寝る。2部屋もクーラーつけて寝るのは電気がもったいないから1部屋にまとまって寝るのである。ふたつのベッドをくっつけてその間に娘。川の字状態。でも彼女は寝相が悪いので夜中に何度も蹴られる。怖いのでどんどん逃げ、朝起きるとベッドの隅の隅で小さくなっているワタクシ。お腹を蹴られてはたまらないから娘に背を向けて右肘を下にして寝ているので、ただでさえも痛い右肘が起床時は最悪の状態。あぁ痛い。熱帯夜よ、はやく終わってくれ!
懐かしい場所と人
2007年08月15日(水) 12:54:32
午前中はゆっくりして、午後から義父母と家族とで昼ご飯。鷲林寺を越えて逆瀬川の上流を抜けて「すじかま」へ。8年前までよく利用していた道だが、バイパスが出来ていて驚く。T字路の渋滞がなくなっていた。すばらしい。「すじかま」も久しぶり。すじと釜揚げを名物とするうどん屋さん。とても人気が出ているようで行列だった。うどんは前より良くなっていた。
それにしても、車で十数分走るといきなり緑豊かな田舎の風景になるのが阪神間の魅力だなぁ。東京ならこういう景色に出会うのに1時間以上走らないと無理である。それも住宅密集地の間のぽつりぽつりレベル。阪神間は数百倍豊かである。住環境はやっぱり日本トップだと再確認。都会的でお洒落ないい店もちょこちょこあり、民度も高い。
一度家に帰った後、15時から超久しぶりの岡田先生。
その昔、一発で頭痛を治してくれて以来のボクの「主治医」なのだが、年に数回しか関西に来なくなってからはほとんどご無沙汰していた。というか人気で混んでいてめったに予約が取れないのだ。お盆中なら意外と、と思って電話をしてみたらすんなり取れた。いや〜ご無沙汰しています。
以前は足裏マッサージ中心だったのだが、推掌中心に変わったようだ。「10年前だと珍しかった足裏も最近ではいろんな店が増えたので、もうわざわざ私がやらなくてもいいかなぁと思って」と笑う。そう、もともと全身をくまなく診る方が向いている方である。「佐藤さんめったに来ないし、じゃぁまた来週、とかって出来ないから徹底的に治しておきますね」と念入りに診てもらった。
10年前よりずっとカラダの状態がよい、と、お墨付き。やっぱあの頃の激務よりは多少はマシだもんね。右肘も念入りにしてもらった。だいぶ軽くなった。
揉んで固結を解いてもらいながらいろんな話を。なんだか苦楽園や夙川に住んでいた時の気分まで思い出す。このままあの頃のマンションに帰っていくような気分。この街ではいろんな人との繋がりがしっかり出来ていたな。助けてくれる人もいっぱいいる。みんな「帰ってこい」と言ってくれる。心が揺れる。
夜ご飯は「ビストロ・ボンボン」にて家族3人で。この旅の目的のひとつでもある。
開店当初から14年のおつきあいのこの店も、この19日で閉店を迎える。この寂しさは尋常ではない。優子の初めてのチーズ会もこの店で催した。昼下がりの休憩時間を利用させていただいたのだ。フランスで長く修行し、銀座の店でフレンチ懐石を提唱して流行らせた由良さんの料理は相変わらず素晴らしい。スー・シェフがいないので手が足りてないと思うのだが、相変わらず完璧な火加減。惜しいな、このまま終わってしまうのは…(半年後には御影で小さなカフェをやる、とのことだけど)。
この店は開店直後もよく来たし、震災の直後にも伺った。響子が生まれてからも子連れで何度も伺った。マダムとカエちゃんも家族的サービスももう受けられなくなるのかな。寂しい。
噂では「大天寿司」も移転するという。「ビストロ・ボンボン」もなくなるし「エノテカ」や「瀬田亭」「モリシタ」ももうない。苦楽園もずいぶん変わってしまった。まぁ初めてこの街に住んだころはまだ畑とかが普通にあった状態だったので、ここ15年の繁華を経て、ゆっくり元に戻るだけかもしれないけど。
かじきまぐろ、フォアグラ、鱧、イベリコ豚などの渾身のフルコースをシャトー・ジスクールと共にいただき、「ビストロ・ボンボン」のみなさんとお別れする。
ものすごく腹一杯になったのだが、ボクには二次会が待っていた。
札幌で知りあったNさんと会うために門戸厄神のある店へ。Nさんはボクの悪影響を受けてポルトガルに行ったり、東京のいろんな店に行ったりしている方。その流れで森崎くんとも親しくなっていて、なんだか不思議な縁なのだ。大学生の美人な娘さんとボクを待ってくれていた。
で、実に偶然なのだが、指定された店に行ってみたら、カウンターの中に立っていたのは関西勤務時代に二度ほど飲んだことのあるMさん。門戸厄神の「遊楽」という串揚げ&ワインの店で店長をしていたのであった。「あ、あ、あ、えーと、Mさん!」「そう! お久しぶり!」みたいな会話をして握手。Nさんも偶然を喜んでいる。しかし、なんつうか……これで食べざるを得なくなった(笑) あまりにお腹一杯だったのでお酒だけ飲もうと思ってきたのだが、Mさんが作るのなら少しは食べたいし、食べないのは失礼だ。
ということで、最初は野菜系をほんの少し。だんだん調子が出てきたので肉や餃子やイチジクまで揚げてもらって、最後はご飯に味噌汁までもらってしまった。普通の食事じゃん! フルコースの後にはさすがに食べすぎ。過食が悪いことはわかっているが、ではこういう時間を大事にせずに何の人生かという思いもある。無茶できるうちはある程度仕方がないと腹をくくっている。
結局24時すぎまで飲んだり喰ったり。
アリゴテで乳酸の匂いが素晴らしくきついのを飲んでなかなか面白かったのだけど、造り手の名前を失念した。Mさんに聞いておこう。
神戸も暑い
2007年08月14日(火) 10:54:06
神戸も暑い。でも京都ほどではないかな…。
午前中はゆっくり休み、昼からご飯を食べに家族3人で苦楽園のお好み焼「浅井」。十年ぶりくらい。サーファーみたいな感じだったご主人がいい感じで老けていた。味も変わらず。記憶していたより小振りだったけど。
その後、川の撮影もあって夙川をちょっと歩いたが、あまりの暑さに優子がギブアップ。「京都はこんなもんじゃなかったよねー」と父娘はヘラヘラしてたが、熱射病も怖いので近くのカフェでジェラート。あ、その前に懐かしい器屋さん「大好器(だいすき)」にも寄った。うちにはここで買った食器がいっぱいある。いまは「d」と名前を変えて雑貨も置いている。奥さんと十年ぶりくらいの再会。懐かしい。
苦楽園〜夙川の懐かしポイントを歩き、一度実家に帰って昼寝してから夜メシへ。家族や義父母の許しを得て独りで放浪。
まずは「楽ぜん」。去年に一度来て気に入った芦屋のおでん屋さんだが、サイトを見ているといろいろ進化しているようなのでひとりで再訪。相変わらず雑味が全くないきれいなおでん。というか、おでんだしを使用した割烹といった趣。だしと素材の活かしあいという意味ではまさに和食の粋。感心した。おくら・いんげん・むらさき菜を使った夏野菜のおでん、シャクシャクのもやし、濃厚なひろうす、水茄子の揚げ煮、蓮根つくね、冷たい玉子など、とても結構。最近の売りであるらしいマッシュルームが品切れなのが惜しかったな。〆のプリン(ご主人は元パティシエ)もクリーミーで濃すぎずうまい。人気が出て、この9月1日から近所でプリン専門店も開くようである(店名「とあっせ芦屋」)。
連日の猛暑でカラダが疲れ切っていたので、お酒は控えめに。ビールと白岳仙を一杯だけ。
芦屋川を出て苦楽園に向かい、お決まりの「バーンズ」へ。もう20年間通っているバー。最近8年間は1年1回ペースになってしまったが、阪神間に住んでた当時は週3〜4回はここに溜まってた。
155本目のオールドグランダッド。バーボンは最近飲んでなかったので懐かしい。この味だけはブラインドで瞬間にわかるほどよく飲んだ。ここでもお酒は控えめに。そんな歳になってしまった。
20時からうだうだと24時すぎまで。この店だと時間はあっという間に経つ。
戯れに携帯メールしたら常連さんも来てくれた。口には出さぬがアリガタイ。バテ気味でテンション上がりきらなかったが、まぁこんなに気楽になれる店もない。東京から遠いとはいえ、心底気がおけない店を一軒持っているのは幸せなことである。
京都から神戸へ
2007年08月13日(月) 11:56:25
朝は相変わらず早く目覚めたのだが、意外と娘がグロッキーしていたので、午前中はホテルで休むことに。
11時にチェックアウトして、さっそく昼ご飯を食べに「はふう」へ。最近よく名前を聞くので行ってみたかったのだ。極上和牛サーロインステーキ(ボク)と特選ビフカツ(娘)。舌の上でとろける。ランチとしてはお高いが、これはなかなかお値打ちかも。付け合わせがもう少しだけど満足。早く入ったから座れたけど、帰る頃には大行列だった。
お腹一杯になったので、写真部(娘)の課題である「川」を撮りに祇園新橋のあたりをうろうろ。白川が撮影に向いていると思ったのである。フォトジェニックではあるけどどう撮っても観光写真になっちゃうなぁと思っていたら、川の中に落ちてる携帯電話を見つけ、それを中心に撮っていく。光る水面と水の中の赤い携帯電話。
途中で暑さでボーッとしてきたので、新橋たもとの甘味処「小森」でぜんざい。わらびもちが絶品。昨日の「京きなな」のわらびもちよりまだうまい。しかし場所がいいとはいえ、この店は高い…。
祇園を歩く途中でバッタリと会社の先輩である岡野夫妻に会ったり、ガーゼ手拭い店でいいお土産を見つけたりしつつ、撮影を切り上げて京都駅へ。京都ともお別れ。いつもは名残惜しむ娘だが暑くてそれどころではないようだ。伊勢丹でお土産買って、混んでる新快速で懐かしい芦屋に移動。妻の実家へ。
二日間の猛暑京都でふたりとも体力消耗したらしく、着いてからもわりとグッタリ。
なので、夜も実家でゆっくりさせていただいた。夜10時前、ドラマ「パパとムスメの七日間」を観ながら「ガッキーかわいー」とみんなで言っている最中に優子東京より到着。帰省ラッシュの移動でこれまたグッタリしている。京都でなにしたこれしたと話をして就寝。
おととい観た映画「天然コケッコー」の中で、昼下がりの茶の間のテレビに映ったマラソンがなぜかスローモーションになっている象徴的な場面があったが、そんな感じに時間がゆっくり流れている。明日も神戸にて。
娘と京都
2007年08月12日(日) 7:17:04
朝7時に起床。ねむねむのまま4人で「瓢亭」へ。有名な朝がゆである。
味も大変よろしかったが、なによりも雰囲気が素晴らしい。美しい庭の中の離れの一軒で心静かに。世にも贅沢だ。ザ・ニホン。ただ、8時9時10時と三回転させるせいか非常にせわしい。せめて1時間半くらいゆっくりしたい。
9時には店を出されてしまったので、宿に帰ってチェックアウト。ここでみんなとお別れだ。集まり散じる。でもきっとまたどこかで集まれると信じてる。戦友だし。
さて。
翌日から神戸の妻の実家に滞在するのだが、せっかく京都にいるので、常々「京都に行きたい!」と言っていた響子を呼んで父娘で京都見物することに(妻は東京で仕事があり不参加)。娘にとってはほとんど京都初体験。2〜4歳くらいで何度も来てるんだけど、そりゃ覚えてないわな。
彼女は昼ぐらいに新幹線で着くというので、それまで映画を観て時間をつぶす。「天然コケッコー」。何も起こらないことがこんなに気持ちがいいものか、と感じさせてくれる静かで豊かな映画だった。日本の田舎をちゃんとフィルムに定着させてくれている。こういう淡々とした映画って、今の時代、撮る方も勇気いるかもなー。
映画終了と同時に京都駅にお迎えに走る。娘、到着。「え〜!? 京都って都会じゃん!」と半分失望している。古都という響きから木造建築だらけの街を予想してた模様。ま、これからそういう場所にも行くから待っとき。
古都と雑貨を両立させるために、まずはタクシーで高台寺へ。
高台寺〜二年坂〜三年坂〜清水寺、という超初心者コースが中一には楽しいだろうと踏んだのだ。案の定、軒を連ねる和風雑貨の嵐に時速1キロ程度まで減速。あっちを覗きこっちで迷う。もう今日はとことんそういうのにつきあう覚悟だったので気長につきあう。というか、外が暑くて店で涼まざるを得ない。あとで知ったが、昨日の京都は38℃だったとか。死む! どっかおいしい店で昼飯にしようと思ったが、食欲もなく、参道の普通のうどん屋で冷うどん。
汗ダラダラかきながら、長時間かけて二年坂三年坂を無事制覇し、清水の舞台へ。古寺仏閣好きの端くれとしていろいろ説明したが、娘は上の空。というか暑すぎてボーッとしている。かき氷を食べて涼む。
お土産も早々に買い込み、高台寺に戻る。
話し合いの末、ふたりで人力車に乗ろうと決めたのだ。こういうわかりやすいアトラクションの方が記憶に残るしな。たった20分で6000円とお高いのだが(観光説明つき)、終わる頃にはもっとチップをあげようかと思うくらい。だって気象庁の百葉箱の中で38℃だぜ。日なたは確実に40℃以上。20分も坂道を上り下りしてくれてありがとう。
八坂神社で降りて祇園まで歩き、「京きなな」という有名なきなこアイスの店で涼もうと思ったら大行列。でも初志貫徹で30分以上並ぶ。ハポンという和風パフェと名物「できたてきなな」。ハポンの白玉とわらびもちがうまかったな。きなこアイスはさりげない自然の甘さ。インパクトがないので物足りなくもあるが、まぁ優しい味ではある。
三年坂、祇園ときて、当初失望していた娘も、古都らしさに満足している模様。本当なら西陣とか行って古い街並みを見せたいけど、まぁ祇園の方がわかりやすいことはわかりやすい。えび茶看板のマクドナルドや焦げ茶色のカラーコーンなんかにも驚いていた。
で、ようやくホテルへ。
今日は出来たばかりのホテルモントレ京都。キレイだしなかなかスタイリッシュ。わりと安いし部屋も良い。1日半ぶりにネットが通じたので、原稿を書いて送る。
二年坂三年坂でのつまみ食いとかき氷と和風パフェですっかりお腹一杯だと言う響子を部屋に残して、ボクだけさっと夕食へ。京都国際ホテル裏にある「蜂巣」。友人に教えてもらったおばんざいの店。どれもひと工夫あるおばんざいで美味。サンマの有馬煮や賀茂茄子煮、京あげと小松菜など、うまかったな。京都で一見で入るのって妙に緊張するが、この店はとても気軽でよい感じ。もうちょい照明が暗いともっと良い。
1時間ほど食べて、お店でお握り作ってもらって響子へのお土産にし、21時に帰ホテル。
21時から「受験の神様」第5話。今日は森崎くんがいっぱい出るらしいと聞いていたので響子と楽しみにしてたのだ。うわ、この数秒のためにロケ行ってたのか、とか裏話を思い出しながら。
お風呂にゆっくり入って就寝したのが24時。娘は母親の管理から離れてのびのびしているので、わざと夜更かしもOKとした。それにしても今日は暑かった…。
ナツヤスミ第一弾終了(たった二日だが)
2007年08月03日(金) 9:22:05
昨日もヤマザキマリさんと遊んだ。
本当は午前中にデルスくん(12歳)最愛のフジ(人工尾びれをつけたイルカ)の物語を映画化した「ドルフィン・ブルー」に一緒に行こうということになっていたのだが、昨日の遊び疲れで響子がダウン。ボクたちは午後からご一緒することに。ちなみに映画を観たマリ&デルスによると映画は思ったよりあっさりした演出でとても良かったそうだが、映画館に4人しかいなかったとか。ほとんど宣伝とかしてないもんねぇ。ヤマザキ家族はデルスくんのフジ愛に負けてリスボンからはるばる沖縄美ら海水族館までフジに会いに行ったという過去を持つ。映画観られて良かったね、デルスっち。
昼はデルスくんがとんかつを食べたいと言ったので案内するために合流して「燕楽」へ。本場のトップクラスのとんかつをどうぞ! でも昨日のロースカツはもうひとつだったかなぁ。女性陣が取ったヒレカツの方が良かった。その後我が家に移動して、またまたWiiとか。大人数でWiiすると楽しいし。リモコンが2つしかなかったけど、今後来るときまでに4つにしておきますね。
札幌のおばあちゃんちにひとりで行ったデルスくんとさよならして、夜は東京に残るマリさんと家族3人で「布恒更科」で蕎麦&日本酒。板わさとか焼き海苔とか蒸し穴子とかハゼ天とか、リスボンやイタリアにいたら絶対食べられないものを取って日本酒ちびちび。喜んでくれた模様。
結局マリさんとは二日間で22時間一緒に遊んだ。お互いお疲れさんです。楽しかった。イタリアの旦那さんの実家での再会を誓って別れる。マリさんはこれから東京〆切地獄へ。日本にいるうちにもう一回くらい会えるかどうか。
会社の方ではここ数週間チカラを入れていた大きな仕事がすべてこちらの提案通りクライアントを通り(奇跡的)、スタッフみんな大ハッピー。これから実施に向けてのきつい日々が始まるとはいえ、一瞬の達成感。良かった良かった。
東京写真美術館「モノクロ写真体験教室」
2007年07月29日(日) 9:50:37
東京写真美術館の「親子とはじめての方のための『モノクロ写真体験教室』」に家族3人で参加した。
ある方がメールで教えてくれたワークショップで、なんといっても暗室体験できるのがよい。時間も2時間半、参加費1000円と手頃である。娘も写真部に入って写真への興味がずんずん上がっている最中なので、家族みんなで基本を習っちゃおう、というわけである。
最初に説明があり、その後カメラを借りてモノクロ写真を近くに自由に撮りに行き(30分くらいで1ロール撮る)、簡単な器具を使って手回しで現像、ネガを乾かしてる間にピンホール・カメラの原理などを習い、乾いたらビューアーでネガを見てプリントする写真を2枚選んで、暗室でそれをプリント、そうして出来上がった写真を貼りだして終了、って段取り。「写真の撮り方」ではなくて「写真が出来るまでの一連」を効率的に習った感じ。
貸出カメラはほとんど「写るんです」レベルの安物なのだが、モノクロで撮って丁寧に手焼きすると、これがまたいい味が出て芸術写真みたいになるから面白い。
思ったよりずっと楽しいワークショップだったなぁ。
妻など、帰ってきてからも「面白かったねぇ」と何度も言い、翌朝もおはようを言う前に「昨日は面白かったねぇ」と遠い目で言う。「どこがそんなにキミの琴線に触れたのだ?」と聞くと、「なによりも暗室でのプリント作業であんなに写真が変わることが楽しかった。写真って撮ったらオシマイではなくて、撮った後も表現が可能なのがなんだかとても面白かった」とおっしゃる。
確かにそれは強く感じた。デジタルでも加工できるのだが、それとはずいぶん違う手作り感がプリント過程にあって、暗室の暗闇で「で、オマエはこの写真で何を伝えたいのだ?」と迫られる部分がある。プリントしながらもう一度写真を撮っている感じ。それはなかなかゾクゾク体験だった。
まぁ実際はプロの方々の手でほとんどやってもらっちゃうのだが(ボクにはたまたま日本プリント協会の会長さんがついてくれて「うん、これはフィルターなしで5秒。フィルター入れて6秒」とか指示してくれた)、感光を2秒にするか4秒にするか6秒にするか8秒にするかであんなに出来上がりが変わるのは(頭ではわかっていたものの)、やっぱ驚いた。もうちょっと濃く焼いてみたいなと思ったら秒数を変えてもう一枚焼く。写真の右上だけ濃く焼きたかったら、手で他を覆ったりして「追い焼き(覆い焼き?)」をしたりする。なるほどこりゃオモロイ。
娘は色が濃い部分のテクスチャーがなかなか印画されず、十枚くらい焼き直していた。プロのおじさんやおねえさんに優しく教えてもらって楽しそう。写真が肌感覚で好きになったみたい。将来どんな写真を撮るようになるのかな。このワークショップの影響は当面大きく受けそうである。このワークショップを教えてくださったFさんに大感謝。
帰ってから3人でお互いの写真を講評するのも楽しい。
まぁド素人の児戯に等しい写真なんだけど、初暗室プリント記念に貼っておきます。娘の。妻の。ボクの。まぁ一目瞭然に娘のが一番良い(笑)
グスターボ・ドゥダメル
2007年07月20日(金) 6:53:04
誰かのブログ(失念)で紹介されていて以来、なんとなく追っているグスターボ・ドゥダメル。
ベネズエラ人の指揮者なのだが、この人がすごい。いくつか彼が指揮している交響曲を聴き、その熱い演奏に参っていたところに、メールでこんなYouTube映像を紹介された。クラシックファンでなくても必見の素晴らしい映像。
アルベルト・ヒナステラのバレエ「エスタンシア」の中から「マランボ」と、バーンスタインの「マンボ」。どっちも楽し〜(特にマランボ)。
いや、まさに「リアルのだめ」だ(ライジング・スター・オーケストラ的という意味で)。すごい演奏。オケの演奏者がノリにノッて踊るのだ。んでもって心底楽しそうに指揮する人でもある。ここまで笑いながら指揮されるとこっちまでワクワクする。なんだ、クラシックでもこういうこと出来るんじゃん!
彼が振っているシモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラとはベネズエラの優秀な若者を集めたオケらしい。
ベネズエラには約130のユース・オーケストラ、約60の子供のオーケストラがあり、25万人の子供(その90%は貧困層)が音楽に参加しているという。犯罪が多発するベネズエラでは「音楽は社会を変える力となる」という信念のもと「ベネズエラ青少年・児童オーケストラ全国制度財団」というのが設立されているらしく、その頂点がこのシモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラなんだとか。なるほど、演奏も素晴らしいわけだ。
グスターボ・ドゥダメルは、なんと18歳でこのオケの音楽監督に就任。というか、14歳のときにはもうベネズエラのアマデウス室内管の音楽監督に就任しているというからスゴイ。
2004年にはマーラー国際指揮者コンクールで優勝。客演多数な上に、今年の8月からはエーテボリ交響楽団の主席指揮者、来年からはロサンジェルス・フィルの主席指揮者に内定しているんだって。
ベートーヴェンの5番と7番を、そのシモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラで振っている彼のデビューCDがあるんだけど、名だたる指揮者が推薦文を寄せている。
ラトルは「今まで遭遇した中で、もっとも驚くべき才能を持つ指揮者だ」と言い、アバドは「ドゥダメルと彼の若いオーケストラの音楽に対する情熱に、私は深い感銘を受けた」と褒め、バレンボイムは「これほどエキサイティングな第7番を聴いたのは何年かぶりだ」と語る。
なんか不人気の男子ゴルフ界が石川遼くんを希望の星として持ち上げてるのに構図が似ている気もするが(笑)、でも近年稀に見る注目度であるのは間違いない。というか、特にこの7番の演奏はものすごく熱い。こんなに熱くグルーブするベートーヴェンを聴いたことがない。ロックに近いくらい。
って、前置きが長くなったけど、昨晩は食卓にマックのノートを置いて、そのドゥダメルの前出のYouTube映像を見ながら家族で夕食をとった。ドゥダメルをひと通り見終わった後は、娘お気に入りのスキマスイッチの映像を探し出して見まくる。我が家の茶の間でTVとYouTubeが同列になった最初の夜でもあるなぁ。
そういえば、今年のカンヌ国際広告祭のTVCMのグランプリは、TVではなくYouTubeでしか流されなかったこの動画だった(サイバー部門とダブル受賞)。境目はもうなくなっている。
※ちなみにこの動画のパロディはこちら。
ナツヤスミ?
2007年07月19日(木) 6:08:40
相変わらず早起きなのだが、昨日も朝5時前に起きて仕事していて、ふと気がついたら6時半。あれ? 食卓に誰もいないなぁ、静かだなぁとボンヤリ思っていて「ハッ!」。奥さん寝坊! 娘遅刻寸前! まずい!
と、昨日は実に慌ただしい朝だったので、今朝は忘れないように慎重だった。
朝4時半に目が覚めたので起きてメールやら仕事やらしていて、5時半くらいから「あと20分で起こすぞ」「あと15分で起こさないと」「あと10分だ」「下手に長いメールとか書き始めると起こすの忘れるから気をつけよう」とか、わりと緊張していたのである。
で、5時50分。
ちょっと自慢げに、そして役に立つ父親っぽく、「あと10分で6時! もう起きなきゃ!」と意気揚々起こしに行ったら……「んー、今日、学校ない。今日から夏休み」と超迷惑そうに寝返りうちながらつぶやかれた(泣)
ナツヤスミ? あまりに意外な言葉に呆然と立ちつくす。一瞬言葉の意味すらわからず。つか、もうそんな季節だったっけ?
20070716
2007年07月17日(火) 6:06:40
高く買いすぎてショックを受けていたリコーのCaplio R6だが、フラッシュがつかないという理由で量販店に交換に行ったときに返品を申し出てみたらあっさりオッケー。おっとラッキー。その後帰ってからネット上で買ったのだが、なんと2万円弱儲かったことになる(45500円で購入したんだけど、ネットでは25000円〜30000円で出ている)。
ということで、昨日の日曜はおととい行ったモールへ娘とふたりで行って、まずは返品。
返品後ふたりでメダルゲームで盛り上がる(235枚を預けてあったのだが、残り20数枚まで負けて、その後盛り返して276枚預けて終了)。んでもってスタバでアズキ・フラペチーノ飲んだり(甘過ぎ)、娘のサンダル選んだり(いいのがやっと見つかった)、と、午前中は(また新潟で大地震があったことも知らずに)遊んできた。睡眠が足りていたので昨日は元気だった。
で、昼に家に帰ってネットでCaplio R6を注文し、ついでにSDカードも2Gを注文し(これも量販よりずっと安い。いま2480円くらいで2Gが買えるのね)、わーい2万円近く儲けた〜と脳天気に喜んでいるうちに、どうもサイトでは「キリ番争奪戦」が繰り広げられていたらしく、16時半前後に「カウンターで『その日』を踏め!」、つまり20070716を踏んだ方がいらっしゃったようです。
ご報告いただいたのは、鳥井信輔さん。
メールをよくくださる方でした。おめでとうございます! 賞品はお悩み中。どうぞごゆっくり。「明日を踏んでしまった〜!」と、20070717をご報告いただいた方もいらっしゃいました。惜しい!
で、ボクはと言えば企画書企画書企画書。終わらない…。参ったな。
退院しました
2007年07月07日(土) 19:00:25
ご心配をおかけしましたが、娘の響子が今日退院しました。
お見舞いメールをくださった方、どうもありがとうございました。メールのお返事、一週間以上滞ってますが、今日明日で書きます。
昨晩森崎博之くんと午前1時まで飲んでしまい、疲労困憊していたこともあってわりと酔ってボロボロになりながら帰ってきて朝9時すぎくらいまでガーガー寝ていたら、「今から退院することになったから着替えを持ってきて」と病院に行っている妻から電話で起こされ、這いずるように起きてフラフラと病院へ。つらひ〜、横になりたひ〜、病院に並んだベッドがワタシを呼ぶ〜、とか悶絶しながら会計を済まし、1週間ぶりに外に出て喜ぶ響子とヨチヨチゆっくり帰ってきました。体力失ってジーンズのサイズひとつ分痩せ細った娘の方が先を歩くくらいヨチヨチ。情けなし。
日曜の深夜に緊急入院したので、6日間入院したのかな。もうすぐ建て替えになるボロくて古くて暗くて汚い病院だけど、1週間毎日通うとそれなりに愛着も湧き、娘も退院を喜びながらも少し名残惜しい様子。
15年ほど前に、黒田征太郎さんの「ホスピタル・アート」運動に参加したことがあり、その時、いろんな人と病院について話し合い、「生命を癒す場所である病院はもっとキレイで楽しくあるべき」と実感したものだが、今回はこの「ボロくて古くて暗くて汚い病院」に何故か妙な「生命を癒すチカラ」を感じた。いや、この病院の技術力がスゴイっていう意味ではなくて、なんだろう、これ、なんつうか、新しくて小綺麗だけどどこかよそよそしい病院が増えてきた中、いろんな人の生命に対する想いが長い年月降り積もってきたような、混沌とした妙なチカラを感じる古い病院だったのだ。これはこれで生命は癒されるなぁ。病院ってキレイであればいい、というものでもないのかも。とか。
病名的には、結局、急性胃腸炎という診断でした。今後も少し痛むようであればセカンドオピニオンも取ろうと思っています(サジェスチョンをくださった方々、ありがとうございました)。まだしばらく通院するので、どうなるかわからないけど。
それにしても、親って子供の病気に関して驚くほど心が無防備だ。それを実感させられた一週間。病気のお子さんを持っているすべてのご両親に共感と連帯のハグを。
そういえば今度後輩のお子さんが脳外科系の手術を受けるという。もちろん娘の病気とレベルが違うが、でも、後輩の不安と切なさはリアルに想像できる。マジで膝ついて祈りたくなる気分。
そんなこと思っていたら、カウンターが1995年になってました。娘の生まれた年だ。いろいろ思い出すな。カウンター・ゲットまであと12年ですよ、みなさん!(何やらわからん、という方はこちらを参照してください)
親の本能
2007年07月06日(金) 7:43:18
病室にマックを持ち込んで企画書を書くという技(?)を覚えたので、面会時間が増えそうだ。メールが使えないのが難だけど、集中は出来る。
大部屋が空いてきてほとんど貸し切りになったので、娘はテレビなども見放題。看護師さんも頻繁に相手してくれるし、漫画などもいっぱい差し入れているし、快適なはずなのだがやはり退屈さはぬぐえない模様。学校を休んでいるのも気になるようだ。まぁな。入学したばかりで友達とか勉強の問題もある。でも仕方ない。健康の有り難さを知る過程。
採取した菌の培養に一週間近くかかるということで、まだ病名はっきりせず。熱は下がったがお腹の痛みはまだ続いている模様。ベッドで力なく横たわっている姿を見ると切なくなる。いや、切ないのとちょっと違う感情だな。カラダのどこかで、なんか「親の本能」みたいなものがうずいている。そんな感じ。親ってそういう動物なんだな、と、あらためて。
オペラ「パレルモ・マッシモ劇場」日本公演
2007年07月04日(水) 8:30:53
んー、なんか申し訳ないくらいたくさんのお見舞いメール、ありがとうございます。
他人のガキにどうしてこんな…と思っていたら、「他人の子とは思えない」と書いてくださる方が意外といらしてビックリ。どうも10年前の響子2歳の時の「さぬきうどんツアー」の頃から最近のさなメモまでずっと読んでくださってる方にとってはそうみたい(笑)。2歳から中1ですもんね…。椎名誠さんちの岳くんのその後が気になるようなものでしょうか。いずれにしてもありがとうございます。幸せものです。
おかげさまで響子は昨日からお粥を食べられるようになりました。でもまだホンの一口二口程度。少しずつ回復するといいなぁという感じ。早朝面会したときは元気そうだったけど、でも相変わらず病名はハッキリしない。一部で胃腸炎や大腸炎が流行っているらしいので、それかも。というか、その程度だといいけど。
さて、昨晩も観劇。
連日の観劇かよ、病気の娘に冷たい父親だなぁ、とか思われそうだけど、バレエとかオペラのチケットはお高いので、なかなか捨てる気になれないっす。手術も容体急変もないので、ちょっと後ろ髪引かれつつ。
観たのは「パレルモ・マッシモ劇場」の日本公演最終日。渋谷オーチャード・ホール。
イタリアはシチリア島にある名門オペラの初来日で、昨日の演目は「カヴァレリア・ルスティカーナ」と「道化師」。ヴェリズモ(真実主義)・オペラの傑作と言われる一幕物2本。ヴェリズモというだけあって、実際にあった事件を元にしている。「カヴァレリア・ルスティカーナ」に至っては、登場人物が実際に住んでいた家や決闘した畑なども残っているという。
ついでに言うと、この「カヴァレリア・ルスティカーナ」は映画「ゴッドファーザーPart lll」でドン・マイケル・コルレオーネ(アル・パチーノ)の娘メアリー(ソフィア・コッポラ)が糾弾に倒れるシーンで印象的に流れたもの(そう言われるとそうかも)。このマッシモ劇場の正面階段が舞台だったらしい。
とかいう蘊蓄はほとんどあとから知ったもの。
字幕も出るとのことだったので、あまり先入観を入れずに心を開いて観に行った。
で、予想を遙かに超えて良かったのでした。ちょっとビックリするくらい。舞台に駆け寄って握手したくなるくらい。
わりと疲労困憊してオーチャード・ホールに辿り着いたのだけど、疲れ果てて乾いていた心にざぶざぶと水が溜まっていく感じ。すっげー。やっぱり無理してでも一流には触れ続けるべきだなぁ。
まず、オケの演奏が実によい。序曲ですでに感動させられる。そして美しい舞台セットと照明、演出。遠くから響き渡るコーラス(歌の遠近の使い方が上手だった)。陶酔するような名曲の数々。主役たちの歌のド迫力。迫真の演技。群衆の一体感。どれをとっても素晴らしい。
最終日ということもあってか、カーテン・コールではオケ・メンバーも含めて全員が舞台に上がり(総勢数百人)、全員で「グラッチェ!」「ありがとう!」と声を合わせてくれたのだけど、この親しみやすさが南イタリアの真骨頂だなぁと思わせる。そう、二本とも悲劇だったのだが、どこか底流に諦観に似た明るさが漂っていたのは南イタリア・シチリア島のオペラ劇場だからこそ、なのだろう。
一応キャストを。
パレルモ・マッシモ劇場(TEATRO MASSIMO di Palermo)
指揮:マウリツィオ・アレーナ
演出:ロレンツォ・マリアーニ
装置・衣装:マウリツィオ・バロ
パレルモ・マッシモ劇場管弦楽団・合唱団・バレエ団
歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」
サントゥッツァ:マリアーナ・ペンチェーヴァ
トゥリッドゥ:フラチェスコ・アニーレ
アルフィオ:アルベルト・マストロマリーノ
ルチア:マリア・ホセ・トゥルッル
歌劇「道化師」
ネッダ:スザンナ・ブランキーニ
カニオ:ピエロ・ジュリアッチ
トニオ:アルベルト・マストロマリーノ
シルヴィオ:ファビオ・プレヴィアーティ
「道化師」のカニオ役ピエロ・ジュリアッチと、ネッダ役スザンナ・ブランキーニのふたりが特に圧巻。カニオのアリア「衣装を付けろ」から劇中劇のふたりのやりとりまでの一連は凄まじかった。スザンナ・ブランキーニもスリムで可憐なのに劇場を震わすようなソプラノで良かったなぁ。
なんか、いわゆる大作オペラもいいけど、こういう小品の良さに目覚めてしまったかも。特にヴェリズモ・オペラって、どこかでリアリティがあって良い。「道化師」なんてそのリアルな話に劇中劇まで絡めてとても完成度の高い作品になっている。またヴェリズモ系が来たら観てみたい。
数日入院〜 バレエ「ルジマトフのすべて 2007」
2007年07月03日(火) 6:21:54
娘のお見舞いメール、たくさんありがとうございます。お医者さんからもいろいろサジェスチョン・メール、心強いです。入院当初は虫垂炎の疑いが強かったのだけど、どうもその可能性は薄れ、いまは急性胃腸炎が一番疑わしい感じ。でも「ハッキリとはわからない」というのが現状で、引き続き絶食&安静で入院してます(子供のお腹の病気は判断が難しいらしい)。熱もまだ高いし、最低でも4,5日は入院みたい。そんなんで出られたらラッキーだけど。とにかくいまは医師の判断待ち。
とりあえず緊急手術はなくなったので、眠い目をこすりながら会社に行ってデスクの引越(そんな日に限って引越…)をし、仕事をどんどん前倒しでこなして、夜は半分以上諦めてかけていたバレエ「ルジマトフのすべて2007」公演を観に東京フォーラムCホールへ。
前から楽しみにしていた公演だったが、娘の具合次第では無理だと諦めていた(当たり前)。でも昨日今日でどうのということでもないようなので、行かせてもらった。
なぜ楽しみにしていたかというと、我らが岩田守弘さんの振付作品を、あのファルフ・ルジマトフが踊ると聞いていたから。そう、岩田さんは踊るだけでなく振付も始めたのである。「阿修羅」という和風のモダンダンス。岩田さんは今回来日できなかったのだが、岩田さんの作品ならちゃんと観ておきたい。
3部構成で、いろんな演目のハイライトを集めたガラ公演。ざっと書いてみると、
第1部
「ドンキホーテ」よりグラン・パ・ド・ドゥ
エレーナ・エフセーエワ
ミハイル・シヴァコフ
「シェヘラザード」よりアダージョ
ユリア・マハリナ
ファルフ・ルジマトフ
「マラキ」
イーゴリ・コルプ
「白鳥の湖」より黒鳥のグラン・パ・ド・ドゥ
ヴィクトリア・クテポワ
アルチョム・プハチョフ
「牧神の午後」
ユリア・マハリナ
ファルフ・ルジマトフ
第2部
「道」
ユリア・マハリナ
「海賊」よりパ・ド・ドゥ
イリーナ・ペレン
イーゴリ・コルプ
「阿修羅」
ファルフ・ルジマトフ
第3部
「ブレリア」
ロサリオ・カストロ・ロメロ
リカルド・カストロ・ロメロ
ホセ・カストロ・ロメロ
「ボレロ」
ファルフ・ルジマトフ
ロサリオ・カストロ・ロメロ
リカルド・カストロ・ロメロ他
この中の「阿修羅」が岩田さん振付の新作。
ステージが赤くなって「動」の部分が強くなる以前を、もうちょっと「静」で押した方が良かったかなぁとは思いつつ、とてもよく考えられた作品で良かった。想いが伝わってきた。ルジマトフも相当チカラが入った踊り。彼は東洋風の動きがあまり似合わないところがあって(足が長すぎるのかも)、そこがちょっと難。でも観られて満足。岩田さんの振付をもっともっと観てみたい。
他には、ドンキを踊ったエレーナ・エフセーエワが(多少無表情なサイボーグ状態だったけど)安定度抜群。サンクトペテルブルグで観て以来親近感を持っているイリーナ・ペレンは、4年前に観たときは「ペレンちゃん♪」って感じだったのに、いまは「ペレン奥様!」って感じになっていた。イーゴリ・コルプもなかなか良い。
あと、第3部のフラメンコ風味「ボレロ」は圧巻だった。ルジマトフって必要以上にクールでいまひとつ好きになれないんだけど、これは良かった。でもギエム様みたいに泣けはしなかったけど…。リカルド・カストロ・ロメロの振付はGOOD。
終演後、すばやく電車に飛び乗り、面会終了ギリギリに病院に滑り込む(21時50分)。
娘は元気そうだった。iPodでスキマスイッチを聴いていた。ボクの顔を見てニッコリ。大部屋なので周りの人に気を遣って超小声でコソコソとくだらない雑談。30分くらいコソコソして(時間オーバーやん)、「あしたまた朝7時にくるよ」と約束して、帰る。痛いだろうし寂しいだろうし退屈だろう。でも誰でも通る道ではある。ファイト。
名古屋から帰宅 & 救急外来
2007年07月02日(月) 6:41:58
名古屋三日目。
朝は大須までタクシーで行って「コンパル」でエビフライサンド。「コンパル」っていうのは名古屋で有名な喫茶店でサンドウィッチが美味しいという。ここのエビフライサンドは名古屋名物を名乗るだけあってなかなかの美味。エビフライが三本も挟んであり、キャベツなんかもたっぷり。懐かしい味で好み。
自分で作るアイスコーヒーと共に堪能したあと、歩いて数分のところにある「スガキヤ」へ。
ここのラーメンは名古屋人の郷愁の味らしい(ソウル・フードという人もいるくらい)。ラーメン一杯なんと280円。独特のラーメンフォークで食べるそれは、クリーミーで不思議な味。まぁ話のタネに、という感じではあるが、名古屋を知るためには避けて通れない一品。
三軒目は、やはり歩いてすぐの「天むす千寿」の本店へ。元祖天むす。発祥の店らしい。
「10コお持ち帰りしたいけど、ひとつ別にもらって歩きながら出来たてを食べたい」というワガママなリクエストに「いま空いてるからいいですよー」と快く応えてくれた。おばちゃんたちがどんどん握っていくソレをひとつホイルに包んでくれた。歩きながら出来たてを食す。意外と天ぷらが小さくて上品。握りも柔い。
四軒目は名古屋駅の松坂屋7階にある「よしだきしめん」へ。
味噌煮込みを食べに山本屋系に行こうかとも思ったが、以前に何度も食べたことがあるので、今回はきしめん比較で〆ることにした。
なんつうか百貨店の食堂街なのだが、ここのきしめんは只者ではない感じ。ボクの中では「住よし」「川井屋」に鼻差で勝ったかも。シンプルでインパクトある「住よし」、豊かな凝り味「川井屋」に比べて程がいいシンプルさと奥の深さのバランスが良い。麺もだしも上々。うまし。
と、名古屋を堪能して新幹線へ。えーと、初日6軒、二日目6軒、三日目4軒で16軒か。なんでわざわざこういろいろ食べたくなるのか、自分でもこの情熱がよくわからない。持て余す。でも1軒食べ終わると次を知りたくなる性分なのだから仕方ない。
家に帰って一休みしてからプールへ。
前日に「掴んだ」気がした体幹のリズミカルな切り替えを実践するつもりだったのだが、あまりうまく行かず。一進一退。
プールからいい感じに疲れて帰って家族で和んでいるうちに、娘が「お腹がすごく痛い」と言い出した。
最初は熱もなかったが、夜になるに従って急に上がり、23時には39.8度に。これは困った。急な病変はちょっと怖い。夜間救急外来を受け付けてくれる病院を探し、タクシーを呼んで家族3人でGO。娘はフラフラ。
深夜の救急外来って久しぶり。様々な人が様々な事情で訪れている。
検査、点滴などをして、とりあえず入院。そっかー、意外と重いのかも。明日には検査結果が出て対処が決まる。変なことでなければよいが。
朝3時すぎ、夫婦でいったん帰宅。朝7時にはいろんな入院荷物を持ち込まないといけない。いまから行ってくる。長い一日になりそうだ。
写真部
2007年06月29日(金) 5:58:54
娘は「写真部」に決めたようだ。
通っている中学高校は部活が必修。体験入部とかの段取りを経て、結局初志貫徹したようである。
インターネットの出現で、これまで受け身な受信者だった普通の生活者が能動的な発信者になれるようになった。しかも国境を越えて瞬時に発信できる。まぁいまのところまだブログやサイト、YouTube程度の発信ではあるが、今後の可能性も含めて、これは人類にとって根本的&恒久的な変化だと思う。
そんな時代、写真をはじめ、映像やイラストなど、世界にそのまま通用する(つまり言葉の壁がない)コミュニケーション手段を持っているのはとても強い。
例えばボクの文章は世界には通用しない。どんなに想いを込めて書いても、アメリカ人にもポルトガル人にも伝わらない。日本語だからだ。でも写真は見せれば通じる。想いもメッセージも共有できる。実際、ポルトガルで知り合ったイタリア人は、ボク達がポルトガルで撮った様々な写真をまるごと欲しがった。CD-ROMに焼いて送ったが、そういうことが写真の場合は起きる。言葉の壁を越えて何かが伝わるのだ。
ま、そんな理屈は置いといても、写真は単にアート分野として楽しい。
部活といえば体育会系、というイメージしかないボクではあるが、写真部というのはちょっとうらやましい。ちゃんと活動して、人に想いを伝えられる写真が撮れるようになるといいな。
ちなみに佐藤家でもこれを機会に「写真部」が結成される(父と娘のふたり部員)。きもいか。きもいな。まぁいいや。でも撮影旅行とか、娘に迷惑がられない程度に行うつもり。だってボクもこの機会にちゃんと勉強してみたいんだもの。暗室もやってみたいな。物置を改造するか。
なんてことはないけど充実した、普通の休日
2007年06月24日(日) 8:57:02
昨日は、早朝から仕事の企画書を一本書いたあと、午前中は〆切寸前原稿を一気に書いて、ノリが良かったのでついでに数回分書いちゃって、犬の散歩に行って、昼から1時間昼寝して、その後DQMJ(ドラクエ・モンスタージョーカー)をやって配合でキングスライムを作って満足し、夕方からジム&プールに2時間、筋肉いじめて、1kmくらい泳いで、帰ってきてすぐ家族で「福竹」へ行っておいしいお好み焼きと焼酎抹茶割り、店のお母さんの毒舌を聞きながらワハハと笑って2時間半くらい腹一杯食べて、3人でくだらないこと言い合いながらワイワイ帰ってきて、蒸し暑いねぇとか言いながら全員即爆睡。
と、戦争が始まったり、大震災に見舞われたり、交通事故に遭ったり、大病を患ったりして日常が失われた時に、きっと「幸せな一日」としてなにげなく思い出されるような、特になんてことはないけど充実した、普通の休日でした。
もろもろ始動
2007年06月19日(火) 9:22:14
優子は時差ボケもほとんどないようで、普通に日常生活に突入。
たった一週間の不在とはいえボク的には家事が習慣になっていたので、「あ、アレやらなくちゃ」とか思いつくのだが、思いついた時にはもう彼女の手で済まされている。あぁなるほどいつも気がつかない間にアレもコレもこうしてくれていたわけね。たまには奥さんがいない生活をやってみるのは必要だな。いろいろ気づく。昨日はあんなこと書いたが、たった一週間だから何とかなったわけで、一ヶ月とかだったらきっと破綻していただろう。
ただ、娘の響子はとたんに朝起きなくなった(笑)
ボクとふたりのときは自主的に起きてきたのに、母親が帰ってきたらやはり依存心が出てくるのかもしれない。
かく言うボクも二度寝した(笑)。依存心出まくり。
さてと。
この一週間、仕事はなんとか切り抜けたが、原稿やサイトはまったく手を付けられなかった。いきなりあさって〆切がある。冷や汗出てきた。関西や地方やポルトガルなんかもいい加減なんとかしないと…。
妻、帰還
2007年06月18日(月) 19:50:36
妻の優子、フランスでのチーズ勉強旅行から無事帰宅。
少し丸くなって帰ってきた。フランスでよっぽど美味しいものを食べてきたのだろう。
「留守中どうだった?」と当然の如く聞かれるのだが、いつも答えに窮する。「全然大丈夫♪」「いろいろ楽しかったよ」とか言うとまるで彼女が不要みたいだから「とっても困ったー」と言って妻の必要性をアピールしたいところだが、実際はあまり困っていないし(笑)。というか、旅行前より家の中キレイになっていたりするし(笑)。なので「それはともかくフランスはどうだったのだ?」と話をそらす。お土産はエルベ・モンス(世界トップのチーズ熟成士)のTシャツだった(←超マニアック)。
今日はなぜか偏頭痛が出ていて頭が割れるように痛かったのだが、まぁ家族が揃うというのは幸せなことだ。この頃あまり家で酒を飲まないのだが、今晩はちょっとだけ飲もうかな。
ビギナーズ・ラック
2007年06月17日(日) 18:51:47
昨晩のBS2のトニー賞授賞式、良かったなぁ。
アカデミー賞授賞式の方が司会者がエンターテインしたりするけど、なんといってもトニー賞の場合、ミュージカルのデモンストレーションがある。観た舞台のハイライトをその場でやってくれる。豪華かつ贅沢。楽しすぎ。「Spring Awakening」のそれなんか圧巻だった。
放送中、NYに一緒に行った北海道のモリとチャットのように携帯メールで話しまくる。お互い大興奮(笑)。やっぱアワード発表前にめぼしいのを観ているって楽しい。次回も5月末のノミネーション発表時期に行きたい。
あけて今日は、昼前から娘のお気に入りであるラゾーナ川崎へ。父娘で。
昼ご飯はそこでピザを食べたのだが、食後にレジでメダル100枚分のチケットをなぜかもらった(キャンペーン中だったのかな)。メダルって、つまりゲーセンのメダルゲームのヤツ。んーどうしようかな、と一瞬迷いつつ「思いも寄らない流れにはとりあえず乗っておけ」という人生観に素直に従い、娘をメダルゲーム初体験させることに。
メダルゲームはボクも20年ぶりくらい。まぁ100枚なんてすぐすっちゃうよなぁとか思っていわゆる基本の「メダル落とし」というか「プッシャーゲーム」をやった。今って液晶画面で777とか並んで大量にメダルが落ちてきたりするのね。一時は残り数枚まで行ったものの、響子が777を連続で出して徐々に盛り返し、最後には240枚くらいまで増やした。いやぁふたりで盛り上がった。短時間だったが大当たりの連続で見物人まで立ったくらい。いわゆるひとつの「ビギナーズ・ラック」ってヤツですね。娘の。
で、メダルを専用ATMに預けて(1ヶ月以内なら引き出してまた遊べるという仕組み)、火照った頬のまま娘の洋服を見に行き、一着買って上げる。コムサのガールズ版だけど、とても安くてビックリ。大盤振る舞いしようとしたが、娘に止められた。しっかりしたヤツ。
その後LOFTなども見に行ったが、ふと気がつくともう16時すぎ。急いで帰って昨日のプロジェクトの残りをサササと。
まぁもうそろそろ妻の優子は帰りの飛行機に乗る頃なのでこのメモも読まないだろうからバラすと、単に掃除をしてるだけです。でも長年のごちゃごちゃが積み重なっている家事室の一大整理&大掃除だったので、丸々ふつかかかる大プロジェクトだったのだ(父娘にとっては)。見違えるようにスッキリした。優子もきっと発狂して喜ぶだろう(たぶん。勝手にいじったと怒りまくる可能性も15%ある)。
家事室は食材庫も兼ねていて、産地から喜び勇んで買ってきた激旨食材を「何かのときに食べよう」と温存してあるのだが、とっくに賞味期限切れになっているものを多数見つけた。泣けた。これからは「何かのとき」とか決して考えず、買って帰ってきたらすぐ食べよう!(超教訓)
父娘な週末
2007年06月16日(土) 18:41:35
CMでDSのゼルダを見たので、こりゃ買わねばと店に行ったらまだ未発売。あららと思いつつなんとなく見ていたら、友人がハマっている「DQMJ」(ドラゴンクエスト・モンスタージョーカー)があり、ふと気がついたらレジでお金を払っていた。まずい。ゲームなんかやっているほどヒマではないはず。でもまぁ無意識で買っちゃったんだから仕方ないや(ホントか?)
金曜の夕食はパスタ。
パスタソースはメールで紹介されたこちらで買った。前日注文して翌日の夜ご飯に使えるんだから便利な時代だ。味を濃くしてごまかしていない本格派でおいしい。いくつか買ったので今後も楽しみ。
食事は響子とふたりで「バンビ〜ノ!」の録画を観ながら(イタリアンつながり)。最近のドラマではこれが秀逸かな(娘が中一になり、ドラマをチェックする習慣ができた)。松潤もいいけど、見惚れるのは北村一輝。こういう味の日本人役者って他にいないなぁ。
で、食べ終わってから響子とふたりでDQMJを始めてしまう。ボクがストーリーを進めて、レベル上げとかは響子。根気よくやってくれるので重宝したりもする。ふたりで交代にやっているうちに満腹もあって寝てしまう。まぁこれはこれで幸せの図。
土曜も朝ご飯後DQMJ。で、昼ご飯食べながら「パイレーツ・オブ・カリビアン」の第1作をDVDで観る。響子が学校の友達と封切りになったばかりの第三作を観たらしいのだが、シリーズの第1,2作を観ていないというので借りてきた。ボクは二度目。ジョニー・デップはやっぱうまい。
観た後は「父娘ふたりのプロジェクト」。母親がいない間にガガガとやって驚かそうという魂胆。でもこれが大変な作業でふたりとも超疲弊した。明日も引き続き取り組む。
さてと。
19:55からNHK BS2で「トニー賞」の録画放送だ。すげー楽しみ。結果は全部わかっているけど、プレゼンターとかすごいし、楽しそうだ。あ、その前にパスタ作るけど。
パスタ攻め
2007年06月15日(金) 7:43:32
妻がいない生活を不憫に思ってか、メールでおいしいパスタ・ソースを教えてくれる方やおいしいパスタ・レシピを送ってくれる方がいて大感謝。今日の夜はそのパスタ・ソースでパスタを作る予定。明日はそのレシピでパスタ。あさってはもうひとつのレシピでパスタ。ということで、パスタ攻めでよろしく >響子
昨日は夜ご飯の約束が中目黒だったので、代官山ヒルサイドテラスでやってい