仕事

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うまいもので頭痛を霧散させる

2008年05月01日(木) 5:31:03

企画書書きの寝不足もあって偏頭痛がし、肩こりも酷かった昨日。会社のデスクに向かっていても常に目の奥の方がジンジンと痛い。ちょっとヤバイな、これは。

こういうときの対処法のひとつは「思いっきりおいしい昼飯を食べる」である。ボクの場合、それで治った過去がある(ホントかよ)。なんか悪いストレスみたいなものが出てっちゃうのかな。

電話してみたらラッキーにも席がひとつ空いていたので「鮨しみづ」。
地方の名店をいくつか回っている昨今だが、やはりここの鮨はひとレベル違う。というかボクとの相性が抜群なのだ。年々相性がよくなる気がする。数年前より柔らかく優しい握りに変化してきているが、奥の方に力強い男鮨が身を潜めていて、その酢の強さといい、パラけ方の絶妙な具合といい、Too Muchじゃない感じといい、お値段といい、食後の気持ちよさといい、ボクの中の「鮨の理想」に今一番近いかもしれない。

他の名店で食べても、それはそれで「うまいなぁ」と溜息をつくが、「鮨しみづ」で食べたときのホッとするようなしみじみするような極楽感は味わえない。相性だなぁ。いくつか名店を知っているからこそ、味の相性の存在に気がつく。相性がいい店を探し当てられたのは人生の極上のシアワセのひとつだ。そしてそのシアワセはそこそこの遍歴があってこそ、である。(←遍歴の末でないとボクはシアワセを感じられない)

これからも遍歴は重ねていくとは思うけど、この相性ばっちりが少しでも長く続きますように。
そう神様にお願いして店を出た。
あ、偏頭痛も肩こりも治らなかったです(笑)。そう甘くはないか…。

で、夜22時。
企画書を書いていたら電話。打ち合わせを兼ねて一杯飲むことになった。頭痛はひかない。痛い痛い。
行ったのは「Bar Radio」。最初はシャンパン。ボワールをちょっと垂らしてもらう。うまいなぁ。数杯飲んだあと、尾崎さんに「何かお願いします」と、カクテルを指定せずにお願いする(期待満面)。はい、と、いつもの笑顔で応えてくれて丁寧に作業しだす尾崎さん。

「はい、どうぞ。ジン・フィズです」

ジン・フィズ?
と、ちょっとはぐらかされた気分で飲み始めたが、このジン・フィズがすごかった。
あぁジン・フィズって飲み物の高みをボクはまだ知らなかったな。こんなにすごいんだ…。飲んだ瞬間、数多あるカクテルの中からジン・フィズという狭い狭いストライクを(それもチェンジアップで)狙いにきた尾崎さんの粋に気がついた。うわぁ。それにしてもジン・フィズがここまで…。うわぁ。

いや、ウソみたいな話、頭痛が霧散した。
そういうことも、ある。実際、あまり寝てないままに朝5時に起きて仕事をしているが、頭痛も肩こりも治ってしまった。うはは。

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体内時計?

2008年04月16日(水) 8:01:08

先週の大阪での講演はパワポ(パワーポイントというプレゼン・ソフト)で143枚に及んだ。
2時間で143枚。1分で1.2枚。有料の講演だったので、ぜひ元を取って欲しいこともあり、アレも言おうコレも言おうこの動画も見せよう、とか盛り沢山に入れ込んでいたら最終的にこんなになってしまった。まぁ1枚にたくさんの要素を入れるのが嫌いなので、1枚1行とかも多いのだけど、動画とかもいろいろ見せて143枚はさすがに多い。

いつも多くても120枚くらい。140枚台はさすがに初めてだったので2時間でしゃべり切れるかなぁと不安だったが、終わってみたらアラ不思議。最後の1枚を終えて時計を見たら2時間ジャスト! ピッタリ! 素晴らしい!(でも質疑応答の時間がなかったのだけど…)

昨日はもっとすごかった。
ある企業にお呼ばれしてレクチャーに行ったのだが(内容は「明日の広告」)、宣伝関係のプロ相手ならコレも入れようアレも見せようと、もっともっと増えていってしまい、作り終わってみたらなんと183枚(笑)。昨日も2時間だったから、1分で1.5枚。さすがに無理がないか? 動画やDVDを見る時間を引くと、実質で1分2.5枚くらいになる。おいおい。

でも、これまた不思議。絶対無理だと思ってたのだが、最後の1枚をしゃべり終わって時計を見たら2時間ジャスト! なんのマジック? そんなに早口にしたつもりはないのだけど、大阪より40枚も多くてもなんとか入っちゃった。というか、聴いてくださった方々の方が大変か。どんどん話が進むせいで消化不良になったかも。だとしたらスイマセンでした。でも、その後30分も時間延長して質疑応答があり、うれしかったな(質問があるとうれしいものです)。

伊坂幸太郎の「陽気なギャングが地球を回す」に、精確な体内時計を持つ女が出てきたが、講演もそれなりに数をこなしてきて、わりと体内時計が出来てきたのかも。

ってまぁ2回ともまぐれだな、まぐれ。
調子に乗るともっと枚数増やしそうだから気をつけよう。

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広告批評、休刊

2008年04月14日(月) 6:40:21

広告業界で働く人、もしくは広告に興味ある人にはお馴染みだった雑誌「広告批評」が来年4月で休刊になる。部数減少や赤字が理由ではないそうだが、だからこそ、広告業界にとってとても象徴的な出来事だと思う。

このニュースをしばらく前に聞いてとても感慨深かったのだが、考えてみたらここ5年、マス広告よりもメディア・ニュートラルなコミュニケーション・デザインの方向に仕事も興味も向かっていたこともあって、ボクはほとんど「広告批評」を読んでいなかったことに気がついた。たまに読むと違和感すら感じていた。もうマス広告の「表現」だけで生活者に届く時代ではとっくにない。広告自体がすでに大きく変わっている。なのに「広告の批評」という題名のこの雑誌がそこを無視してずっと「マス広告の表現」を中心に追い続けていたのは相当偏って感じられた。

ただ、結果的にそこにある種の「批評」は感じていた。
こんな時代なのに敢えてマス広告の表現中心に編集していたことに。
そういう意味では、休刊は「殉死」に近いのかもしれない。部数減少や赤字が理由でないのなら、彼らは潔く「マス広告の時代」と殉死したのだ。それはそれで見識だ。

なんだか明治と乃木希典の関係を思い出させる。
乃木希典が明治という時代に象徴的に終止符を打ったように、「広告=マス広告」という図式に象徴的に終止符が打たれた感じ。

人生を賭けるに足る仕事を真剣に探している学生たちは、時代の終焉と始まりを敏感に感じ取っている。
広告批評が主催する「広告学校」は、やはりマス広告の表現を中心に学ぶ場なのだが、受講生が年々加速度ついて減っていると聞く。マス中心と思われているトラディショナル・エージェンシーの志望者数も今年は明らかに減ったと聞いた。レベルも下がってきたらしい。有能な学生が他業界、もしくはネット系広告会社に流れているのだ。いままでは潜在的だったので目を伏せていられたそういう問題点が、明確に顕在化してきたということだ。

いいことなのだろうな。
こうしてわかりやすいカタチで顕在化しないと、広告の世界はなかなか変わらない。

中の人たちはまだまだ少し前の「マス広告栄光の時代」の殻を引きずっている人が多いし、変わらないといけないとわかっている人たちも、日常の作業に追われてなかなか変われないままに日々を過ごしている。この「広告批評」の休刊は、まさに「顕在化された明日」である。志望者減少も「顕在化された明日」である。スルーせず重く受け止めるべきだと思うし、もう猶予はない。

拙著「明日の広告」でも書いたように、別にマス広告が終わったわけではない。「広告=マス広告」という時代が終わっただけ。消費者本位に考えてコミュニケーションをデザインしていけば、まだまだ広告は力を持つ。問われているのは「脱皮」の早さだ。変わらなきゃ。

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大阪の夜

2008年04月11日(金) 8:15:58

大阪にいる。
といっても、昨日の夕方ついて、講演をひとつして、飲んで、寝て、いまから東京へ帰る。せめて夙川の桜を見に行きたかったな。でももう帰らなければ。

講演を2時間して、解放されたのが21時過ぎ。
「ヘレカツサンド専門店 梵」。「Bar Tazmi」。「Pile Driver」。「うどん処 大和屋」。「ワインバー サンテ」。昨晩行った店。意外と行ったな(笑)。3軒目からはずっとひとりで逍遙。「なんか蕎麦かうどんが食べたいなぁ」と北新地を歩いていて偶然入った「うどん処 大和屋」のカレーうどんが妙にうまかった。ここ知らなかった。麺が弱いけど深夜にはちょうどいい。また来よう。

最後は「ワインバー サンテ」の森さんとこに久しぶりに。
すごく喜んでくれてちょっと感激。そういえば2年ぶり以上かな。相変わらずとてもいい店だ。ふたりでいろんな話をして深夜3時ころ堂島ホテルへ帰りつく。講演主催者がとってくれたホテルだが、ベッドからガラス張りのお風呂が見えるちょっとエッチーな部屋。むぅぅと唸って即寝。

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古い水夫

2008年03月14日(金) 8:47:08

最近若者に会うことが多い。
多いのは就活のOB訪問。拙著「明日の広告」を熟読した上で会いに来る方が多く、学生なのにやけに広告事情にくわしい(笑)。んでもって質問が濃い。「新聞メディアの復活はどこがポイントだと思いますか?」「コミュニケーション・デザインにおけるスケジュール感について聞きたいんですが」「ソーシャル・メディアが乱立する世の中になると消費行動はどう変わってくるとお考えですか?」……いつの間にか額に汗を浮かべているワタクシ。でも「お前にはまだ早い!」とか、白い犬みたいに一蹴するには相手が真剣すぎる。すごいな。頼もしいな。こんなに広告のことを考えてくれている。

学生だけでなく、現場の若手と会うことも増えた。
昨晩はある会社の若手に招かれて、お店で飲みながら広告の話。13名の初対面な若者たちに囲まれて熱心にいろいろ聞かれる。やはり「明日の広告」を全員読んでおり、ベースをあの本に置きつつより深い話になっていく。でも学生さんと違って現場を踏んでいる人たちなので、理念的な話というよりは実践的な話。みんないろいろ考えてるなぁ。仕事や業界に危機感がある分、考えが深い。すごいな。頼もしいな。広告業界に元気があったボクの若い頃はこんなに深く考えていなかった。

「古い舟をいま動かせるのは古い水夫じゃないだろう」

この言葉とともにひとり広島から出てきたのは吉田拓郎だが、こういう若者たちと会っていると、自分が今、まさに「古い水夫」なんだと自覚させられる。40代中盤の働き盛り。でも確かに古い水夫ではあるんだな。この自覚はとても大切かもしれない。

もちろん同等に争ったら絶対負けない。でもそれは慣れ親しんだ古い舟の上だからだ。
古い水夫のそのやり方がこの舟の速度をどんどん遅くしてきたのは事実。もう先頭に立たず、後ろから支えるスタンスに変化しなければならない年代なのだ。ただ、この「変化」は実に難しい。有害な老人が社会の中枢にいかに多く蔓延っているかを見てもそれはわかる。

吉田拓郎があまり表立って活動しないのは、病気のこともあるだろうが、「自分がすでに古い水夫である」という自覚をある時期に持ったからではないか、と、ちょっと思った。

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うーさんの定年祝い

2008年03月05日(水) 9:27:46

昨晩は大阪勤務時代の戦友たちと。
ボクたちが命をすり減らして働いた部の元部長(現局長)が定年を迎えたので、その元部長を含めて5人の部員全員、東京に集まったのである(いまその元部長が東京にいるので)。あっという間に昔の空気。あぁラクチン。

でもまぁなんつうか、今思い返しても地獄の日々ではあった。
忙しいなんてもんじゃない。常にバタバタしていたが、たとえば最高記録は一ヶ月で13本のCMを作ったことがある。ボクの担当で13本。部全体(5人)では一ヶ月にその倍くらい作っていた。あり得ないなぁ(同業界の方なら驚愕してくれるとは思う)。
残業時間もちょっとここでは書けない量(捕まる)。下手するとうちの会社の記録保持者かも。実際、昨日来た一番年下のメンバーはその部に移ってきて2ヶ月で過労入院。それを横目で見て「さもありなん」と納得しつつ、お見舞いに行く暇もなかったワタクシたち。

でもこの元部長の有能さと元気さとトラブル処理能力と「いい意味でのいい加減さ」は、ボクに多大な影響を与えてくれた。仕事上での「いまのボク」の80%くらいは彼によって育まれたと言っても過言ではない。

ついでに言うと、このサイトを一番更新していたのも彼の部時代。
あまりに忙しく、人間的な生活が出来なかったので(一ヶ月に30日出張とかもあった。長期出張じゃなくて一泊出張の積み重ねで)、そのはけ口として、空いている時間をサイトや執筆に燃えたのである。忙しい時の方が個人的活動がはかどる。これはボクの中での真理。

彼から教わったことはたくさんあるが、ボクの中で仕事上の教訓としているのはこのふたつ。

・毎回必ずひとつ、新しいチャレンジをしよう
・どんな小さな仕事でも必ずメジャーと組もう

特に後者は彼の真骨頂で、「えー、こんな小さなしょーもない仕事なのにそんな巨匠と組むんですか!」ということがよくあった。ラクチンな人と組んで流したいのに、その小さな仕事が巨匠のワガママとかで地獄に変わる。でもさんざん苦労して仕上げた後に気がつくのだ。メジャーならではの刺激だったり、自分の成長具合だったり、人脈の広がりだったりに。やっぱメジャーな人は何か違うものを持っていて、単なる「作業」を「仕事」に変えてくれるのである。

って、いろいろ書いていると二冊くらい本が書けちゃうので、はしょろう。
とにかく、うーさん、長いこと、ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

昨日はそれぞれ彼にCDをプレゼントし、奥様の手紙をサプライズとして用意して泣かせ、昔話で盛り上がった。
「タワシタ」「zorro」そして六本木の生ギター・カラオケのバーと3軒ハシゴ。カラオケなんか8年ぶり(←カラオケ嫌いなタイプ)。もともと持ち歌は「ひとり咲き」と「恋しくて」なのだが、昨晩は「万里の河」と「大きな玉ねぎの下で」を歌った。タマネギ好きとしてはやっぱりね(笑)

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中国人の教授たちに講義

2008年02月07日(木) 7:05:47

ある機会があって、中国人の大学教授・講師たちに広告の講義をした。
みんな広告の専門家。中国各地から日本に研修に来ている6人の先生たち。25歳から46歳まで。黒竜江省とか江西省とか、遠くは新疆ウイグル自治区の大学から来ている。遠いなぁ。チベットの隣じゃん。イヤイヤはるばるようこそ!という感じ。

講師として部屋に入ると、それまでくつろいでいた聴衆の雰囲気がたいてい一瞬凍るものである。ボクが丸坊主で髭ででかい、というのも理由かもしれない。こっちも緊張してるしね。でも中国人たちは違った。底抜けに明るい。入った瞬間みんなが笑顔になって「こんにちわー!」という声が溢れる。うわ〜。こっちも明るい気持ちになって「ニーハオー!」と心を開く。

講義やプレゼンの始まりって、アイス・ブレイク、つまり会場の空気の固さを砕くようなジョークとか下世話トークで始める必要があることが多いのだけど、この人たちにはまったく必要ない。あぁこりゃいい時間になりそうだ、と、ほぼ確信。そしてその通り、話している間中、なんだか楽しかった。

講義を始めるとさすがに先生たちだけあって非常に熱心にノートを取る。んでもって少しでもわからないことがあると話の途中でも遠慮なく質問してくる。こっちはこっちで「あぁそこが理解しにくいのか」と軌道修正しながら話を前に進める。こういう風に途中で遠慮のない質問を受けることなんて日本では皆無なのであまり経験なかったが、これはこれで話しやすいな。

自分が聴衆の立場だったら、話の途中で質問をするなんて失礼だし、他の聴衆にも悪いとか思ってしまう。後で質疑応答の時間があるだろうし、最悪、講義が終わってから講師を廊下で捕まえて質問してもいい。でも講師の立場からすると、話の途中での素直な質問って意外と話の推進力になる。ふと「あぁそこがわからないなら、これも話しておこう」なんて違う話もしたりして、結果的にとてもいい説明が出来たりする。そんな感じで、昨日はわりといい講義ができた気がする。

楽しかったな。もう一生会わないであろう人々と笑顔で心を通わせるひととき。ボクが話したことが彼らをメディアにして黒竜江省とか新疆ウイグル自治区に渡る。ボクという人間のカケラが彼らを介して世界のどこかに散らばっていく。きっと荒川修作が言っている「人間は死なない」ってこういうことに近いんだろうなぁとか思いながら、彼らに「さよなら」を言った。もう一生会わないと思うけど、一生分会ったよね。

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ギリークラブで講演

2008年02月01日(金) 9:29:37

昨晩は「明日の広告」を出すキッカケになったギリークラブでの講演。
元々おととしの12月にここで講演したのをアスキー新書の本多さんが聞いてくださり、その半年後に「あの講演を元にして、本書きません?」と言ってきてくださったのだった。

講演テーマはまさに「明日の広告」。本の発売を受けて急に決まった講演だったが大勢集まってくれ盛況。でもいま本が品切れ状態で、半分の方はまだ読んでいない状況だった(会場で即売したが)。半分の方は読み終わっていて、半分の方はまだ読んでいない状態での講演。むずかしい。全員が読んでいれば突っ込んだ話ができるし、全員が読んでなければ易しく内容をなぞる。その中間。いったいどこらへんがストライクゾーンなんだ!?

ということで、内容は総花的になり、ちょっと散漫になってしまったかも。でも本でお見せできなかった動画とか実例とかを見ていただいたので、いろんな理解は進んだかもしれない。広告関係の方がほとんどいなかったので、より一般化して応用できるようにはお話した。

話していてわかったけど、あの本の内容をちゃんと話そうとすると最低でも8時間はかかる(笑) そのくらいは詰め込んだなぁ、と。「これたった2行で書いたけど、実はちゃんと説明するなら10分は欲しい」というような部分が意外とある。さなメモ口調で20年分の知見を入れ込んだつもり。自分で言うのもなんだけど780円はお得だと思います。

講演後の食事会は新丸ビルの7階で。30人くらい残っていたかな。
ここ、初めて行ったけど、なかなかすごいことになっている。面白い。しかもほとんどの店が朝4時までやっているとは知らなかった。

てっぺん(24時)をまわるまでそこで飲んで解散。その後ひとりで銀座の小さなバー。話しすぎて枯れた喉を軽く潤しつつ、今日の講演の反省。んー、本にイイタイコトをほとんど書いちゃったので、講演が逆に難しくなっちゃったなぁ。「これについては今日は時間がないのでご説明できません。本を読んでください」的な言い回しが増え、ちょっと不親切。講演用の構成をもう一回練り直さないと…。

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WIN・WINで行こう

2008年01月27日(日) 18:04:50

風邪になりきらない風邪気味状態。だるいままダラダラとベッド。
やらないといけないことが多いのだけど(更新とか連載原稿とか)、この週末はまったく出来なかった。まぁ11月の執筆地獄以来「本業の本」ってことで無闇矢鱈にナーバスになっていたから、そういう疲れも出ているのだろう。思ったより評判がいいので安心してドッと疲れが出たのかもしれない。特に若い人から評判がいいのがうれしい。それと広告業界以外の人からも。 そうだといいなぁと思って書いたので大変うれしい。

変化が必要、かつ、変化の真っ只中にある業種のことを「中から」書く場合、ちょっとストライク・ゾーンをはずすだけでバッシングの嵐になる可能性がある。それも急進派と守旧派の双方から。でも、双方にとってぎりぎりストライクであるゾーンが存在することは確か。その狭いゾーンを狙って、ベテランにも若者にも届くように超ポジティブな球を投げようと試みたのが今回の本「明日の広告」である。その狭いストライク・ゾーンは、でも、狭いからこそ普遍性もあり、広告業界以外の人にも伝わると思った(願った)。
ストライクがとれたかどうかはまだわからない。でも、これでストライクが取れなかったら潔く去ろうと決心して書き始めた。そりゃ緊張もするしナーバスにもなる。相当疲れた。燃え尽き系。

なぜわざわざ地雷を踏みに? と、ある人に聞かれた。
キレイゴトに聞こえるかもしれないけど、社内外問わず20代30代の元気な人たちがいまいち仕事を楽しんでいないように感じることが多くなってきたのが大きい。ここ数年、彼らの閉塞感を肌で感じることが多かったのだ。それと、広告業界を目指す若者が実際に減っている現実を目の当たりにしたということもある。広告をはじめとするコミュニケーションの仕事が若者の目に魅力的に映ってないのだ。それはきっといま業界の真ん中で働いている40代50代が魅力的かつ楽しそうに見えていないからだ。
そういうこともあって「いやいや実は楽しいんですけど」と我々の世代が発信しないといけないと思った。実際楽しいし(楽しくない人がいるとしたら、やり方を時代に合わせて変えていない人だと思う)。

んー…、文章にするとやっぱキレイゴトっぽいな(笑) そこまでご立派な使命感があったわけでもないか。
でも、なんつうか、現代の日本社会自体、若者の目にあまり魅力的に映っていないのは、いま社会の真ん中にいる40代50代がポジティブなメッセージを発していないせいもあるのではないか、とも思う(もしくは格好よく見えていない)。社会で働くつらさ・しんどさばかりが発信され、その楽しさ、豊かさ、広がり、刺激なんかがちゃんと発信されていない。そのくせ「若者よ夢を持て」「最近若者が大人しい」みたいな勝手を(上から目線で)言う。そりゃ酷だ。

いや、この時代、よくよく観察して過去の時代と比較すれば、人類有史以来トップクラスに楽しい時代だということがわかると思う。世界中のモノや娯楽や食べ物が揃い、コミュニケーションのやり方も楽しみ方も無限にある。チャンスもいろいろ用意されている。そりゃしんどい側面も増えてはいるが、見方を変えればかなり楽しく自由なのは確か。

ぜひご一緒に楽しみたいと思うし、若い人たちがもっと楽しめチカラを出せる環境を整えたいとも思う。
これはある程度ホンネ。だって彼らが楽しくいっぱい働いてくれたら、ボクらの世代もラクできる(笑)。WIN・WINですな。

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那覇から帰京。寒っ。

2008年01月15日(火) 6:19:19

昨日は昼ご飯に「シーサー」と「我楽そば」をハシゴ。「我楽そば」は特に面白かった。感想は対談ブログの方に書いたので是非。んー、沖縄そばはどんどん面白いことになっていっているなぁ。ボクが必死に食べ歩いた10年前とは隔世の感あり。あの頃はほとんどラーメン化していて「昔ながらの沖縄そばはもう絶滅か」と思ったもんなぁ。実際3軒くらいしか昔ながらの打ち方でやってる店なかったし。その辺のことに興味がある方はコラム「すばの細道」をご一読ください。

そんなこんなで2泊3日の那覇行きは終了。今日からまた一週間が始まる。あと4日だけど。

おかげさまで新刊「明日の広告」の感想、いろいろいただいております。
本業なのでエッセイよりずいぶんナーバスに書いたこともあり、ひと言ひと言が本当にうれしい。どうもありがとうございます。なんとかいまのところ評判いいみたいで心底ホッとしています。意外と広告業界以外の方からの感想が多いのもうれしい。広告関係以外の方にわかるかなぁと心配していたんだけど、どうやら全然大丈夫っぽいです。これまたホッ。なぜか「泣いた」と言う感想も3通(笑)。これはスラムダンク・キャンペーンのところですね。まぁ素材がスラムダンクですから。

いただいたメールから察するに、地方も含めて、書店には行き渡ったようです。広告や消費者、イマのコミュニケーションに少しでもご興味がある方、そして商品をもっと売りたい方など、立ち読みでもいいのでどうぞ読んでみてください。いろんな業界に応用が利く「消費者とのコミュニケーションについて」のお話です。780円(税込)の価値はあると思っています。

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「明日の広告」発売

2008年01月10日(木) 9:27:22

明日の広告表紙まだ書店に並んでないだろうと思っていたら、昨日「ブック・ファースト」で平積みされていたので、急いで告知します。

「ブック・ファースト」は特別早いけど、普通の書店だとたぶん今日か明日くらいからボクの新刊「明日(あした)の広告」が並び始めると思います。三連休のお供にいかがでしょう?(書店によっては土日くらいからかもしれません)

副題は「変化した消費者とコミュニケーションする方法」。
初めての本業(広告)の本です。本業なので「さとなお」ではなく「佐藤尚之」で出版しました。

内容は、未来すぎない「明日」の広告のお話。

あまり未来ばかり予想して心配してないで現状をどんどんよくしていこう、と、なるべくポジティブに書いてみたつもりです。というか、広告やメディアの明日はもっともっと楽しくなると信じているし。

ここ20年の広告コミュニケーションの流れや、今後の必然的変化なんかも、比喩を使ってかなりわかりやすく書いてみたつもり。
テレビCMは本当に崩壊するのかとか、新しいお茶の間「ネオ茶の間」の出現とか、商品丸裸時代のこととか、コミュニケーション・チームの作り方とかにも言及しています。あ、スラムダンク1億冊感謝キャンペーンについても書いています。

ちょっと最近の流れについていってないかもと不安に思われている広告業界の方だけでなく、コミュニケーション全般に興味のある方、広告業界をめざしている学生さんなどにも読んでいただけるとうれしいです。最近よくある「難しい横文字満載の本」ではありません。

新書ですし、わりと一般向けですが、そこそこ専門的なことも書いているので、広告にまったく興味がない方には多少難しいかもしれません。でも、消費者の変化についてくわしく書いているので、消費者とのコミュニケーションに従事している方のお役には立てるかもしれません。
ちなみに、広告系最先端の人にとっては基礎的な記述が多く物足りないと思います。お手柔らかに願います。

内容や目次についてくわしいことはこちらをご覧ください。amazonではまだ予約注文になっていますが、今日か明日くらいから普通に売られると思います。

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最後は謝罪

2007年12月29日(土) 8:45:56

1日早く休んだ年末。1時間の早朝早足散歩 with 犬をしたあと、煤払いしたり、窓拭いたり、洋服をエイヤ!と捨てたりしていたら、ブルルとケータイが震え、あるクライアントでトラブルが発生したのを知る。部下も休んでいて連絡がつかないので、とりあえず午後の予定を取りやめてクライアントへ直行。頭を下げまくる。こちらに非がある。申し訳なし。昨晩シャンパーニュで気持ちよく〆たはずの今年だが、最後の最後で謝罪。なんか今年の流行に乗った感じ(笑)。ま、下がって終わるのもまた良し。後は上がるだけ。

謝罪から帰ってきて気分転換にプール。
最近では「連続で1km泳ぐ」とかいうことは考えず、100m単位で最低10本(つまり1km)泳ぐようにしている。この方が泳ぎも乱れず、コンスタントに泳げる。というか100m単位で10本泳げるようになったのは最近だ。以前は最後の方は50mで休みを入れちゃっていた。まぁたった1年半前に100m完泳記念日とか喜んでいた程度の泳力なので、これでも達成感はあるな。これを150m単位、200m単位と増やしていこうと思う。

まだ右肘が痛いのでジムにはいけない。プールのみ。家の近くに出来たので、1km泳いで風呂入って帰ってきてちょうど1時間ちょいくらい。手軽な気分転換である。

帰って奥さんの年賀状制作を手伝い(マック上でレイアウト)、少し「地方のおいしい店リスト」のリニューアル作業をして、TVでフィギュアの全日本選手権を「俺たちフィギュアスケーター」目線で見つつご飯を食べ、腹筋を腹がつる直前までして就寝。10月11月の集中執筆でカラダを甘やかしてしまい、相当なまっているのだ。この1週間強の休みのひとつの目標はカラダをいじめまくること。まずは基本的なスタミナを復活させないと。

今日は本棚周辺を煤払い。しばらく前からブックオフに売って本を減らす作業をしているのだが、それをもう少し大がかりにやるつもり。一冊ずつ迷いながらやると一週間あっても終わらないので、迷わずエイヤ!である。洋服を捨てるのと同じ要領。というか気合い。

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サラリーマン生活の優れた部分

2007年12月22日(土) 17:29:45

ハードルの為末選手が毎日新聞に「ハードラー進化論」と題して面白いことを書いていたのでメモ。

 競技人生も長くなると「常識」がたくさん出てくる。常識は思考スピードを速めてくれるが同時に思い込みも生む。それが本当に正しいのか、もしかして例外があるのではないか、という再検討を怠ることにもなる。
と書き、再検討というか視点の変化としてこんな例を挙げる。
 例えば最初のうちは、走るという行為は、地面を自分の力で踏みつけて、その力で前に進むポジティブな動作ととらえていた。だから当時はスクワットなどの、下から持ち上げるトレーニングを重視していた。
 ところがある時、何かのきっかけでネガティブな動作だと思い始めた。自分の体が地面に落ちてきて、足がそれを支えているだけのように見えてきたのだ。トレーニングも下から持ち上げるよりも、上から落ちてきた体を支え、弾むようなものを重視するようになった。同じ「走る」という循環動作なのに、視点が変わると動きも大きく変化した。
そして「道を究める途中では、積み上げるだけではどうにもならない場所がある。そこでどれだけ視点を変えることができるかが重要だ」と続くのである。

この文章は彼自身がある会社の社外取締役になったことの報告として「競技生活に影響はでないのか、と言う人がいるが、『変化すること』は競技にいい方に働くと思っている」という理由として書かれていたが、いやぁ全くその通りだなぁ、と。

ボクはその辺のことを「思ってもみない流れには乗ってみろ」という言葉で自分の心に留め置いているのだが、なんというか、自分で考えることなんて限界があって、なかなか「自分の常識」を越えられないものなのだ。でも、思ってもみない流れに流されて乗ってみると、視点がガラリと変わり、わりとスムーズに新しい境地へいけたりする。

んでもって、サラリーマンって「強制的に視点を変えさせられちゃう」という意味において、なかなか優れた職業(?)だと思う。異動とか転勤が理不尽に言い渡される。そして思ってもみない方向に人生が流れていく。でもこれは、結果的にだが、人生を爆裂的に進化させてくれはする。
ボクもサラリーマンにならなければ大阪で働くなんてことはありえなかった。超理不尽だと思い、いやいや大阪に行ったものだ。でも、結果的に、あの十数年を抜きに自分の人生を語ることなんてできないくらい深く影響を受け、成長させてくれた。こういう強制的人生の変化は、成長過程において非常に重要な気がする。

個人で仕事をしている人にはそれがない。自分の「常識」に固まってしまいがちだし、視点の変化を得るのが非常に難しくなる。若くして独立した優秀な人(技術者や料理人や職人や)が、意外とその地点から成長してなかったりするのはそういう部分もあると思う。外部からの強制変化がない分、自分でそれを作り出さないといけない。それはとても難しいことだ。

サラリーマン生活における「強制的人生の変化」は、意外と貴重で有り難いことなのである。

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昔の戦友にバッタリ

2007年12月11日(火) 8:31:49

終業後、会社を出たらバッタリと昔の戦友にあった。
って、もちろん戦争に行ったわけではなくて、「あまりの過労とストレスでバタバタと入院患者が出た過酷&長期のCMロケで一緒に棺桶に足をつっこんだ仲」の若い後輩である。若いといってもあれから10年以上、当時若かった彼も白髪が増え、それなりに貫禄がついている。

10年以上ぶりなのに1秒で昔に戻って「おい! コラ! なにやってる!」と叫んで怒り顔で懐かしがるボク。彼は当時「怒られ役」で、みんなにサンドバッグのように怒られまくり、でもそれにもめげず地道にニコニコがんばるのでそのうちみんなが一目も二目も置きだしたという強者。「うわわ!」と一瞬驚いたあと、懐かしいニコニコ顔で「サイト、毎日見てます」とか言う彼。「見てるんならメールくらい出せ!」と、また怒られる彼(笑)

名刺をもらったら、もう立派なプロデューサーになっていた。若くて怒られていた姿しか見たことないからちょっと頼りないし不安だけど、彼ならまた一緒に仕事をしたいな。なんといっても戦友は信頼できる。トラブルや修羅場で彼がどんな行動をするか全部わかっているのが大きい。絶対逃げないとボクは知っている。

その後、初対面の編集者と来年の新連載についての打ち合わせご飯。
昔からサイトをよく読んでくれていた人。あーだこーだ話しているうちになんとか連載テーマが決まった。気楽に楽しく続けていけたらいいな。「Oggi」という女性誌に連載する予定。

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若者とハムユイと

2007年11月23日(金) 10:39:25

昨日は終業後、ある教室で学生さん50人くらいを相手に先輩とふたりで講義。
もう感心するくらい真面目で真剣な生徒さんたちだった。昼間に自分を原因とした「反省させられること」が立て続けに起こり、それはもう落ち込んで過ごしていたのだが、若者たちに身近に触れて少し立て直す。

この年齢と経験値をもって眺めると、若者の不安も焦燥も臆病も全部そこそこ見えてしまう。でも彼らはその彼ら自身と一生一緒に生きていかなければならず、結局自分の枠の中で最良の自分にするしかないのだ。ボクもこんな自分と一生つきあっていかないといけない。小学生のころと同じような、まったく成長していないお調子者的間違いを相変わらず起こし、自分に相当幻滅したりもするが、でもそういう自分という枠の中で最良を尽くしていくしかないんだろう。辛抱強く自分とつきあわなければいけない。

終了後、学生さんが質問に来た。質問のペーパーを持つ手も声も震えている。緊張するタイプなんだな。ボクの若い頃と一緒だ。がんばれがんばれと心の中で思いつつ、知らんぷりして素っ気なく質問に答える。誰もが通ってきた道だ。ボクが手を震わせて講師に質問していた頃、講師もボクの震える手を見ながら心の中でそう思っていたんだな、とリアルにわかる。

講義終了後、先輩とごはん。
この先輩、ピンポイントで「食べたいもの」を要求する方で、昨日のリクエストはハムユイ(咸魚)。「ハムユイ? あの塩漬け魚の?」「そう、中国のクサヤと言われてるヤツ。なんか急に食べたくなってさー。予約も入れてあるから」 あらそうですか、と、ウェスティンの「龍天門」へ。知らなかったが、ここはハムユイの炒飯が名物らしい。

ラストオーダーもそろそろ、という時間だったが、店内満員。すごいな。
「とにかくハムユイを食べさせてくれ」とハムユイが入ったメニューをしつこく聞く二人組に、キャプテンは「珍しい客が来た」と警戒したのだろう、つきっきりで応対してくれた。先輩が「土鍋に鯛めしみたいにハムユイが入ったのとかできません?」とかワガママなオーダーをするので、料理長と相談してきてくれてメニューにないハムユイ料理をいくつか作ってくれることに。最初はハムユイの切り身を肴に紹興酒の熱燗(染みる!)。それからハムユイと野菜の炒めもの(名作!)を経て、ハムユイ炒飯(うま!)。最後はハムユイの土鍋ハンバーグご飯(絶品!)。この最後のが異様にうまかった。抜群だ。正式名を何度聞いても覚えられないので、「今度来たときもハムユイの土鍋ハンバーグご飯と言えばわかってくれますか?」と聞いたら「大丈夫です」とのことなので、次もこれでオーダーしよっと。

ラストオーダーで上湯(シャンタン)をもらい、〆。
いい店だな。満員なのもよくわかる。

若者とハムユイのおかげで少し前向きに。
先輩に示唆された村上春樹の言葉、「孤独は勝ち取るものだ」を噛みしめつつ。

※メールで教えていただきました。
「ハムユイの土鍋ハンバーグご飯」は「咸魚肉餅[保火]仔飯」だそうです。[保火]は「保」の下に「火」。

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サラリーマン・コスプレ

2007年10月13日(土) 17:43:56

昨日は以前書いたとおり「これに出ないのはサラリーマンとしてウンチ」という会議があったのでスーツを着ていった(制作部門ということもあり、普段はわりとカジュアルな格好で会社に行っている)。
どうせスーツを着るならいっそのことコスプレ的に、ということで、白のYシャツにイエローのタイ。スーツはヨージの真っ黒。家族に冷やかされながら、新入社員みたいな新鮮な気分で出かけたのである。

で、これが、不評(笑)
若い人に至っては「キモイ」とか言うし。首から下は爽やかだけど首から上がヤクザじゃないですか、とか。まぁ見慣れの問題だとは思うけど、Yシャツだけでも色物にすれば良かったかな。

ま、なんだかそんな感じで居心地悪いまま夜になり、仕事を抜け出して「鮨しみづ」。電話したら運良く空いていたのでひとりで飛び込んだ。
昨日は沖縄に行くはずだった日だし、おまけに仕事のストレスもあったし、スーツ姿を笑われてガックシきていた部分もあった。とにかく一杯だけ飲ませてくれよ気分だったのだ。

ガラリと引き戸を開けて入店。

「あれっ、どうしたんですか? なんだか入学式みたいですねぇ。クククク、ウバハハハハ」

そこまで笑うかね。おかげでお酒がガシガシ進み、1時間半後に会議に戻るも千鳥足。首から下は爽やかだけど首から上は超酔っぱらい。すまんかったね、みなさん。

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ドタキャン

2007年10月11日(木) 9:03:24

様々な仕事案件が重なり、ついでに期初の事務作業も重なり、おまけに原稿〆切も重なり、なかなかなことになっている。

おかげで「夜の会食をドタキャンする」という、自分の人生的にはありえない事態を招いてしまった。
相手にも失礼な上に、お店にも大迷惑、悔恨の思いに会議にも集中できず仕事仲間にも申し訳ない、という三重苦。まぁ会食相手に必死にお願いして代打を見つけていただき、お店への迷惑はかからないで済んだのだが、普段「仕事よりメシ優先!」とか偉そうに嘯いているだけに相当心苦しい。

でも、代打が「急ぎの代打という口実で初めて誘えた高嶺の花」だったりして(会食相手は若い独身男性だったのです)、代打が縁でなんとかなっちゃったりして、そうしたらオレは仲人? とか、自分の失態を忘れてくだらん妄想してたけど(会議に集中せい!)

ドタキャンがもうひとつ。
今週末の沖縄行き(泣)

まぁ「危なそうではある」と、チケットとか押さえてなかったのが不幸中の幸いだったが、これまた同行予定の作家さんにご迷惑をおかけすることになってしまった。
昨日の夕方までは行く気マンマンでいて、安く行く手段もゲットしていたのだが、金曜夕方に「これに出ないのはサラリーマンとしてウンチだろう」という会議があるのが発覚し、その後もうひとつ重要案件が発生し、原稿〆切もあって泣く泣く断念。念を断つと書いて断念。あぁ、沖縄。

最近、仕事量を甘く見積もりすぎかも。気をつけよう。
あ、でも、この手のドタキャンはいままでの人生で3度とない珍事ですので、お誘いしてくださろうと思っている方々、もしくはすでにお約束している方々、ご安心ください。もうしません。たぶん。

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おごられ酒

2007年10月04日(木) 9:25:58

昨晩は会社の後輩がおごってくれるというのでトコトコと小滝橋「多幸兵衛」まで。高田馬場周辺は久しぶりなので馬場からずっと歩いた。途中「真菜板」を通り過ぎる。行きたい店のひとつ。それにしても後輩がおごってくれるって意外とうれしいもんだ。高い店じゃないけど、気持ちがうれしい。

3人で会社の話とかいろいろ。社外の人と飲むことが多いので(なるべくそうしている)、仕事の話とか逆に新鮮だったりして。愚痴酒ではなかったが、若い人たちも閉塞感いっぱいで大変そうだ。そういえばおとといは若者雑誌の編集長と2人でランチしたが、やっぱりそういう話になった。半径5メートル以内のシアワセに向かわざるを得ない人たち。成り上がってやろうとかいうギトギトとは無縁。それは大人が作った現在の環境から来るんだろう。ま、大人たちは大人たちで閉塞感で参っているのだけど。

3人でチラリと「Amoh's Bar」によって、バカ話で盛り上がって帰宅。時計の針がてっぺん指す頃だったかな。そんな遅い時間じゃなかったしあまり酔ってもいなかったんだけど、いつの間にかリビングで床寝していいてビックリした。いや、床寝というか床座り寝。ソファを背にして床に座って寝てたからケツいてぇ。朝6時までそんな状態。あぁケツいてぇ。起きてきた妻に笑われながら寝室に退散して二度寝。あぁ二度寝ほどのシアワセは他にない。

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京都から帰還 アーンド 披露宴

2007年09月29日(土) 22:02:40

娘が試験休みだったので家族で二泊の京都旅行を企てたのだが、急ぎの仕事や原稿が挟まってなかなかしんどい京都行きになってしまった。疲れフルスロットル。そのうえ娘の体調もいまいち優れず。んー…。でもメシ屋はたくさん回った(笑)。「祇園ちんねん」が秀逸だった。

宿にネットが来てなかったので、電話で仕事指示などしつつ凌いでいたのだが、とうとう凌ぎ切れず、今日は朝5時に起きて(ま、いつものことか)早朝の新幹線でひとり東京帰還。一度家に帰って荷物を置き、着替えてオフィスへゴー。ドガガガと打ち合わせてサササと抜けて、13時には恵比寿で披露宴。

ひょんなことから親しくなった会社の後輩(新婦)の披露宴。
披露宴に出るのって実に久しぶり。わりとシンプルでアトホームないい式だった。でも久しぶりだったのでファッションに困り、京都伊勢丹でじたばた店をまわってしまった。昔は紫のボータイとカマーバンドにドレスシャツでへらへら列席していたのだが、年齢的にはもうちょっと落ち着きたいところ。で、いろいろ店を回った後、「ARISTOCRATICO」に絞り、店の人と相談してシンプルな白シャツと銀ネクタイと白麻のポケットチーフを揃えた。いまの流行とかも教えてくれて面白かった。でもわりと散財。

披露宴も無事に終了し、夕方帰宅してから仕事&原稿をしようと思ったが、疲れたカラダに昼酒がきいてダルダルとなり、そのまま夜に。やっとこさ溜まったメールをチェックしたところ。寝よう。

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嵐のような一日

2007年09月27日(木) 8:06:22

企画がどうしてもまとまらずほとんど寝なかった上に、昨日はなぜか講義がふたつも重なり、嵐のような一日に。

朝は一番乗りでオフィスへ。企画企画。んーでもやっぱりまとまらねーや。久しぶりに冷や汗かく状況。
午前中は他の打ち合わせなども入りドタバタ。で、午後いちにあるクライアントの勉強会で講義みたいなもの。ガガガとお話ししてすぐ会社へ帰ってくる。話す間ってアドレナリン出てるから元気だけど、終わるとグッタリ疲れる。寝てないからなぁ。でも夕方「1時間だけ異様な集中力でやろう!」と部下とふたりで鞭打ちあいつつ、懸案のどうしてもまとまらない企画に手をつけたところ、彼のさりげないひと言からサクサクサクと音を立てて企画が進行! おやまぁなんだか出来ちゃったかも。すぐに営業を呼んで説明したところ「いいじゃないですか」となり、一気に具体的制作に突入。プレゼンに間に合うかも(喜)

グゴゴゴゴと紙にいろいろ書き殴って部下に渡し、ギリギリの時間に会社を出発、新宿での講義に走る(これがまた新宿駅から遠い)。
ある広告系学校の特別講義だったのだが、客席には制作会社のベテランもチラホラ。ぎゃ。学生さん相手かと思ったら意外と現役バリバリさんが多くてちょっと緊張。でも、企画でアドレナリンが出てたことと駅から小走りしたイキオイで1時間半なんとか完走。盛りだくさんを早口でスイマセンでした。

もう22時すぎ。アドレナリンが収まらないので「テンダリー」で一杯だけ飲むことにした。
ジントニックをもらって口をすっきりさせ、じゃ、帰ろうかな、と思ったら、宮崎さんが「『REBOOT』という雑誌の企画で "四十代をリブート(再起動)するカクテル" を作ったのですがいかがですか?」と。疲れを読まれてた模様(笑)。Bulleitというバーボン(この銘柄知らなかった)でバーボンソーダにしているのだが、宮崎さんはそれをステアせず、ソーダの上にバーボンを浮かべるようにして作ってくれた。おぉキレイ。そっと飲んだら最初の一口目はほとんどストレート。ガツンとくる。香りを味わいつつ飲み進めるとだんだん薄くなっていく演出。最後はソーダだけになる。あ、この変化、確かにリブートされるかも! 特に最後がクリアなソーダのみって、意外といいなぁ。

たった二杯でほろ酔いになって帰宅。メールと電話で仕事の進行状況を確認し(ちゃんと進んでる♪)、ホッとして急にグッタリ。あぁ夜メシ喰ってないや…。でももう寝よう。

今日はちょいと京都。明日はネット環境にいないので更新できないかも。

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携帯メールで娘の夜ご飯に同席

2007年09月26日(水) 7:07:32

仕事が全然間に合わなくて、昨晩は遅くまでぐじゃぐじゃと会議をしていた。

昨晩は妻も仕事で出張だったので、期末試験中(二期制)の娘は家でひとりぼっち。夜ご飯を家でいっしょに食べる約束だったのにもう9時すぎだ。全然間に合わないので、携帯メールでなんとか娘の夜ご飯に同席。

会議中、3分置きに行き来する短い携帯メール。若造のころコレをやったらゲンコツもんだ。でも横の若者が変な目で見ているのに気がついた。ん? もしかしてこの年齢の男が頻繁に携帯メールしてるって、不倫かなんかに思われてる?

仕方ないからみんなに「子供のひとりぼっちの夜ご飯にメールで同席してまーす」と宣言して、さらに堂々と携帯メール。こそこそやらずとも、宣言しちゃえばみんな認めてくれる(批判不可!みたいな雰囲気を体中から漂わせたが:笑)。なんつうか、便利な時代ではある。会議しながら娘の雑談につきあえるんだから。

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ONとOFFって何?

2007年09月21日(金) 5:35:51

昨日、ある雑誌のインタビューを受けた。
忙しい仕事とサイト、執筆、メシ、旅行などをどうやって両立させているか、という「タイムマネージメント」についての取材であった。ONとOFFをどう切り換え、どう使いこなしているか、みたいな質問。きっと分秒単位で時間を使いこなすコツみたいな答えが欲しかったのだと思う。スケジュール管理術とか仕事の仕方とかこまめにメモしとくみたいなノウハウとか。

でも、たぶんご期待に背いた(笑)
もっと根本的な話で止まっちゃったのだ。「ONとOFFって何?」みたいな(笑)

いや、聞かれてあらためて気づいたのだが、ボクにはほとんどその意識がないのである。少なくともこの数年は。
前にも「プライベートと仕事の区別」のことを書いたことがあるが、なんつうか、区別をつけて切り換えようとするからストレス溜まるし、いろいろ大変なんじゃないの?とか思う。

つか、ONって何だ?
一般的には仕事がONで、遊びや休暇、家庭がOFFだろう。でもなー、人生を主体に考えると、本当に遊びってOFFなのか? それこそONじゃないの? 「遊びがOFF」って「人生=仕事」という発想から出てくる言葉。仕事がスイッチ入った人生で、それ以外はスイッチ切れてる状態。でも、ボクみたいに「人生=時間」と考えるタイプにとっては、スイッチ切れてる時間って人生ではない(つまりは「死」)。仕事もONで遊びもON。サイトも執筆もON。家庭もON。飲み会も旅行もON。だってあらゆる時間一瞬一瞬こそが「人生」だと思っているので、どれも区別がつけられないのだ。キレイゴトに聞こえる? だとしたらゴメンけど、まぁ今の本音はそうかなぁ。

もちろんダラダラする時間は多いし、二度寝もするし、ベロベロに酔っぱらって使いものにならない時間もいっぱいある。でもそれらもOFFではなくてONなのだ。ONだから充実していないといけないということではない。どれも区別をつけていないだけ。

ダ・ヴィンチの言葉に「惰眠は死に似ている」というのがあるけど、ボクの中では「OFFって死に似ている」感じ。生きているすべての時間がON(でありたい)。だから切り換えない。そういう意味で全くタイムマネージメントしていない。スケジュール帳は会議とメシと家庭と遊びで同価値に埋まっていく。

ま、敢えて言うなら、早起きっすかね。コツみたいなものとしては。
今日も4時すぎに起きた。5時半現在、すでにいろいろこなした。でもこれは「目覚まし時計をかけて計画的に起きた」わけではない。自然に目が覚めたので仕方なく起きただけ。だからタイムマネージメントとはいえない。単なる老化現象である(笑)

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とんかつと焼肉

2007年09月08日(土) 22:00:29

昨日はなぜか「肉」の日だった。
ボクは20代の一時期ベジタリアンをしていたくらいであるから、あまり肉を中心には食べない。なのに昼はとんかつ。夜は遅めに焼肉。なかなかハードだったな。

昼はとんかつの名店「勝漫」の職人さんが独立して開いたという「とんかつ やまいち」へ。8/20にオープンしたばかりの店である。てっきり「勝漫」のオーナーだと思っていたのだけど、雇われだったんだなぁ。
で、そろそろ辞めたいと周囲に漏らしたら「独立しろ」とせきたてられたとか。ただ、その職人さん、わりと弱気だったようで「自分なんかが独立しても成功しない」とあくまで謙虚。日本トップクラスのとんかつを揚げる人なのに謙虚すぎ。
でも常連さんをはじめ、強く勧める人が何人かいて、「勝漫」から程近い場所に店を開くに至ったと聞いた。ちなみに現在の「勝漫」は、ホテルの社員食堂で働いていた方が受け継いで揚げているとも聞いた。

いや〜やっぱうまかった。日本トップクラスに好きなとんかつかも。ご飯が少し残念だったけど、あっさりしたとんかつでいくらでも食べられそうだ。また来よう。

で、夜は広告の講義。
2時間の講義の中で、スラムダンクの事例を話したのだけど、終わってから聴いた人が寄ってきて「広告を続ける勇気が出ました」と言って泣いてくれた。普通にキャンペーン事例を話しただけだったのでちょっと戸惑ったが、なんかボクももらい泣きしそうになった。何かが伝わったのなら、うれしい。

講義後、一緒にやった方とふたりで渋谷「ぱっぷハウス」。焼肉だ。
裏メニューで豪華な食事。でも食べた量に比して高すぎる印象。うまかったけどなー。でもふたりとも「サシが嫌い」の「赤身好き」。とにかくサシが入っているのを持ってこないでくれ、と頼んだけど、裏メニューはどうしてもサシ入りばかり(まぁ単価が高いから仕方ないのだけど)。最後は内臓系。深夜なのに食い過ぎ。

ということで、しばらく肉はもういい気分。

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ネット孤島

2007年09月05日(水) 12:13:45

昨晩は部の宴会。30人以上集まったかな。盛況。
インタラクティブ系のクリエーティブ部門なのだが、たった5年前とかは5人くらいで地味〜に宴会をやっていた。話も盛り上がらず、なんとなく白けたりして。でも昨晩はまったく異様な盛り上がり。しゃべりすぎて声が枯れたわ。隔世の感あり。

23時前くらいに解散したので、ひとり「グラビティ」に寄り道し、平野さんの作るドクター系のカクテル。何人か若者を誘おうかと思ったけど誘いそびれ(引っ込み思案)。まぁでもカクテルはひとりでちびちび舐めた方がおいしい。ポツリポツリと平野さんと話をし、新しい客が入ってきたのを機に店を出た。

今朝起きたらネットに接続できない。
うわー困った。モデム類を再起動したり設定を見直したりしてみるも接続できず。朝に送っておきたかった書類とかあったのになぁ。接続業者の方の問題だとすると時間が経てば直るかも、と、それを理由に二度寝する。あぁ二度寝ほどの快楽がこの世にあるだろうか。いや、ない。

とりあえず会社に来たが、自宅は未だにネット孤島。普段ネットに依存して生活している分、つながらないと心底焦る。ネットに囚われて生きてるなぁ。少しは自由にならないと。

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覆面グルメ審査員

2007年08月29日(水) 8:13:52

昨日も学生さんとお昼ご飯。おとといとは別の人。女性。

「わたし、覆面グルメ審査員になりたいんです」とおっしゃる。
はぁ……、と、これまた詰まると、ボクが意味をわからなかったと思ったらしく、「あ、検索すればわかりますよ! 覆面でレストランで食べて点をつける人です!」と説明された。

んー、どうしようかな…、ジバランのこととか話そうかな、と思ったけど思いとどまり、「食べるの好きなんだね」とニッコリ右から左へ流す。学生さんは「あ、このオジサン、食とか興味ないんだー」という顔をしていた(笑) 説明してもよかったけど、それこそどっから話していいかわからんし、いまは別にそんなことやってないし。

でも「あまり好みを決めつけずにいろんな店にいっぱい行くといいんじゃないかな」とはさりげなく言っておいた。

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疲労感にも似た淡い絶望

2007年08月28日(火) 8:46:42

学生さんとふたりで昼ご飯した。
ひえっ、たぶん25歳下だよ、四半世紀年下だよ、と内心びびりながら。
(学生たちよ、オジサンも内心びくびくしているのだ)

授業の一環としての会社体験である。就活ではない。
好奇心たっぷりにいろいろ質問してくる。
仕事とか広告とか会社員という人生とか生き方とか。とかとか。

あぁそれはね、と、気軽に答えようとしてふと詰まる。
ええと、それは、まぁいろんな考え方があるんだけど、ええと…。

あれ? なに詰まってるんだ、オレ。
詰まってるというか、どっから話せばいいかわからない。
真っ白いキャンバスを何色で塗ろうか迷っている四半世紀年下のヒトに、
話したいこと、伝えるべきことは膨大にある。
でも、ありすぎて、逆にどっから話せばいいかを見失う。
どこまでがお互いの前提で、どっから共通認識じゃなくなるのか、
距離感がはかれなくなっている自分がいた。

よく、老人が若者に意見を言おうとして、
言い淀んでふと口をつぐみシャイに笑う、みたいな図を見る。
あれは「どうせ言ってもわからないよ」と若者を冷笑しているか、
言いたいことがうまくまとまらない「脳の訓練不足状態」かと思っていた。

でも、違うんだな、たぶん。
あれは「どっから話せばいいかわからない」という茫洋たる思いだったのだ。

極限まで散らかった部屋を前にして
「一体どっから手をつけよう」と途方に暮れたときに感じるような、
疲労感にも似た淡い絶望だったのだ。

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プライベートと仕事の区別

2007年08月21日(火) 9:03:09

昨日の夜に気がついたのだけど、昨日8月20日はこのサイトの開設記念日でした。12年前、1995年の昨日開設。13年目か…。なかなかの年月だ。こうなったら死ぬ前日までやり続けて、日本最長個人サイトを狙ってみたい(笑)。ま、明日あっけなく死んじゃうかもしれないんだけど。

こうして長いことサイトを続け、毎日毎日更新していると「根気がある人」と思われたりするが、そんなこと親が聞いたら「プッ。プププッ。ぶぁっはっはっ」と米粒飛ばして大笑いするだろう。何やっても長続きしなかった人なのである。日記も中学や高校のときにトライしていたが、最長で3ヶ月続いた程度。受験参考書だって買ってきた当初のやる気はどこへやら。最初の数十ページで挫折なんてしょっちゅうだった。親はボクの根気のなさを嘆き、将来を案じていた。

体力もそうである。日々の行動や旅先での強迫観念的異常行動で、年齢のわりに「体力がある人」と思われたりするが、これも親が聞いたら「信じられない…」と首を振りながら日本酒を飲むだろう。どちらかというと虚弱体質と親は認識していたと思う。小さいときから「あなたはカラダが弱いんだから無理をしてはダメ」と言われ続けた記憶がある。ラグビー部もそれを理由に(親に)辞めさせられそうになったし。

なんでこんなに変わったんかな…。
いや、変わってないのかも。根っこのところでは今でも「根気がない」し「体力もない」と自覚している。たぶん単に自分を鼓舞したり体力温存したりが上手になったというだけのような気がする。

というか、プライベートと仕事を区別してないからかもしれない。
たとえば会社では誰でもある程度「根気がある」し「体力がある」。プライベートならとても続かない事務作業でも毎日こなせるし、徹夜だって仕事ならなんとか体力持つ。仕事を途中で投げ出すわけにはいかないからだ。そういう意味で言うと、ボクはプライベートにもその方式を持ち込んでいるところがある。

ボクは若いころ残業や休日出勤がとっても多い人だったので、「人生=プライベート+仕事」と考えちゃうと「プライベートの時間がほとんどないじゃん!」ということになり、精神的にきつい時期があった。プライベートがほとんどない自分に自己憐憫したり、人生を損していると思い込んだりしていた。でも、ある時「プライベートと仕事の区別をつけなければいいんだ!」と気がついてから楽になった。区別してもしなくても同じ人生にかわりはない。「人生=時間」とシンプルに考えて、プライベートのよいところを仕事に取り入れ、仕事のよいところをプライベートに取り入れようと考え直したのである。

なんかヒトには説明しにくい考え方で、たとえば友人とかに「だから家族との時間もある意味仕事だし、サイトも食事も読書もプールも仕事に近い。そう考えるといきなり楽になるし継続も可能になる。面倒なことも苦痛なことも、ある程度克服される」とか話してもなかなか理解されない。バカじゃないの?と嫌悪の目で見られることすらある(笑)

でも、なんつうか、ボーダーをなくしてみたら(ボクの場合は)自由が獲得されたし、根気も体力も続くようになった。ま、そういうことですね。長々と書くほどのことでもないんだけど。

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過去の成功体験が通じない職場

2007年08月07日(火) 8:23:16

会社でボクは「過去の成功体験」が通じない職場にいる。
日々進化しているインターネットの真っ直中でキャンペーン・ディレクションをしているからである。
たとえ成功事例をつくっても半年で「古く」なる世界。ネット以前であれば、一度成功事例や賞を獲りさえすれば下手すると一生食えるみたいな部分があったのに、ここではたった半年で古くなってしまう。「最近の成功事例は?」とか聞かれて1年前の事例を鼻高々に話しても「それって1年も前じゃないですか」とすっごい過去みたいな言われ方をしかねないのがネット業界なのだ。成功事例や賞などはすぐに捨てて次に進まないといけない。

これって過去の実績にすがりつきたい40代中盤男にとっては実際とてもしんどいことなのだが、過去の成功体験だけで生きている人にはなりたくないからまぁこれもアリかなと満足はしている。頭も硬直化しないしね。
ただ、反面、「過去の成功体験というアドバンテージを使えない分、常に若手と対等に張り合わないといけない」わけで、これがなかなか厳しい。斬っても斬っても新しく若い敵が現れる。しかも、若手を前にすると思わず「それはこうした方がイイのだよ」とか過去の成功体験を振りかざして口出しちゃったりする。あ〜そんな口出ししたら仕事が古くなっちゃうのに。我慢せよ我慢。

でも最近気がついた。
若い人ほど意外と成功体験に固執する。成功体験が少ない分、たったひとつの成功体験を大事にしすぎて凝り固まってしまう人が意外と多いのだ。早々に自分の世界を作ってしまう。若いうちからそんなに狭くしてどうする、とか口出ししたいのだけど、これも我慢せよ我慢。成功体験は捨て続けないといけないんだ、と、自分で気づくまでじっと我慢。

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二度寝前の深夜メモ

2007年07月27日(金) 2:15:31

疲れが溜まっているのが自覚され、昨晩は残業もそこそこに帰宅。ご飯を食べて21時前には就寝。あっという間に寝付いたのだけど、午前2時には目が覚めた。ダメじゃん。というか5時間は寝てるのか。でも疲れがとれた感じはしない。もう少し寝ないとなぁ。ちょっとネットしたら二度寝(?)しに行こう。

北方「水滸伝」は四巻を読み終わった時点で止まっている。いや、なんつうか、面白すぎて。出てくるキャラがどれもこれも魅力的すぎるのだけど、どうも五巻以降、主要キャラに死の試練が起こり始めそうで読み進めるのが怖いのだ(笑)。最相葉月の「星新一」に浮気したり、池田晶子の最新刊(にして遺作系)の「暮らしの哲学」「人間自身」をゆっくり読んだりして先送りしている。

もろもろバタバタすぎて、関西のおいしい店リストのリニューアルや東京のリストの更新が滞っているのが気になっている。東京のリストも新規開拓が50軒くらいあり、早くまとめてしまいたい。地方の行った店も100軒くらい書いていない(というか元々リニューアルが終わっていない)。でもこの仕事状況からするとなかなか厳しいかも。

仕事は、コミュニケーション・デザインという分野において、ここ数年でずいぶん成長というか視点が上がった気がする。自分の中にようやく揺るがない基準が出来てきて自信がついた感じ。いろいろやっているうちに視点が高くなり、部分から全体に俯瞰がきくようになった。いままでも俯瞰していたつもりだけど、少し高さが足りなかったことに気づいた。やっぱ経験値とか仕事量とか過去にやったことの咀嚼って大事なんだなぁとかいまさらながら。

ところで、どなたかセンスのいい表装店、ご存知の方いらっしゃいませんか? 隈取を額にしたいのですが。

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企画書 & 大ショック

2007年07月16日(月) 7:42:19

昨日は早朝から仕事の企画書をひとりしこしこ。
ある商品の、半年以上に渡るキャンペーン企画構成を、メディア・ニュートラルですべて矛盾なく一企画書に入れようとしているのだが、普通に書いていくとなかなか複雑に見えてしまいプレゼンとしてよろしくない。プレゼンの相手が苦痛にならないようにシンプルにシンプルに直していくだけですぐ数時間。ページ数は現時点で150ページ超だが、もっとシンプルにして130ページくらいまで減らしたい。とはいえ、いまから制作物のカンプを入れ込んでいくので、どうなることか。間に合うのか?

と、疲れに目を腫らしながら作業していたが、ふと気づくと外が静かだ。
東京は台風の影響はほとんど受けなかった模様。「でかいの来るぞー!」と煽るだけ煽られて実際は静か、っていうパターン、東京は多いからなぁ。ま、来ないに越したことないのだが。

夕方まで様子を見て、外出できそうな天候とわかった時点で、娘がショッピング・モールに行きたいと言い出す。頭は企画書のことでいっぱいだったが、気分転換にいいかも、と、家族で出かける。写真部用のデジカメを買ってあげると約束していたし。

でも、家を出た途端、疲れでフラフラなのを自覚。根詰めすぎた…。
電車に乗ってなんとかモールにたどり着き、まずは家電量販店。「接写ができ(1〜3cm)、28mm広角があって、光学ズームが5倍以上で、撮り味が良いもの。画素数は3〜500万あれば充分」という条件でデジカメを探すが、選びようもなく1機種に。リコーのCaplio R6。まぁネットで調べてもこれかと思ったけどやっぱりこれか。
店員に聞くと、他社の候補もいくつか上げつつ「リコーは色がナチュラル。薄いと言う人がいるくらい。C社は色が派手目。メリハリあり。O社は明るい」などと。メリハリはパソコンですぐつけられたりするので、結局リコーに。ボディ色も赤があったし。ちょっと高いけど、まぁ酷使してくれ。銀塩コンパクトカメラはボクのMINOLTA TC-1(名機!)を譲るつもり。一眼レフはCanonがある。

モール内の店で娘の服を少し見て早々に退散。
ボクがあまりに疲れた感じなのでみんなに気を遣わせてしまった。よくないな。でも家に帰ってデジカメ動かしてみたら、フラッシュが光らない。ぐあ!不良品 !? どういじっても光らない。こりゃダメだ。明日取り替えにまたあそこまで行かないと…。がっくし!

しかも!
さっき何気なくアマゾンとか価格コムとかで調べたら、その量販店より15000円〜20000円くらい安く売っている店が大半。マジ? いつも使う量販なので「まぁそんなに価格も違わないだろう」と信用したボクがバカだった。20000円って…半額くらいじゃん! 信じられない。調べずに買ったボクもバカだけど、ここまで価格が違うと思わないよなぁ…。ショック! というかバカ。バカバカバカ!

ショックから立ち直れず、死んだ魚の目になりながらまた企画書。深夜まで。
あっちを直すとこっちに矛盾が出てきてこっちを書き直す。でもそうするとそっちが不要に思われて、削除するとあとでその必要性がわかりまた書き足す。そんなことの繰り返し。「明日も1日かかっちゃうなぁ」と溜息つきながら就寝。

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分秒単位

2007年07月13日(金) 8:48:49

仕事が分秒単位で行動しないと間に合わない感じになってきて、さすがにあたふた。久しぶりに仕事量の見積もりを誤ったなぁ。

昨日は10年ぶりくらいにレストランに30分遅刻した(それでも行くか!)。同行者にはすまんことをした。レストランだけは遅れないように生きてきたのに! いずれにしても相当切羽詰まっているご様子。ちょっと昨晩はレストランに行っている場合ではなかったかもなぁ。でも楽しかったので良し。

とかなんとか言っているうちに、2007年も近寄ってきた(カウンターの話)。
こんなルールです。どうぞ、ゲットしてください。経験的に言って最後の方はあっという間にカウンターが回るんだけど、一方で土日や祝日はアクセスが減るので、何日がXデイになりそうか予想が難しいですね。いずれにしてもこの週末あたりが臭い。くさ。

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大学で講義

2007年06月26日(火) 7:09:14

昨日はある大学で講義。100人ほどの学生を前に、消費者の変化とメディアの変化、それに伴う広告手法の変化を1時間半。盛り沢山すぎて時間が足りなかった。でも動画とかを多く見せたこともあってそれなりに喜んでくれた模様。

ここ数年、個人的に、若者を見る目が客観から主観に変わったようだ。「娘の延長線上として見る」ようになった。「親目線」とも言える。以前は客観的に、ちょっと冷たく見ていた部分があったが、今は逆に温かめ。きばれよ〜、と励ます目線。ダメダメっぽい学生を見ても、娘がこうだったらと考えて、思わず親身になってしまう。子供を持つってこういうことなのだな、と、あらためて実感する感じ。

世の中に「今時の若い者は…」と否定的に言う大人は多いが、ボクはあまりそう思ったことがない。比較的「今時の若い者は良い」というスタンスを取る。もちろん困ったちゃんも多いし、学力・モラル・常識の低下なども相対的にはあるだろう。面白み・覇気・人との関係性も薄いかもしれない。でも、「今時の若い者は…」とか言う人って、単に自分が若い頃のことを美化しているか、忘れているだけだと思う。アンタもたいしたことなかったはずだ。若者なんてみんな未熟なのが前提。未熟じゃない若者もたまにいるが、逆にちょいきもい。

昨日もキャンパスで今時の大学生をずっと眺めていたが、ボクの頃に比べてみんなお洒落で個性的。気が弱そうな若者が多かったが、言い換えれば優しいとも言える。思ったよりマナーもしっかりしていて、最寄りの駅とかの階段でもちゃんと全員片側に寄って歩いていた。ボクが学生の頃よりマトモだと思う。

人生の選択肢が多すぎる時代は学生にとって大変だ。有史以来こんなに選択肢が多い時代もないだろう。だらだらしているようで、みんな心の中の不安と闘っている。不安に打ち勝って姿勢良く前に進んで欲しいと思う。

と、たった一日大学で教えただけで教育者気分になっているワタクシ。相変わらず影響受けやすい人である。

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個人的ルール

2007年06月22日(金) 7:53:05

元からパワポで企画書を書くのは早い方であったが、いまやっている仕事の企画書は自分でも驚くほど早かった。オリエンをもらった1時間ちょい後には40枚の企画書を書き上げていた。ま、プレゼン演出上、一枚一行、とか、一枚一言、とかいうページもあるんだけど(笑)。

えーと、毎日お気楽なことばかり書いてはいますが、仕事はわりと嵐になっていて、さすがにそろそろ余裕がなくなってきているかも。

ただ、ボクの場合、20代後半〜30代に徹夜仕事ばかりしていて、残業もここで書いたら捕まっちゃうような時間数を毎月やっていた反省もあり、今では個人的ルールを設定している。だからプライベートの時間が侵食されることが比較的少ない。

・どんなに忙しくても昼メシは抜かない。
・夜に会議を入れない。夜メシの時間は働かない。
・会議はとんでもなく短く。
・休日出勤は極力しない。月に一日は金曜か月曜を休んで三連休に。

まだあったかな? ま、とにかくこんな個人的ルール。
こういうことをじわじわ実行していると、周囲も「佐藤はそういう人」と認識し(諦めだし?)、たとえば夜メシの時間とかに会議のアポとか入れてこなくなる。これが便利(笑)。そのかわり、早起きして企画書とか書かないといけないことも出てくるが、早朝は「もろもろの作業時間」と設定しているので納得づく。

新人とか派遣社員の人とか、他の人のスケジュールに振り回されがちな人でも、たとえば「どんなに忙しくても昼メシ・夜メシは抜かない」「会議をなるべく短く切り上げる」なんかだけでも出来る範囲でじわじわ実行していると、周りも多少影響され、結果として仕事環境が改善されていく場合もあると思う(コツは「○時までしかダメなんです」「次のアポがあるんです」とか先手を打っちゃうこと)。少なくとも「みんなが疑問を感じながらダラダラ残業する」みたいな悪習慣は減っていったりするはず。

上司や先輩が残ってるから帰りにくい、とか思わず、思い切って帰っちゃえよ。メシ食べに行っちゃえよ。後でウジウジ言うような先輩はどうせ小者だ。あなたの人生に関係ない。

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はやっ!

2007年06月04日(月) 21:18:08

エコノミークラスのヒコーキ(往復26時間前後)や、10本に渡る長時間観劇(総時間約25時間)などで、ニューヨーク滞在中とても心配だった腰痛や頭痛であったが、心身共に異様にリラックスしてリフレッシュしたせいか、まったく悪い症状が出なかった。というか、腰も頭も絶好調。左目の上の「いつもコリコリに張っている筋」なんか、張りが弱まったくらいであった。

で、帰ってきたのが金曜日。
土日も絶好調で、時差ボケもなく、なんだかこのまま人生が無限に広がっていきそうな錯覚すら覚える、ド快調な週末であった。

のに!

出勤一日目、月曜午前中の長〜い定例会議に出終わって席に戻る途中、なにやら腰に違和感が…。あれ? こ、これは…? そのうえ午後3時くらいには左目が痛くなり、頭の筋も張ってきた。んっ、これって偏頭痛一秒前の症状じゃん…。

なんだよ。もうかよ。すでにかよ!
高い金払って、あんだけ遊んで、あそこまでリフレッシュしたのに。仕事に戻ってたった数時間でコレかよ!

リフレッシュ効果持続用のバイアグラとか売ってたら買う!

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プロフィール帳

2007年04月15日(日) 8:55:55

日曜の朝はNHK教育テレビで「課外授業 ようこそ先輩」の再放送を見ることを楽しみにしていたのだが、再放送が月曜深夜に移ってしまいガックリ。日曜朝にふさわしい番組だったんだけどな。

プールの本拠地(?)をかえたのだが、すこぶるいいプールで満足している。水はきれいだし今のところ空いているし、風呂などの施設も良い。
そのせいか、昨日はとても快調で、体幹の切り替えで身体がグーンと進む感覚が今までになく感じられた。25mも11〜14ストローク。いつもは沈みがちな左での息継ぎも最低限の動きで出来た。敢えて言えばローリングしすぎかと思ったが、気持ちよければなんでもいいや。

自転車通勤にも気持ちいい季節だなぁ。
最近、睡眠が浅くすぐ目が覚める。プールや自転車で身体を疲れさせてしまえ、と思うのだが、疲れさせても目が覚めるので困っている。メールで「躁鬱の初期の可能性も」と指摘され、まぁ年齢的にそういう可能性もあるので少し観察中。自覚がなくても身体的症状として出てくる場合がある、とのこと。ストレスが多い日々を送っているのは確かなので、身体が何か信号を発しているならちゃんと受け止めたい。


娘は中学での初一週間を終え、疲れ切った模様。まだ慣れないし、初めてのことが続くし。
今って「プロフィール帳」を交換して友達を増やしていくらしい。娘も「○人書いた〜」とか喜んでいる。いろいろ話してじわじわわかりあうより「とりあえずプロフ交換してインスタントにわかりあう」という辺りがイマっぽい。お互い自己紹介とか照れるしうざいんだろう。

「前略プロフィール」ってサイトが去年から一部仕事仲間内で評判なんだけど(数百万の利用者がいるらしいけど、大人にはほとんど知られていない。ティーンのコミュニケーションのあり方を考える上でよく話題に上る)、これも「プロフィール帳」と同じ使われ方をしてると思われる。
直接会ってても「あ、これ、とりあえず読んで」とか言って自己紹介代わりに携帯の画面読ませて、お互い共通点を探して会話を始める、みたいな。ゆっくり話してわかりあうという段取りを省略して時間を節約している感じ。プロフ見て趣味が合わなかったらすぐ次に移る感じ。お手軽なんだな。いい悪いは別にして。

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Wiiと、DSと、世界の茶の間

2007年04月12日(木) 6:17:39

グーグルのGmailが携帯で見られるようになり、早速酷使。これはありがたいかも。複数のアカウントを全部携帯で見られることになる。携帯メールに転送設定した時みたいにいちいちブルブルいわないのも良い。

つか、グーグルとかヤフーとかが争ったり、放送と通信の融合がどうだとか言ってるうちに、横から、いきなり「nintendo」が茶の間(死語)をかっさらって行くのではないか、と、この頃なんとなく妄想している。

Wiiの「みんなで投票チャンネル」とか見ていると特に。これって画期的。「世界最大のアンケートマシン」と書いた記事があったけど、マジでネットとかテレビとかの枠を超えて世界を結んじゃっている。無料だし気軽だし、しかも警戒心も起こらない(出自がゲーム機なので)。そのうえ使用者は似顔絵のアバターまで持っている。うーむ、展開によってはセカンドライフなんか目じゃない可能性が見えてくる。

以前にも「これからの茶の間メディアってこのWiiの延長線上にありそうな予感」と書いたが、このWiiがそうなのかどうかは別にして、意外とこんな「第三のプレイヤー」がTVとネットとゲームをガッチャンコさせて世界の茶の間を結んでいくんじゃないかな。nintendoもどこかでそんな野心を持ってる気がする。ゲーマー向けの「PS3」よりハードルがグッと低いのも意識的っぽい。

ロンドンのD&ADアワードでは、審査員が審査するとき、nintendo DSが配られて、DSを使って投票したらしい。
DSも無線LANにつなぐと威力発揮するしなぁ(わが娘は「おいでよ どうぶつの森」で友達との通信プレイに夢中)。DSは小中学生の間では異様な普及率だし、大人も意外と持っている。DSがもうちょっとPDA的になり(もしくは携帯電話的になり)、茶の間のWiiと無線LAN連携しだすとこれまたすごいことになるかもしれない。

WiiとかDSとかって、ゲーム機の顔をしてヒトを油断させてはいるけど、意外と「10年後の中心メディア」だったりして。とか。妄想。

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Wii、すごい!

2007年03月07日(水) 8:15:45

ゼルダもWiiスポーツなどのソフトもすごいと思ったけど、昨日初めてWiiをネットに接続してみて、そのすごさにもう一度驚いた。リモコンを使ったゲーム性の新しさだけじゃなかった。

まず接続の設定がないのに感動。マック以上に簡単(というかWINが難しすぎ)。設定を初めて数秒で無線LANに繋がって、あっという間にお天気やニュースなんかのサービスが受けられた。お天気はインターフェースも見やすく素晴らしい。住んでる地域だけでなく、地球儀とか掴んでグルグル回しながら世界の天気を知れる。いいなぁ。

ニュースも感動した。わかりやすいインターフェースでニュース記事が読めるのだけど、そこでの文字拡大縮小の動作がすごい。こう来たか…。素晴らしい。これもマックっぽい。使う側のことを考えて、ちょっとエンタテインメントが入れてある。そういえば、任天堂ってアップルと思想が似てるかも。

で、Wiiをネットに繋ぐと、ファミコンやスーファミの懐かしいソフトがオンラインでダウンロードして遊べるのだけど、そこで懐かしの初代「スーパーマリオ」を買い(500円)、家族でひとしきり遊んだ。やっぱ名作だなぁ。いつの間にか数時間、キャーキャー言いながら遊んでいた。

んでもって、サイトもTVで見られる。
自分のサイトを見てみたあと(わりとまともに写っている)、話題のRimo(Wii上でYouTubeをTV感覚で流しっぱなしにしてくれるサイト)にも接続して、リビングのTVでYouTubeを流しっぱで楽しんだ。「流しっぱYouTube」って意外と楽しい。娘も妙に喜んだ。

なんつうか、TVと同じ地平線上で視聴者の時間を取り合う新メディアが忽然と現れたような感覚。
もちろんゲーム機は我々の時間を多大に持っていくのだが、あまりTVや新聞などのメディアと同じ地平では語られにくかった。それが急に同じ地平に出てきた感じ。頭の中で予想がついていたこととはいえ、実際に触れてみると「これからの茶の間メディアってこのWiiの延長線上にありそうな予感」がひしひしとしてきた。

ネットも動画の時代になり、ポータルサイトを中心としたテキスト一覧時代に比べてパラダイムシフトが起こってきている(動画はたった1ストリームで視聴者の時間を縛る、という意味で)。こういう時代は「生活者の24時間しかない時間の取り合い」がより重要視されてくるだろう。そのとき、Wiiみたいな「エンタテインメント複合機」はその代表プレイヤーのひとつになるのだろうなぁ。とか。

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「宵越しの体力持ってんじゃねえ」

2007年02月27日(火) 12:56:40

そういえば今月頭頃に発売された「インタラクティブの流儀」(吉原有希著/インプレスジャパン)という本の第一章にボクの名前がわりと出てくる。ボクが仕事で関わったスラムダンクのキャンペーンが事例として取り上げられているのだ。ドキュメンタリータッチ(笑)。登場人物になったの生まれて初めて(照)。もし書店で見かけたらお手にとって見てみてくださいませ。


最近ずっと「書けない」話は数日前に書いたけど、本当にここんとこ書けないし能率も悪い。すぐ疲れる。やる気が上がらない。そんなボヤキを友人に話したら「受験疲れじゃないですか?」とアッサリ。あ、そっか。あれからまだ1ヶ月経ってないんだもんなー。本人ほどではないにせよ、親なりに共同戦線張ったわけで、疲れも出るころかも。
と、納得して楽になった。つまりは「理由」が欲しかったのだろう。少しスッキリした。

そんな自分に、タイミングよくこんな励まし。

「宵越しの体力持ってんじゃねえ」

雑誌「R25」で見つけた泉谷しげるの言葉である。前後もちゃんと引用すると、

"疲れないのか"って言われるけど、馬鹿言っちゃいけないってんだよナア。疲れるためにやってんだからサ。外に出て、疲れないようにしようったって不可能だこの野郎。思いっきり疲れるようにやれい、そしたらウチ帰って寝られるじゃん。宵越しの体力持ってんじゃねえ、吐き出して来い、全部

うん。その通り。ベッドに辿り着くまできちんと体力使い切ろう。体力残してるんじゃねえこの野郎。

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ある先輩の引退ライブ @osaka

2007年01月28日(日) 13:25:01

昨日、日帰りで大阪に行ってきた。

ある先輩の引退ライブである。引退ライブといっても、ミュージシャンが引退するわけではない。同じ会社の先輩だ。定年で会社を辞めるので、記念にライブをするというのである。

ま、娘の受験本番5日前なので、本当は行ってはいけないステイタスだったのだが、でも、日に日に行きたい気持ちがつのっていった。すでに引退した懐かしい上司たちもいっぱい来る、ということもあった。でもそれだけじゃない。なんちゅうか、ボクにとって「ある時代の終わり」になる予感がしたのだ……、とかダラダラ書き始めたら、またしても長〜くなっちゃったので、またまた不定期日記にしました。

題して「サラリーマン幼年期の終わり」

お暇のある方はどうぞお読みくださいませ。

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ペーパーで檄を飛ばす

2007年01月26日(金) 7:59:21

相変わらずの禁欲生活。ずっと前から決まっていた外食以外は家食。家では酒も飲まないので(響子がリビングで勉強をするため)、最近では週1回飲むか飲まないかである。昨日とか酒が飲みたかったなぁ…(疲れてたので)。まぁでもあと正味1週間だ。あと少しの辛抱。
しかし、その分すべての外食予定を2月の受験本番後に延ばしてきたので、2月は怒濤の展開になりそうである。それまで肝臓はお休みだ(あ、あした所用があって大阪で飲むけど)。

おとといだったか、会社の後輩と話をしていた。
そいつの息子は去年中学受験だったらしいのだが、なんと受験本番前一週間、彼はずっと会社を休んだという。そう言われれば確かに去年の今頃長くいなかった記憶がある。「あぁ、やっぱり会社で風邪とかもらってきて本人にうつすのが怖くて?」と聞いたら「違うすよ」と言って続けた。

「小六なんてまだまだ子供で、受験本番なんていうプレッシャーとても耐えられないっすよ。少なくともウチの子はぜんぜんひ弱でダメなんすよ。だから精神を鍛え直しつつ、試験当日の注意を一週間噛んで含めるように教えたんす」

ほぅ。
具体的に聞いたら、噛んで含めて教えつつ、受験当日のスケジュールに従ってペーパーを作るという。当日子供にそれを持たせて、テスト前に読ませるというのだ。受験番号書くの忘れるなとか、気の持ち方とか、基本的で精神的なこと。で、国語が終わったら次の算数前に「国語が出来なくても落ち込むな。切り替えろ。大丈夫。次はできる。算数だって難しい問題出たら他の人も解けない。焦るな。出来る問題からせよ」みたいに、ペーパーで檄を飛ばすのだ。

なるほどねー。意外といいかもしれない。ウチの子も、怖いのは「前の教科が出来なくて落ち込み、次の教科に影響すること」である。気分切り替えのためのペーパーをウチも作ろうかな。イラスト付きで。カラー刷りで。よせ書きで。

でも、一週間も休まなくても出来ると思うよ、Nくん。

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初めての帯広

2007年01月15日(月) 6:37:31

旭川からバスで4時間くらいかけて帯広へ。
十勝は初めてだなぁ。前から来たかった場所。これであと道南に行けば北海道もほぼ制覇かも。

帯広駅前の「ぱんちょう」で豚丼。ここが発祥の店らしい。辛く煮詰めた焦げ味。北の国っぽい味だ。そそくさと食べて講演会場へ。前日と同じことをここでもやる。再び長丁場。

おもしろいもんで同じ内容でも聴衆が変わると反応はまるで変わってくる。前日ウケた部分でウケず、前日ウケなかった部分でウケたりする。地域性みたいのもあるのかもしれないけど。
北北海道やオホーツクの方たちに比べて、十勝の方たちは最初は静か。大人しいなぁ、反応薄いなぁと焦りつつ話を進めたのだけど、グループごとのワークショップあたりからものすごく熱い人々になっていた。海の民と陸の民の違いなのかな。のんびりスタートして最後の方でグググと加速度ついてくる感じ。最後の懇親会のときなんかもうみんな熱い熱い。いろんな問題意識を語る語る。

夜遅くになってから焼肉「あんじゅ」へ。
なかなか趣あるお店。腰据えて食べたいけど、もうずいぶん遅いので控えめに(さすがにこのごろそういうことも覚えました)。

今回の旭川帯広は、いろんな意味でアジってみようと決めて精一杯やってみたのだけど、そのアジりはわりと効果を発揮した気がする。何かしらお役に立てた気がしてうれしい。6月を楽しみにしています。つか「アジる」って死語?

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旭川で長丁場

2007年01月14日(日) 7:16:43

札幌を朝8時半に発って電車で旭川へ。1時間半ほどで着くのね。思ったより近い。
ほぼ初めての旭川(通り過ぎたことはある)。なかなか賑わっていてキレイな街。思ったより寒くないし地元民がこれまた意外と薄着。重装備のボクはまたまた浮きまくり。どうしてくれるんだ!

講演会場を下見してから噂の旭山動物園へ出かける。行動展示の実際を見学しようと思ったのだ。厳寒&雪の中、観客がいっぱいいる。さすがだなぁ。昔は冬期は営業してなかったと聞く。腰を据えてイイモノを作れば人はちゃんと来てくれるということだ。すばらしい。迫力あるホッキョクグマの泳ぎ、王様ペンギンの園内散歩(異様にかわいい)、目の前のガラス筒を泳ぎ上がるアザラシ、雪の上で戯れるライオン親子。どれも間近で観られる。ヒョウに至っては頭上の金網上で昼寝しており、背の高いボクは触ろうと思えば触れる近さ。うはー。

満喫して講演会場へ。ここから夜遅くまで約8時間は講師に徹する覚悟。
まずは4時間しゃべりっぱなし。門外漢的テーマだったが、それを「外の目」で見てどう見えるか、もの作りの基本を考えるとそういう作り方がなぜいけないのか、など実例を見せつつじっくり説いていく。聴いてくださっている方たちはみんな熱心でこちらとしてもだんだん熱が入っていく。さいわい反応も良く、長丁場もなんとか乗り切った。途中からワークショップ的にグループごとに回って行く。北北海道やオホーツクの小さな市町村で地域活性化にがんばっている人たちと直に話すのはとても楽しかったしちょっと感動した。

夜の懇親会でも各テーブルを回って悩みを聞いたり解決策を提示してみたり。しゃべりっぱなし。さすがにフラフラになってきたなぁと思った頃に解散で、あとは主催者さんたちとふらりと街に出た。夜はさすがに寒い(笑)。でも気持ちいい。地元の方の案内で「二幸本店」(鮨)と「宝龍」(ラーメン)。あ、そういえば昼は「蜂屋」でラーメンを食べたのだった。旭川ラーメンって醤油味なのね。独特の濃さが疲れたカラダにちょうどいい。

今日は帯広で同じ講演。
どんな人たちに出会えるか楽しみだ。

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札幌、シャトーディケムな夜

2007年01月13日(土) 6:15:16

ドさむうございます。
でも、覚悟してきたせいか札幌自体は思ったよりそんなに寒くない。それでもマイナスだろうけど。札幌人もみんな意外と薄着だし。完全防備(スキー場仕様)のボクは浮きまくっている。でもしょうがないの。だって今日から旭川なんだもん。その次は旭川より寒いかもと言われている帯広。完全防備するしかない。

札幌に11時すぎに着いてホテルに入り、すぐに「ベンベラ・ネットワーク・カンパニー」へスープカレーを食べに。収束するというよりは拡散する美味。なるほどいいかも。これで札幌で食べたいスープカレーの店はひと通り行った感じ。で、「マジック・スパイス」にハシゴ。札幌本店は2回目。ちょうど店長というか創始者というか教祖というかの下村泰山さんもいらっしゃってしばらくお話できて良かった。さらりと言う内容が結構でかかったりするのでとても刺激を受ける。楽しかった。いろいろ食べてお腹一杯。

店を出たあと、某所での打ち合わせを経て、ホテルに帰って明日からの講演の構成を再考。パワポ大幅修正。門外漢的テーマなのでいろいろ迷う。でも門外漢だからこそ言えることをちゃんと言おうと決める。下村さんとのお話でそう心が決まった。

夜は「Le Clos」へ。
「焼鳥しろ」や「BLANC」にそのうち行きたいと思っていたのだが、縁あってその系列新規店であるココの2階で焼肉&ワインを。あぁそういえば前日も四谷「名門」で焼肉の絶倫コースを食べたのだった(YAKINIQUESTのgypsyさんとかと。それにしてもすごかった!)。連日の焼肉。しかも16時までマジスパで食っててお腹は一杯。
うぅぅ…厳しいなぁ、と思いつつ食べ始めたら、これがうまい! どんどん食欲が湧いてくるうまさ。細かく技を利かせたマニアックな構成。小さいポーションで少しずついろんな部位をいただく。牛に限らず、豚も地鶏も鴨とかもいろいろ。

というか、楽しいメンバー(7人)で、なんだかんだみんなで盛り上がっちゃって、すごいワインをいろいろ飲んだ。77ヴィンテージの人がいたので、77のヒューゲル、77のラトゥールといき(とてもよかった)、66のタルボ(66ヴィンテージの人もいた。これはすごかった)と来て、最後に71のイケム(71ヴィンテージの人もいた)。あぁどれもすごかったけど、特に71のイケムの凄さよ。前のワインの印象が全部飛んでしまう出来。しかも東京の1/2以下の値段。安いなぁ。すばらしい。店を出てからも、口の中にずぅっっっっとイケムがいる。もったいないので歯磨きせずに寝た(笑)

今日は朝8時に発って旭川へ。

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Quo Vadis? 〜主よ何処へ?〜

2007年01月05日(金) 8:12:23

今日から会社。手帳をおろす。気持ちよい。真っ白なページが365ページもある。

ボクはここ数年「QuoVadis」の1日1ページの手帳を使っている。
12×17cm。思いつきをいっぱいメモする方なのでちょっと大きめで余白が多いのがいいのである。カバーは去年が赤で今年はオレンジ。風水の人に「黒い手帳はよくない」と言われて以来、派手な色にしている。女性が髪をまとめるゴム(青とか緑)を買って、カバンの中でグジャグジャにならないようにそれで巻いて、そこにボールペンも挟んで、持ち歩いている(写真)。

気に入っているのはその大きさかな。意外とこの大きさが売ってない。あと隅のミシン目。全体のデザインもわりと好き。
不満はタイムスケジュールが21時までしかないこと(徹夜仕事とか夜メシの予定とかがはみ出る)。月別一覧がなくて俯瞰しにくいこと。あと、日本の祝日が表記されていないので祝日に間違えて会社に行きそうになること。何度かギリギリ危なかった(笑)

あ、それと、日本製の手帳とかって12月の中旬くらいから始まるじゃん? だから年末から翌年の手帳に切り替えたり出来るんだけど、このクオバディスはフランス生まれなせいもあるのか、きっちり12月31日からしか始まらない。これは不満でもあるけど、意外と好きでもある。まさに「仕事始めの日にオニューをおろす」という感じで、これはこれで清々しいのだ。

そういえば今思い出したけど、「クオバディス」という映画あったよなぁ。
調べたら、正確には「クォ・ヴァディス」。ロバート・テイラーにデボラ・カー、ピーター・ユスティノフらが出演した超大作だ。昔テレビで「ベン・ハー」とか「クレオパトラ」とか「十戒」とかと並んでよく流された。だから数回観ている。昔は正月といえばこの手の金をかけたスペクタクル超大作映画を流すと決まっていたものである。
とはいえ、あの「ベン・ハー」ですら総製作費54億円。当時としては破格だったが、いまでは総製作費250億円とかの映画もあるから、やっぱりもう正月に流す価値はないのかもしれない。CGではない本物のセットで、CGではない本物の大群衆を集めての一発撮りこそ、本当の意味での超大作&超贅沢、なのだけど。

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セカンド・ライフ

2006年12月31日(日) 10:19:28

2006年も今日で終わり。
いろんな人に出会い、いろんなことがあった。成長したかな。退歩してないかな。

ここにきて、青島幸男、岸田今日子、ジェームス・ブラウン、フォード元大統領など、いろんな人たちがばたばたと亡くなった。そして今日サダム・フセインの処刑も行われたらしい(東京裁判レベルの法廷だと思うのだが)。なんだか人の死をやけに身近に感じる今日この頃である。

そんなこんなな年末。
2006年ラストとして「セカンドライフ」を始めてみた。まだ英語版。日本語版はあと数ヶ月後らしい。マックはダメかと思ったらちゃんと対応してやんの。素晴らしい。無料ダウンロードして「Srank Sinatra」という名前のアバターを作って入ってみた。

偉そうに言えば、数年前ウルティマ・オンラインにヘビーにはまってやっていたことと一緒かな。悔し紛れで言えば、数年前同じことを考えてある