政治

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正しいことを言いだすと、決まって人は悪いことをする

2008年04月09日(水) 8:49:12

さなメモで政治の話をあまり書かなくなって久しい。
1日のアクセスが1万を越えた頃から、政治についてコメントすると一定割合で超エキセントリックなメールが届きだし、ある話題について書いた時は家族の生命の危険すら感じた。いわゆる脅迫。「子供に気をつけろ」みたいな。

ボクが書いたのは、いま読み返しても普通の論説なのだが、違う意見を信じている人たちにとっては許せなかったらしい。エキセントリックなメールは時に人格攻撃につながり、無視しようと思っても精神的ダメージをかなり受ける。そういう原因はわざわざ作らない方がいい。だからめったに書かない。

ちなみにこれは「萎縮」ではない。ソリューションだ。優先順位を考えたとき、「サイトの更新継続>政治の話題」と判断しているだけ。つまり、更新継続が困難になるくらいやる気を失わせるメールが届くわけですね。

脅迫に負けて論を曲げる気はないし、いろんな意見があることは実に健全だとは思うが、たったひとりで不特定多数を相手にするのは無理だし、ひとりひとりとメールのやりとりをして議論するのも物理的に不可能。だからよっぽど強く説を主張したいときか、きっちり熟考した話題のとき以外、不用意に政治的な話題は書かないことにしている。

たま〜に新しい読者の方から「これだけ世間の話題になっているときにひとかけらも触れないのは救いようがない政治的無関心」というような言葉をいただくことがあるが、これからも数十年、死ぬまでサイトを継続させることを最優先させた方策ですので、ご勘弁を。人一倍関心はあるし、発言すべきと強く思ったときはまた別なので。

というか、ここ数年、「自分と合わない意見に過敏に反応する人」もしくは「自分が正しいと信じることを過激に主張する人」がものすごく増えた気がする。
この許容量の狭さ、もしくは「相手をやりこめてやろうとする情熱」みたいなものがあまりに行きすぎている場合は感心すらする。炎上するサイトを見ているとコメント欄はたいてい「謝罪しろ!」という叫びで埋まる。人格全否定の言葉も多数書かれる。
最近では奈良の「平城遷都1300年祭」のマスコットキャラクター問題がすごかったな。デザインした人のサイトのコーナー(いまでは閉鎖)は罵詈雑言・人格全否定の言葉で埋まった。その人の人生に対する敬意のひとかけらもない。なるほど「鬼畜米英!」で団結した国民なのだな、と、哀しい納得をしてしまう異様さであった。他人事ながらちょっと涙ぐんだくらい酷かった。

とはいえ「ボクは違うもんね、冷静だもんね」と言いたいわけでもない。

昨晩、ある美人さんの結婚決定祝いにボクを含めて男性3人が集まった。男性3人の中には同年代の参議院議員もいた。

食事している最中に彼の携帯に「日銀副総裁人事、不同意」の電話が次々入ったりして「おお、政治の現場だ〜」とミーハーに楽しんだのだが、ま、それはそれとして、彼はある政治的問題について委員をしていて、その問題についてディナーの間も議論になったのである。特にボクともうひとりの男性とで。その間、議員は黙って両方の意見に耳を傾けていた。

その問題についてそれなりに意見があったボクは、もうひとりの男性の言葉にちょっと過敏に反応した。
「何もわかっていない! というか、そういう意見はむしろ有害!」と一瞬にして頭に血が上ったのである。んでもって気づいたらきつめの言葉を発してしまっていた。発言したあとすぐに恥じたけど、基本的には「サイトにエキセントリックなメールをくれる人や、炎上サイトに罵詈雑言を書き込む人」に近かった(ま、それらよりはずいぶん柔らかいが)。同じことしてるよオレ。

久しぶりに自分の中のマグマの存在を再確認した。
うーん。不必要に丸まることもないけど、もうちょっとは制御できていると思っていた。まだまだ成長途上であることを思い知らされたな。

議員は、ボクともうひとりの男性の間に立って、両方の意見を汲み、落としどころをスッと提示した。
さすがに政治のプロだなぁ。そう、政治とは「妥協と落としどころ」なのだ。30代の頃は「政治とは理想の実現」だと考えていたが、まぁもちろんそれも建前上あるにせよ、無限に意見がある中でどの妥協点に落とし込むかが民主主義国家における政治の日常なのだ。


河合隼雄は「正しいことを言いだすと、決まって人は悪いことをする」と書いた。
山本夏彦は「まじめということはよいことだと思われているが実は悪いことなのだ。まじめと正義は仲良しだ、したがって正義も悪いことなのだ」と書いた。

正しいと信じること。まじめに考えること。正義を追い求めること。それらは狭量で不寛容で窮屈になりがちだ(戦時中の日本のように)。「妥協と落としどころ」を求めるのは一見醜く不細工な解決法だが(正しくまじめに考える人にとって政治はそう見えるだろう)、様々な人の多様な意見を許容する。

人生も年数を積んでくると、自分が正しいと思うことに妙な自信を持ち始める。妥協せず頑固にそこに固執しだす。その自信を常に疑う気持ちをキープしないとな、とか、行きすぎたまじめは悪いことなのだということを常に反芻していないとな、とか、いろいろ思った夜だった。

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面魂

2007年09月24日(月) 9:18:35

昔、「TVスクランブル」という番組でメインパーソナリティーを久米宏と横山やすしがやっていたことがあった。

あれは中曽根康弘がはじめて自民党総裁になった総裁選だから、1982年か。ちょうどその年に始まったこの番組でもこの総裁選は相当くわしく取り上げていた。
その時の立候補者は4人。中曽根康弘、河本敏夫、安倍晋太郎、中川一郎。

そのとき、横山やすしが「わしは誰がいいかわからんけど、面魂(つらだましい)でいうと、やっぱ中曽根や」と言っていたのを妙に印象的に覚えている。

当時ボクは大学生で、「顔で評価するんかい!」と笑ったが、今ならわかるな。面魂は大事だ。

面魂。
佐藤栄作、田中角栄、三木武夫、福田赳夫、大平正芳、中曽根康弘あたりの政治家の面魂と、いまの政治家の面魂はずいぶん違うなぁ。この四半世紀で日本人の顔はずいぶん変わった。女性はキレイになったが、男はなんか穏やかで情けなくなった。

いいか悪いか全く別にして、最近よく出る政治家の中では与謝野馨に面魂を感じる。彼は1970年代の政治家の顔をしている。昨日新総裁になった福田康夫は……ノーコメント(笑) でも、彼は相当なタヌキだな。大化けするかもしれない。17年間サラリーマンをやってたらしいので、サラリーマン的理不尽に耐え抜くだろうし、調整能力もあるだろう。

でもまぁ面魂とは別の話。
ボクが政治家の顔として一番好きなのは、「三木おろし」の大合唱の中、苦虫を噛み潰していた三木武夫の顔である。ちょっと惚れ惚れした(笑)

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Shared Space

2007年09月18日(火) 7:12:08

先週のニュースになるけど、気になったもの。
ドイツ西部のボームテという町の繁華街で、全ての信号・標識を撤廃した、というニュースである。理由は「交通の安全性を高める最良の策」とのこと。交通事故を減らし、歩行者が歩きやすい環境を実現するとも謳っている。

これはオランダの交通専門家ハンス・モンデルマンが考案した「Shared Space(共有空間)」という考え方で、交通安全の向上が目的だという。このSpace内ではみんなが自然と行動に責任を持つので、車もノロノロ運転となり、事故は減るらしい。いや、事故が起こることは起こるらしいが、死傷の程度が軽いらしい。逆に信号があると「青だから走ってよし」という判断が優先されスピードを出す。「歩行者が渡るかもしれない」という可能性はあまり考慮されなくなる。相手への意識がSharedされないわけだ。そして事故が起こりやすくなり、死傷の程度も重くなる、と。

日本でもテレビで見た記憶がある。どっかの五叉路だったか六叉路だったかに信号がないのだが、いままで事故ゼロらしい。番組では不思議なこととして報告されていた気がするが、結果的に「Shared Space」になっていたわけだ。みんな無意識に「相手のことを考えて」気をつけるもんね。

これって性善説みたいな空気が根本に流れていて気持ちがいい。
ボクは基本的に性善説論者なので、なんだかとってもしっくりくる。
ちょっと前に紹介した「平和省」の考え方も性善説っぽくて好き。ちなみに第三回平和省地球会議は日本で今週21日から開かれるらしい。

いまのマスコミは性悪説の塊だ。まぁそれが一概に悪いとは言わないが、行きすぎである。
人間の「志」「誇り」「信念」みたいなものを全く信じず、その裏に「私利私欲」「損得勘定」「権力欲望」があると決めつけ、暴こうとする。政治家や官僚、医療関係者、学者、企業トップなどに対して「どうせ裏に私利私欲あり」と重箱の隅をつつき、わずかな隙を見つけて「そら見たことか!」と叩きまくる。

もちろん悪いヤツはどの世界にもいる。マスコミの中にもいるように。それを暴くのは確かにマスコミの仕事だろう。でも、マスコミの中にも「志」で仕事をしている人がいるように、政治家にも官僚にも医療関係者にも「志」や「信念」を支えに毎日の激務をこなしている人はいるのだ。それも意外とたくさん。そこをまず信じることから始めて欲しいと願う。

って、話がやたらオーバーになってスイマセン(笑

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より目立たない場所へ

2007年09月15日(土) 14:36:50

昨日とおとといのさなメモに同感メールをたくさんいただいたのだけど(ありがとうございました)、安倍首相の名前が阿部とか安部とか阿倍とかボロボロ。みなさん、自分の国の首相の名前くらい間違えずに書きましょう(笑) まぁある意味象徴的なことかもしれないけど。

学生さんからもいくつかメールをいただいた。
メールをくださった少数の方の意見で一般化するのは無理があるとしても、「総理大臣になりたいなんてありえない」と考える学生は多いようだ。ここまで公然と傷つけられる職業なんて他にない、それには自分はとても耐えられない、なりたい人の気が知れない、と。国をよくしたいとかいう志よりも、いじめられる怖さの方が先に立つ、と。

まぁ学生は斜に構えるし、本音を言わない(わからない)としても、優秀な若者が「より目立たない場所」に向かっているのは肌感覚で感じる。マスコミも何でも叩く体質をいい加減に変えないと、マジで若者が目立つ場所に出てこなくなる気がする。

マスコミは「社会の木鐸」と言われてはいるが、とはいえ批判が仕事だと思いすぎてないだろうか。反対運動ではなく賛成運動するのだって立派なマスコミの仕事だろう。「国防省よりも必要なのは平和省」と主張するデニス・クシニッチ米民主党議員のように、ポジティブな発想をもっともっと増やしていかないと、本当に有為なる若者が出てこなくなる気がする。

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リンチ・スイッチ

2007年09月14日(金) 7:25:28

世の中の全員から「無責任」とか「資質がない」とか「ひよわ」とか言われるのってどんな気持ちなんだろう。

戯れに安倍首相の気持ちをリアルに想像していたら、なんだかとってもドキドキし、昨日は朝からずっと落ち込んでいた。人生を悲観した。しまいには生きるのまでイヤになってきた。わかりやすいなオレ。でも、なんつうか「辞める」と言える勇気があってよかった。欝の本とか読むとよくわかるが、これはもう相当勇気がいることだ。

もちろんプロの政治家そして国の代表者として、今回の一連はまずい。そこは弁護しない。
でも、それにしても叩き方が少々醜い。圧倒的に追いつめてなお叩く。「武士の情け」という言葉はどこへ行った。追いつめた挙げ句、誇りまでずたずたにする斬り方は、あまりにも「情け」ない。

なんか「リンチ・スイッチ」というのが日本人にはある。
政治家、社長、有名人、大金持ちなど、まぁ「わかりやすく大きな存在」は、足をひっぱっても叩いてもいいんだ、どうせ人間の心なんて持ってないんだ、裏で悪いことしてんだ、おいしい蜜吸ってきたんだ、いい気味だ、とか、極端に走る。そして大合唱。今回も大合唱の連続だ。辞めろ辞めろと大合唱し、辞めたら辞めたで無責任とまた大合唱し、あぁやっぱり「鬼畜米英の大合唱」で団結した国民性なんだな、と、なんだか理解した。認めたくないが、日本人には戦争の資質がある。憎しみやねたみでスイッチが入り、大同団結する。そして国民大合唱。気をつけないと。

そこそこの幸せと気分の安定を求めている今の若者は、もう「目立つのは面倒で大変」って知ってしまったゆえ、そういう場所を目指す人がどんどん減ってくるだろうな。少なくとも、総理大臣を志す若者や、横綱を目指す若者は、最近のドタバタで激減したんじゃないかな。

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安倍首相辞任

2007年09月13日(木) 7:30:13

すさまじく悪いタイミングだったとは思うが、ボクはなんだか責める気にならない。
「男」としてよっぽどのことだと思うからだ。
本当に、本当に孤独だったんだろうなと思う。あと、もう少しやっていたら「取り返しの付かないこと」が起こっていたのではないか、とも想像する。「政治家安倍」に対してはその辺を同情はしないが、「人間安倍」に対してはいたく同情する。お疲れ様でした。

今日発売の「週刊文春」に書評を書きました。
魚柄仁之助著の「冷蔵庫で食品を腐らす日本人」。どっかで見かけたら見てみてください。

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2007参議院選挙

2007年07月30日(月) 6:14:40

昨日は投票所が開いた朝7時に夫婦で参議院議員投票に出かけた。
朝一の投票所は空いていて良い。まだあまり暑くもないし犬の散歩がてらタラタラと。ちょっと夏バテ気味でふらふらなのだけど、まぁ選挙は大事な「権利」なので行使しないと。普通に選挙に行けるという権利を得るためだけに人生の大半を費やして闘った人たちがどれだけいたことか。

出かける前に主要政党のマニフェストをもう一度簡単にチェックし、あまりに短期的視点な争点にうんざりしつつ(参議院ってそれでいいのか?)自分の争点を再確認し、毎日新聞サイトの「えらぼーと」で立候補者の回答と比較して、考えが近い候補者の名前を確認してから出かけた。うちでは夫婦共に誰に入れたかは話さないのだが、娘が「いったい誰にいれたの? 政党はどこに?」と何度もしつこく聞いてくる。教えない(笑)

昼は寝たり原稿書いたり仕事したり。そして夜の選挙速報。相変わらずチンケな投票率。投票行かなかった約半分の国民は政治に文句も愚痴も希望も言うなよ。棄権するなら白票で。
んでもって自民歴史的大敗。民主第一党へ。民主に支持が集まったわけではなく、年金問題で自民が支持を失った構図。自民も大変になるが、民主も相当試練を迎える。対案が今のままで通用するはずもない。日本の将来はもういくらでもネガに考えられるが、いい政治への過渡期とポジに捉えたいところ。

サッカーのアジア杯はイラクが優勝。すごい。あの環境で優勝するか。イラク国民は喜んでいるだろうなぁ。阪神大震災の年、オリックスがパ・リーグ優勝したのを思い出した。

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観なくては

2007年04月05日(木) 3:23:53

昨日は会社でもあまり眠くならず、夜もそこそこ遅くまで起きていたので「まぁこれで時差ボケも撲滅しただろう」と思い、安心して寝た。で、さっき快適に目覚めて枕元の小さなアナログ時計を見たら7時。家族がまだ起き出してないのを不思議に思いつつ「よしよし時差ボケ終了〜♪」と起きてリビングに行ったら時計はまだ3時をさしている。うそーん。そこでようやく気づいた。あの小さなアナログ時計はポルトガルに持っていったヤツだった。そう、ポルトガルでは夜7時なのだ。やられた!

ということで、またこんな時間に起きてしまいました。おはようございます。ここ数日、圧倒的に睡眠が足りてないけど大丈夫かな。


社会派系やドキュメンタリー系の映画で「観なくては!」と思っているのが溜まっている。
「それでもぼくはやってない」「六ヶ所村ラプソディ」「不都合な真実」「ひめゆり」などなど(他にもあったけど失念。そういえば「ヨコハマメリー」も見逃したなぁ…)。

この中で「不都合な真実」に関しては少し過激なプロパガンダを感じる部分があるので警戒してはいるのだが、でも観ないと何も言えないので観とかないとなぁ。環境問題を否定するわけではなくて、反対論者を含めて両陣営の意見を冷静に比べたいのに、映像の力で強烈に洗脳してくる気がしてちょい怖い。「これが正論なのだ〜!」という大声の叫びはちゃんと疑ってみないといけないと思っている。「あるある捏造問題」もそうだけど、疑うリテラシーが今後とても重要になってくるだろう。

たとえば「アル・ゴアに不都合な真実」みたいな意見もある(その前編のコレも)。反対論者たちは環境問題に反対しているというよりは「お金の使い方に反対している」。そして「都合の良い論理展開に警戒を抱いている」。「500億円の使い道で、一番世の中を良くする見込みがあるのはなんだろうか?」という視点を持つと、環境問題は one of them になる。もちろん取り返しの付かない環境破壊はストップしなければならない。そのために多少強めのプロパガンダも必要かもしれない。でもやりすぎは逆に怖い。ここに注目を集めて、他から目をそらさせられているのではないかとか思ってしまう。もしくは裏に営利企業がいる可能性を考えてしまう。いずれにしても正論っぽく見える意見の前での思考停止が一番やばいのは過去の戦争が証明している。

って、環境問題系に言及すると過激なメールが来がちなのでここまでにしよ。ボクは両陣営の意見を冷静に聞きたいだけ。「不都合な真実」は冷静さに欠けてる気がしてちょっと警戒している、というだけなのであしからず。

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急に冷や汁が食べたくなった(単純)

2007年01月22日(月) 7:56:16

「キットカット」って、きっとカット(切られる)という意味もあるんだって? だから複数買って「きっとカッツ(勝っつ)」にするらしい。みんないろいろ考えるな(笑)。
ちなみに一連の「うカ〜ル」や「ハイレルモン」や「オーザックでゴーカック」や「トッポで突破」やらのダジャレ菓子の中では「ポッキーでキッポー」がわりと好き。ダジャレとして。 あと、「コアラのマーチ」のパッケに書かれた「コアラは木から落ちないよ」というとってつけたようなコメントの脱力感も愛する。

そのまんま東氏、宮崎県知事当選。
お笑い出身、タレントとして一流ではない、いくつかの不祥事(誤解もあるようだ)、離婚、などのマイナス要素を、マニフェストの真っ当さ、大学に入り直す真面目さ、マラソンで培った根気、芸能界引退の覚悟などが打ち消した。芸能人の応援演説をすべて断ったのも良かった。
有名人だから当選したというほどの有名具合でもなかったと思うので(というか微妙だよね)、ちゃんとがんばって通ったという印象。マニフェストを読んでちょっと好感を持っていたが、なによりも「宮崎のセールスマンとして全国に売り込んでくれそう」という期待に票が集まったのではないか。守旧派につぶされなければ、意外と大化けする人かもしれない。
というか、芸能人やりながら早稲田の二文〜政経に入学したって、相当大変なことだ。その辺の勤勉さと(他の県議や知事と比べれば)抜群のコミュニケーション能力を発揮して、がんばってほしいな。

いずれにしても宮崎県にとっては、注目も集まるしイイことだろう。県職員のKくんもこれを機に勤勉に更新するといいよ!(私信)

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教育基本法

2006年12月16日(土) 18:01:19

寝休日。だるくて体調が思わしくない。まぁこういうときもあるさ、と、本をいっぱい抱えてベッドで過ごす1日。寝だめカンタービレ。それにしても先週くらいからずっとだるい。精神的には元気なんだけどカラダがついてこない。

教育基本法改訂、可決。
どう思いますか?というメールをいくつかいただいているが、びみょ〜に態度保留。自分の真ん中に変わらない芯みたいなものはあるのだが、もう少し考えたい。

以前「国歌国旗強制違憲問題」について軽くコメントしたとき(こんなのとかこんなの)、強い賛同と強い反対の両方をメールでいただいた。通常、強い反対メールというのは感情的でよくわからない論が多いのだが、今回はとっても丁寧で理性的なメールもいくつかいただいた。そして一理あると正直思った。ボクは物事の一面しか見ていないのかも、と少し不信感を持った(自分に)。それ以来、ふとボンヤリするときとかになんとなく「国歌、国旗、教育、愛国」について考えている自分がいる。ずっと堂々巡りだけど。こういうのはなかなか結論はでないのだろうな。自分個人に当てはめて考えるときと自分の娘に当てはめて(親として)考えるときとでは結論が違ったりするし。

サラリーマンの人と自営業の人とでもずいぶん考えが違ってくるよ、と、ある人に言われた。
集団で団結して行動する職種の人と、個人の能力と努力で生きる職種の人とでは「国歌国旗強制違憲問題」についても「教育基本法問題」についても結論が違ってくるというのだ。それもあるだろうなぁ…。ボクはその上「ラグビー」という超団結系スポーツもやっていたし(笑)

いずれにしても、結局子供に一番影響を与えるのは家庭での教育だと思うので、ボクが信じている「生き方の基本」「国に対する義務と義理と権利と愛情」みたいなものは娘にブレなくちゃんと伝えていくつもり。その上で娘が違う思想を持つならそれはそれ。自由にやってください。

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美しい解

2006年11月26日(日) 10:55:05

ロバート・アルトマンとかアニタ・オディとかフィリップ・ノワレとか仲谷昇とか斎藤茂太とか灰谷健次郎とか次々と他界されてますね。季節の変わり目。みなさんもお大事に。というか今「他界」という字を思わず書いて美しい言葉だなぁと思ったです。そうか他の世界へ行ったのか。ボクもそのうち行く。どんな世界だろう。楽しみだ。


話は変わるけど、最近読んだ明るいニュースの筆頭は「東京都内の公立小中学校の校庭を、10年かけてすべて芝生にする」ってヤツ。

ヒートアイランド現象を抑制するとか、子供の運動能力を上げるとかいう面で報道されているみたいだけど、この「校庭を芝生にする」っていうコンセプトは「登校拒否が劇的に減る」という側面がある。実例も報告されている。学校に行くのが楽しくなるわけね。
シンプルで美しい解だと思う。精神論よりそういう「実質的で物理的な施策」が効くのだと思う。校庭が緑の広〜い芝生になるだけで、もしかしたらイジメだって自殺だって減るかもよ。美しいものって陰湿さを一掃するもん。「あ〜きれい!」「あ〜気持ちいい!」って思うだけでいろんな気持ちがポジティブになる。

青空学級とかしたら気持ちよさそうだなぁ。先生と芝生の手入れをしながらいろいろ話せるかも。きれいにすると気持ちいいと知れば掃除だって自然とやるようになる。花壇だって整えるようになる。きれいな芝生の校庭があれば休日に近所の大人が集まるようになるなぁ。学校に近所の目が届きはじめると犯罪者もきっと近寄りにくくなるぞ。柔らかい芝生の上での運動は子供の足腰にもいいし、どんどん遊ぶ場所が減っている都会の子供には格好の遊び場になる。いいことずくめ、ってか!


もうひとついいニュースと思ったのは「京都市が屋外看板やネオン広告を市内全域で全面禁止する景観施策案を発表」ってヤツ。

いままであまりに無視されてきた「景観と広告」の問題に大きくメスが入れられる。住んでいる方や地元で経済活動している方には不自由を強いることになるが、これも美しい解だと思う。
「国や郷土への誇り」や「愛国心」みたいなものは意外とこういう景観の美しさから生まれてきたりする。教育基本法で愛国心を持つよう訴えるより、「物理的に国を美しくする」方がよっぽど効く気がする。

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最低限の礼儀

2006年09月26日(火) 8:52:38

丹波哲郎氏が死去。
丹波氏をモデルに相原コージ氏が作った「タンバ」という輪廻転生大霊界ボードゲームがまだ納戸にしまってあると思う。意外とレア物かも。そういえばアンリ・ジャイエ氏も亡くなったが、アンリ・ジャイエのレア物は納戸にない。残念だ。というか高くて買えん。あ、ワインの話です。

小泉首相、今日退任。
5年半、1億からの国民のリーダー役を務めるのは誰だって疲れる。足引っ張る人多いし批判のための批判も多かった。本当にお疲れさまでした(小泉首相を支えて忙殺された内閣の人たちも)。我々のために奮闘した人への最低限の礼儀として頭を下げたい。

最低限の礼儀といえば、毎日のように海外在住日本人から「残念だ」とメールが届いている。国歌国旗強制違憲問題についてである。悲痛なメール。頼むから国際的に最低限の礼儀だけは子供たちに教えてくれ、思想ではなくエチケットの問題だ、と。自国の国歌国旗への礼儀は他国の国歌国旗への礼儀につながる。そういう最低限のエチケットはアウェイで孤独に闘っている彼らにとって切実な問題らしい。

確かに、自分の国そして相手の国の歌や旗への礼儀は、国際社会では最低限の礼儀である。礼儀というか常識。中高生が今後海外で外国人とつきあっていく際の最低限の常識を教えるのも学校の役目だろう。英語を教える以前に身に付けるべき国際人の大事な常識。それだけは身をもって示して欲しいと(反対意見を読んだあとでも)やっぱり思う。敬意を強制するなという論もわかるし、自由も反抗も大いに結構。バンバンやってくれ。でも、国際社会の最低限の常識を教えた上でやってほしい。

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小泉首相は相当「マシ」であった

2006年09月19日(火) 8:45:49

小泉純一郎首相が退陣する。
明日、総裁選があるから、実質今日までだ。彼の在任期間中を後々懐かしく思い出すのではないかという気がしている。

ボクはなんでも「マシかどうか」で考えるところがある。あの時よりマシ。伝えぬよりマシ。やらないよりマシ。つまり最悪の状況よりよくなっていれば良しとする部分がある。理想論が空しいのは歳とともにわかってきたし。

小泉首相は相当マシだった。
彼を批判する人もまた多いが、認めるべきところはちゃんと認めたい。

まず「金の噂がなかった」。
スキャンダルがほぼゼロ。女性関係も金権関係も癒着関係もなかった。これは実は画期的。しかも人間関係のしがらみについてもフリーな立場を貫き通した。義理と人情と派閥緊縛の自民党の中でそれを貫くのがどれだけ大変か。それらの弱みがなかった分、改革断行に走れたわけで(改革がちゃんと断行されたかは別の話。でも改革の道筋を作っただけマシ)。彼はそういう意味で政治家のイメージを変えた。

次に「政治がわかりやすかった」。
ワン・フレーズ・ポリティクスと批判する人も多いが、小泉以前には政治のわかりにくさを糾弾してたじゃん。どうしたいのよ。少なくともあの頃よりずっとマシだと考えたい。「わかりやすい政治」の道筋を作ってくれた。今後の首相はもうわかりにくい政治に戻りにくい。イイコトだ。いくら日本人がニュアンスの民族だからって、小泉以前のわかりにくさはあんまりだった。だからみんな政治に関心を失っていた。あの時代に帰りたいですか?

「スピーチが心に届いた」のも良い。
これは実に大切なこと。いままでの首相でそんな人がいたかどうか(田中角栄首相を除く)。スピーチこそ、首相職の要諦にして本質なのだ。だって代議士は国民の代理人。そのリーダーはどう代理作業をするか国民にしっかり伝えなければならない。短いコメントから郵政解散のスピーチに至るまで、彼のスピーチは明瞭で説得力もあった。ボクは(賛否は別にして)彼の言葉をしっかり受け止めた。ああいう「個人の体温」が感じられるスピーチを今後の首相も継承してほしい。

とにもかくにも「公約を守った」。
有言実行の難しさは誰でも知っているが、魑魅魍魎の政治の世界でこれを貫くのが実に難しいのは想像に難くない。彼の出現で「公約は守るもの」という基本が確立されたと思っていい(少なくとも今後数年は)。これって小泉以前に比べてかなりマシ。彼の出現がなければ「裏にいろいろ事情があってね」という世界が今でもまかり通っていただろう。守ればいいのか!という批判もあるだろうが、守らないより守った方がいいに決まっている。その公約で選挙に勝ったんだから。

「先送りしなかった」のも評価したい。
もちろん先送りした案件もあろう。でもマシだ。歴代の首相がびびって手を付けなかった案件を次々こなした。一番大きいのは拉致問題。電撃的に北朝鮮に飛び、首相自ら交渉のテーブルにつき、言質を取った。ひとつ間違えば政治生命を失うところ。そんな賭けをする必要もなかったのに解決のために自らが動いた。そして拉致問題を国際的人道問題としてG8サミットの議長声明に盛り込ませることを成功させた。彼がああやって動かなければいまでも先送りされていたかもしれない。他にも、ハンセン病控訴中止、超高齢議員への引退勧告、郵政民営化法案成立などなど。そして先送りとは関係ないが、景気回復の事実。マシである。

なんか他にも褒めたい部分がある気がするけど、まぁとりあえず。

もちろん小泉首相が残した問題も多い。批判は簡単だ。でも相当マシだったとボクは評価したい。世の中劇的によくなるわけではない。マシの積み重ねでよくなっていく。マシじゃなかった首相もゴマンといた。小泉首相は相当マシだった。歴史に残る内閣のひとつだと思う。そして次の首相もマシであることを願う。

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元日本代表の死

2006年07月02日(日) 13:41:42

橋本龍太郎元首相、亡くなる。まだ68歳。日本の総理大臣だった人にしてはニュースなどの扱いも小さかった気がする。せめてNHKくらいW杯とかよりも時間を割いて欲しかったな。別にハシリューが好きだったわけではないが、日本の代表だった人の突然の死である。サッカーで言ったら日本代表監督兼10番みたいなもんだ。亡くなった日くらいはもっとちゃんと功績・失敗を振り返ってもいい。日本は過去に学ぶことをこのごろ怠りすぎているような気がするし。

つか、「ニッポン!ニッポン!」と叫んでた愛国心溢れるサポーターたちは、元日本代表の死をどう受け止めたのかな。彼がやったことの是非はいろいろあるだろうが、とりあえず国のために人生を懸けて闘った人ではある。興味本位でいいのでその愛国心を一瞬そういった人にも向けて欲しいとか思う。

ハシリューに限らず、ボクは政治家という人種を好きでもないが嫌いでもない。どうせ悪いことやっているだろう、とかも思わない。やってる人はやってるし、やってない人はやってない。それだけ。たとえ世間一般的に「悪いこと」をしたとしても、それで人間を決めることはしない。出来れば日頃の政治行動で判断したいと思っている。権力団体や官僚や海外などと日々相当な仕事量をこなし続けていれば、そりゃ叩けば埃が出る場合も出てこよう。不感症にもなりえよう。魔が差す瞬間もあろう。でも、日頃志高い政治行動をしている人であるならば、きちんと反省し償って出直してくれれば水に流して応援する。行動したことによって起こるミスは、行動しないで起こるミスの数倍いいと思うから。

たとえば、対クロアチア戦でのFW柳沢のシュートミスを責める人も多い。
でもなぁ…。彼がゴール前にちゃんと詰めるという行動をしてなくて、どっか他のところに突っ立っていたのなら誰もあそこまでは責めないだろう。加地の惜しいシュートミスということになってたはず。ちゃんとあそこに柳沢が走り込んできたから逆に責められちゃうわけだ。あの時高原はどこを走っていたのかとか別に誰も責めないのだから。
FWとしてあそこに飛び込んでくるのは最低の動きだとしても、とりあえずちゃんと行動してボールに触るところまでは行った。ミスを恐れて行動しないより数倍いい。結果的に柳沢は目立ってしまったけど、他のいいチャンスできっちり詰めてなかった選手もたくさんいた。でもそういう消極的な人々は戦犯にすらならない。

ええ、FWはそういうワンチャンスを活かすのが仕事、というのもわかってます。もし決めてたら英雄になるわけで、そういう毀誉褒貶の大きいポジションなのだから仕方がない。弁護してるわけではない。でも動いた結果責められちゃう哀しさというか…、なんとなく柳沢に同情的なボクなのです。だって、動いてないヤツ、いっぱいいたよ?

同じように政治家だって、少なくともちゃんと行動した人はそれがどんな結果になっていようがどっかで認めているボクです。ハシリューもそう。彼を気に入らないヒトもいっぱいいるだろうけど、あのややこしい政界で筋を通してちゃんと動き抜き、周囲に認められて総理になり、志を持って数年行動した。動き回った結果ゴールには入れられなかったかもしれないけど、動き回ったことはちゃんと認め、敬意を払いたい。

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We must change to remain the same

2006年04月08日(土) 9:04:46

「変わらないために変わる」はボクの好きな言葉で、このさなメモでも何度も書いている。
もともとは映画「山猫」の中でのバート・ランカスターのセリフ「We must change to remain the same」。訳すなら「変わらずにいるためには変わらないといけない」かな。

この言葉は昨日民主党党首になった小沢一郎氏も以前からよく引用している。今回もその流れで「私自身がまず変わる」と演説し、党首戦で勝利した。

小泉首相はダーウィンの言葉「生き残るのは強いものでも賢いものでもない。変化し続けるものだ」を好んで引用する(実際にはもっと長い言葉を彼は引用する。ちなみにこれが本当にダーウィンの言葉かどうかは諸説ある)。いくら恐竜が強くても変化についていけなければ滅ぶのだ。違う言葉だが同じ結論。

変わり続けることはとても難しい。
ひとつの考えに固執し、思考停止して同じ場所にとどまっているほうがずっと楽なのだ。だから人はこういう言葉を引用し、変化を恐れる自分を奮起させるのである。

自分の芯を変えないで生きていくために、時代の変化に合わせてフレキシブルに自分を変化させていくこと。

古い成功体験を捨て、時代のイマに触れ、新しいものをどんどん取り入れ、しなやかに自分を変化させていくこと。

できればそうありたい、と、いつも思っている。

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人に仕事を合わせる

2006年02月09日(木) 8:53:58

フィンランドの高齢者雇用促進政策の根底に流れる思想は「人に仕事を合わせる」だそうだ。
つまり、高齢勤労者の能力に仕事内容を合わせれば労働効率が上がるという考え方。結果的に高齢者の就労率が高まっているという。

まぁ平たく言えば、作業内容と人的能力のマッチングをより深く考える、ということだろう。マッチしてなければ業務変更や配置転換で対応する。その作業をこなす能力がない人がいても、その人間の能力を活かせない組織の方が悪い、と考える。この「人間重視」の視点が高齢者の雇用対策、ひいては身体障害者の雇用にも有効だということだ。

ただし、それを広く実行していくと全体の作業レベルは下がっていく。そのせいかフィンランドでは「従業員の作業能力向上を企業に義務づける」という世界でも例のない法改正が行われたらしい。それにより全体のレベルも保持され、高齢者対策にもなり、雇用も促進されるという流れ。

日本でももちろんマッチングは考慮される。アナタの経歴ならこういう職種、とかね。
でも根底にはフィンランドと逆の考え方「仕事に人を合わせる」が流れているのは確か。高度成長期には勤労者は「組織の一歯車」でしたからね。個性的であることは許されず、会社の無個性な一部品としてロボットのように効率的に仕事をこなすのが「善」とされた時代がほんの数十年前だから(もしかしたら今でも)。

いまの60代70代80代はその歯車世代。「人に仕事を合わせる」なんて聞いたら「甘えんな!」「仕事とはそういうものではない!」とか怒りそう。彼らは(政治家をはじめとして)まだまだ社会のトップに君臨している人も多い。

彼らの勤勉が戦後の日本の急成長を支えてきたわけで、いまのある意味豊かな生活はその世代のおかげである。深く感謝したい。でも将来の少子化高齢化社会では、もっともっと人間重視に方向転換していくのが主流の考え方になるんだろうな。

この方向転換に日本はわりと時間がかかりそうではあるが。

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靖国参拝

2005年10月18日(火) 7:26:36

仕事に見切りをつけ予定通りニューヨークに行ってきます。見切り離陸。間に合わない企画書は飛行機内でやって向こうからメールしようっと。

ところで小泉首相が靖国に参拝しましたね。
参拝の是非についてボクの私見は書かない。首相が参拝することについては各自いろんな意見をお持ちだろう。自民党が圧倒的多数で大勝したあとだけに、なんとなく拒否感を持つ人もいるかもしれない。

ただ、基本的に「靖国参拝を他国にとやかく言われる筋合いはない」とは思う。その是非はあくまで自国民が判断すべき問題だ。

まず「他国からの宗教干渉は全世界的に超非常識」である。あのブッシュですら絶対やらない。靖国神社への参拝は日本の神道に則ったもので、死んだら誰でも神になるという日本固有の宗教である。
次に「A級戦犯の罪は国際法上償われている」。A級戦犯も合祀されているから問題だと言う人が多いが、日本はサンフランシスコ講和条約第11条の決定に従い、昭和28年に「戦争犯罪による受刑者の赦免に関する決議」を与野党全会一致で可決している。中国を含む関係11ヶ国の了解も取り付けている。すでに戦犯はいないのだ(まぁそれ以前に事後に戦犯を規定した東京裁判は「違法」であると当事者のウエッブ裁判長もマッカーサー元帥も明言しているが)。元戦犯は国内外から免責され、結果として靖国神社に合祀された。中国も韓国もこの事実を知った上で日本と国交を回復した。これは歴史的事実である。

日本の戦後は平和を願った60年である。平和憲法を持ち明確に戦争を否定している。心配してくださるのは有り難いが、表立った「強い反発」や「非難」はやりすぎではないか。少なくともわが国の代表は、平和を願い、二度と戦争をしない誓いの元に、国の宗教の伝統に則って行動している。その是非はあくまでも自国民が判断すべき問題だとボクは思う。

では。行ってきます。

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鳥取県で「人権侵害救済推進及び手続に関する条例」が可決

2005年10月16日(日) 11:12:50

多忙で見逃していたが、鳥取県で「人権侵害救済推進及び手続に関する条例」が10/12に可決されたと友達からメールで知らされた。施行は来年6月1日(よりによって誕生日)。これは超悪法「人権擁護法案」のひな形みたいなもので、言論の自由をぶっつぶす強烈な条例だ。もちろん前例はなく全国初。行政が人権侵害救済を目的に加害者への勧告や氏名公表の権限を持つ初めての例となる。これを鳥取県はたった5日間の議論で可決したという。

というかですね、鳥取県の条例なんて県民以外関係ないって思うでしょ? でも違うらしいっすよ。「県内だけでなく県民が人権侵害を受けたのであればどこにいても(東京でもネットでも)この条例の対象となる」らしい。

つまり、 たとえば東京在住のボクがなにかについての意見をサイトで書いたとする。それを「差別だ!人権侵害の被害を受けた!」と思いこむヒトが鳥取県にいたとして、そう委員会に訴えると鳥取県の人権侵害救済推進委員からいきなり立ち入り調査されるわけ。しかもですよ、訴えは本人以外でもできる(密告可)。被害者が特定でなく不特定でも人権侵害と認定できる(一般論でも訴え可)。人権侵害の事実がなくても「おそれ」だけで人権侵害認定できる(思いこみ可)。ひょえ〜。

そのうえ恐ろしいことに「反対尋問も上告もできない」。それって法治国家ですか? たとえ「嘘の訴え」をされても反対尋問できないっていったい何ですか? 故意に悪用しようとするヒトに訴えられたが最後、反対も反論もできず、強制立ち入り調査され、人権侵害の事実がなくても「おそれがあった」と認定される可能性があるわけっすよ?

んでもって、もっと恐ろしいことに「人権侵害したかどうかを判断するのは、知事が指名した5人の人権侵害救済推進委員だけ」。
裁判官でもなんでもない5人のみの判断で氏名公表や罰金が科せられるわけ。もしその5人にどこかの団体の権益を担ったヒトや他国の工作員が含まれていたら…(もしくはそれらから金を受け取ってる人がいたら)。

というか、ボクレベルならどうでもいいけど、きちんと正義の意志を持って悪事や利権に切り込もうとする政治家やジャーナリスト、作家、ブロガーなどを「人権侵害!」という名の下にいくらでもつぶせる条例なのだ。怖すぎ。
やばいぞーってんで、5人の任命権を持つ絶対権力者、片山善博鳥取県知事がどんなヒトか、調べてその言動や思想、過去などに触れたりしたら、ここぞとばかり「鳥取県人に対する人権侵害!」で訴えられちゃうだろう。しかも訴えは県知事本人じゃなくても第三者でもできる。なにかの冗談みたいだな。プロ市民たちはこぞって鳥取に移住するんじゃないか? 人口増加策の一環か?

もちろん、人権は擁護すべき。犯罪被害者と家族、虐待児童、報道被害者、被差別者などを助ける工夫は必要だ。ただしその判断を行政や数人の手にゆだねると何でもありになる。「被害」という定義・解釈をいくらでも拡張することができるからだ。どんな弾圧だって規制だって可能だ。数年経てば人民は萎縮し発言もしなくなる。人権擁護&救済という耳当たりのいい言葉に気持ちよくなっていると、憲兵の時代にすぐ逆戻りである。

一応、鳥取県弁護士会は「行政が過度に市民生活に干渉する結果になり、憲法違反の恐れもある」などとして反対声明を発表している。弁護士会会長は「当事者は裁判所の令状なしに情報提供などを求められ、断れば罰則もある。使い方によっては何でもできることになる」と語っている。ぜひがんばってほしい。

鳥取県だけではない。福岡県も条例制定を視野に入れた論点整理を始めているという(福岡〜!)。本丸「人権擁護法案」も含めて、なんつうか、最後の一線を越え始めているのかもしれない。

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カリスマと政治家と

2005年10月15日(土) 21:36:05

主婦のカリスマといわれるその方は、予想通り飾らない人柄の素敵な人で、その手料理もうるおいと健康と安心と喜びに満ちていた。心底ホッとする食事。一度疲れを放りだしてもう一度復活するための句読点。笑いながらいろんなことを話し食べたこの2時間はある忘れられないテーマをボクに与えてくれた。暮らしとは演出するものではなく生き方そのもの。借り物では結局オシャレにもステキにもなれない。というかシアワセになれない。その実例を見させていただいた感じ。心の中にいい種をいただいた昼。芽吹かせよう。

毎日激しく闘っている政治家若手のその方は、理想とリアルの間においていかに人間は無力であるかを熟知しているような印象の人だった。繊細さと不感症さを併せ持ちキープしようとする努力の跡。信念を貫きにくい仕事をしているボクなんかの方がずっと潔癖さが足りない自覚。結局政治も生身の人間がやっているのだということをボクたちはすぐ忘れがちになる。たまに生身の政治家と食事するのはいろんな意味でいい刺激になる。ありがたいと思った夜。

そんな2人の濃い方と濃い時間を過ごした昨日。ぐっすり寝て起きたら郵政民営化法案可決のニュース。まずは第一歩というところかな。そんな秋の土曜日。

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ユンケル、ダイソン、前原氏

2005年09月18日(日) 11:10:16

休日の昼下がりにボーッとだるくなって原稿書きとか出来ないことがあるので、ユンケルを買い込んで家の冷蔵庫に入れてある。そればかりでなく疲れが一発でとれるという本格漢方薬まで買い込んで置いてある。嗚呼それなのにそれなのに。買い込んだ途端「んー、この程度のだるさで飲んでしまってはもったいない!」「もっとだるくなったときのために取っておこう!」とか思ってしまい、全然飲まないのである。見て見ぬふりすらしやがる。そういえば、ドラクエとかでも苦労して手に入れた強力な薬草を「使ったらもったいない」と結局使わないままでラスボス・クリアしてしまうワタクシ。ダメだこりゃ。

ダイソン、買っちゃいました(笑)。ちょっと高かったけど、日頃から現掃除機の吸引力への不満が高まっていた矢先でもあり、家族中の賛成を受けて決断。ペットを飼っている人用のムラサキのやつ。黄色のスタンダード型と性能は変わらず、アタッチメントでフトンツールやソファツールがついてくるタイプ。さっそく掃除してみて「すげー!」と感嘆しあう。掃除後のフローリング上の足裏感覚が違う。微少な塵すら残らない感じ。あぁもっと早くダイソンにしとけばよかった。

民主党新党首に43歳の前原誠司氏。ついに1歳とはいえ年下の党首誕生。ま、ケネディもブレアも43歳で大統領や首相になっているから「やっとかよ」感もちょっとあるのだが、まぁとにかく、すばらしいことですね。
というか、菅氏と2票差か…。大きな分かれ目だったなぁ民主党。実際、菅氏に決まってたらあぶないところだったと思う。これで自民党と相対せる。本気で「脱労組」できたなら一気に逆転も可能。日本にとっても喜ばしい限り。まぁ身内に足引っ張るヤツがいなければの話だけど(いそうだなぁ)。

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古いシステムからの脱却

2005年09月13日(火) 7:36:28

小泉首相は早々に任期終了(来年9月)後の続投を否定した。また、自民党の新人当選者83人について「派閥に所属させるな」と指示。派閥政治からの脱却を徹底させた。

自民の大圧勝によって小泉独裁を怖がっている向きもあると思うし、その気持ちもわかるが、ボクはあと1年、強力なリーダーシップで自民党の根っこを変革し、ウェスタン映画のラストシーンのように去っていく小泉首相(彼はそんな自分をイメージしてると思う)に期待したいと思う。古い派閥政治を壊せるのは彼しかいないのは確か。郵政民営化法案は欠点だらけのようではあるが、利点があるとしたら「古い巨大システムにメスが入る」ということ。政治も同じこと。昭和初期中期に作った古いシステムから早く脱却しないとこの国はヤバイと思う。

古いシステムが一概に悪いとは思わない。これまで苦労してそのシステムを作り上げ動かしてきた方をちゃんとリスペクトしたいと思う。
でもここ10年、時代の変化が早すぎる。これからもっと早くなる。この変化の勢いに対応できるシステムに変えていくのは急務だ。そういうシステムに移行するための役割を小泉内閣が果たしてくれることを相当期待している(もちろんそれに伴う借金減らしもね)。


ところで「おいしい店リスト」も同じように古いシステムになったと思っている。
メールをいろいろいただいた。「採点はやめないで」というご意見が大半。店同士をひとりの舌で相対的に比較してるからさとなおの意味があった、役に立った、と。

ありがとうございます。
でも10点法は(悩んだすえ)やめます。時代が変わり、いろんな弊害が目立ってきたと思うから。
こちらは主観評価のつもりでも読者は客観(もしくは絶対)評価と思いがちという弊害。味の評価なのか店の評価なのかが混同しがちという弊害。やたらとセンセーショナルに見えがちな弊害。採点するという行為で自分が勘違いしがちという弊害。などなど。

ネットがマイナーで「より主観的な遊び場」だった時代はそれでも意味があったと思う(思いたい)。でもネットはメジャーになり「客観的データを取り出す場所」にもなった。マスメディア的影響も出てくるようにもなった。メディアとしてこうメジャー化してくるとああいう方法(客観に見える主観)が害悪になってくる場合もある。遅ればせながらそう反省したのでした。この移り変わりの早い時代に10年も同じ方法を続けるのはよくない。早めの手を打ちたい、と(遅いか…)。

もちろん尺度はもうけますよ。客観主観が混同しないように、より主観的な尺度を押し出して比較できるようします。ご安心を。とはいえ、まだもろもろ悩んでいる最中ですので、アイデアなどいただけるとうれしいです。

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911というターニングポイント

2005年09月11日(日) 10:06:09

今日は911。
あるターニングポイントとして歴史に残る(かもしれない)衆議院選挙の日でもあり、911の同時多発テロの日でもあり、うちの犬っころの3歳の誕生日でもある。
で、犬っころ誕生日おめでと散歩(というかいつもと変わらない散歩)がてら、朝一番に投票に行ってきた。夫婦+犬で朝7時すぎに投票所到着。まわりは老人しかおらんかと思ったら若いカップルもちらほら。早起き習慣の人々が暑くならないうちにって出てきてるのだろうが、期日前投票数も過去最高だったそうで、今回ばっかりは投票率高いかもと期待。
さあ、気合いを入れて選挙に行こう。みんなで時代の当事者になろう。あの時ちゃんと投票して政治に参加したぜ、というのがいい思い出になるような、マジで時代の変わり目選挙かもしれないし。

ボク自身は、いろいろ考えたすえ、郵政民営化とそれをきっかけとする政治構造の変革、国家借金地獄からの脱出への第一歩、そして新自由主義へのゆるやかなる移行(新自由主義論者ではないが、大きな政府は財政的にもう無理だろうという理由で)、みたいなところを考えつつ、投票箱に一票入れてきました。ここまで自分の現時点での考えを意識して投票箱に入れたのは初めてかもしんない。

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夜は帰る!

2005年09月08日(木) 8:42:41

沖縄に遊びに行っていた方から「歩」のサーターアンダギーをいただいた。よく手に入ったね。少しカステラ方向に傾きすぎとは思うけど、なんか好きなんですよねココの(公設の二階に売店あり)。朝から食べて自分の回りに沖縄の空気を作り出す。そう。てーげーてーげー。iさんありがとう。

あと3日で大事な選挙。調査によると投票率は高まりそうだけど、どうなるかな。今回低いと相当がっかり。数十年かけてやっと「小選挙区+政策論争」という比較的真っ当な選挙までこぎつけたのだから、国民側も応えてあげたいと思うのだけど。

ありがたいことにメールなどで郵政民営化の欠点をわかりやすく教えてくださる方がいらして、とても勉強になっています。あっちを立てるとこっちが立たず。政治の難しさを実感します。道路公団問題も結局こういう難しさに一歩ずつ後退せざるをえなかったのだろうなぁ。選挙当日までもっと勉強しようと思うけど、民主党の対案はもっと違和感あるので難しい…。

昨晩は22時すぎまで長時間会議でメシも喰えず。案件をこなしているだけですぐ深夜になる。わりと強い意志を持って「夜は帰る!」と思わないとまた30代のころみたいに残業キング生活に逆戻りだ。強い意志で、夜は、帰る!

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日本の借金時計

2005年08月31日(水) 10:26:57

ようやく「石垣以前」の体重に戻した。どちらにしてもここ2ヶ月ほど夜遊びなどは封印して原稿書きなどしようと思っているので体重は自然に減る予定だったのだけど。お誘いいろいろお断りしていてスイマセン。

大事な選挙が公示されましたね。
私見を出して以来、賛否両論をメールでいただいております。こういうのもいままでの選挙にはなかったこと。関心の高まりを肌で感じます。もちろん郵政問題だけが重要ではないとボクも思います。でも要は優先順位だと思っていて、膨大な国の借金(754兆円)をなんとかする第一歩だけでも踏み出さないと国がつぶれる、という想いが強いのですよね。他の問題を二の次に、ということではなく、国がつぶれたら他の問題もなくなってしまう、と。郵政が民営化されてもこの「1分間で3〜5000万円ずつ増えていく借金」には焼け石に水かもしれない。でも自民党自体を含めて、構造を変える第一歩は踏み出せるのではないか、それがコスト削減に少しでも役立つのではないか、と淡くも切実な期待をしているです。

しかし日本の借金時計を見るだに、すごい借金だ…。借金しているヒトの常として「まだダイジョブ。どうにかなる。というかオレが破産するわけない」とか思い込むんだよね。でも、ある日突然破綻する日は来る。なにせ国の借金額としては「世界一」なんですよ。未知の世界に踏み込んでいる。しかも少子高齢化がどんどん進み、年金や医療費が増えていくのに税収は減りつづける。借金を減らすにはコストを下げて収入を上げる。これしかない。そういう意味で次の世代に日本を残すために増税もやむなしとボクは思います。真剣にコスト削減(民営化などの財政改革)と収入アップ(税収アップなど)を考えないと、日本はマジで…。

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ホリエモン vs しずかちゃん

2005年08月24日(水) 7:15:11

沖縄に数日行くと、帰ってから同じ日数分リハビリせんと復活しない。今回は四日間行ったから火水木金(つまり今週いっぱい)は心ここにあらず。大ポカしないように慎重に仕事をこなさなければ。

石垣島に行っている間に、堀江貴文氏が出馬して亀井静香氏とガチンコするわ、新党日本というダサイ名前の党はできるわ、選挙系の動きが様々に。

しかし「ホリエモン vs しずかちゃん」って、出来杉(笑)。ただね、これって「いろいろトライしようとする青い若者と、若者のやろうとすることをまず否定にかかる頭の固い上司」という多くの会社で起こっている構図そのもの。若者のやることは危うそうに見えるだろうが、若者がもっとトライ&エラーできる国にならないと日本に未来はない。堀江氏はピエロ役ではあるが、ピエロ役とわかりつつ買って出て古い構造を変えようとするのはかなり勇気がいることだ。斜に構えて冷笑している方がどれだけ楽なことであるか。ボクはある意味尊敬するし、支持する。

新党日本の発足会見を見たが、ああいう演出が「若さ」と思っている時点で時代から相当ズレている。もう政策や主張だけではヒトの心が掴める時代ではないことを知るべきだ。あれが例えばスティーブ・ジョブズのような美しくもカジュアルなプレゼンテーションで行われたなら、いったいどれだけ新鮮な期待に満ちることか。そういう空気を今ほど渇望されている時はないのに、惜しいことである。

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コンドイビーチくらいは行きたい…

2005年08月19日(金) 6:13:23

と、いうことで、石垣島に4日ほど行ってきます。

泳ぎもせず、肉ばっかり食べる取材旅。コンドイビーチくらい一回くらい行きたいなぁ…。

あっちでネットにつなげない可能性が高いので(つなげてもつなげないかも)、しばらく休むかも。お休みの間のお慰みに、ココとかココとかココとかココとかココとか。特定郵便局の恐怖。tnochさんからのタレコミ。ありがとうございました。

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郵政民営化をわかりやすく理解するために

2005年08月14日(日) 11:30:12

いろんなところでコピー&ペーストされている「コイズム」の抜粋。
ボクも無断でコピペします。10年前の小泉純一郎の主張である。実にわかりやすいので、郵政民営化がまだわからんと言っている方は読んでみてください。彼はずっとこういう主張をしてきている。
なお、この中の「財政投融資制度」は2001年に一応改革されましたね。でも「政府保証債」や「財投債」という闇制度は生き残っていて、本質的には変わっていないと言う人も多いようです。

これと合わせて、この前の小泉首相の演説(これも非常にわかりやすい)を読むと、少なくとも小泉側の主張(理想論)はすべて理解できます。ただし、実際の法案は理想通りには仕上がっていないらしい。だから反対派や民主党が「必ずしも民営化に反対ではないが、この法案はもっと練り直す必要がある」とか突っ込むのだけど、ボクは「やらないよりマシ」と考えます。彼ら反対派が練り直す気がまるでなく、うやむやにしようとしているのは見え見えだし。

++++++++以下、ボクの責任において無断コピペ++++++++

「コイズム」小泉純一郎(著)より抜粋↓
(小泉純一郎本人が1995年から1997年まで「ヤングマガジン・エグゼクタ」に連載した記事をまとめたもの)

 今、この国の借金がどれだけあるか、知っているかな。恐ろしいくらい膨大な金額にふくらんでしまっている。例えて言えば、カード地獄にはまって、月々の返済をするために新しいカードをどんどん作っているような状態。巷には先のことを考えずにカードでやたらに浪費している人がいる。
 今の日本はそれと同じだ。国債の利子を払うために、新たにまた国債を発行しようとしている。借金を借金で返す地獄のパターン。しかも、払っているのは利子だけだから、元本は全然減らないわけ。こんなことを続けていたら、はっきり言ってキミたちの将来は絶望的だよ。キミたちが僕たちくらいの年になったとき、年金も何ももらえなくなってしまうだろう。どうするか。財政破綻を避けるためには増税するか、コストダウンしかないんだな。こんなご時世に増税なんかできっこないから、コスト削減を強力に推し進めていかなきゃならない。その最善の方法が、行政改革の断行というわけなんです。
 なぜ、郵政三事業の民営化なのか僕が郵政三事業(郵便、郵便貯金、簡易保険)の民営化にこだわっているのは、これがストレートに行政改革に結びつき、しかも、国民にはかり知れないメリットやサービスをもたらすと信じているからなんだ。

 国のムダ遣いを減らすには、多すぎる役所の数を減らせばいい。役人の仕事で民間ができるものは、なるべく民間に回せばいい。郵政三事業のうち、郵貯や保険の分野はすでに民間の銀行や保険会社が参入していることでもわかるように、十分、民間でも対応できる。唯一、民間の参入が認められていないのが郵便事業だけど、これだって、郵便小包の分野ではすでに宅配便が存在している。いずれも役所がやらなくても、民間できちんとできる仕事なんだよ。
 しかも、民営化されれば、そこには競争原理が働いて、コストダウンをはじめさまざまなサービスを国民は享受できる。例えば、郵便小包と宅配便にしたって、どっちが便利で速いかだれでもわかっているし、宅配便は深夜でもコンビニが受け付けてくれるし、頼めば取りにも来てくれる。生鮮食品を運ぶクール宅急便というのもある。郵便局よりもサービスはずっとすぐれている。
 NTTが民営化された例を見ても、ちょっと前までは電話といえば黒電話一種類しかなかったのが、今ではさまざまな機種が出ている。料金引き下げも著しい。郵便事業も民営化すれば、ハガキの値段は必ず安くなるし、さまざまなサービスが受けられるようになるはずだ。

 郵政事業の民営化で、もうひとつ見すごせない大きなメリットは、この動きがあらゆる行財政改革にストレートにつながるということなんだ。
 郵貯や簡保で集められたお金は、資金運用部というところに一括して集められ、各年度ごとに財政投融資資金として、特殊法人と呼ばれる92の公的機関を経由して使われる。この特殊法人というのがクセ者で、ひとことで言えば、役人の天下り先だ。つまり、特殊法人という組織が、実は役人の利権の巣窟になっているんだ。
 なかには、大した仕事もないのに、役人の利権確保のためだけに存在しているところもある。そして、この特殊法人が赤字を垂れ流すから、ますます国の借金が膨らんでしまうという悪循環にもなっている。
 さすがに、この特外法人の見直しは国会でも議論されているけど、遅々として進まない。役所側が、どれもこれも必要だと主張して譲らないんだ。でも、もし「郵政三事業の民営化」が進めば、その原資である郵貯や簡保にメスが入り、行政改革は一気に進んでいく。郵政民営化は、行革の突破口になるんだ。

 「郵政三事業の民営化」がなぜ進まないのか。まず第一に、郵政省(現・総務省)の抵抗だね。加えて、政治家も反対する者ばかりだ。

 郵政省は、郵便事業を民営化したら「信書の秘密が守れない」「離れ小島など僻地への配達は民間にはできっこない」と、こう言う。
 果たしてそうか。国民から見れば、宅配便だってハガキだって、いっしょです。
 信書の秘密というが、ファックスやメールがこれだけ普及して、みんな自由に通信文をやりとりしているじゃないか。
 ハガキの配達にしたって、すでに年賀状はアルバイトが配っている。民間人だって、信書の秘密は守れるんだよ。離れ小島への配達が民間に無理ならば、そこだけを国が助けてやればいい。それを民間ではダメというのは、恐るべき官尊民卑の思想だ。こんな役所がマルチメディアを管轄するのかと思うと、ますます暗たんとした気持ちになってくる。

 政治家にしても、自民党は特定郵便局、社会党は全逓(旧郵政省職員の労働組合)の組織票を失うのが怖くて反対しているけど、ついこの間、ヤマト運輸の労組が僕を応援したいと言ってきてね。仰天したよ。労組といえば、社会党や民社党の応援団だったのに、自民党の僕を応援するというんだから。つまり、政治は今、それだけ流動化しているし、従来のような社会党イコール労働組合という図式すらファジーになってきたということなんだな。政治家は支持団体の顔色を伺うのではなく、国民の利益のために言いたいことを言えばいい。
 そうしたうえで、人物本位、政策本位での支持を求めればいいんだよ。

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国家公務員なのに世襲制?

2005年08月13日(土) 13:12:29

夜、岩田守弘さんの実家で、奥さんのオリガさん(ロシア人)のロシア手料理をいただく。
ビーツのサラダから各種ピロシキ、ボルシチやロシア風肉じゃが(と勝手に命名)など、どれもマジで美味。参加者たちから歓声が上がる。いや〜本物のロシア料理はマジうまい。滋味豊か。ロシアに行ったことない人たちはボルシチのあまりの違いに驚いていたようである。
酒はロシアのシャンパンから始まり、ウクライナのガリルカという酒まで。ガリルカは唐辛子のリキュールなのかな、胃の腑にボッと火がつく味。わりと強め(40%)。乾杯&一気飲みをロシア式に8回ほどしたが、なぜか今朝には残らず爽快。他の参加者がどういう惨状だったかは知らないけど。


郵政民営化について、いろんなメールあり。
ブログを見回ってもすごい勢いで議論されているのがわかる。いいことだ。自分の意見を書こうとするとそれについて考え、整理する時間が必要となる。その効果、計り知れず。

それにしても「民主党の支持母体&集票組織は郵政労組であり、だから郵政民営化に反対せざるをえない」とか、「特定郵便局長は国家公務員であるにもかかわらず、なんと『世襲制』で、どんなに暇でも平均1500万円ほどの収入があるらしい」とか、いままで一般に知られにくかった事実が、すごい勢いで常識化していっているのを感じる。

特に後者など、わかってくればくるほど脱力感強し。

・全国に2万5000ほどある郵便局の約3/4は特定郵便局。
・特定郵便局長は、国家公務員にもかかわらず、世襲で引き継がれる。
・特定郵便局の建物は、ほとんどが特定郵便局長の家。つまり、特定郵便局長は建物を「時価」で国に貸し付け、賃貸収入まで得ている(平均して年間約450万円)。
・それとは別に光熱費などの維持費用に年間500万円近いお金が支給され、多額の「営業歩合給」(郵貯や簡保の獲得報酬)まで支払われている。国家公務員なのに!? 年間数千万円の歩合給を得る局員もいるという。
・仕事は、地域にもよるが、民間会社に比べりゃ相当ヒマらしい。

こんなおいしい職業があったとは!
っていうか、世襲制って…。歩合給って…。
で、特定郵便局長は「全国特定郵便局長会」つうのを組織していて、このめっちゃおいしい既得権益を守るべく必死に活動しているのだな。彼らは選挙において100万人の集票能力を持っていると言われていて、郵政民営化反対勢力の方々はそのお世話になりまくっているんでしょうね。なるほどね。

別に特定郵便局長が悪人なわけではない。そういうシステムだったからそこに乗っているだけだろう。でも、さすがにさ…。

民間人にやらせてくれよ。もっと効率的にやるからさ。

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日航機事故から今日で丸20年

2005年08月12日(金) 8:29:25

日航機事故から今日で丸20年。
ボクが直接知っていた方が3人も乗っていて、あの夏はお葬式ばっかりだった。日航機の不具合がいろいろニュースになる昨今。あの事故の教訓をきちんと活かしてくれないと彼らが浮かばれない。頼むよ。

昨晩は男3人でスッポン鍋。丸鍋は久しぶり。無駄に精力がついた気がする(笑)。昨晩のスッポンはある大きなたくらみ(本業系)の第一歩。数年がかりの大プロジェクトのための密談第一回。記録のためにココに記しておく。

昨日書いた私見について。
「じゃぁこれについてはどう考えますか?」「ここは違うんじゃないですか?」「こうなったらどうする気ですか!」など、いろいろご意見ありがとうございます(賛同意見も多数ありがとう)。この件、マジでボクは門外漢なので、ボクに聞かないでくださいね。論文出したわけじゃないんですから。ご自分で考えるキッカケにしてください。

ただ「他にもっと大事な問題が山ほどある」という意見がありますが、郵政民営化は(この機会を逃すと永遠に出来ないかもという意味で)優先順位的に一番高いのではないかとボクは思っています。
アメリカ追従、靖国参拝、自衛隊派遣などの問題の重要性はわかっています。いまが「戦前」ではないか、という空気のやばさも痛いほど。でも、それらは「小泉だから」だけではない。いろんな要素が絡んでいる。でも郵政民営化は「小泉だから」できる。

決して小泉礼賛論者ではありません(決して)。
でも、国の借金額を思うたびに、何かしないと子供・孫・ひ孫の世代で日本は破綻するのでは、と、いても立ってもいられない感覚に襲われます。経済に行き詰まったときに戦争が起こりがちなのも歴史が証明しているし。

国政選挙の一番のテーマが郵政民営化というのはいびつに思えるけど、財政問題的・構造改革的にはわりと将来の分岐点だと思えます。中途半端な改革でも、現郵政体制が存続するよりはマシ。理想の改革を目指すべき? 中途半端に妥協した改革案すらこうして紛糾するんだから、理想なんて絶対無理だと思う。

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郵政民営化 私見

2005年08月11日(木) 8:13:51

ええとですね、質問が来てるのでボクなりに超簡略化してみます。専門家ではないので細かいところは適当。あとはいろんなサイトを見て調べてください。

まず、我々が預けている郵貯・簡保の莫大な資金(350兆円!)には政府保証っちゅうのがついていて、国債とかの安全資産にしか使えないわけです。国を信用して預けてくれたお金を危険な投資には使うな、ってこと。

そういうこともあって、ほとんどのお金を特定の公的分野にしか融資できないわけですね。
で、公社公団そして特殊法人など「悪の温床」へ垂れ流す。んでもってカネ余り。そこに族議員がドワッと群がる。利権が起こる。既得権益を守るために何でもする。と……あぁ日本の悪構造のほとんどがココにある!

というか、我々国民が預けた莫大なお金が、闇でめっちゃ無駄遣いされてるわけですよ。無駄使いどころか民間の健全な経済活動をジャマすらしてた。バカヤローなわけです。

郵政民営化すると、シンプルに言って、闇で淀んでるその350兆円が民間に流れはじめるんですね。
経済活性化はもちろん、国が株を売れば史上空前の財政赤字を穴埋めすることもできる。つまり増税をふせぐ遠因にもなる。
んでもって、40万人(国家公務員全体の3割!)の郵政公社公務員が民間人になる。税金で食わせなくていいどころか、民間団体となって税金を払ってくれる。地方財政などにも効く。
そしてそして、上に書いた「悪の温床」にお金が流れにくくなる。族議員が飢える。既得権益が崩壊する。古い自民党守旧派(他の党の守旧派もね)も崩壊し始める…。

民間と健全な競争が起こる上に、経済が活性化され、財政赤字が埋まり、増税ふせいで、財政収入ふえて、悪人が撲滅されるわけですね。いや、イイトコロばっかり都合良く並べればさ。

小泉首相が「改革の本丸」と言って解散まで断行したのは、郵政を民営化するだけでこれだけ「変わる」可能性があるから。
彼は、郵政民営化など誰一人主張してない時代から、ずっとこれを主張していたわけ。わけわからん首相ではあるけど、この点は筋が通っているし、ボクは大賛成ですね。「殺されてもいい」と発言するくらい彼はこれに賭けている。そのくらいの意味はある、と。

実際の法案が妥協の産物のようになっていようが、まずは一歩進むべき。つか、やらないよりマシ。否定されたらまた数十年変わらない。その間に国の借金はもっともっとふくらみ、日本は破産の危機を迎える。
というか、史上稀に見る独断専行を最高権力者がやってもこの程度の改革ができないとは。小泉が退陣したらマジで永遠に改革できないぞ!

過疎地の郵便局がなくなる、とか、郵政は国営にするのが国民のため、とかいう反対派の詭弁にまどわされないように。
わりと21世紀の日本がかかっていると思うです。
反対派は郵政民営化されると「個人的に困る」だけ。支持基盤とか既得権益とかね(中には理想論に固執した志高い人もいると思うけど、やらないよりマシ、という柔らかさがない)。民主党だって有効な代案を出さずに反対しているしな。

とまぁ、ボクの私見ゆえ、間違いや勘違いもあるかも。あとは各自考えてみてください。でもね、最後のチャンスかもしれないとボクは危惧するなぁ。

ただ、ラッキーにも、この決断が「国民の一票」にゆだねられたわけですよ。いつもみたく「密室による妖怪的うやむや」ではなく、正々堂々、我々の手にゆだねられた。

そういう意味で、めっちゃ大事な選挙ですね。近来になく。

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軽井沢から帰ってきた

2005年08月10日(水) 6:33:43

軽井沢から帰ってきた。朝晩のひんやり加減が天国のようで満喫。切羽詰まっているわりにはなかなか進まない原稿も軽井沢でちょっとだけ前に進むことができたし、今回のレストラン(「無限」と「ピレネー」)は軽井沢には珍しく当たりだったし、林の中のサイクリングは相変わらず快適だったし、レンタカー借りて遠出した軽井沢マウンテン牧場も娘に好評だったし、もちろん寮は激安だったし、まぁ家族の休日としては100点に近かったのではないでしょうか。

軽井沢マウンテン牧場では、とうもろこしやトマト、ナス、キュウリなどの収穫体験ができるのだが、こういうのも10歳児には貴重。とうもろこしをもいだり、トマトを切り落としたり、キュウリのトゲに驚いたり。大事だよね。おまけにトラクター運転体験やらキャンドル作り体験やら。手作り感溢れるシャビーな施設ではあるのだが、アスレチックもあるし動物とも遊べるし、子連れ組にはおすすめです。

午前中は寮の部屋でひとり原稿を書いていたのだが、郵政関連法案否決やら衆院解散やらのニュースで相当気が散った。というかですね、郵便局長会とか郵便労組の圧力ってすごいんだなと。国民の代表のくせに私怨で態度を決める輩って多いんだなと。国の将来より自分の立場なのだなと。いや、そうとは思っていたけどさ。小泉首相が人気絶頂のときは尻馬に乗って郵政民営化が党の公約になるのも黙認したのにな。首相は首相になるずっと前から一貫して郵政民営化を主張してきたわけで。

ボクは解散支持。ぐちゃぐちゃのあげく密室でわけのわからない決まり方をするいままでのパターンの数百倍よい。そう思わん? 法案の出来はわるかったみたいだし首相の態度もイマイチだったが(歴代の総理に比べりゃマシな方と思うけど)、まずは一歩、国の経済活動健全化のために前に進まないといけなかったと思う。この程度の改革も日本は無理なのか、と、脱力。

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数年後、選挙も変わるかな

2005年07月03日(日) 9:47:53

朝7時すぎに夫婦&犬で東京都議会議員選挙へ。
ブログが一般普及して初めての大型選挙だが、ブログやネットを効果的に利用した候補者は特に見当たらず(ブログを書いてる人はもちろんいるけど、そこ止まり)。衆院参院選挙レベルにならないとわからないけど、日本社会においてネットで政治の流れが起こるのか、疑問な部分も大いにある。アメリカや韓国の先例ほど盛り上がらない気がする。ただ、ネットを使える団塊の世代が数年後一気に引退して暇を持て余したら少し状況が変わるかも。イヤあの世代は結局ダメでしょうと言う人もいるけど、競争ばかりしてきた世代ゆえ、暇は必ず持て余す。反体制の血が再び騒ぐ可能性もあるし。

夜7時からはNHK教育TV「トップランナー」。今晩は島唄唄いの大島保克氏が出る。ライブを二度見て、ご飯を一度ご一緒したことあるけど、素晴らしい唄声とお人柄。ぜひご覧くだされ。

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言えない空気

2005年02月14日(月) 11:55:30

微熱止まりなのでコールドかな。でも体中の節が痛い。んでもってダルい。胸もワシャワシャする。久しぶりの感覚。そういえばずっと風邪などひかなかった。

韓国との関係を娘に説明するのに、自虐史観に基づいてやっているわけではないのでご安心を。わりと平等にいろんな説を話すようにはしています(幼い頭では混乱のもとだろうけど)。「パッチギ!」がどっちに転んでいるのかは問題ではなく、あの映画はひとつのキッカケ。
このサイトのぢぢ様の話は知りませんでした。メールで教えてくれてありがとう。わかりやすいしとても参考になりますね。知らない方はぜひご一読を。

というか、北朝鮮だの在日だのを字面にしただけで妙にエキセントリックな反応があるのはどうしたものか。
こうやって「言えない空気」というのが少しずつ醸成されていき、戦前のような不自由な言論になっていくのだろうな。そして敵国が公然と形成され、ちょっと立ち止まって考えようよと主張する者は非国民だの左翼だのと感情的に非難され、一気に戦争……かもね。すでに北朝鮮はほとんど公然敵国的だし。客観的な試論を書いただけで激烈なメールが来そうだもん。書かないけど。

いまはブログという草の根言論界があるから戦前とは違う、みたいな論もあるけど、いやいや大方のブログは弱っちいと思うな。コメントやトラバやメールで激烈非難されてそれでも粘り強く続けていけるかどうか。サイト管理者の死屍累々を見て来てるせいもあって、そのへん悲観的。それどころかブログのつながりで一気に過激な世論へと高まるのではないかとすら思っていたり。

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批判するには当たらない

2004年10月27日(水) 11:56:08


被災者の涙を撮りたいがためにデリカシーのない質問をするアナウンサー(死んでくれ)。あげく孤立地域に入り込み自衛隊に救助される報道関係者(迷惑すぎ)。ネコの手も借りたい時に人員を引き連れてパフォーマンスのために現地視察する政治家たち(邪魔なんだよ!)。それを政治的アピールに利用する民主議員(醜すぎ)。んでもって視察報道が民主より少ないとクレームつける自民議員(レベル低すぎ)。TVの安否情報を利用してオレオレ詐欺や義捐金詐欺をする人非人ども(言うに及ばず)。

今回、小泉首相は4日目に現地に入った。でも現地に入るのが遅いと岡田議員や田中議員が政治的批判するには当たらない。早く現地に入るなら村山首相でもできるのだ。
阪神大震災当時、村山首相は2日目に現場に入ったが、これには大変迷惑な部分があった。なんだあのパレードのような視察は。現地では怒っていたぞ。しかも村山首相は初動を間違った上で現地入りしたのだ。自衛隊の支援伺いを拒絶し、海外の支援も拒絶した(オレは忘れない)。それでいったい何人亡くなったと思っている。現地になんか入って救助の邪魔をせず、東京にいて的確な指揮をとるべきだったのだ。
今回ももちろん万全ではない。反省すべき部分はたくさんあるだろう(官房長官も認めている)。でも地震発生36分後には自衛隊のヘリが出動していた。仮設住宅着工も早い。首相は外にいて的確に総指揮をとることが仕事なのだ。現地入りする暇があったら他にやることがいっぱいある。

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筋を通すことこそ

2004年08月24日(火) 9:38:18


米軍ヘリ墜落&飛行再開問題に相変わらず小泉首相は無言。わが国の代表者は自ら抗議する必要なしと考えているようだ。日本の領土内に他国軍隊のヘリが墜ちたのよ。現場検証も出来ず地元の抗議も受け入れられず飛行再開よ。こうなったら国会議事堂に墜ちても同じ対応をしてほしい。それでこそアメリカの属国。立派な植民地。筋を通してくれ。筋を通すのこそ代表者の仕事であろう。

ハリーポッター原書読み、タイムリミット(日本語版発売)まであと8日。必死。あと200ページ弱ある。ううむ。終盤えらく難しく、ボクの英語力では筋を追うのがやっと。つか、追えてるのか?

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これが東京大学敷地内だったら大騒ぎ

2004年08月17日(火) 7:53:32


昨日は岩田さんのT-FM生放送出演だったのに、せっかくそれをブッキングしたのに、ここに告知し忘れた! ダメじゃん。がっくし。でもいいインタビューだった。聴いた方いらっしゃるかなぁ。坂上みきのビューティフル。13時15分くらいから20分間くらいだったのだけど。

ええ、書こうと思ってました。ちょっとこのごろ政治ネタは控えてきたのだけど、これはあんまりだ。
沖縄国際大学敷地内に米軍ヘリが墜落炎上した事故。県警に現場検証・差し押さえをさせず、米軍が独自に調べて撤去する、という近来稀に見るひどい横暴。日本政府も建前的対応のみ。ねぇ、日本の大学敷地内に墜ちたのですよ。死者が出なくて本当に良かったけど、調査もできない日本って何なのでしょう。調査もさせないアメリカって何なのでしょう。それを黙認している政府って何なのでしょう。こういうのこそマスコミは糾弾すべき。というか、国内に他国の海兵隊ヘリが墜ちたのに現場検証もできないってことはまさに「独立国ではない」ということで、独立してないならアテネの応援も意味ないじゃん。アテネに騒ぐならコッチも騒げ。

実質的に日本は独立国でないこともわかってるし、日米地位協定が1960年に調印されている以上仕方がないこともある。アメリカに守られている方が安全だという考え方もある。でもそこに一石投じないでどこに投じるマスコミよ。これが東京大学敷地内だったら大騒ぎするでしょうに。

それにしても沖縄には迷惑かけっぱなしだ。こんなに沖縄好きな人が増えているのにこの手の話になると他人事。沖縄旅行から帰ってきたばかりのヒトにこの事故の話をしても「あぁアレね。あったねそんなこと」くらいの感想しかない。もう少し当事者意識を持てないものか。自戒を込めて。

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選挙に行けるという夢のような幸せ

2004年07月11日(日) 7:37:08


今日は参議院議員選挙!
ボクの一票が国政を変える、なんてことは思わない。でも、ボクは選挙をさぼれない。申し訳なくてさぼれないのだ。平等に分け隔てのなく一票を投じられるようになるために、いったいどれだけの血が流されてきたか。普通に選挙に行けるという権利を得るためだけに、人生の大半を費やして闘った人たちがどれだけいたか。国民が皆平等に選挙に行ける、という今では何でもないことが、昔は夢の出来事だったのだ。机上の空論に近い理想論だったのだ。選挙に行かないことは、その理想を現実化してくれた先人たちの努力や命を無にする。そんなことはボクにはできない。

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明日は選挙

2004年07月11日(日) 1:07:39


今年で最後になるかもしれないセパ対抗によるオールスターを観つつメシ喰ってるうちにメールいろいろ。激しい非難がまた多い。ずっとさなメモで書いてきた北朝鮮拉致問題に対するボクのスタンスの延長線上で書いているつもりなので、長く読んでくださっている方からは理解・賛同のメールも届いているのだけど、それらを読んでいない方にとってはとんでもない意見に読めたようで。

報道も我々の思考も、拉致された人たちのあちらでの数十年の人生を(結果として)否定する言説になってはいないだろうか、という視点を投げかけたかっただけなんだけど、ボクも誤解うけやすいような表現で書いているかもしれない。達意の文章で書けず申し訳なし。

今晩は少し涼しい。明日は選挙。朝早く行くつもり。寝よう。

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陥りやすい思考図式

2004年07月10日(土) 17:38:05


ボクは、拉致被害者=可哀想、という思考図式にはまりがちな自分を戒めてるわけで、拉致も考えようによっては幸せさ、と嘯いているわけではないということはご理解ください。
拉致を被害とか不幸とか決めつけて考えていくと、結果、拉致された方々、そしてご家族の人生を「被害を受けた人生」「不幸な人生」と決めつけることにつながる。それは本人たちにとって非常に侮辱的である。人はそんなやわではない。

もちろん拉致は被害であり不幸。間違いない。
でも、それは客観的な第三者が客観的に語ることであって、本人たちにとって、それは「自分の人生そのもの」。幸せを求めていいたった一回の人生そのもの。それを外部が「被害の人生」「不幸な人生」「なんて可哀想」と決めつけることの傲慢さ、そしてそういう思考に思わず入り込みそうになる自分を反省しています。

もしボクが拉致されたとして、娘が「被害の結果として生まれた子」と世間から見られるのは我慢がなりません。被害だ不幸だという論ばかり発展させていると、本人たちのそこらへんの気持ちに鈍感になっていくなぁ、それはよくないなぁと感じたのでああ書いたのです。

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不幸だと決めつける傲慢

2004年07月10日(土) 12:21:37


もし拉致されなかったら曽我ひとみさんはあの愛するご家族を持ち得なかったのだ、あの娘さんたちは存在すらしていないのだ、ということに想いを馳せるとき、拉致を「被害」「不幸」と一面定義して思考停止する己の浅薄さに気がつく。娘さんたちの視点に立つと「お母さんが拉致されて良かった」であり、曽我さんにとっても娘さんたちは掛け替えのない幸せの象徴だ。本当に愛せる家族を手に入れること以上に幸せなことはこの人生にそんなにない。そういう意味において、曽我さんにとって拉致は幸せの側面を確かに持つ(たぶん蓮池さんや地村さんにとっても)。もちろん彼らのご両親にとっては一方的被害・不幸だが、彼ら本人にとっては被害・不幸だけでは語れない側面があるわけだ。政治的な側面や人さらい被害の側面のみで語るとそれを忘れがちになり、何よりも大切にしなければいけない本人たちの気持ちに鈍感になりがち。そんなこんなで自分を戒めるここ数日。

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ボクは一票を投じつづける人生を選ぶ

2003年11月11日(火) 18:20:15

たしかに投票は義務ではなく権利だし、棄権も権利のうちだし、投票率100%の某国がある意味いびつなのはわかる。でも、棄権するなら白票で主張してほしいし、投票率100%がいびつだからって、低い投票率が健全とは言えないだろう。って、まぁいいや。ボクは生真面目に明日を考え、迷いとまどった末に一票を投じつづける人生を選ぶ。それだけのことだ。

昨日も今日も会議の嵐。頭が飽和状態。処理能力オーバー。んーなにかやらないといけないことで忘れてることがあるぞ。と思い続けて一日が終わる。残尿感に苛まれる毎日。あー今日も先が長いぞ。

急に「海外移住もいいな」と思い始めた。自己矛盾している気もするがまぁいいや。英語を勉強するモチベーションにしよう。

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ボクはキミが嫌いだ

2003年11月10日(月) 7:42:37

星野監督ではないが、たった2,3年で結果を出すのは無理である。特に日本は重病だ。ここはもう少し忍耐して小泉内閣を見守るべきところかもしれない(戦争に対する認識は別として)。

一方、頭でっかちでいっぱいいっぱいに見える民主党だが、地位は人を作るというように、政権を取ればぐぐんと成長し、濁りきった沼を少しはきれいにしてくれるかもしれない(そしてまた濁るとは思うが)。頼りなく見える部下を部長にしてみたら大化けするのはよくある話だし。

アメリカは二大政党だが、共和党と民主党の政策の違いはほとんど誤差の範囲のように外からは見える。というか、様々な人間が生きているのにふたつの大きな政策組織にくくられてしまうのってどうなんだろう。5つも6つもある方が健全な気もしてくる。
とはいえ、二大政党の方が政策論争になりやすくボクとしては好ましい。でも、一度民主党に政権を取らせないと本当の二大政党制とは言えないだろう。そうしないと民主もキレイゴトばかりをマニフェストにするだろうし、自民も民主をなめて、腹をくくったマニフェストを出さないだろう。

選挙結果は別として、戦後二番目に低いという59.86%という投票率はなんだ? 呆れて物が言えない。がっくり疲れが出る。ネット社会になって人々の当事者意識がずいぶん高まったと体感していたのだけどなぁ…。
投票に行かなかった人はマジで社会がどうなっても文句を言うなよ。 ボクはキミが嫌いだ(きっぱり)。

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21世紀初めての総選挙

2003年11月09日(日) 9:21:05

朝7時台に犬の散歩を兼ねて投票に行ってきた。朝7時から投票所が開いているということは、中で働いている人たちは5時前から準備しているということ。ご苦労さまです。
今日は21世紀初めての総選挙日。雨が降ろうがなんだろうが、みんな、選挙、行こうな。事情なく選挙に行かないヤツに生活がどうだとか景気がどうだとか戦争がどうだとか言う権利はないとボクは思う。そういうヒトは、ただ黙って文句を言わずに生きていって欲しい。 つか、投票は国に所属している人間の義務なので、投票をさぼるヒトは国からのさまざまな恩恵すら受けてはいけない(極端か?)。
ロスから「Tokyo」のガイドブックを数冊買ってきて読んでいる。これ、英語勉強にいいかも。それにしても唖然とするのは紹介されている東京のレストランの選択のひどさ。茫然自失とする。こんなレストランで食べてツーリストたちが帰っていくかと思うと国辱ものかも(これまた極端?)。

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「戦前」のシグナル満載

2003年06月17日(火) 8:55:53

ナショナリズムの静かなる台頭、どさくさなる有事法と個人情報保護法、仮想敵国の存在、閉塞感ある社会、大不況、人心荒廃……まさに「戦前」のシグナル満載。いまが戦前でなくしていつが戦前だろう。心のどこかで「まさか」と思ってはいるが、もう止められない流れに入った気もしてくる。政府の経済無策も単なる「戦争特需待ち」なのではないかと疑われてくる。

日本は平和憲法を持ってはいるが、朝鮮やベトナムやインドネシアの悲惨な戦争の特需で急成長してきた。自ら手は下してないよと偽善平和面してアメリカに物品を提供し甘い汁だけ吸ってきた。それが国際政治なのだとはいえ、なにが平和憲法なのかと思えてくる。徴兵制度がないという見た目に惑わされて「日本は平和」と威張っているが、他国の有事にすがって生きてきた。日本はずっと間接的有事だった。直接的有事に関わるのを避けてきただけ。偽善。どうせ偽善なのだから、偽善を思い切りやり通して「善」に変えてしまうしかないと思うが、その辛抱もないらしい。
間接的有事に乗ってにわか成金となった日本は、品格が伴わないまま大国と自らを称し、世界の土地を買い漁り、母国の豊かだった自然も人心も誇りも荒廃させたあげく、勝手に破産した。あげく破産後の哲学もなく、また「あの頃の成金状態に帰りたい」と願っている。

Rainy days and mondays always get me down♪とカーペンターズは歌ったけど、マジで雨の日と月曜日はろくなこと考えないね。昨晩はホント疲れた。考えれば考えるほど日本は最低なんだもの。絶望はしないが、打開の糸口が見つからない。自分が当事者であるだけにタチが悪い。
マイナス思考もここら辺にしてなにか楽しいことを考えよう。

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すぐ隠す体質が変わってきた?

2003年05月19日(月) 7:56:22

厚労省は、SARS感染台湾医師による関西旅行の際の訪問先をホテルやレストランに至るまで公表した。ここまでちゃんと対応するのって日本では珍しいね。「風評などで自治体や店側が困るから隠す」みたいな対応をしがちな行政だけど、逆にこうして理性的に発表する方が安心感が出る。すぐ隠す体質が少しでも変わってきたのがうれしいところ。ホテルやレストランは一時大変だろうが、きちんと対応することで逆に安全イメージが醸成され、客は信頼感を高めるだろう。
国民側も理性的に対応したい。SARSウィルスは常温では2日間しか生き延びないと専門家は言っている。医師が来日したのは8日だ。もう10日も経っている。その後徹底的に調査・消毒が行われていると思うので、あとは従業員などに感染の兆候がなければ、ほぼ安全だ。つばなどに直接触れなければ感染可能性低いというし、手洗い&うがい励行で冷静に乗り切りたいところ。

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地方が変わることは確実に全体に影響を及ぼす

2003年04月13日(日) 11:10:25

今日は統一地方選挙投票日。
今回、テロや戦争や平和や子供の命や将来について少しでも考えた人は、そこで思考停止せず、ちゃんと選挙に行こう。アメリカだってイラクだって日本だって地球で見たら一地方。地方が変わることは確実に全体に影響を及ぼす。地方選なんてってバカにせず、ちゃんと出かけよう。

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政治に対する見方がずいぶんシビアになる

2003年03月13日(木) 9:53:40

集中して、一気に確定申告終了。ふぅ。
ボクはサラリーマンだけど、原稿収入があるので確定申告が必要なのだが、ちゃんと税金を払っている実感ができるので確定申告はサラリーマン全員がやるといいなぁ。それだけで政治(税金の使われ方)に対する見方がずいぶんシビアになるし、意識も高くなる。意外とこんなところから根本的改革が起こるものだ。どこかで「サラリーマンでも確定申告する方法がある」と読んだことがあるし。

さて。今晩は KISS in BUDOKAN !!
DEUCEでオープニングか、DETROIT ROCK CITYでオープニングか、どっちだろー?? 今回はピーター・クリスが来ているのがうれしい。エースはいないらしいけど。

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敢然と戦争ができない国で結構

2002年11月03日(日) 10:24:45

平蔵骨抜き案をどう思うかと聞かれたら、その骨抜き過程を知るにつけ「また同じことの繰り返しか」という失望感に生ぬるく満たされる。なにが正解か誰も正確に予測できないんだから、最優先されるのは首相が指名した人が出した答えだろう。彼を信じて進むしかない。もうドカンとやっちゃってよとイライラしている国民も多いのではないか。

ただ、一方で「わりと健全なのかなぁ」とも思う。
いろんな論や抵抗勢力が出てきて「敢然と改革ができない国」というのは、「敢然と戦争もできない国」だ。戦前、追いつめられた日本は、天皇が任命した首相の決断で戦争をおっぱじめた。その決断を支持し一丸となった。そして多くを殺し、多くを殺された。決断力のある体制とは、ひとつ間違えると速攻で戦争できる体制でもある。決断力のない体制を情けなく思いながらも、健全かもしれないと思うのはそういうわけだ。

アメリカの新聞が「日本は大事なことを思い切って決める能力がない」みたいなことを書いたらしいが、あの国は権限が大統領に集中し速攻な改革が出来る反面、理不尽な戦争すらすぐおっぱじめられる危険も内包している。うまく行っているときはいいシステムかもしれないが、悪く使われると最悪なのだ。

とはいえ、調整ばかりして責任をぼかし、先送りで済ます体制がいいなんてもちろん思わない。
先送りせず実行を前提として解決の道を探る。そこに反対意見や議論が猛然と健全に起こる。そしてそれを取り入れる…‥そういう意味で、骨抜き案とはいえ、反対意見も取り入れつつ実行のためのカードをちゃんと切った竹中案を(経済的観点ではなく)支持したい。

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おたおたしてるとブッシュが来る

2002年09月25日(水) 9:46:52

んー、同趣旨のメールが多いのでここで返信。
その後国際情勢にくわしい友と濃く話したりして今たどりついているボクの意見は、北朝鮮外交の最優先課題は「北朝鮮を窮鼠にしないこと」だということ。拉致への補償にとらわれすぎて国交正常化の時期を逸すると、イラクになんらかの決着をつけたブッシュが「拉致を認めたテロ国家」を徹底的に潰しに来てしまう。悪の枢軸発言以降、自称敵国を攻めたくて仕方がないブッシュである。イラクの次は北朝鮮(イラク問題が泥沼になったらなったで世界戦争の恐れがある。これまた怖い)。やばいのだ。で、北朝鮮が窮鼠猫を噛んで米朝戦争になるシナリオは最悪だ。アメリカのフランチャイズである日本はどうなる。テポドン・ノドンが首都東京を爆撃する可能性もある。アメリカから攻められたら北朝鮮は一瞬で破れるかもしれないが、ことが無理矢理であるだけに、再び朝鮮半島は悲しみの声で埋まり反米感情に灯がともる。米軍駐留となったら中国も黙っておらず、東アジアは乱れるだろう。
単純に考えすぎ? でもブッシュが大きく方針を変えない限り可能性は十分ある。また、北朝鮮が内部崩壊して大量難民が韓国と日本