酒 アーカイブ

南仏旅行2013 その5「プロバンス〜ボーヌ〜コート・ドール〜最終日」

2013年9月24日(火) 11:03:47

capelongue6.jpgさて、南仏旅行の残りを一気に書いてしまおう。

今回書くのは6日目7日目。プロバンスはリュベロン地方の小さな村をいくつか周ってボーヌに至り、ボーヌのワイン畑を巡った2日間である。

前日はアンスイ、ルールマランと巡って、ボニューの想い出のホテル「La Bastide de Capelongue」に泊まったのだけど、ボニューの街は訪ねなかったので、まずはボニューの街へ。あ、写真は「La Bastide de Capelongue」のメゾネットタイプの部屋の2階から撮ったもの。美しすぎて家族3人で何枚も何枚も撮ったんだけど、写真では捉えきれないなぁ。

京都好き必読! & ワイン好き必読!

2011年6月23日(木) 9:10:16

ふたりの友人が本を出した。
どちらも超労作。「こういうのを労作というんだよ」のお手本である。

ひとつめは関谷江里さんの「最新京都美味ガイド」(淡交社/933円)。

前作「京都美味案内」も素晴らしかったが(関谷さんの紹介とか本のスタンスとかはリンク先にくわしく書いたのでそちらを)、今回はより素晴らしい。
というか、本当に労作。ボクも「極楽おいしい二泊三日」みたいなガイドエッセイを出しているのでよくわかるが、店を厳選するためにはその数倍の数の店を食べ歩かないといけない。つまり、この本に掲載されている275店に絞るために、いったいどれだけの裏「自腹」調査があったことか(彼女もボクも基本「自腹」である)。すごい量だ。

シャトーマルゴー1961

2011年4月24日(日) 21:16:18

独立のお祝いに、と、やさしい友人が、自分も余裕がないはずなのに、西麻布「Cogito」で食事をご馳走してくれた。

というか、ワインが主役。

1961年(生まれ年)の「シャトー・マルゴー」。

弱さを受け入れて楽しもう

2011年1月19日(水) 8:12:39

今年は50歳だなぁ、と、去年の終盤から意識していたのだが、そのせいもあるのかな、急に酒が弱くなった。

「自分は酒が強い」というのが自分の中で「自分は男である」というのと同じくらい自明かつレゾン・デートル的だったので、これは実にショックである。呆然とする。愕然とする。自覚するだけならまだいい。他人に言われた。会社の後輩に「さとなおさん、酒弱いすね」と言われた。これは参った。さ、酒が弱い? さけがよわい? サケガヨワイ・・・そんな日本語あったっけか?

脳みそが拒否する。自分がサケガヨワイって何?
・・・まぁそれでもワイン1本くらいはまだ飲めるのよ。でも1本半くらい行ったらもうベロベロだ。つか、強調しとくが「バーボンならボトル1本は行けた自分」なのだ。「日本酒だって一升は行けた自分」なのだ。それがなぁ。ワイン1本半でなぁ。なんだかとっても屈辱的だ。

謙虚で後ろめたい美味しいシャンパン

2011年1月12日(水) 7:53:47

去年の11月末くらいだったか、ツイッターで和田裕美さんと話していて、偶然「次の本の脱稿日がほぼ同じ」ということがわかった。

なので、お互いに「じゃあ、年明けのその辺りに『脱稿記念お祝いシャンパン』をしよう!」と盛り上がった。具体的に1月11日に決まり(11/1/11で縁起がいいし!)、その日に向かってお互いに必死にやろうと誓い合ったのである。

11月末から見れば1月11日なんて遠い遠い未来である。
「年末はバタバタだし年始もいろいろありそうだけど、まぁなんと言ってもまだまだ先。なんとかなるやろ」である。「鬼のように書ける日が5日もあれば大丈夫。なんとかなるやろ」である。「調子悪くてもお互い励まし合ってがんばればイイ。なんとかなるやろ」である。伴走する人がいるのは心強い。うん、きっちり書き上げて美味しいシャンパン飲むぞ!

唇に沿って横へローリング

2010年6月16日(水) 12:09:34

昨日帰ってきた高知はお酒の飲み方が恐ろしいところである。

いわゆる「べく盃」と言って、一度手に持ったらテーブルに置けない尖ったお猪口や、底に穴が開いているので指で穴をふさがないと飲めないお猪口(これも飲み干すまでテーブルに置けない)、鼻が尖っているので同じくテーブルに置けない天狗のお猪口とか、なんとも異様な酒盃が揃っている。しかも返盃(返杯)の嵐。相手から注がれたら、自分の盃を飲み干して相手に差し出し、返盃しないといけない。それを最低でも宴会の人数分しないといけない。しかも何度もしないといけない。そりゃ潰れるわ(笑)

まぁなんというか、要するに「酒好きな県民性」ということではあるのだけど、酔わせるのが接待、みたいなところもあるかもね。とにかく客人を酔い潰さないといられないような文化。ツイッターでも「高知はとにかく飲ませられるので注意!」「変なお猪口があるので注意!」「特に高知新聞は異様に飲む社風です!」とかサジェスチョンされた。てなこともあって、一昨日の講演後、高知新聞との夜の宴会はちょっと怖かった。恐る恐るついていったワタクシ。

太田和彦さんと飲んだ話

2010年6月 6日(日) 22:07:41

そうだ、太田和彦さんと飲んだ話を書かなければ。

この日、山本彩香さんとご飯をしたあとのことだった。
夜21時すぎくらいだったかな。同行した方から「友人が太田和彦さんと飲んでいるらしいので、一緒に行きますか?」と誘われた。

実は迷った。「まだ」なのではないか、と。
店とかはそこそこ巡って、経験値も積んで、自分なりの考えも出来てはいる。でも、「まだ」なんじゃないか、と思った。まだ、この居酒屋の大家と飲むのは早いのではないかと。それは、いつか、もっと自分が自分なりに完成したあとのほうがいいのではないかと。

新年初酒

2010年1月 7日(木) 8:24:07

昨晩、ひっさしぶりに酒を飲んだ。

元旦も三が日も、いや、晦日も大晦日も飲まなかったかな。
たぶん28日の仕事納めで「泰明庵」&「トニーズバー」で飲んで以来の酒である。つまり9日ぶり?

つまり、それくらい切羽詰まって仕事&執筆していたわけですね。酒を飲む余裕がこれっぽっちもなかった。大晦日と元旦に酒を飲まなかったことなんてほとんど記憶にないくらいである。喪中だからお屠蘇も飲まなかったし。

毎年恒例のワイン会

2009年11月14日(土) 20:28:52

毎年11月になると岡山から友人の吉田さんが仕事で上京してくる。
で、彼を迎え撃って昔の飲み仲間で集まろうというワイン会が毎年恒例であるのである。昨晩はこの会。2003年から年一回やっているからもう6年目か。仕切りはジバラン時代の盟友、光弘さん。いまは千葉の奥地に引っ越して悠々自適な生活である。毎年この日は泊まりがけで東京まで出てくる。

ワイン会に参加するのももうこの会だけ。超ワイン好きばかりの集まりであるが、マニアックな中にも品の良さがあるのがこの仲間たちの特徴。最近ではマニアックな会とか面倒くさくて参加したくないんだけど、この会はみんな小理屈述べず「うまいものはうまい」系の感想でワハハと笑ってる感じがいい。とはいえサイト上の感想とかはやっぱりマニアック(たとえば安ワイン道場師範の昨日の感想)。この辺のギャップもいいね。

レストランに各人一本ずつワインを持ち込ませていただいて飲むのだが、各人それぞれ何を持ち込むかでセンスが問われる。ボクは決まって白ワインを持ち込むんだけど、今回はフランソワ・コタのサンセール "Les Culs de Beaujeu" 2001を持ち込んだ。前年まではGerard Schuellerのリースリングとかゲベルツとかピノブランとかを持ち込んでた。白ばかり。そう、なんつうか一周して白ワインが好きになったですね。赤より白がずっと好き。このままドイツ方面に突入しそうな予感がするくらい、白を飲んでると幸せだ。

松井秀喜の言葉

2009年11月 6日(金) 12:11:13

松井秀喜のワールドシリーズMVPは会社でリアルタイムで見ていた。
ツイッターでホームランだ二塁打だと次々と活躍がつぶやかれるので「こりゃ見なければ!」と、オフィスのテレビがあるところまで見に行った。最近はどんなニュースもツイッターで知ることが多い。ソーシャルメディアを介してマスメディアに触れることが実に多くなった。そうなるとどうなるか。マスメディアと一般人の発信がほぼ同等な価値に感じられてくるようになる(ある程度その状態に馴れるとだが)。マスメディアが発信者として一般人と対等になる感覚。一般人というのが言い過ぎであれば、影響力ある発信者(インフルエンサー)とマスメディアが対等になった感じかな。

この「対等感」を理解せず、いつまでも「教えてあげる」的な「上から目線」で発信しているのが今のマスメディア。もうあなた方だけが情報強者ではない。そのあたりを心底理解しないと、一般人(特に若者)の感覚とどんどん乖離してしまい、揚げ句の果て「もうマスメディアはいらない」とか言われちゃったりする。そうならないためにも意識変革が必要。ただ、この意識変革、40代50代60代の「上から目線どっぷり型」のマスコミ人には実に難しいことなんだろうなぁ…。

って話がズレたけど、松井の話。
今朝のNHKで松井の単独インタビューを流していたが、インタビュー映像後、アナウンサーが「松井選手は『自分に対して、勘違いするなよ、と言いたい』ともおっしゃってました」と言っていた。松井の言葉で一番好きなのはこれだけど、今回のこの言葉もなかなか響いた。あそこまで行ってまだ引き締めるか。調子こいてしまいそうな自分を諌めるか。逆に言うとそういう態度だからこそあそこまで行けたわけなので、どっちが先かニワトリタマゴではあるのだけど、それにしても、そうか、まだ「勘違いするなよ」なんだなぁ。

佐藤尚之(さとなお)

佐藤尚之

佐藤尚之(さとなお)

コミュニケーション・ディレクター
(株)ツナグ代表。(株)4th代表。独立行政法人「国際交流基金」理事。復興庁政策参与。公益社団法人「助けあいジャパン」代表理事。
大阪芸術大学客員教授。東京大学大学院非常勤講師。上智大学非常勤講師。
朝日広告賞審査員。やってみなはれ佐治敬三賞審査員。
1961年東京生まれ。1985年(株)電通入社。コピーライター、CMプランナー、ウェブ・ディレクターを経て、コミュニケーション・デザイナーとしてキャンペーン全体を構築する仕事に従事。2011年に独立し(株)ツナグ設立。
現在は広告コミュニケーションの仕事の他に、「さとなおオープンラボ」や「さとなおリレー塾」「4th(コミュニティ)」などを主宰。講演は年100本ペース。
「スラムダンク一億冊感謝キャンペーン」でのJIAAグランプリなど受賞多数。
本名での著書に「明日の広告」「明日のコミュニケーション」(ともにアスキー新書)。「明日のプランニング」(講談社現代新書)
“さとなお”の名前で「うまひゃひゃさぬきうどん」(光文社文庫)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「沖縄上手な旅ごはん」「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「ジバラン」(日経BP社)などの著書がある。
花火師免許所持。
東京出身。東京在住。横浜(保土ケ谷)、苦楽園夙川芦屋などにも住む。
仕事・講演・執筆などのお問い合わせは、satonao[a]satonao.com まで(←スパムメール防止のため、@を[a]にしてあります)。